中途採用で、ゴールドマン・サックス証券に転職したい、と考えている方はいらっしゃるかと思います。アメリカニューヨークのウォール街の、世界を代表する証券会社ですね。
転職するために、「本当に大丈夫なのか?」と情報を探してみても、転職サイトやその企業のサイトには表向きの情報しか無いのは間違いありません。また、最近口コミ系のサイトが流行っていますが、それを見てみたとしても、そのサイト自体に登録するためのハードルもあり、登録したとしても情報量が膨大で見るのも大変です。結果、本当に転職して大丈夫なのか?と思ってしまうでしょう。
その一方で、この方法なら失敗しないという唯一無二のやり方が、単純ですがあります。
このページでは、ゴールドマン・サックス証券への転職について、どうしたら正確な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう対処すべきか、現役エージェントの知見から、ゴールドマン・サックス証券への転職について触れたいと思います。
このページを読んでいただければ、ゴールドマン・サックス証券への転職についての情報は一通り揃っているかと思います。あなたがゴールドマン・サックス証券に転職すべきかの判断材料になり、さらに転職したいと思った場合、ゴールドマン・サックス証券に理想の転職が実現できる可能性が高まるはずです。
ちゅうちゅう

ゴールドマン・サックス証券に転職したい方向けの記事です。ちょっと長いですが、読んで損はないはずです。

リアルリアル

(ゴールドマン・サックス。うおォンうおォン。)

次章以降で詳細について触れますが、ゴールドマン・サックス証券への転職についての所見をまとめます。

転職を考える際、押さえるべきゴールドマン・サックス証券の特徴

  • 世界有数の金融グループであり、幅広い金融サービスを展開。
  • 徹底した実力主義であり、利益を出せない人に居場所はない。
  • オフィス内に専用のスポーツジムやスターバックスがある。
  • 転職サイトでの公開求人はない。
  • 優れたコミュニケーション能力を持ち、自ら問題解決できる人材を求めている。
  • 部門によっては、ワークライフバランスは調整しにくい。
  • 年収は、日系企業ではあり得ないほど高額である。

ゴールドマン・サックス証券へ転職するために、押さえておくべきポイント

  • 年収は非常に高いが、それに見合う長時間労働やハイプレッシャーが見込まれるので注意が必要。
  • 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。

2.ゴールドマン・サックス証券ってどんな会社?

項目 内容
会社名 ゴールドマン・サックス証券株式会社
代表者 代表取締役社長 持田 昌典
本社所在地 東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー
設立 1974年1月
資本金 836億1,600万円
主な事業内容 投資性のある金融商品を取り扱う業務全般(有価証券の販売、投資助言、投資運用など)、及びこれに付帯関連する一切の業務。
従業員数 約 800名

事業内容

ゴールドマン・サックスはニューヨークに本拠地を置く世界有数の金融グループであり、各国の主要な金融市場に拠点があります。日本では、1974年に東京駐在員事務所が開設されました。現在では、投資銀行業務、セールス&トレーディング業務を中心に、投資業務、資産運用、不動産業務などの幅広い金融サービスを提供しています。
大阪にあるテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」を再生に導いたことが、記憶に残っている方もいらっしゃるかもしれませんね。USJは一時、集客難で業績不振に陥りましたが、管理体制の抜本的な見直しやハリー・ポッターのアトラクション導入などにより、見事に再生を果たしました。

今後の事業展開

ゴールドマン・サックスは今後の戦略において、以下の3つを主要優先課題としています。
  1. 既存業務の成長と強化
  2. 新たな商品とサービスによる事業の多角化
  3. 事業効率の向上
これまでは顧客との取引を部門ごとに管理する傾向がありましたが、複雑で多岐にわたるニーズを把握するためにも、部門横断的にサービスを提供するプロジェクトを立ち上げています。
また、費用、資金調達コスト、資本などのあらゆる分野において事業効率の最大化を図りつつ、リスク管理の維持に注力するとしています。マレーシアの1MDB汚職事件のこともあり、コンプライアンス重視の姿勢は従来に引き続き重要課題となっています。

プライベート・エクイティ

プライベート・エクイティファンドとは、未上場企業株式の取得・引き受けなどの投資行為を行うファンドのことであり、調達金額は近年増え続けています。ゴールドマン・サックスは中国の政府系ファンドと共同でプライベート・エクイティファンドを設立しており、この資金で米国の企業に投資を行っています。
ゴールドマン・サックスがこれまでに行ってきた巨大案件に比べると規模は小さいですが、規模に限らず収入源を多様化することにより、リスクヘッジにつなげています。

3.ゴールドマン・サックス証券は、転職者に対してどんな人材を求めている?

