中途採用で、日本マクドナルドに転職したい、と考えている方は多いかと思います。代表的なハンバーガーファストフード店であり、もはや知らない人はいませんね。
このページでは、日本マクドナルドへの転職について、どうしたら正確な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう対処すべきか、現役エージェントの知見から、日本マクドナルドへの転職について触れたいと思います。
ちゅうちゅう

新卒向けの内容は省き、完全に転職者・中途入社社員に特化した内容です。読んで損はないはずです。

リアルリアル

(日本マクドナルド。うおォンうおォン。)

日本マクドナルドの転職難易度は職種により異なります。オフィス中途採用の難易度が最も高く、3~5年以上の業務経験やある程度の英語力が必要になります。現時点で公開求人が限られているので、ダイレクトリクルーティングを行っている可能性を考えると、ビズリーチdoda Xのようなヘッドハンターが在籍する転職サービスに登録するのがおすすめです。
一方、店舗中途採用や第二新卒採用は比較的挑戦しやすい職種と言えるでしょう。2022年度の店舗中途採用のキャリア採用比率は47.7%とかなり高く、積極的に中途採用を行っていることが分かります。フランチャイズ社員は学歴不問、未経験可の求人もあるので、飲食業界が初めての方も転職しやすいと思います。

2.日本マクドナルドへの転職についての所見まとめ

次章以降で詳細について触れますが、日本マクドナルドへの転職についての所見をまとめます。

転職を考える際、押さえるべき日本マクドナルドの特徴

  • ハンバーガーを中心としたファストフードチェーンストア、米・マクドナルドのフランチャイズ企業。
  • 企業理念が末端のクルーまで浸透しており、現場レベルでの風通しは良い。
  • オフィス中途採用、店舗中途採用、第二新卒採用、フランチャイズ社員に分かれての募集となっている。
  • 企業理念に共感でき、人間関係を円滑に保てるような人材を求めている。
  • 労働時間は店舗勤務かオフィス勤務かによって異なる。
  • 給与は飲食業界の中では高水準で、実力主義。

日本マクドナルドへ転職するために、押さえておくべきポイント

  • オフィス勤務はワークライフバランスが取りやすいようだが、店舗勤務は配属店舗によって残業時間にバラつきがあるようなので注意が必要。
  • 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。

3.日本マクドナルドってどんな会社?

項目 内容
会社名 日本マクドナルド株式会社
代表者 代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)トーマス・コウ
本社所在地 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー
設立 2002年07月01日(持株会社制移行時に新設)
資本金 1億円(2024年7月1日現在)
主な事業内容 ハンバーガー・レストラン・チェーンの経営並びにそれに付帯する一切の事業。
従業員数 連結:2,644名(2023年12月31日現在)

事業内容

マクドナルドはアメリカに本拠地を置くファストフードチェーンストアであり、世界100ヵ国以上で約40,000店舗を展開するグローバルレストランカンパニーです。日本マクドナルドは米・マクドナルドのフランチャイズ企業で、全国47都道府県に約2,950店舗があります。年間延べ14億人の利用客があり、日本の外食産業のリーディングカンパニーと言えます。

今後の事業展開

日本マクドナルドはこれからの成長に向けた3本の柱として、以下を挙げています。
  1. ブランド: マクドナルドのパーパスに基づき、企業としての社会的責任を果たす。
  2. メニュー・バリュー:期間限定商品の発売やマックカフェの展開。
  3. 店舗・デジタル・ピープル:出店の強化、既存店のキャパティシティ向上、デジタルによる利便性の向上、多様な人材が働きやすい職場環境の提供など。
特に「店舗・デジタル・ピープル」は重要な分野として、積極的に投資を続けるとしています。

⼈材育成(ハンバーガー⼤学)

