転職活動で「保育士人材バンク」は使えるのかな?と思っている方向けの記事です。読んで損はないはずですよ。
(保育士正社員の求人に特化した、転職エージェントのようだな。)
1.「保育士人材バンク」についての所見まとめ
転職を考える際、押さえるべき「保育士人材バンク」の特徴
- 運営企業は東証一部上場の医療介護福祉業界でトップレベル。
- 一都三県の正社員向け求人が多数。
- 好条件の非公開求人が多数。
- キャリアアドバイザーの対応が早い。
「保育士人材バンク」に登録するうえで、押さえておくべきポイント
- 一都三県の正社員向け求人がほとんどのため一都三県、正社員以外の求人は少ない。
- キャリアアドバイザーの対応が早く急かされていると感じる方もいる。
2.「保育士人材バンク」ってどんな転職エージェント?
サービスを運営するエス・エム・エス社は、福祉・介護・医療業界ではトップレベルの人材紹介企業です。東証一部上場企業でもあるので安心感は随一で、他のサービスにはない利点となります。
また、保育士専門のキャリアコンサルタントが、求人票にはない施設の評判などの情報を教えてくれ、求人先の方針や職場の雰囲気などから求職者に合わせた最適な求人のマッチングを叶えてくれます。
項目 | 内容 |
---|---|
取り扱い地域 | 全国 ※より求人数の多い、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県のユーザーにおすすめ。 |
面談場所 | WEB面談 |
取り扱い職種 | 保育士、幼稚園教諭 |
取り扱い施設 | 保育園、幼稚園、認定こども園、準認可保育園、託児所、院内・企業内保育、小規模保育事業、学童保育、病院保育、児童発達支援、病児保育、放課後等デイサービス |
案件数 | 2万件以上 ※2023年9月時点 |
特徴 |
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好条件の非公開求人が多数あるのは魅力的ですね。
(いいぞいいぞ。)
3.「保育士人材バンク」のメリットは?
運営企業は東証一部上場で、医療介護福祉業界でトップレベル。
「保育士人材バンク」の運営企業は株式会社エス・エム・エスという東証一部上場企業です。保育士以外にも看護師・介護職などの転職サポートを行っており、医療介護福祉の業界でトップレベルの企業です。そのため保育業界の知識はもちろんですが、転職サポートの知識が豊富なため面接対策や履歴書対策なども充実しています。
一都三県の正社員向け求人が多数。
「保育士人材バンク」は全国対応ですが、特に求人が多いのは一都三県・正社員向けの求人となっています。一都三県の保育園求人に関してはほぼ網羅しているので、働き方や条件面など希望に合った求人を見つけられます。また正社員向けの求人を多数扱っているため、給与や福利厚生に不満がある方は今よりも格段に良い求人を紹介してもらえるかもしれません。
好条件の非公開求人が多数。
「保育士人材バンク」は上場企業だからこその園とのつながりがあります。他のサービスでは取り扱っていない求人や条件が良くなかった求人でも「保育士人材バンク」を通すことによって、他ではできない好条件で応募できるかもしれません。ただ、そういった求人は人気が高いため非公開になっています。非公開求人を紹介してもらうためにも登録後にキャリアアドバイザーに希望を伝えましょう。
キャリアアドバイザーの対応が早い。
「保育士人材バンク」はキャリアアドバイザーの対応が早く、スムーズな転職活動が可能です。「既に辞めることが決まっている」「3か月後には転職したい」などすぐに転職をしたい方にお勧めです。早く活動したいのにキャリアアドバイザーの対応が遅くて全然進まないとなると、好条件求人の枠はすぐに埋まってしまいもったいないですよね。「保育士人材バンク」ではそのような心配はいらないので、他サービスで不満があった方も是非利用してみてください。
4.「保育士人材バンク」にデメリットはある?
一都三県以外の求人は少ない。
「保育士人材バンク」は一都三県の求人が多いため、他地域の求人は少ない印象です。一都三県の求人は好条件求人が多く希望に合った求人に出会える可能性が高いですが、逆に他地域の転職を考えている方は希望の求人が見つかりにくいためおすすめしません。
キャリアアドバイザーと相性が合わないときがある。
キャリアアドバイザーの対応が早いため、急かされていると感じ相性が合わないときがあります。好条件の求人は埋まりやすいため、キャリアアドバイザーは求職者への連絡をマメに行っています。連絡頻度が高い・対応が早いことでゆっくり自分のペースで転職したい方には合わない可能性があります。相性が合わないと感じたらキャリアアドバイザーに連絡の要望を伝える、もしくは担当を変更してもらいましょう。
5.「保育士人材バンク」に向いている人は?
