中途採用で、みずほ銀行に転職したい、と考えている方は多いかと思います。日本を代表するメガバンクの一角として、知らない人はいませんね。
転職するために、「本当に大丈夫なのか?」と情報を探してみても、転職サイトやその企業のサイトには表向きの情報しか無いのは間違いありません。また、最近口コミ系のサイトが流行っていますが、それを見てみたとしても、そのサイト自体に登録するためのハードルもあり、登録したとしても情報量が膨大で見るのも大変です。結果、本当に転職して大丈夫なのか?と思ってしまうでしょう。
その一方で、この方法なら失敗しないという唯一無二のやり方が、単純ですがあります。
このページでは、みずほ銀行への転職について、どうしたら正確な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう対処すべきか、現役エージェントの知見から、みずほ銀行への転職について触れたいと思います。
このページを読んでいただければ、みずほ銀行への転職についての情報は一通り揃っているかと思います。あなたがみずほ銀行に転職すべきかの判断材料になり、さらに転職したいと思った場合、みずほ銀行に理想の転職が実現できる可能性が高まるはずです。
ちゅうちゅう

みずほ銀行に転職したい方向けの記事です。ちょっと長いですが、読んで損はないはずです。

リアルリアル

(みずほ銀行。うおォンうおォン。)

次章以降で詳細について触れますが、みずほ銀行への転職についての所見をまとめます。

転職を考える際、押さえるべきみずほ銀行の特徴

  • みずほフィナンシャルグループの中核を担っており、三大メガバンクの一つ。
  • 真面目で誠実な人が多く、ルールを遵守する風土がある。
  • 昼食代に補助が出る、各種手当があるなど福利厚生も充実。
  • 現時点で公開されている求人はない。
  • 公平・公正な姿勢で仕事に臨み、今の〈みずほ〉を変えられるような人材を求めている。
  • 20時完全退社の徹底など、ワークライフバランスは調整しやすい。
  • 給与は高水準であり、安定した高収入が得られる。

みずほ銀行へ転職するために、押さえておくべきポイント

  • 全体的に残業は減少傾向にあるが、繁忙期になると一部部門では極めて激務になることもあるようなので、注意が必要。
  • 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。

2.みずほ銀行ってどんな会社?

項目 内容
会社名 株式会社みずほ銀行
代表者 取締役頭取 藤原 弘治
本店所在地 東京都千代田区大手町1–5–5(大手町タワー)
発足日 2013年7月1日
資本金 1兆4,040億円
主な事業内容 金融業及びその他付帯業務など。
従業員数 30,301人(2018年3月末現在)

事業内容

1998年、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の全面統合による新しい金融グループ〈みずほ〉が誕生しました。20134月に、銀行・信託・証券その他の主要グループ各社を持株会社の直下に設置するグループ経営体制に移行し、同年7月には、みずほ銀行とみずほコーポレート銀行の合併による「新みずほ銀行」が発足しました。
みずほ銀行は顧客セグメント別のカンパニー制を導入しており、主な業務内容は以下の通りとなっています。
  • 預金業務
  • 貸出業務
  • 商品有価証券売買業務/有価証券投資業務
  • 内国為替業務/外国為替業務
  • 社債受託および登録業務
  • その他附帯業務

今後の事業展開

みずほフィナンシャルグループは、2019年度からの5年間を計画期間とする「5ヵ年経営計画 ~次世代金融への転換」を策定しています。顧客との新たなパートナーシップを構築すべく、「金融そのものの価値」を越えて、非金融を含めた「金融を巡る新たな価値」を創造することを基本戦略としています。
<顧客との新たなパートナーシップ>
  • 個人:新たな社会におけるライフデザインのパートナー
  • 法人:産業構造の変化の中での事業展開の戦略的パートナー
  • 市場参加者:多様な仲介機能を発揮する市場に精通したパートナー
上記パートナーシップを構築するために、「顧客」「地域」「機能」等を縦横無尽に組み合わせて金融を巡る新たなバリューチェーンをよりオープンに創出し、グループ各社だけでなく外部とも積極的に協働するとしています。