マクドナルド_⼈材育成
創業者が残した「マクドナルドはハンバーガービジネスではない、ハンバーガーを売っている『ピープルビジネス』である」という考え方は今でもマクドナルドの根幹として根付いています。その姿勢を実践する取り組みの一つが、専門教育機関「ハンバーガー大学」です。
ハンバーガー大学は世界9ヵ国に存在しており、そのうちの一つが東京にあります。日本では毎年1万人以上の社員・クルーが、生涯にわたって活用できるリーダーシップやチームビルディング、マネジメントを学んでいます。

4.日本マクドナルドの現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)

日本マクドナルドの口コミや内部情報について、転職口コミサイトのOpenWorkenライトハウス転職会議キャリコネを参考に紹介します。新卒入社と中途入社では当然差があることを踏まえ、中途入社した人のみの内部情報です。
項目 コメント
給与・福利厚生
  • 給与は飲食業界では高い水準。
  • 実力主義。
  • 職位により給与が決まる。
  • 社員持ち株会がある。
ワークライフバランス
  • オフィススタッフはバランスを取りやすい。
  • 店舗によって、ワークライフバランスにバラつきがある。
  • アルバイトのシフト希望に左右される。
  • 年末年始、お盆休みなど世間が休みの時は忙しい。
社風
  • 現場レベルでのチームワークやコミュニケーションは非常に良い。
  • トップマネージメント層は外国人。
  • 年齢や性別に関係なく実力主義。
  • 人材育成に力を入れている。
成長機会・キャリア開発
  • トレーニングプログラムが豊富。
  • マネジメントチームが人材育成、教育に熱心。
  • 世界最先端のオペレーショナル・エクセレンスに触れられる。
  • リーダーシップが身につく。
入社後のギャップ
  • 社員の流動性がある(中途入社者が多い)。
  • 残業が多い。
  • 直営とフランチャイズで社風が全く異なる。
  • 配属店舗によって残業時間の差が大きい。
退職検討理由
  • 体力的にきつくなった。
  • アルバイトの板挟みになり精神的に疲れた。
  • シフト勤務で生活リズムを作るのが難しい。
  • 配属先店舗により、やりがいや評価が左右される。
ワークスタイル
  • オフィススタッフは在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)可能。
  • オフィススタッフはフレックス勤務が可能。
  • 会議、研修等がオンラインで行える。
  • 時短勤務制度がある。

給与・福利厚生

給与は、飲食業界の中では多く貰えているという意見が多かったです。実力主義であるという声も複数ありました。賞与は個人の業績より、店舗の業績に連動しているようです。店舗ごとに決められた予算の達成率によって評価されますが、店舗の立地など外的要因が大きく不公平感があるという意見がいくつかありました。
福利厚生は、社員持ち株会やWELBOX(パッケージ型福利厚生サービス)などがあるようです。

ワークライフバランス

ワークライフバランスは、オフィス勤務か店舗勤務かで異なるようです。オフィス勤務の場合はワークライフバランスを取りやすいという意見が多くありました。店舗勤務の場合、店舗ごとの状況やアルバイト従業員の確保ができているかなどの要因により、ワークライフバランスが左右されるという声が多かったです。

社風

創業者の理念が社員に浸透しており、内部規律もしっかりと守られているようです。また、グローバル企業の日本支社であり、重要な意思決定は外国人が行うので日本ローカルで採用された人たちの裁量は小さいという口コミがありました。現場レベルでの風通しは非常にいいという声がありましたが、トップマネージメント層とは、フランクに意見を交わすような雰囲気はないようです。

成長機会・キャリア開発

教育体制が充実していて、成長機会は大いにあるという意見が多かったです。完全に実力主義なので、成果を出せば出すほどスピーディーにキャリアアップできるという意見もありました。その他、ポジションが多く幅広い経験を積める、外国籍の社員もいるので刺激を受けられる、教育制度のロードマップがはっきりしている等の意見がありました。

入社後のギャップ

店舗の場合はアルバイトを経験してから入社する方も多いようですが、その経験のおかげでギャップは少ないという声がありました。一方で、アルバイトと社員では責任が全く違うので、仕事の経験がある分、ギャップを感じやすいという声もありました。人によって感じ方は様々なようです。そのほか、思った以上に米国本社の支配が強いなどの意見もありました。