募集職種

ゴールドマン・サックス証券は、グローバルサイトにてキャリア採用を行っています。アナリスト、エンジニア、事業開発、クオンツ(数理分析)などの募集があります。記述はすべて英語であり、求められる資質は職種によりけりですが、どの職種も優れたコミュニケーション能力を必要としています。

求める人材

  • 強力な問題解決スキルを持ち、プレッシャーのかかった状況下でも作業できる人材を求めている。
  • 優れたコミュニケーション能力と高いレベルのモチベーションを持ち、職業倫理の重要性を理解できる人材を必要としている。

『ゴールドマン・サックスでは、高い倫理観を持ち、チームで最高の結果を生み出すことに情熱を注げるプロフェッショナルを募集しています。』

ゴールドマン・サックス証券の採用情報ページには、社員インタビューや部門紹介、業務内容などが載っています。どこの部署の社員が、日頃何を考え、どのように仕事に取り組んでいるのか、人間性も含め感じることができるでしょう。あなたが興味のある事業に取り組む社員の方の意見は、書類・面接対策においても必ず目を通しておきましょう。

給料(年収)

平均年間給与:ー(非上場)
平均年齢:ー(非上場)
平均勤続年数:ー(非上場)
ゴールドマン・サックス証券の平均年収は、非上場につき公開されていません。

労働時間

平均残業時間:63~87時間/月
労働時間はかなり多いと言えるでしょう。基本的に日本だけで仕事が完結しないことが多い為、海外の他拠点との電話会議なども多く、早朝や深夜に仕事をする必要があるとのことです。また、よく働く人が多く、特にフロントの若手はプライベートな時間はほぼない状態で働いているが、極めて高額な給料でその埋め合わせをしているようです。
ほどほどに働いてプライベートを充実させたいような方には向かない会社のようですね。仕事が好きで体力があり、長時間労働も厭わない方がやっていけるという意見も多くありました。
ちゅうちゅう

英語力があることは大前提で、言語によらず優れたコミュニケーション能力を持つ人材を求めているようです。労働時間や仕事内容から考えても、肉体的・精神的にタフなことが必要そうですね。

リアルリアル

(いいじゃないか。)

4.ゴールドマン・サックス証券の求人情報にはどんな傾向がある?

転職サイトを各種調べたところ、ゴールドマン・サックス証券の求人は見つかりませんでした。そこで、ゴールドマン・サックスの採用情報ページを確認したところ、グローバルサイトから応募可能となっていました。
ただ、これはあくまで一般に公開されている求人であり、非公開の求人というものがある可能性があります。
例えば、転職エージェントのdodaの場合、非公開求人が公開求人の3倍以上の規模に上るため、doda非公開求人の方には他の技術系・事務系職種も含まれている可能性があります。
ちゅうちゅう

現時点で転職サイトにて公開されている求人はありませんが、隠れ求人の存在は気になるところです。

リアルリアル

(いわゆる裏メニューってやつか。悪くない。)

5.ゴールドマン・サックス証券の現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)

口コミや内部情報を以下にまとめました。新卒入社と中途入社では当然差があることを踏まえ、中途入社した人のみの内部情報です。
※参照元:OpenWork、enライトハウス、転職会議、キャリコネ他