デジタルイノベーション

みずほフィナンシャルグループは、先端テクノロジーなどに強みをもつ大手ベンダーやFinTech企業と連携することで、新規ビジネスの創出や、顧客に寄り添った利便性の高いサービスの提供を目指しています。
20176月には、WiLグループ他と株式会社Blue Labを設立しました。Blue Labでは、海外も含めた決済プラットフォーム構築、人工知能やビッグデータを活用した事務作業自動化のためのソフトウェア開発、サプライチェーンマネジメントやトレードファイナンスにおける業務効率化を目的としたブロックチェーンの商用化等に取り組んでいます。

3.みずほ銀行は、転職者に対してどんな人材を求めている?

募集職種

現時点で、キャリア採用の募集は行っていないようです。

求める人材

みずほ銀行の採用情報ページには、トップメッセージとして以下のようなメッセージが紹介されています。

『私達〈みずほ〉は、わが国、そして世界の抱える構造的な課題と向き合い、「One MIZUHO」を通じて「経済・社会、そして人々の生活に何をもたらしうるのか」ということによりフォーカスし、役職員一人ひとりが前向き・能動的に意欲と情熱を持ってチャレンジする、そうした集団でありたいと考えています。 ~中略~

〈みずほ〉をめざされる皆さんには、〈みずほ〉の特長である、多種多様な人材を受け入れる「自由闊達な企業風土」と、自分の夢や目標を実現するために挑戦し続けることができる広範な活躍の場を徹底的に活用していただき、「金融を通じて経済・社会の発展に貢献する」というグループ共通の目標実現へ向けた大いなる挑戦に加わっていただきたいと思います。』

また、採用情報ページに「みずほらしくない人に会いたい。」という特集があり、新たな価値を生み出し、今の〈みずほ〉を変えられる人物像について触れています。
これらのメッセージから
  • 金融に携わる者としての責任を自覚し、常に公平・公正な姿勢で仕事に臨む人材
  • 知的好奇心を持ち、つべこべ言わずにまず行動してみる人材
を求めていると考えられます。また、テクノロジーの進化により刻々と変化を続ける金融界のなかで、主体的にチャレンジする意欲を持ち、変化に「対応する」のではなく自ら変化を「創り出す」気概を持つ人材を求めているとも言えます。
みずほ銀行の採用情報ページには、様々な職種の社員の方のインタビューが紹介されています。どこの部署の社員が、日頃何を考え、どのように仕事に取り組んでいるのか、人間性も含め感じることができるでしょう。あなたが興味のある事業に取り組む社員の方の意見は、書類・面接対策においても必ず目を通しておきましょう。

給料(年収)

平均年間給与:987万円(2017年現在)
平均年齢:38.8歳(2017年現在)
平均勤続年数:14.7年(2017年現在)

労働時間

平均残業時間:29~30時間/月
近年は残業時間に対して厳しく、ワークライフバランスはどの部門も全体的によいとのことです。20時には退社することが規定されており、マネジメント層にも求められているようです。残業時間について本部から課された支店の目標があり、厳格に管理されているという情報がありました。ただし、一部部門(審査部)などは、繁忙期になると極めて激務になるという情報がありましたので、部署によっては残業が多い時もあるようです。
ちゅうちゅう

常に公平・公正な姿勢で仕事に臨み、変化を創り出し、今の〈みずほ〉を変えられるような人材を求めているようですね。現在のところ、キャリア採用における募集は行っていないようです。

リアルリアル

(いいじゃないか。)

4.みずほ銀行の求人情報にはどんな傾向がある?