退職検討理由

店長職は人間関係のストレスが多く、シフトの作成や社員の責任などのプレッシャーがあったという声がありました。シフトが決まらない時は社員が穴埋めする必要があり、労働時間が長い時もあるようです。忙しい店舗に配属されると何もできない、逆にセールスの低い店舗だとやりがいがなく評価を得にくいなど、店舗に左右される部分が大きいことに不満があるという意見も複数ありました。

ワークスタイル

オフィス勤務の場合は、在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)制度やフレックスタイム制度が使えるので、自分の都合に合わせた働き方ができるようです。店舗勤務は現場に出る必要がある為、多様な働き方は難しいという意見が複数ありました。深夜勤務や近隣店舗への応援出勤もあり、体力的にきついという声もありました。
ちゅうちゅう

創業者の理念がしっかりと浸透しており、飲食業界のリーディングカンパニーと呼ぶにふさわしい会社のようです。

リアルリアル

(考えるな。感じるんだ。)

5.日本マクドナルドは、転職者に対してどんな人材を求めている?

募集職種

日本マクドナルドは、オフィス中途採用、店舗中途採用、第二新卒採用、フランチャイズ社員採用と分けて募集しています。オフィス中途採用は店舗開発、コンサルタント、人事等の求人があります。店舗中途採用は総合職での募集となっており、勤務地は全国の直営店です。
店舗採用の場合、特に応募資格はありませんが学歴により基本給が異なります。オフィス採用の場合は、大卒以上の学歴や英語力を求められる求人があります。

求める人材

  • マクドナルドが大切にしている、Our Purpose/Our Mission/Our Valuesに共感できる人材を求めている。
  • リーダーシップを持ち、人間関係を円滑に保てる言葉遣い・気配りができるような人材を求めている。

自分のノウハウを後輩に惜しみなく継承し、組織として成長を続けることを目指す心意気と力を持ったリーダーが次世代のリーダーを育成する。そしてそのリーダーはその次の世代のリーダーを育てる。このリーダーシップ育成のサイクルこそが、世界に誇るマクドナルド・ブランドや長期にわたる成功を支えてきたのです。

マクドナルドのこの理念に共感してくださる方に、我々のチームに加わってほしいと思っています。これからも成長し続けるマクドナルドは、常に新しい感覚を持った新しい次世代のリーダーの力を必要としています。

日本マクドナルドの採用情報ページには、社員の方のインタビューや仕事内容の紹介が載っています。どこの部署の社員が、日頃何を考え、どのように仕事に取り組んでいるのか、人間性も含め感じることができるでしょう。あなたが興味のある事業に取り組む社員の方の意見は、書類・面接対策においても必ず目を通しておきましょう。

給料(年収)

平均年間給与:631万円 (2023年度)
平均年齢:37.5歳(2023年4月30日現在)
平均勤続年数:11.7年(2023年度)

労働時間

平均残業時間:22~37時間/月
店舗勤務の場合、売り上げの規模や24時間営業か否か、社員の配属人数などによって労働時間は大きく異なるという口コミがありました。また、土日祝日は出勤になることが多いようです。オフィススタッフは残業時間が少なく働きやすいようですが、店舗は年中無休の為、休日に店舗から連絡が来てトラブル対応することもあるようです。
ちゅうちゅう

オフィス採用、店舗採用と分けて募集を行っています。店舗勤務の場合、残業時間は店舗の状況に大きく左右されるようです。

リアルリアル

(いいじゃないか。)

6.日本マクドナルドの求人情報にはどんな傾向がある?