項目 コメント
給与・福利厚生
  • 業界でもトップクラスの年収。
  • ボーナスは業績に大きく連動。
  • 年収は、日系企業ではあり得ないほど高額。
  • 福利厚生は全体的に充実している。
ワークライフバランス
  • 家からでも仕事ができる。
  • チームによってはワークに傾いている。
  • 若手の間はプライベートの時間を取りにくい。
  • 管理部門はバランスを取りやすい。
社風
  • 徹底した実力主義。
  • 多様な人材が活躍できる環境が整っている。
  • チームワークを重視する。
  • 各部門の独立性が高い。
成長機会・キャリア開発
  • やる気のある社員には機会がどんどん与えられる。
  • 優秀な人が多く、いい刺激になる。
  • 結果を出すために自ら考えひたすら努力する習性が身についた。
  • 金融テックのノウハウが短期間で蓄積できる。
入社後のギャップ
  • 想像以上に長時間勤務。
  • 外資の中でも特に高い英語力が必要。
  • 尋常ではないリストラが容赦なく敢行される。
  • 顧客至上主義だった。
退職検討理由
  • 業務パフォーマンス下位5%10%の人たちはリストラされる。
  • 仕事の内容が変わり、クリエイティブな要素が減ってきたから。
  • 東京オフィスが縮小している。
  • 仕事がハードすぎる。
ワークスタイル
  • 在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)制度がある。
  • ワークシェアリングなどのプラットフォームが整備されている。

給与・福利厚生

年収は文句なく高く、業界でもトップクラスのようです。30歳前後で3,000万円程度、マネージングディレクターになれば年収が5,000万円ということなので、十分満足のいく額が貰えているとのことです。ボーナスは会社の業績に大きく連動し、個人業績による部分も大きいという意見がありました。また、業績には非常にシビアで、下から10%の人はクビを切られる厳しい側面もあるようです。
福利厚生は大変充実しているようです。オフィス内に専用のスポーツジムやスターバックスがあり、各種福利厚生サービスが受けられるとのことです。

ワークライフバランス

部署によるばらつきはありますが、全体的に仕事量がとても多いようです。業界的に、即時対応が必要なことが突発的に起こるので、予定通り仕事を済ませて定時に退社というのは非常に難しいとのことです。完全にオンオフを切り替えたい人、週末は働きたくない人には向いていないという意見もありました。ただ有休は積極的に取るよう指示があり、以前よりは取りやすいようです。

社風

完全な実力主義であり、利益を出せない人の居場所はないとの意見が多くありました。また短期志向の方が多く、定年まで勤めあげるというような雰囲気はないようです。仲間意識、チームワークは強調されるが、個人の競争率は激しく一定の期間を過ぎると辞めていく方もそれなりに居るとのことです。様々なバックグラウンドを持つ優秀な方が多く、多様性に富んでいる、自信に溢れている人が多いなどの意見もありました。

成長機会・キャリア開発

キャリア開発については、若い頃からしっかり希望や見通しを持つように教育されるという意見がありました。どの業界に行ったとしても必ず活躍できるビジネスマンとしてのベースは作られる、如何なる時ももっと上を求められるので、確実に成長できるなどの声もありました。
多種多様なバックグラウンドを持つ人たちと常日頃から交流することは、グローバルマインドを育てる上でとても役に立つと感じている方もいらっしゃいました。また、向上心が高い人たちと仕事をして感化されたという意見も多く見られました。

入社後のギャップ

入社後に大きなギャップはなく、実力主義の外資で優秀な人が多く集っているというイメージを持ち、実際その通りだったという方が多いようです。勤務時間は多いだろうと覚悟して入ったが、想像以上の激務だったという意見もありました。
英語力は当然必要で、バックオフィスの方々もみんな英語が話せるという情報がありました。

退職検討理由

生涯働ける環境ではないという意見が多かったです。社内の平均年齢は30代前半なので、後半になってくると否が応でも転職を考える方が多いようです。社内に50歳を超えた人は殆どいないという情報もありました。
キャリアアップのために一時的に在籍し、豊富な人脈や業務経験を得て次のステージへ移るという考えの方が多いようです。シビアなリストラも行われるようなので、注意が必要です。

ワークスタイル

ゴールドマン・サックスは、もともとフレキシブルな働き方が可能な会社です。マネージャーから許可があれば在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)や早帰りも可能であるという口コミがありました。

日常的に海外とのやり取りがある為、時差の都合上、自宅から会議に参加することも多くあり、在宅勤務の為の環境は整備されているようです。

ちゅうちゅう

極めて高額な給与や、充実した福利厚生について満足している方が多いようです。ただ、高額な給与に見合う仕事量と結果が求められるようなので、それなりの覚悟が必要ですね。

リアルリアル

(考えるな。感じるんだ。)

6.ゴールドマン・サックス証券への転職を成功させるには?

