案件探しでFindy Freelanceは使えるのかな?と思っている方向けの記事です。読んで損はないはずですよ。
(スタートアップ企業の案件に特化した、フリーランスエンジニア向けのエージェントのようだな。)
1.Findy Freelanceについての所見まとめ
案件獲得を考える際、押さえるべきFindy Freelanceの特徴
- ユーザーサクセスの手厚いサポートが受けられる。
- スタートアップ企業を中心とした、最先端な事業領域の案件に参画できる。
- 独自開発のGitHub連携によりスキルを数値化し、最適なマッチングを行う。
- 福利厚生プログラムが用意されていない。
- 請負の案件はほとんどない。
- 初心者や経験が浅い場合は、案件を紹介されないことがある。
Findy Freelanceに登録するうえで、押さえておくべきポイント
- スタートアップ企業の案件に興味がない場合は注意が必要。
- 福利厚生面を期待する場合は、他エージェントの利用がおすすめ。
2.Findy Freelanceはどんなエージェント?
Findy Freelanceは、ファインディ株式会社が運営するフリーランスエンジニアに特化したエージェントで、スタートアップ企業の高単価案件を中心に保有しています。キャリア面談後に最短での案件紹介はもちろん、ユーザーサクセスと呼ばれる専任コンサルタントが、単価や働き方の交渉などきめ細かくサポートしてくれます。
また、独自開発のGitHub連携によりスキルを数値化して最適なマッチングを行ってくれるので、客観的に見て、自分のスキルにふさわしい案件を紹介してほしいと考えている方におすすめのエージェントです。
項目 | 内容 |
---|---|
取り扱い地域 | 日本全国 |
面談場所 | オンライン |
取り扱い業種 | メディア系(動画・ニュース・EC)、コミュニケーション系、ゲーム(VR・AR・eSports含む)、広告・マーケティング、クラウド系(含むSaaS)、AI・バーティカルAI、通信、放送。出版、電機・家電(含むIoT)、自動車、電子部品、石油・化学、重工系、インフラ系(ガス・電気)、運輸、鉄道、食品・飲料、日用品、アパレル、小売り、外食、旅行・ホテル、教育、人材紹介、銀行・証券、クレジット・決済・リース、会計、保険、投資事業・投資ファンド、不動産、建設、製薬、医療(含む遠隔医療)、病院、介護、受託開発、ITサービス系、商社、官庁、農・林・水産 |
取り扱い職種 | フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、モバイルアプリエンジニア、機械学習エンジニア、インフラエンジニア、SREエンジニア、クラウドエンジニア、ネットワークエンジニア、フルスタックエンジニア、セキュリティエンジニア、DevOpsエンジニア、データベースエンジニア、データサイエンティスト、データエンジニア、データアナリスト、組み込みエンジニア、ゲーム開発エンジニア、プロダクトマネージャー、 プロジェクトマネージャー、PMO、スクラムマスター、アジャイルコーチ、システムアーキテクト、エンジニアマネージャー、技術顧問、CTO、VPoE、BizDev、Salesforceエンジニア、SAPエンジニア、QAエンジニア、テスター、UXエンジニア、UIデザイナー、UI/UXデザイナー、Webデザイナー、マークアップエンジニア、テクニカルサポートエンジニア、情報システム、SIエンジニア、プロンプトエンジニア、プリセールス、IT講師、オープンポジション、その他 |
案件数 | 非公開 |
特徴 |
|
高単価のスタートアップ企業案件を探すエンジニアにとって、頼りになりそうなエージェントですね。
(いいぞいいぞ。)
3.Findy Freelanceのメリットは?