転職サイトを各種調べたところ、法務、設計建設部チーフ、ビジネス・テクニカル・アナリスト、営業等の求人がありました。その求人を調べると、以下の傾向があります。
  • 限られた職種での募集となっている。
  • 法務は弁護士資格や英語契約レビューの経験が必要。
  • 営業は未経験者も歓迎している。
ただ、これはあくまで一般に公開されている求人であり、非公開の求人というものがある可能性があります。
例えば、転職エージェントのdodaの場合、非公開求人が公開求人の3倍以上の規模に上るため、doda非公開求人の方には他の技術系・事務系職種も含まれている可能性があります。
ちゅうちゅう

現時点でいくつかの求人が公開されているようですが、隠れ求人の存在は気になるところです。

リアルリアル

(いわゆる裏メニューってやつか。悪くない。)

7.日本マクドナルドの選考対策

日本マクドナルドの選考ステップや経験者の口コミについて、転職口コミサイトのワンキャリアプラスOpenWorkを参考に紹介します。
日本マクドナルドの面接では、志望理由や企業理念に共感できるかどうかを重視しているようです。会社のことをどれ位知っているのか、ファストフードの店は他にもあるが、なぜマクドナルドを選んだのかなど聞かれるので、企業研究をしっかりやった方がいいという口コミがありました。
また、創業者の「マクドナルドはハンバーガービジネスではなく、ハンバーガーを売っている『ピープルビジネス』」という言葉が表すように、マクドナルドは人材育成に力を入れています。この「ピープルビジネス」の考え方はマクドナルドの根幹とも言える重要なものなので、しっかり調べておくと良いと思います。

選考ステップ

日本マクドナルドの選考ステップは、以下のように進みます。詳細に見ていきましょう。
※オフィス中途採用の場合の選考ステップです。
  1. 応募・書類選考

  2. 個人面談(2~3回)

応募・書類選考

日本マクドナルドの中途採用は、オフィス中途採用、店舗中途採用、第二新卒採用、フランチャイズ社員採用に分かれています。それぞれ選考ステップが異なり、フランチャイズ社員採用は各加盟店の選考ステップに従います。
  • オフィス中途採用:本社に所属し、マーケティング、メニュー開発などの店舗支援業務を行う。
  • 店舗中途採用:全国の直営店舗に勤務する総合職。
  • 第二新卒採用:応募時点で30歳未満の方が対象。全国の直営店舗に勤務する総合職。
  • フランチャイズ社員採用:各フランチャイズ店舗の店長、店舗マネージャー、店舗スタッフなど。
日本マクドナルドの公式サイト、転職サイト・転職エージェントなどから応募できますが、初めて転職する方や書類選考に不安がある方は、転職エージェント経由がおすすめです。転職エージェント経由だと、書類の作成方法から面接練習まで幅広くサポートしてもらえます。

個人面談(2~3回)

第二新卒採用や店舗中途採用ではWeb適性検査がありますが、オフィス中途採用の場合は適性検査がないようです。新卒採用ではSPIや玉手箱が行われているという口コミがあったので、第二新卒採用や店舗中途採用を考えている方は、一般的なWebテスト対策を一通りしておくと良いと思います。
面談は対面やオンラインで行われます。オフィス中途採用の口コミが少なくどのような面接が行われているのか不明ですが、主に店長職や営業では、以下のような質問が実際にされたようです。
  • 好きなハンバーガーは何か。
  • コンフリクトが起きた時、どうするか。
  • 今までで一番頑張った経験。
  • 前職の成功体験。
  • 好きな食べ物は何か。
  • なぜマクドナルドを選んだか。
  • 将来のビジョン。
マクドナルドについてどのくらい知っているのかを聞かれることが多いようです。店長職では、マクドナルドでのアルバイト経験があった方が比較的面接に通りやすい、アルバイト経験がない場合は、実際にアルバイトをしたことがある知人に話を聞いた方が良いという口コミがありました。飲食店での接客経験も、選考で有利に働いていると感じたという意見がありました。

選考の口コミ

営業

好きな商品は何かと聞かれた。 

店長

マクドナルドでアルバイトをしていた人の方が有利なのかもしれないと思った。

販売

マクドナルドのことを理解しているのか問われる。企業研究をしっかりやった方が良い。

店長

どのようなキャリアプランを描いているか深掘りされるので、十分に考えておくべき。

日本マクドナルドの面接は、会話形式で和やかに進むようです。緊張感はあまりなく明るい雰囲気だった、いつも通りの自分で面接に挑むことができたなどの口コミがありました。こちらの話を真摯に聞いてくれる姿勢があり、面接がやりやすかったという声もあったので、緊張せずに選考を受けられそうですね。

8.日本マクドナルドへの転職を成功させるには?