ここまで読んで、ゴールドマン・サックス証券への転職意欲は高まりましたか?

ゴールドマン・サックス証券に転職する方法で一番おすすめしたいのは、転職エージェントの活用です。

※転職エージェントとは?
「エージェント」というのは、いわゆる「代理人」です。転職エージェントは、転職希望者と中途採用の求人を出している企業とをつなげるのが役割です。転職エージェントは、採用が成功した場合に企業から手数料がもらえるので、転職希望者からはお金をもらいません。そのため無料で利用できるサービスです。これらのサービスは、サイト上で登録をすると転職エージェントの方から面談の誘いがメールで来ます。そのうえで日程を調整してその転職エージェントの企業に訪問し、面談を行います。面談では、「具体的に転職を考えているのか」「なぜ今の会社を辞めようと思っているのか」「どういった会社に移りたいと思っているのか」というような質問があり、それに答えていくかたちになります。転職エージェントに登録する転職希望者は、「一刻も早く転職したい」という人もいれば、「特にまだ転職は考えていないが、良い求人があれば転職したい」など様々な思いを抱いています。そのため、面談で「具体的に転職を考えているのか」という質問に対して、「今は情報収集している段階です。」と答えても、まずイヤな顔はされないと思って大丈夫です。
では、ゴールドマン・サックス証券に転職する場合に転職エージェントを活用すべき理由ですが、以下4点です。
  • 一般には公開されていない、ゴールドマン・サックス証券の求人情報について入手できる可能性がある。
  • 書類選考・面接について、ゴールドマン・サックス証券に特化した対策を行ってもらえる。
  • 年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
  • 転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。

一般には公開されていない、ゴールドマン・サックス証券の求人情報について入手できる可能性がある。

例えばdodaの場合、サイト上で公開されている求人の3倍以上もの非公開求人を取り扱っています。

※転職エージェントはなぜ全ての求人を公開しないのか?
転職エージェントは全ての求人を公開しない、というよりは公開できないのです。これはなぜかと言うと、企業は人ありきとよく言われますが、あくまでビジネスあってこその人と言うこともできます。要するに、既存ビジネスの強化・新規ビジネスの創出を行うために人が必要なのです。そのため、特に新規ビジネスについては、開始する前、もしくは開始して間もなくは他社にそのことを知られたくありません。中途採用の募集を行ううえでも、自社のサイトはもちろん、転職サイトにもその情報を載せたくないのです。そうすると、転職エージェントにそのような中途採用求人が集まることになります。なぜ転職エージェントなのかと言うと、転職希望者個人と対面する必要があり、情報をオープンにする必要が無いからです。ちなみに、公開されている求人と比べて、戦略的な採用という色が濃いため年収やポジションも好条件のものが多いのが一般的です。
転職エージェントの大手であればあるほど、ゴールドマン・サックス証券の非公開求人も取り扱っています。
あなたのような転職希望者の適性に応じて提示してくれますし、適性に合う求人が無い場合でも、ゴールドマン・サックス証券に対して適性に合う求人が無いか、あなたを売り込みに行ってくれることもあります。
そのため、ゴールドマン・サックス証券のサイトや転職サイト・転職エージェントのサイト上の求人を見て、自分に合う求人が無い場合には、非公開で取り扱いが無いか、転職エージェントに尋ねてみることをおすすめします。

書類選考・面接について、ゴールドマン・サックス証券に特化した対策を行ってもらえる。

転職エージェントは、過去に多くの転職希望者の転職を実現させているため、転職人気企業であればあるほど、その機会に多く携わっています。そのため、選考スタイルや選考プロセスについて熟知しており、ノウハウが豊富です。