これまでのメリットやデメリットを踏まえ、「保育士人材バンク」の利用をおすすめしたいのは、以下の方です。
- 一都三県で働きたい方
- 3か月以内などの早い時期で転職したい方
「保育士人材バンク」は一都三県の求人がメインで好条件の求人が豊富です。そのため一都三県で働きたい方は是非一度利用してみてください。大手だからこその充実した転職活動が期待できます。また、キャリアアドバイザーの対応は他のサービスよりも早いため、「すぐに転職したい」「転職時期が決まっている」という方にはおすすめです。逆に自分のペースでゆっくり転職したい方は合わない可能性があるので、最初にキャリアアドバイザーとしっかり転職の進め方について話し合いをしましょう。
6.「保育士人材バンク」の登録~求人紹介の流れ
登録の流れは以下の通りです。
STEP1:無料会員登録 → STEP2:専任担当との面談 → STEP3:求人紹介・面接 →STEP4:内定・勤務開始
具体的に画面で見てみましょう。
STEP1:無料会員登録
Web上のフォームから登録します。フォームも入力しやすく、最低限の入力内容で登録できるので、簡単です。
STEP2:専任担当との面談
専任エージェントが細かく希望を聞いた上で、最適な求人の紹介をしてくれます。勤務時間や年収など、希望条件は漏れなく伝えた方が間違いのない転職となります。
STEP3:求人紹介・面接
希望に沿う求人があったら、面接へと進みます。このときに面接に対応してくれる方や職場の雰囲気なども一緒に確認しましょう。
STEP4:内定・勤務開始
内定をもらえたらいよいよ新しいスタートです。転職後の不安な点や不明点も、専任の担当が細かく教えてくれます。
7.「保育士人材バンク」を使う時のコツ・注意点
ここからは、実際に「保育士人材バンク」に登録完了した後の話になります。
「保育士人材バンク」の担当者から、面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。
仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。
転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
求人企業との面接とは違い、転職エージェントは橋渡し役の立場になるため、「どんな会社を受けたいのか、どんな会社は受けたくないのか」「どんな仕事がしたいのか、どんな仕事はやりたくないのか」この辺は遠慮なく伝えてください。
言ってしまえば、転職エージェントにとって、転職希望者は「商品」という位置付けです。そのため、転職希望者がどんな人間なのか?もちろん初対面ですから知らないわけで、それを知ることによって、提示される求人の精度が高まります。あなたにとっても、求める求人情報以外は提示されたくないと思いますので、遠慮なく最初に本音を伝えておきましょう。
また、複数の転職エージェントを利用する場合、その旨も先に伝えておきましょう。そうすることで、他の転職エージェントに勝つために、あなたへの対応優先度が上がる可能性があります。
転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいけど、この仕事はちょっとな。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
※「ネット上での口コミを見て興味が持てない」というのは、現実性に乏しく、あまりおすすめできません。ただ、その際はその口コミ内容を伝えたうえで、実際はどうなのか聞いてみると良いでしょう。また、転職エージェントの担当者によっては、「口コミサイトは当てにならないし、見ない方がいいですよ。」とあなたに言ってくる場合もあります。そういった担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうことも視野に入れたうえで興味が湧かず断りたい、と意思を表示しましょう。
逆に、以下のような断り方はやめましょう。
- 理由を伝えることなく断りを入れる。
- 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
このような対応を行うと、その後紹介される求人がガクっと減ってしまうなど、担当者にとってのあなたの対応優先度が低くなってしまい損につながります。
転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
- なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
- いつ頃から募集しているのか。
- 現時点で決まっていない理由は何なのか。
- 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
このような確認を行い、得られた情報を書類選考・面接対策に反映することで、あなたの転職成功確率が高まることでしょう。
転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。
転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。
- うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
- 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
- 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
- メール返信等、対応がとても遅い。
転職エージェントにとっても、避けたいのはあなたが他の転職エージェントに逃げてしまうことです。そのため、その担当者に対して、思い切って担当者変更を依頼しましょう。
その際、注意点は以下のとおりです。
- (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
- 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
このように依頼すれば、悪い印象を与えることなく、スムーズな担当者変更につながるはずです。
主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。
これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントは転職のプロとして、あなたと対等の立場で接してくることが多いです。ただ、中には「どんどん応募しないといつまでも決まりませんよ。多少希望と違ったとしても、まずは受けてみましょう」など、とにかく数をこなすよう促される場合もあります。
その際、転職エージェントに振り回されることなど決して無いよう「主導権は自分にある」ということを肝に銘じましょう。「転職エージェントと上手に付き合う」というのは、「転職エージェントを上手に使いこなす」ということです。
決して高慢な態度を出してはいけませんが、「この転職希望者にはぜひ成功して欲しい!しっかり協力しよう!」と、気持ち良く仕事をしてもらうようにしましょう。担当者もあなたと同じ人間です。「最低限のビジネスマナーを守る」「約束は守る、できない約束はしない」「なるべく早めの対応を心がける」など、普段の仕事と同様の感覚で接しておけば間違いないと言えるでしょう。
転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。
(お頼み申します!)
8.まとめ:一都三県で、3か月以内に正社員転職したい方は登録すべき
いかがだったでしょうか?
一部上場企業が自信を持っておすすめする「保育士人材バンク」。登録しなければ見ることができない非公開求人も数多くあるので、ぜひ一度ご登録される事をおすすめします。
専任の担当がついて、一緒に転職のサポートをしてくれるのも安心です。
「保育士人材バンク」、転職に使えそうでしたか?引き続き活動がんばりましょう!
(ごちそうさまでした!)