転職サイトを各種調べたところ、みずほ銀行の求人は見つかりませんでした。そこで、みずほ銀行の採用情報ページも確認してみましたが、現時点でキャリア採用は募集がありませんでした。
ただ、これはあくまで一般に公開されている求人であり、非公開の求人というものがある可能性があります。
例えば、転職エージェントのdodaの場合、非公開求人が公開求人の3倍以上の規模に上るため、doda非公開求人の方には他の技術系・事務系職種も含まれている可能性があります。
ちゅうちゅう

現時点で公開されている求人はありませんが、隠れ求人の存在は気になるところです。

リアルリアル

(いわゆる裏メニューってやつか。悪くない。)

5.みずほ銀行の現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)

口コミや内部情報を以下にまとめました。新卒入社と中途入社では当然差があることを踏まえ、中途入社した人のみの内部情報です。
※参照元:OpenWork、enライトハウス、転職会議、キャリコネ他

項目 コメント
給与・福利厚生
  • 給与水準は高い。
  • 賞与の比率が低く、安定した高収入が得られる。
  • 海外派遣される場合、各種手当が厚い。
  • 昼食代に補助が出る。
ワークライフバランス
  • 支店では、20時完全退社が徹底されている。
  • 労務管理が厳しく、一般企業に比べて残業も少ない。
  • 有休は取得しやすい。
  • 部長の方針や、事業所の雰囲気による。
社風
  • 昔ながらの日本企業で、上下関係に厳しい。
  • 真面目で優秀、常識のある社員が多い。
  • お役所気質がある。
  • 社内政治が最重要。
成長機会・キャリア開発
  • 海外勤務の機会もある。
  • ジョブ公募制度があり、面接に合格すると一年以内に異動できる。
  • 金融に関する知識と経験が積める。
  • 商品研究会が充実している。
入社後のギャップ
  • 他の銀行と比べると、緩い雰囲気だった。
  • 顧客第一という感じではない。
  • 想像以上に、とにかく細かい。
  • ミスやルーズな感覚に厳しい。
退職検討理由
  • 仕事に追われる日々に疲れた。
  • 外資金融への興味がわいた。
  • 自身の成長を感じられなかったため。
  • 自分の望んでいたキャリアパスとは異なる部署へ異動となったため。
ワークスタイル
  • 在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)による外出自粛。
  • 社内の定例会議をオンラインにする。
  • 重要業務従事者におけるスプリットオペレーションの実施。

給与・福利厚生

給与は高い水準であるという意見が複数ありました。また、年収における賞与の比率が低く、安定して高収入が得られることが最大の魅力だという意見もありました。ただし、50歳代から関連会社等への出向となり年収は下がる傾向にあるとのことです。
福利厚生についても、満足している方が多いようです。昼食代の補助がありがたいという意見が複数ありました。住宅手当も助かるようです。条件付きで賃貸居住者は家賃補助の対象となり、最大で月間6万円ほどが支給されるとのことです。

ワークライフバランス

全体的にはバランスを調整しやすいという意見が多いようですが、部署によってはワークに傾いているようです。本部と支店とで、勤務時間がかなり異なるという情報もありました。支店においては20時完全退社が徹底されており、それ以降の残業が一切できないとのことです。
休暇に関しては取りやすいという意見が多かったです。好きな時に一年で5日連続休暇を取得できる他、通常のスポット的な有休も取りやすいという情報がありました。

他には、基幹職においては飲み会が非常に多く、残業が少ない割に帰宅は遅くなる傾向にあるという情報がありました。

社風

社風はどちらかというと保守的で、変化を好まないという意見がいくつかありました。複数の銀行が一緒になっているので、考え方ややり方が違い衝突することもあるようです。
他には、誠実で真面目に物事に取り組んでいる人が多く、あまりガツガツしていない、調和力のある人ばかり、ルールの遵守をするという風土があるなどの意見がありました。

成長機会・キャリア開発

ジョブ公募制度があり、実績と実力がある場合、手を上げれば異動できるとのことです。また、グローバルに拠点を有するため、海外勤務の機会も十分にあるという情報がありました。金融に関しての知識と経験は十分に積めるため、この分野で生きていこうと決めた人にとっては良い環境だと感じている方もいらっしゃいました。