どんな人なら受かって、どんな人なら落ちてしまうのか。面接でどういう質問がされ、それにどう答えれば受かり、落ちる場合は答え方がまずかったのか、答える内容自体が間違っていたのか。そのような過去実績に基づく膨大なデータを保有しています。
その根拠データやノウハウを用いて、ゴールドマン・サックス証券の書類選考を突破するために、職務経歴書上でどんな内容をどんな風にアピールした方が良いのか、面接の段階では想定される複数の質問に対して、どう答えた方が良いのか、サポートしてもらえます
さらに、面接担当者にはどんな傾向があるのか(結論から論理立てて話すようにしないと、60分の面接でも30分で終わってしまうなど。。)、求人情報ではまず触れられるはずのない情報も持っているため、転職サイトや企業サイトから応募するよりも圧倒的に有利に進められます。
なお、これは意外だと思いますが、このように転職エージェントは転職人気企業ほどパイプが太いため、仮に採用企業側が面接であなたを落とすと判断した場合でも、掛け合ってくれて通過させてくれることもあったりします
基本的に、面接については終了後に転職エージェントに「面接終了しました。」と電話連絡を入れるステップがあります。その際、「おつかれさまでした。面接はいかがでした?」と面接の苦労を労ってもらえるとともに、「うまく答えられなかった質問はありましたか?」など丁寧にフォローを入れてくれます。その内容をもって、転職エージェントはあなたの代理となり、その後採用企業側にフォローを入れてくれるのです。
ただ、全ての転職エージェントがそういった対応を行ってくれるわけではありません。転職エージェントは良いところだけを選ぶようにしましょう

年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。

転職するうえで、重要なものの1つは年収でないでしょうか。 年収については、残業の有無と同様に面接で質問することは難しいと思います。

「年収〇万円以上」「年収〇万円~〇万円」という求人情報がほとんどですが、転職エージェントは、転職希望者の適性と過去の転職成功者の適正をマッチングして、「この人なら年収〇万円だろう」などとあたりをつけます。そのうえで、最終面接、もしくはその後に企業から実際の金額について転職エージェントに連絡が入ります。
その段階で、前もってあなたが事前に伝えていた金額よりも低ければ企業側と交渉してくれます。さらに、もしあなたが事前に伝えていた額と同等であった場合でも、それより高くならないか、掛け合ってくれるのです。
これは直接応募ではまず不可能なことだと思うので、転職エージェントに頼りましょう。

転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。

これまで見ていただいたとおり、会社自体の情報は事前に仕入れることができても、実際に配属される部署についての情報を仕入れることは不可能に近い、というか不可能でしょう。

一緒に働くうえで、その部署の上司・同僚のタイプや新卒中途・男女の比率、他の関連部署との力関係、会社の中での位置づけなど、事前に知っておくことに越したことはありません。転職エージェントはそういった情報も保有していますので、気になることはどんどん聞いてみましょう。
併せて、気になった会社については、いろいろ悪い口コミ情報などもネットなどで見かけることがあるでしょう。そういった口コミ情報が正しいのか、間違っているのかについても、聞いてみるのが良いでしょう。
ちゅうちゅう

そもそも自分に合った会社なのか、合う場合、受かるためにどうしたら良いか、転職エージェントを味方につけるのが効率的ですね。

リアルリアル

(う~ん、そうきたか。)

7.ゴールドマン・サックス証券への転職で、おすすめの転職エージェントは?