ここまで読んで、日本マクドナルドへの転職意欲は高まりましたか?

日本マクドナルドに転職する方法で一番おすすめしたいのは、転職エージェントの活用です。

※転職エージェントとは?
「エージェント」というのは、いわゆる「代理人」です。転職エージェントは、転職希望者と中途採用の求人を出している企業とをつなげるのが役割です。転職エージェントは、採用が成功した場合に企業から手数料がもらえるので、転職希望者からはお金をもらいません。そのため無料で利用できるサービスです。これらのサービスは、サイト上で登録をすると転職エージェントの方から面談の誘いがメールで来ます。そのうえで日程を調整してその転職エージェントの企業に訪問し、面談を行います。面談では、「具体的に転職を考えているのか」「なぜ今の会社を辞めようと思っているのか」「どういった会社に移りたいと思っているのか」というような質問があり、それに答えていくかたちになります。転職エージェントに登録する転職希望者は、「一刻も早く転職したい」という人もいれば、「特にまだ転職は考えていないが、良い求人があれば転職したい」など様々な思いを抱いています。そのため、面談で「具体的に転職を考えているのか」という質問に対して、「今は情報収集している段階です。」と答えても、まずイヤな顔はされないと思って大丈夫です。
では、日本マクドナルドに転職する場合に転職エージェントを活用すべき理由ですが、以下4点です。
  • 一般には公開されていない、日本マクドナルドの求人情報について入手できる可能性がある。
  • 書類選考・面接について、日本マクドナルドに特化した対策を行ってもらえる。
  • 年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
  • 転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。

一般には公開されていない、日本マクドナルドの求人情報について入手できる可能性がある。

例えばdodaの場合、サイト上で公開されている求人の3倍以上もの非公開求人を取り扱っています。

※転職エージェントはなぜ全ての求人を公開しないのか?
転職エージェントは全ての求人を公開しない、というよりは公開できないのです。これはなぜかと言うと、企業は人ありきとよく言われますが、あくまでビジネスあってこその人と言うこともできます。要するに、既存ビジネスの強化・新規ビジネスの創出を行うために人が必要なのです。そのため、特に新規ビジネスについては、開始する前、もしくは開始して間もなくは他社にそのことを知られたくありません。中途採用の募集を行ううえでも、自社のサイトはもちろん、転職サイトにもその情報を載せたくないのです。そうすると、転職エージェントにそのような中途採用求人が集まることになります。なぜ転職エージェントなのかと言うと、転職希望者個人と対面する必要があり、情報をオープンにする必要が無いからです。ちなみに、公開されている求人と比べて、戦略的な採用という色が濃いため年収やポジションも好条件のものが多いのが一般的です。
転職エージェントの大手であればあるほど、日本マクドナルドの非公開求人も取り扱っています。
あなたのような転職希望者の適性に応じて提示してくれますし、適性に合う求人が無い場合でも、日本マクドナルドに対して適性に合う求人が無いか、あなたを売り込みに行ってくれることもあります。
そのため、日本マクドナルドのサイトや転職サイト・転職エージェントのサイト上の求人を見て、自分に合う求人が無い場合には、非公開で取り扱いが無いか、転職エージェントに尋ねてみることをおすすめします。

書類選考・面接について、日本マクドナルドに特化した対策を行ってもらえる。

転職エージェントは、過去に多くの転職希望者の転職を実現させているため、転職人気企業であればあるほど、その機会に多く携わっています。そのため、選考スタイルや選考プロセスについて熟知しており、ノウハウが豊富です。