入社後のギャップ

想像以上に細かいことを要求されるという意見がありました。一般企業とは違い、物の管理保管にもうるさく、ミスやルーズな感覚には厳しいとのことです。ミスは、かなり厳しく叱責を受けるという情報もありました。遅刻や欠席にも厳しいため、自己管理や時間厳守できない人には向いていないという意見もありました。

退職検討理由

忙しい部署では、残業続きで精神的にも体力的にもきつい部分があったという理由が複数ありました。ルーティンワークを行っているような部署では、毎日同じことの繰り返しであり、その中で自己の成長を感じることは難しいと感じている方もいらっしゃいました。会社の安定感が逆に、不満となることもあるようです。

ワークスタイル

部署によっては在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)が進んでいるようです。ただ業務の特性上、在宅勤務は難しいという声もいくつかありました。
重要業務においてはスプリットオペレーション(行員が一斉に感染するリスクを避けるため、2班に分けて業務を行うことや離れた場所で業務を行うこと)を実施し、感染拡大防止に留意しながらも事業継続に努めています。
ちゅうちゅう

給与は高水準で、住宅手当があるなど福利厚生も手厚いようです。有休は取りやすく、一年の好きな時に連続休暇が取れるのも魅力のようですね。

リアルリアル

(考えるな。感じるんだ。)

6.みずほ銀行への転職を成功させるには?

ここまで読んで、みずほ銀行への転職意欲は高まりましたか?

みずほ銀行に転職する方法で一番おすすめしたいのは、転職エージェントの活用です。

※転職エージェントとは?
「エージェント」というのは、いわゆる「代理人」です。転職エージェントは、転職希望者と中途採用の求人を出している企業とをつなげるのが役割です。転職エージェントは、採用が成功した場合に企業から手数料がもらえるので、転職希望者からはお金をもらいません。そのため無料で利用できるサービスです。これらのサービスは、サイト上で登録をすると転職エージェントの方から面談の誘いがメールで来ます。そのうえで日程を調整してその転職エージェントの企業に訪問し、面談を行います。面談では、「具体的に転職を考えているのか」「なぜ今の会社を辞めようと思っているのか」「どういった会社に移りたいと思っているのか」というような質問があり、それに答えていくかたちになります。転職エージェントに登録する転職希望者は、「一刻も早く転職したい」という人もいれば、「特にまだ転職は考えていないが、良い求人があれば転職したい」など様々な思いを抱いています。そのため、面談で「具体的に転職を考えているのか」という質問に対して、「今は情報収集している段階です。」と答えても、まずイヤな顔はされないと思って大丈夫です。
では、みずほ銀行に転職する場合に転職エージェントを活用すべき理由ですが、以下4点です。
  • 一般には公開されていない、みずほ銀行の求人情報について入手できる可能性がある。
  • 書類選考・面接について、みずほ銀行に特化した対策を行ってもらえる。
  • 年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
  • 転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。

一般には公開されていない、みずほ銀行の求人情報について入手できる可能性がある。

例えばdodaの場合、サイト上で公開されている求人の3倍以上もの非公開求人を取り扱っています。

※転職エージェントはなぜ全ての求人を公開しないのか?
転職エージェントは全ての求人を公開しない、というよりは公開できないのです。これはなぜかと言うと、企業は人ありきとよく言われますが、あくまでビジネスあってこその人と言うこともできます。要するに、既存ビジネスの強化・新規ビジネスの創出を行うために人が必要なのです。そのため、特に新規ビジネスについては、開始する前、もしくは開始して間もなくは他社にそのことを知られたくありません。中途採用の募集を行ううえでも、自社のサイトはもちろん、転職サイトにもその情報を載せたくないのです。そうすると、転職エージェントにそのような中途採用求人が集まることになります。なぜ転職エージェントなのかと言うと、転職希望者個人と対面する必要があり、情報をオープンにする必要が無いからです。ちなみに、公開されている求人と比べて、戦略的な採用という色が濃いため年収やポジションも好条件のものが多いのが一般的です。
転職エージェントの大手であればあるほど、みずほ銀行の非公開求人も取り扱っています。
あなたのような転職希望者の適性に応じて提示してくれますし、適性に合う求人が無い場合でも、みずほ銀行に対して適性に合う求人が無いか、あなたを売り込みに行ってくれることもあります。
そのため、みずほ銀行のサイトや転職サイト・転職エージェントのサイト上の求人を見て、自分に合う求人が無い場合には、非公開で取り扱いが無いか、転職エージェントに尋ねてみることをおすすめします。