転職エージェントは有名な会社だけでも10社近くあります。
実際相手にする担当者との相性含め、当たり外れが多いのが実際のところです。登録や面談の手間、日ごろの電話・メール対応も考えると、どの転職エージェントと付き合うかについては、失敗は許されないと言っても過言ではありません。
ゴールドマン・サックス証券に転職するために登録すべき転職エージェントを、以下の観点で選びました。
  • ゴールドマン・サックス証券の求人について、取り扱い実績がある。
  • ゴールドマン・サックス証券への転職をサポートできるノウハウを持っている。
  • ゴールドマン・サックス証券以外の求人情報についても豊富に保有しており、そのような求人についても成功までサポートするノウハウを保有している。
これらの要素が全て当てはまる、具体的におすすめしたい転職エージェントは以下4社です。 登録自体は2~3分で済みます。無料なので費用面のリスクもありません。
  登録すべきか 特徴
リクルートエージェント 業界最大手。ゴールドマン・サックス証券への転職サポート実績多数。
doda 業界2番手。ゴールドマン・サックス証券への転職サポート実績多数。提案力に強み。
ビズリーチ ダイレクトリクルーティングが活発で、職務経歴書が目につけば人事担当者が連絡してくる可能性あり。
特に『リクルートエージェント』『doda』の2社は登録を強くお勧めします。
ただ、この2社については最大手でもあり、他の転職希望者も多数抱えるため、対応スピードなどサポートに満足が行かない場合もあるかもしれません。それも踏まえ、『ビズリーチ』も登録しておく方が良いでしょう。
ちなみに、登録完了後、転職エージェントから連絡が来るタイミングはマチマチです。早いところもあれば遅いところもあります。一方で、登録する内容については転職エージェントによる違いはほとんど無く、同じ作業の繰り返しです。
そのため、登録するエージェントが決まったら、一気にまとめて登録してしまう方が効率的です。
各社の特徴は、以下のとおりです。

リクルートエージェント|業界最大手・求人企業からの圧倒的な信頼度

リクルートエージェント』は、リクルートが運営する業界No.1の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。
業界最大手のため、ゴールドマン・サックス証券への転職実績は多数あり、以下のメリットがあります。
  • ゴールドマン・サックス証券への転職実績が多数あり、転職希望者へのサポートノウハウが豊富
  • ゴールドマン・サックス証券側からの信頼も厚く、非公開求人の充実につながっている。
ゴールドマン・サックス証券への転職に一番直結する転職エージェントと言えるでしょう。
リクルートエージェント公式サイトhttps://www.r-agent.com/

doda|業界No.2・転職希望者に対する高い提案力

doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。 非公開求人は8万件、登録者数は370万人の規模に上ります。 拠点は全国に10カ所(※)あります。 ※東京、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、京都、兵庫、広島、福岡
おすすめの求人を紹介してくれる段階になると、結構絞って紹介してくれます。 また、求人企業とのやりとりは担当が別なので、求人について細かい質問をした時など、その場で回答をもらえないこともあります。当然後からきちんと回答はもらえますので、聞きたいことは遠慮せずに聞いておくべきです。
転職希望者のニーズを掘り下げてくれるため、面談時間も2時間ぐらい見ておいた方が良いでしょう。
doda公式サイトhttp://doda.jp/

ビズリーチ|企業の採用担当者からダイレクトリクルーティングに強み

ビズリーチ』は、人材系ベンチャーのビズリーチが運営する転職支援サービスです。
特徴的なのは、ダイレクトリクルーティングという概念を日本にもたらした第一人者的な存在というところです。数多くの転職希望者のデータを求人企業に公開、転職エージェントなどを通さずに企業側が直接転職希望者にアプローチできる、画期的な取り組みです。この方法を取り入れる企業は拡大する一方のようです。なお、ダイレクトリクルーティングだけではなく、多数のヘッドハンターも利用するサービスのため、転職エージェントとは違う角度で求人を入手できる機会も望めるサービスです。
ビズリーチ公式サイト https://www.bizreach.jp/
ちゅうちゅう

リクルートエージェント』『doda』は大手だからまずオススメってことですね。転職エージェントは何社登録してもタダですしね。そのうえで、いろんな担当者と意見交換できるわけですし。

リアルリアル

どーだ、どーなんだ。)

8.転職エージェントを上手に使いこなすには?