どんな人なら受かって、どんな人なら落ちてしまうのか。面接でどういう質問がされ、それにどう答えれば受かり、落ちる場合は答え方がまずかったのか、答える内容自体が間違っていたのか。そのような過去実績に基づく膨大なデータを保有しています。
その根拠データやノウハウを用いて、日本マクドナルドの書類選考を突破するために、職務経歴書上でどんな内容をどんな風にアピールした方が良いのか、面接の段階では想定される複数の質問に対して、どう答えた方が良いのか、サポートしてもらえます
さらに、面接担当者にはどんな傾向があるのか(結論から論理立てて話すようにしないと、60分の面接でも30分で終わってしまうなど。。)、求人情報ではまず触れられるはずのない情報も持っているため、転職サイトや企業サイトから応募するよりも圧倒的に有利に進められます。
なお、これは意外だと思いますが、このように転職エージェントは転職人気企業ほどパイプが太いため、仮に採用企業側が面接であなたを落とすと判断した場合でも、掛け合ってくれて通過させてくれることもあったりします
基本的に、面接については終了後に転職エージェントに「面接終了しました。」と電話連絡を入れるステップがあります。その際、「おつかれさまでした。面接はいかがでした?」と面接の苦労を労ってもらえるとともに、「うまく答えられなかった質問はありましたか?」など丁寧にフォローを入れてくれます。その内容をもって、転職エージェントはあなたの代理となり、その後採用企業側にフォローを入れてくれるのです。
ただ、全ての転職エージェントがそういった対応を行ってくれるわけではありません。転職エージェントは良いところだけを選ぶようにしましょう

年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。

転職するうえで、重要なものの1つは年収でないでしょうか。 年収については、残業の有無と同様に面接で質問することは難しいと思います。

「年収〇万円以上」「年収〇万円~〇万円」という求人情報がほとんどですが、転職エージェントは、転職希望者の適性と過去の転職成功者の適正をマッチングして、「この人なら年収〇万円だろう」などとあたりをつけます。そのうえで、最終面接、もしくはその後に企業から実際の金額について転職エージェントに連絡が入ります。
その段階で、前もってあなたが事前に伝えていた金額よりも低ければ企業側と交渉してくれます。さらに、もしあなたが事前に伝えていた額と同等であった場合でも、それより高くならないか、掛け合ってくれるのです。
これは直接応募ではまず不可能なことだと思うので、転職エージェントに頼りましょう。

転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。

これまで見ていただいたとおり、会社自体の情報は事前に仕入れることができても、実際に配属される部署についての情報を仕入れることは不可能に近い、というか不可能でしょう。

一緒に働くうえで、その部署の上司・同僚のタイプや新卒中途・男女の比率、他の関連部署との力関係、会社の中での位置づけなど、事前に知っておくことに越したことはありません。転職エージェントはそういった情報も保有していますので、気になることはどんどん聞いてみましょう。
併せて、気になった会社については、いろいろ悪い口コミ情報などもネットなどで見かけることがあるでしょう。そういった口コミ情報が正しいのか、間違っているのかについても、聞いてみるのが良いでしょう。
ちゅうちゅう

そもそも自分に合った会社なのか、合う場合、受かるためにどうしたら良いか、転職エージェントを味方につけるのが効率的ですね。

リアルリアル

(う~ん、そうきたか。)

9.日本マクドナルドへの転職で、おすすめの転職エージェントは?