書類選考・面接について、みずほ銀行に特化した対策を行ってもらえる。

転職エージェントは、過去に多くの転職希望者の転職を実現させているため、転職人気企業であればあるほど、その機会に多く携わっています。そのため、選考スタイルや選考プロセスについて熟知しており、ノウハウが豊富です。

どんな人なら受かって、どんな人なら落ちてしまうのか。面接でどういう質問がされ、それにどう答えれば受かり、落ちる場合は答え方がまずかったのか、答える内容自体が間違っていたのか。そのような過去実績に基づく膨大なデータを保有しています。
その根拠データやノウハウを用いて、みずほ銀行の書類選考を突破するために、職務経歴書上でどんな内容をどんな風にアピールした方が良いのか、面接の段階では想定される複数の質問に対して、どう答えた方が良いのか、サポートしてもらえます
さらに、面接担当者にはどんな傾向があるのか(結論から論理立てて話すようにしないと、60分の面接でも30分で終わってしまうなど。。)、求人情報ではまず触れられるはずのない情報も持っているため、転職サイトや企業サイトから応募するよりも圧倒的に有利に進められます。
なお、これは意外だと思いますが、このように転職エージェントは転職人気企業ほどパイプが太いため、仮に採用企業側が面接であなたを落とすと判断した場合でも、掛け合ってくれて通過させてくれることもあったりします
基本的に、面接については終了後に転職エージェントに「面接終了しました。」と電話連絡を入れるステップがあります。その際、「おつかれさまでした。面接はいかがでした?」と面接の苦労を労ってもらえるとともに、「うまく答えられなかった質問はありましたか?」など丁寧にフォローを入れてくれます。その内容をもって、転職エージェントはあなたの代理となり、その後採用企業側にフォローを入れてくれるのです。
ただ、全ての転職エージェントがそういった対応を行ってくれるわけではありません。転職エージェントは良いところだけを選ぶようにしましょう

年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。

転職するうえで、重要なものの1つは年収でないでしょうか。 年収については、残業の有無と同様に面接で質問することは難しいと思います。

「年収〇万円以上」「年収〇万円~〇万円」という求人情報がほとんどですが、転職エージェントは、転職希望者の適性と過去の転職成功者の適正をマッチングして、「この人なら年収〇万円だろう」などとあたりをつけます。そのうえで、最終面接、もしくはその後に企業から実際の金額について転職エージェントに連絡が入ります。
その段階で、前もってあなたが事前に伝えていた金額よりも低ければ企業側と交渉してくれます。さらに、もしあなたが事前に伝えていた額と同等であった場合でも、それより高くならないか、掛け合ってくれるのです。
これは直接応募ではまず不可能なことだと思うので、転職エージェントに頼りましょう。

転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。

これまで見ていただいたとおり、会社自体の情報は事前に仕入れることができても、実際に配属される部署についての情報を仕入れることは不可能に近い、というか不可能でしょう。

一緒に働くうえで、その部署の上司・同僚のタイプや新卒中途・男女の比率、他の関連部署との力関係、会社の中での位置づけなど、事前に知っておくことに越したことはありません。転職エージェントはそういった情報も保有していますので、気になることはどんどん聞いてみましょう。
併せて、気になった会社については、いろいろ悪い口コミ情報などもネットなどで見かけることがあるでしょう。そういった口コミ情報が正しいのか、間違っているのかについても、聞いてみるのが良いでしょう。
ちゅうちゅう

そもそも自分に合った会社なのか、合う場合、受かるためにどうしたら良いか、転職エージェントを味方につけるのが効率的ですね。

リアルリアル

(う~ん、そうきたか。)

7.みずほ銀行への転職で、おすすめの転職エージェントは?