ユーザーサクセスの手厚いサポートが受けられる。
フリーランスになって間もない方は、「どうやって継続的に仕事を取ってくるか」という点が一番の心配事ではないでしょうか。フリーランス業界の実情や、現在どんなスキルに需要があるのか、どんな案件が参画しやすいのかなど自分で調べることもできますが、時間も手間もかかります。フリーランスの場合は稼働率がダイレクトに収入に響くので、一刻も早く仕事を始めたいという方も多いと思います。
Findy Freelanceを利用すると、ユーザーサクセスと呼ばれる担当コンサルタントが、スキルセットやキャリアプラン、詳細な希望などを丁寧にヒアリングした上で、最短3営業日以内で案件を紹介してくれます。個人的な人脈だけではつながりにくい会社も多くあるので、選択肢を広く持つという意味でもエージェントの利用がおすすめです。
また、保有案件のうちリモート案件が約9割、週1~3日の低稼働案件が5割と、登録者の実現したいライフスタイルに合わせた案件が紹介可能です。Findy Freelanceは特にフルリモート案件を中心に取り扱っているので、自由な働き方を望む方に使いやすいエージェントだと思います。
そのほか、Findy Freelanceの公式サイトには、医療系スタートアップ案件や正社員転換歓迎案件、AI関連プロダクト案件など様々な案件特集の紹介があります。キャリアアップにつながりそうな面白い案件もあるので、一度見てみると良いかもしれませんね。
スタートアップ企業を中心とした、最先端な事業領域の案件に参画できる。
Findy Freelanceは、スタートアップ企業やメガベンチャー企業の自社開発案件を中心に案件紹介を行っています。スタートアップ企業の魅力は、スピーディーな課題解決や、新規事業の立ち上げに伴う基盤システム開発を経験できること、革新的なビジネスモデルに触れられることなど沢山ありますが、新規開発である分、様々な技術的ハードルもあります。
このハードルを乗り越えることで大きく成長したい、会社の限られた範囲での開発に飽きてしまったという方は、フリーランスとしてスタートアップ企業に関わるという選択も面白いかもしれません。メガベンチャー企業の案件もあるので、規模が大きい仕事をしてみたい、大企業の案件を経験してみたいという方にもおすすめです。
また、Go、Ruby、Python、React、TypeScriptなど流行りの言語を用いた開発案件や、IoTやX-Techなど最先端な事業領域の開発案件があるので、新しいことに興味がある方はFindy Freelanceの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
独自開発のGitHub連携によりスキルを数値化し、最適なマッチングを行う。
Findy Freelanceを運営するファインディ株式会社は、GitHubの情報を用いてスキルを診断する仕組みを2022年にリリースしており、同サービスを通じてエンジニアと企業のマッチングを行ってきました。GitHubとは、オンライン上でソースコードを公開・共有できるソフトウェア開発のプラットフォームです。ユーザーのGitHubの公開リポジトリを独自に解析し、エンジニアのスキルを「スキル偏差値」として可視化することにより、ユーザーに最適な案件を探し出します。
これまで自分のスキルが正確に評価されず、紹介された案件がミスマッチだった方や、開発履歴をスキル偏差値として見てみたい方は、GitHubでFindy Freelanceに登録してみると良いかもしれません。
4.Findy Freelanceにデメリットはある?
福利厚生プログラムが用意されていない。
福利厚生については色々な考え方があると思いますが、Findy Freelanceでは特に目立った福利厚生プログラムはないようです。会社員時代、家賃補助やカフェテリアプラン、社内持株会など福利厚生が充実していた方は、フリーランスになった途端にそれらのサービスが受けられなくなるので物足りないと感じるかもしれません。逆に、もともと福利厚生が手薄な会社だった場合や、サービスを積極利用してこなかった方は、フリーランスになっても気にならないかと思います。
フリーランスでも手厚い福利厚生を望む方は、レバテックフリーランスやTECH STOCK(テックストック)がおすすめです。それぞれ独自の福利厚生プログラムがあり、税務関連のサポートを中心に様々なサービスがあります。
請負の案件はほとんどない。
フリーランスとして契約を交わす際、大きく分けて請負契約と準委任契約の2種類があります。さらに準委任契約は履行割合型(業務の遂行にかかった時間や工数に対して報酬が支払われる)と成果完成型(業務の履行によって得られる成果に対して報酬が支払われる)に分けられます。
Findy Freelanceは準委任契約の案件を中心に取り扱っているので、請負契約の案件を探している方にはデメリットになるかもしれません。契約形態が気になる方は、案件紹介時によく確認することをおすすめします。
初心者や経験が浅い場合は、案件を紹介されないことがある。
Findy Freelanceに限った話ではありませんが、エンジニアとして経験が浅い場合や実務経験がない場合は、案件を紹介してもらうことは難しいです。フリーランスエンジニアは潜在能力よりも、現時点で何ができるか、即戦力として使えるような経験をこれまで積んできたかを重視されるからです。
エンジニアとしての経験が浅い方は、まずは会社で働き、独立してやっていけるだけのスキル・経験を身に付けましょう。ほかに、プログラミング講座などのカリキュラム終了後に案件を紹介してもらえるような、スクール併設型のエージェントを利用するという方法もあります。
5.Findy Freelanceに向いている人は?