ここからは、実際に『リクルートエージェント』『doda』『ビズリーチ』のいずれか、もしくは全て登録完了した後の話になります。
転職エージェントの担当者から、面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。

仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。

転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
求人企業との面接とは違い、転職エージェントは橋渡し役の立場になるため、「どんな会社を受けたいのか、どんな会社は受けたくないのか」「どんな仕事がしたいのか、どんな仕事はやりたくないのか」この辺は遠慮なく伝えてください。
言ってしまえば、転職エージェントにとって、転職希望者は「商品」という位置付けです。そのため、転職希望者がどんな人間なのか?もちろん初対面ですから知らないわけで、それを知ることによって、提示される求人の精度が高まります。あなたにとっても、求める求人情報以外は提示されたくないと思いますので、遠慮なく最初に本音を伝えておきましょう。
また、複数の転職エージェントを利用する場合、その旨も先に伝えておきましょう。そうすることで、他の転職エージェントに勝つために、あなたへの対応優先度が上がる可能性があります。

転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
  • 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
  • その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
※「ネット上での口コミを見て興味が持てない」というのは、現実性に乏しく、あまりおすすめできません。ただ、その際はその口コミ内容を伝えたうえで、実際はどうなのか聞いてみると良いでしょう。また、転職エージェントの担当者によっては、「口コミサイトは当てにならないし、見ない方がいいですよ。」とあなたに言ってくる場合もあります。そういった担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうことも視野に入れたうえで興味が湧かず断りたい、と意思を表示しましょう。
逆に、以下のような断り方はやめましょう
  • 理由を伝えることなく断りを入れる。
  • 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
このような対応を行うと、その後紹介される求人がガクっと減ってしまうなど、担当者にとってのあなたの対応優先度が低くなってしまい損につながります。

転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
  • なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
  • いつ頃から募集しているのか。
  • 現時点で決まっていない理由は何なのか。
  • 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
このような確認を行い、得られた情報を書類選考・面接対策に反映することで、あなたの転職成功確率が高まることでしょう。

転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。

転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。
  • うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
  • 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
  • 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
  • メール返信等、対応がとても遅い。
転職エージェントにとっても、避けたいのはあなたが他の転職エージェントに逃げてしまうことです。そのため、その担当者に対して、思い切って担当者変更を依頼しましょう。
その際、注意点は以下のとおりです。
  • (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
  • 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
このように依頼すれば、悪い印象を与えることなく、スムーズな担当者変更につながるはずです。

主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。

これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントは転職のプロとして、あなたと対等の立場で接してくることが多いです。ただ、中には「どんどん応募しないといつまでも決まりませんよ。多少希望と違ったとしても、まずは受けてみましょう」など、とにかく数をこなすよう促される場合もあります。
その際、転職エージェントに振り回されることなど決して無いよう「主導権は自分にある」ということを肝に銘じましょう「転職エージェントと上手に付き合う」というのは、「転職エージェントを上手に使いこなす」ということです。
決して高慢な態度を出してはいけませんが、「この転職希望者にはぜひ成功して欲しい!しっかり協力しよう!」と、気持ち良く仕事をしてもらうようにしましょう。担当者もあなたと同じ人間です。「最低限のビジネスマナーを守る」「約束は守る、できない約束はしない」「なるべく早めの対応を心がける」など、普段の仕事と同様の感覚で接しておけば間違いないと言えるでしょう。
ちゅうちゅう

転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。

リアルリアル

(お頼み申します!)

ここまで読んでいただいた、あなたに
ゴールドマン・サックス証券への転職について、必要な情報は全て提示しました。
転職人気企業ですが、部署によっては激務だったりと、部署単位で満足度が異なる企業という側面もあります。会社としてだけで判断するのではなく、実際どんな環境で働くのか、部署レベルまで落とし込んだ情報収集を行い、そのうえでチャレンジしてみることを強くおすすめします。
ゴールドマン・サックス証券への転職に成功するために抽出した転職エージェント
転職が実現した後、どんな人生を描けるかが本当の勝負です。
「この会社に転職してみて、確かに大変なところもあるけど、それはある程度事前に知っていたことだ。決めたのは自分なんだから頑張って続けよう。」
そういった転職が実現できるよう、少しでも力になれましたら光栄です。
ちゅうちゅう

ゴールドマン・サックス証券攻略がんばりましょう!

リアルリアル

(ごちそうさまでした!)