転職エージェントは有名な会社だけでも10社近くあります。
実際相手にする担当者との相性含め、当たり外れが多いのが実際のところです。登録や面談の手間、日ごろの電話・メール対応も考えると、どの転職エージェントと付き合うかについては、失敗は許されないと言っても過言ではありません。
みずほ銀行に転職するために登録すべき転職エージェントを、以下の観点で選びました。
  • みずほ銀行の求人について、取り扱い実績がある。
  • みずほ銀行への転職をサポートできるノウハウを持っている。
  • みずほ銀行以外の求人情報についても豊富に保有しており、そのような求人についても成功までサポートするノウハウを保有している。
これらの要素が全て当てはまる、具体的におすすめしたい転職エージェントは以下4社です。 登録自体は2~3分で済みます。無料なので費用面のリスクもありません。
  登録すべきか 特徴
リクルートエージェント 業界最大手。みずほ銀行への転職サポート実績多数。
doda 業界2番手。みずほ銀行への転職サポート実績多数。提案力に強み。
ビズリーチ ダイレクトリクルーティングが活発で、職務経歴書が目につけば人事担当者が連絡してくる可能性あり。
特に『リクルートエージェント』『doda』の2社は登録を強くお勧めします。
ただ、この2社については最大手でもあり、他の転職希望者も多数抱えるため、対応スピードなどサポートに満足が行かない場合もあるかもしれません。それも踏まえ、『ビズリーチ』も登録しておく方が良いでしょう。
ちなみに、登録完了後、転職エージェントから連絡が来るタイミングはマチマチです。早いところもあれば遅いところもあります。一方で、登録する内容については転職エージェントによる違いはほとんど無く、同じ作業の繰り返しです。
そのため、登録するエージェントが決まったら、一気にまとめて登録してしまう方が効率的です。
各社の特徴は、以下のとおりです。

リクルートエージェント|業界最大手・求人企業からの圧倒的な信頼度

リクルートエージェント』は、リクルートが運営する業界No.1の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。
業界最大手のため、みずほ銀行への転職実績は多数あり、以下のメリットがあります。
  • みずほ銀行への転職実績が多数あり、転職希望者へのサポートノウハウが豊富
  • みずほ銀行側からの信頼も厚く、非公開求人の充実につながっている。
みずほ銀行への転職に一番直結する転職エージェントと言えるでしょう。
リクルートエージェント公式サイトhttps://www.r-agent.com/

doda|業界No.2・転職希望者に対する高い提案力

doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。 非公開求人は8万件、登録者数は370万人の規模に上ります。 拠点は全国に10カ所(※)あります。 ※東京、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、京都、兵庫、広島、福岡
おすすめの求人を紹介してくれる段階になると、結構絞って紹介してくれます。 また、求人企業とのやりとりは担当が別なので、求人について細かい質問をした時など、その場で回答をもらえないこともあります。当然後からきちんと回答はもらえますので、聞きたいことは遠慮せずに聞いておくべきです。
転職希望者のニーズを掘り下げてくれるため、面談時間も2時間ぐらい見ておいた方が良いでしょう。
doda公式サイトhttp://doda.jp/

ビズリーチ|企業の採用担当者からダイレクトリクルーティングに強み

ビズリーチ』は、人材系ベンチャーのビズリーチが運営する転職支援サービスです。
特徴的なのは、ダイレクトリクルーティングという概念を日本にもたらした第一人者的な存在というところです。数多くの転職希望者のデータを求人企業に公開、転職エージェントなどを通さずに企業側が直接転職希望者にアプローチできる、画期的な取り組みです。この方法を取り入れる企業は拡大する一方のようです。なお、ダイレクトリクルーティングだけではなく、多数のヘッドハンターも利用するサービスのため、転職エージェントとは違う角度で求人を入手できる機会も望めるサービスです。
ビズリーチ公式サイト https://www.bizreach.jp/
ちゅうちゅう

リクルートエージェント』『doda』は大手だからまずオススメってことですね。転職エージェントは何社登録してもタダですしね。そのうえで、いろんな担当者と意見交換できるわけですし。

リアルリアル

どーだ、どーなんだ。)

8.転職エージェントを上手に使いこなすには?