転職エージェントは有名な会社だけでも10社近くあります。
実際相手にする担当者との相性含め、当たり外れが多いのが実際のところです。登録や面談の手間、日ごろの電話・メール対応も考えると、どの転職エージェントと付き合うかについては、失敗は許されないと言っても過言ではありません。
日本マクドナルドに転職するために登録すべき転職エージェントを、以下の観点で選びました。
  • 日本マクドナルドの求人について、取り扱い実績がある。
  • 日本マクドナルドへの転職をサポートできるノウハウを持っている。
  • 日本マクドナルド以外の求人情報についても豊富に保有しており、そのような求人についても成功までサポートするノウハウを保有している。
これらの要素が全て当てはまる、具体的におすすめしたい転職エージェントは以下4社です。 登録自体は2~3分で済みます。無料なので費用面のリスクもありません。
登録すべきか 特徴
リクルートエージェント 業界最大手。日本マクドナルドへの転職サポート実績多数。
doda 業界2番手。日本マクドナルドへの転職サポート実績多数。提案力に強み。
ビズリーチ ダイレクトリクルーティングが活発で、職務経歴書が目につけば人事担当者が連絡してくる可能性あり。
特に『リクルートエージェント』『doda』の2社は登録を強くお勧めします。
ただ、この2社については最大手でもあり、他の転職希望者も多数抱えるため、対応スピードなどサポートに満足が行かない場合もあるかもしれません。それも踏まえ、『ビズリーチ』も登録しておく方が良いでしょう。
ちなみに、登録完了後、転職エージェントから連絡が来るタイミングはマチマチです。早いところもあれば遅いところもあります。一方で、登録する内容については転職エージェントによる違いはほとんど無く、同じ作業の繰り返しです。
そのため、登録するエージェントが決まったら、一気にまとめて登録してしまう方が効率的です。
各社の特徴は、以下のとおりです。

リクルートエージェント|業界最大手・求人企業からの圧倒的な信頼度

リクルートエージェント』は、リクルートが運営する業界No.1の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。
業界最大手のため、日本マクドナルドへの転職実績は多数あり、以下のメリットがあります。
  • 日本マクドナルドへの転職実績が多数あり、転職希望者へのサポートノウハウが豊富
  • 日本マクドナルド側からの信頼も厚く、非公開求人の充実につながっている。
日本マクドナルドへの転職に一番直結する転職エージェントと言えるでしょう。
リクルートエージェント公式サイトhttps://www.r-agent.com/

doda|顧客満足度No.1(2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位)・転職希望者に対する高い提案力

doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する顧客満足度No.1(2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位)の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。 非公開求人は8万件、登録者数は370万人の規模に上ります。 拠点は全国に10カ所(※)あります。 ※東京、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、京都、兵庫、広島、福岡
おすすめの求人を紹介してくれる段階になると、結構絞って紹介してくれます。 また、求人企業とのやりとりは担当が別なので、求人について細かい質問をした時など、その場で回答をもらえないこともあります。当然後からきちんと回答はもらえますので、聞きたいことは遠慮せずに聞いておくべきです。
転職希望者のニーズを掘り下げてくれるため、面談時間も2時間ぐらい見ておいた方が良いでしょう。
doda公式サイトhttp://doda.jp/

ビズリーチ|企業の採用担当者からダイレクトリクルーティングに強み

ビズリーチ』は、人材系ベンチャーのビズリーチが運営する転職支援サービスです。
特徴的なのは、ダイレクトリクルーティングという概念を日本にもたらした第一人者的な存在というところです。数多くの転職希望者のデータを求人企業に公開、転職エージェントなどを通さずに企業側が直接転職希望者にアプローチできる、画期的な取り組みです。この方法を取り入れる企業は拡大する一方のようです。なお、ダイレクトリクルーティングだけではなく、多数のヘッドハンターも利用するサービスのため、転職エージェントとは違う角度で求人を入手できる機会も望めるサービスです。
ビズリーチ公式サイト https://www.bizreach.jp/
ちゅうちゅう

リクルートエージェント』『doda』は大手だからまずオススメってことですね。転職エージェントは何社登録してもタダですしね。そのうえで、いろんな担当者と意見交換できるわけですし。

リアルリアル

どーだ、どーなんだ。)

10.転職エージェントを上手に使いこなすには?