これまでのメリットやデメリットを踏まえ、Findy Freelanceの利用をおすすめしたいのは、以下の方です。
フリーランスエンジニアで、スタートアップ自社開発案件に興味がある方
スタートアップ企業の自社開発案件を探していて、フルリモートで働きたいと考えている方におすすめです。スタートアップならではの新しい技術、最先端な事業領域に触れられるというメリットがあります。また、Findy Freelanceが開発したGitHub連携のスキル診断により、自分のスキルを数値化してみたいという方にもおすすめです。
6.Findy Freelanceの登録~案件紹介の流れ
流れは以下の通りです。
STEP1:無料会員登録、プロフィールの入力
↓
STEP2:ユーザーサクセスと面談、案件紹介
↓
STEP3:案件参画
具体的に画面で見てみましょう。
STEP1:無料会員登録、プロフィールの入力
公式サイトの「新規登録」リンクより会員登録を行います。登録は無料です。GitHubまたはGoogleのアカウント、メールアドレスのいずれかにより登録します。GitHubによる登録を行った場合、公開リポジトリの情報からスキル解析を行います(プライベートリポジトリの取得、解析は一切行いません)。
登録後、基本情報やスキルなどのプロフィール情報を入力していきます。この情報をもとに案件紹介が行われるので、最新の情報を正確に登録しておきましょう。
入力内容は以下のとおりです。
<基本情報>
- 名前
- 生年月
- 居住地 ※都道府県のみ
- 現在の働き方
- 稼働中/勤務中の会社
- 電話番号
<経験・スキル>
- 直近の開発実績
- 現時間単価
- エンジニア実務経験
- 職種、経験年数
- 実務経験開発言語、経験年数
- 実務経験開発スキル、経験年数
- スキルシート ※ファイル添付
- 自己PR
<求職状況・希望条件>
- 案件お探し状況
- 希望の稼働開始時期
- 稼働時間(最小、最大、時間帯)
- リモート稼働の希望
- 案件を決める上での優先順位(1~3番目まで)
- その他希望
STEP2:ユーザーサクセスと面談、案件紹介
会員登録後、入力したプロフィール情報を踏まえてユーザーサクセスと面談になります。面談では、経歴のヒアリング、案件トレンドや市場動向など最新情報の提供、選考アドバイスなどが行われます。基本的には、専任のユーザーサクセスと1対1のオンライン面談となり、所要時間は30~60分程度です。
具体的な案件探しの軸や条件が決まっていない方、フリーランスエンジニアとして今後どのようにキャリアを積めばよいか悩んでいる方でも面談を行ってもらえるので、まずは話を聞いてもらいましょう。「キャリアの壁打ち」は非常に重要で、第三者に聞いてもらうことにより、自分でも気づいていない強みや実現したい将来像をはっきりさせることができます。
実際に面談を受けた方から、「自分では想定していなかった案件を提案され、結果として案件獲得につながった」という声や「3年以内の中期的な目標から逆算した提案や、より高い価値提供ができるようになるためのチャレンジ案件を提案してくれた」などの感想が寄せられています。
STEP3:案件参画
希望する案件が見つかった場合、企業との面接になります。面接機会のセッティング、日程調整などもFindy Freelanceが行います。無事面接に通った場合は、企業とエンジニアの間で直接業務委託契約を締結し、案件参画となります。契約締結や単価交渉に関してもFindy Freelanceがサポートしてくれるので、安心です。
稼働後もしっかりサポートがあります。請求書の作成代行や報酬の代理徴収など様々なサービスがあるので、うまく利用して業務に集中できる環境を作り上げましょう。
7.Findy Freelanceを使う時のコツ・注意点
ここからは、実際にFindy Freelanceに登録完了した後の話になります。
Findy Freelanceの担当者から、案件紹介についての連絡が入ります。その後コンタクトを行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。
ミスマッチな案件を紹介されることもある。
自分の希望をきちんと伝えておかないと、スキルや希望に見合っていない案件を紹介されるケースも見られます。
自分の希望していない案件を紹介された時は、流されず、はっきりと意見を伝え、自分にマッチした案件を紹介してもらいましょう。
複数のエージェントから同じ案件に応募できない。
エージェントを併用する際に気を付けていただきたいのが、エージェントのバッティングです。
複数のエージェントを併用する際には、そのことをきちんとエージェントに伝えておかないと、契約解除になりかねません。
トラブルを避けるためにも、自分の状況をきちんと伝えておく事が大切です。
複数のエージェントに登録する。
エージェントによって保有している案件が違うため、はじめのうちは、エージェントを併用する事をおすすめします。
自分に合ったエージェントを見つけた後、自分に合った担当者とともに仕事を探していくのをおすすめします。
エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。
(お頼み申します!)
8.まとめ:フルリモート案件を探しているフリーランスエンジニアで、スタートアップ企業の自社開発案件に興味があるなら登録
いかがだったでしょうか?
Findy Freelanceについて、必要な情報はすべて掲示しました。
Findy Freelanceは、スタートアップ企業の自社開発案件で、特にフルリモート稼働の案件を中心に取り扱っています。会社勤めの時はできなかったようなダイナミックな経験、革新的なプロダクト開発に興味がある方におすすめしたいエージェントです。
また、ユーザーサクセスの手厚いサポートのもと、登録から稼働まで最短3日とスピーディーに進むので、すぐにでも働きたいと考えている方に向いています。リモート案件が約9割、週1~3日の低稼働案件が5割となっているので、自分の理想とするような働き方ができるかもしれません。
もし、今後の人生を考えたときに、「フリーランス」という選択肢を少しでも考えていらっしゃる方は、登録して損はないと思います。
きっとあなたの可能性や新しい道を知るきっかけとなるでしょう。
Findy Freelance、案件探しに使えそうでしたか?引き続き活動がんばりましょう!
(ごちそうさまでした!)