ここからは、実際に『リクルートエージェント』『doda』『ビズリーチ』のいずれか、もしくは全て登録完了した後の話になります。
転職エージェントの担当者から、面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。

仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。

転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
求人企業との面接とは違い、転職エージェントは橋渡し役の立場になるため、「どんな会社を受けたいのか、どんな会社は受けたくないのか」「どんな仕事がしたいのか、どんな仕事はやりたくないのか」この辺は遠慮なく伝えてください。
言ってしまえば、転職エージェントにとって、転職希望者は「商品」という位置付けです。そのため、転職希望者がどんな人間なのか?もちろん初対面ですから知らないわけで、それを知ることによって、提示される求人の精度が高まります。あなたにとっても、求める求人情報以外は提示されたくないと思いますので、遠慮なく最初に本音を伝えておきましょう。
また、複数の転職エージェントを利用する場合、その旨も先に伝えておきましょう。そうすることで、他の転職エージェントに勝つために、あなたへの対応優先度が上がる可能性があります。

転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
  • 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
  • その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
※「ネット上での口コミを見て興味が持てない」というのは、現実性に乏しく、あまりおすすめできません。ただ、その際はその口コミ内容を伝えたうえで、実際はどうなのか聞いてみると良いでしょう。また、転職エージェントの担当者によっては、「口コミサイトは当てにならないし、見ない方がいいですよ。」とあなたに言ってくる場合もあります。そういった担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうことも視野に入れたうえで興味が湧かず断りたい、と意思を表示しましょう。
逆に、以下のような断り方はやめましょう
  • 理由を伝えることなく断りを入れる。
  • 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
このような対応を行うと、その後紹介される求人がガクっと減ってしまうなど、担当者にとってのあなたの対応優先度が低くなってしまい損につながります。

転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
  • なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
  • いつ頃から募集しているのか。
  • 現時点で決まっていない理由は何なのか。
  • 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
このような確認を行い、得られた情報を書類選考・面接対策に反映することで、あなたの転職成功確率が高まることでしょう。

転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。

転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。
  • うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
  • 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
  • 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
  • メール返信等、対応がとても遅い。
転職エージェントにとっても、避けたいのはあなたが他の転職エージェントに逃げてしまうことです。そのため、その担当者に対して、思い切って担当者変更を依頼しましょう。
その際、注意点は以下のとおりです。
  • (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
  • 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
このように依頼すれば、悪い印象を与えることなく、スムーズな担当者変更につながるはずです。

主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。

これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントは転職のプロとして、あなたと対等の立場で接してくることが多いです。ただ、中には「どんどん応募しないといつまでも決まりませんよ。多少希望と違ったとしても、まずは受けてみましょう」など、とにかく数をこなすよう促される場合もあります。
その際、転職エージェントに振り回されることなど決して無いよう「主導権は自分にある」ということを肝に銘じましょう「転職エージェントと上手に付き合う」というのは、「転職エージェントを上手に使いこなす」ということです。
決して高慢な態度を出してはいけませんが、「この転職希望者にはぜひ成功して欲しい!しっかり協力しよう!」と、気持ち良く仕事をしてもらうようにしましょう。担当者もあなたと同じ人間です。「最低限のビジネスマナーを守る」「約束は守る、できない約束はしない」「なるべく早めの対応を心がける」など、普段の仕事と同様の感覚で接しておけば間違いないと言えるでしょう。
ちゅうちゅう

転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。

リアルリアル

(お頼み申します!)

ここまで読んでいただいた、あなたに
日本マクドナルドへの転職について、必要な情報は全て提示しました。
転職人気企業ですが、部署によっては激務だったりと、部署単位で満足度が異なる企業という側面もあります。会社としてだけで判断するのではなく、実際どんな環境で働くのか、部署レベルまで落とし込んだ情報収集を行い、そのうえでチャレンジしてみることを強くおすすめします。
日本マクドナルドへの転職に成功するために抽出した転職エージェント
転職が実現した後、どんな人生を描けるかが本当の勝負です。
「この会社に転職してみて、確かに大変なところもあるけど、それはある程度事前に知っていたことだ。決めたのは自分なんだから頑張って続けよう。」
そういった転職が実現できるよう、少しでも力になれましたら光栄です。
ちゅうちゅう

日本マクドナルドの攻略がんばりましょう!

リアルリアル

(ごちそうさまでした!)