ここからは、実際に『リクルートエージェント』『doda』『ビズリーチ』のいずれか、もしくは全て登録完了した後の話になります。
転職エージェントの担当者から、面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。

仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。

転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
求人企業との面接とは違い、転職エージェントは橋渡し役の立場になるため、「どんな会社を受けたいのか、どんな会社は受けたくないのか」「どんな仕事がしたいのか、どんな仕事はやりたくないのか」この辺は遠慮なく伝えてください。
言ってしまえば、転職エージェントにとって、転職希望者は「商品」という位置付けです。そのため、転職希望者がどんな人間なのか?もちろん初対面ですから知らないわけで、それを知ることによって、提示される求人の精度が高まります。あなたにとっても、求める求人情報以外は提示されたくないと思いますので、遠慮なく最初に本音を伝えておきましょう。
また、複数の転職エージェントを利用する場合、その旨も先に伝えておきましょう。そうすることで、他の転職エージェントに勝つために、あなたへの対応優先度が上がる可能性があります。

転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
  • 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
  • その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
※「ネット上での口コミを見て興味が持てない」というのは、現実性に乏しく、あまりおすすめできません。ただ、その際はその口コミ内容を伝えたうえで、実際はどうなのか聞いてみると良いでしょう。また、転職エージェントの担当者によっては、「口コミサイトは当てにならないし、見ない方がいいですよ。」とあなたに言ってくる場合もあります。そういった担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうことも視野に入れたうえで興味が湧かず断りたい、と意思を表示しましょう。
逆に、以下のような断り方はやめましょう
  • 理由を伝えることなく断りを入れる。
  • 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
このような対応を行うと、その後紹介される求人がガクっと減ってしまうなど、担当者にとってのあなたの対応優先度が低くなってしまい損につながります。

転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
  • なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
  • いつ頃から募集しているのか。
  • 現時点で決まっていない理由は何なのか。
  • 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
このような確認を行い、得られた情報を書類選考・面接対策に反映することで、あなたの転職成功確率が高まることでしょう。

転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。

転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。
  • うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
  • 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
  • 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
  • メール返信等、対応がとても遅い。
転職エージェントにとっても、避けたいのはあなたが他の転職エージェントに逃げてしまうことです。そのため、その担当者に対して、思い切って担当者変更を依頼しましょう。
その際、注意点は以下のとおりです。
  • (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
  • 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
このように依頼すれば、悪い印象を与えることなく、スムーズな担当者変更につながるはずです。

主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。

これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントは転職のプロとして、あなたと対等の立場で接してくることが多いです。ただ、中には「どんどん応募しないといつまでも決まりませんよ。多少希望と違ったとしても、まずは受けてみましょう」など、とにかく数をこなすよう促される場合もあります。
その際、転職エージェントに振り回されることなど決して無いよう「主導権は自分にある」ということを肝に銘じましょう「転職エージェントと上手に付き合う」というのは、「転職エージェントを上手に使いこなす」ということです。
決して高慢な態度を出してはいけませんが、「この転職希望者にはぜひ成功して欲しい!しっかり協力しよう!」と、気持ち良く仕事をしてもらうようにしましょう。担当者もあなたと同じ人間です。「最低限のビジネスマナーを守る」「約束は守る、できない約束はしない」「なるべく早めの対応を心がける」など、普段の仕事と同様の感覚で接しておけば間違いないと言えるでしょう。
ちゅうちゅう

転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。

リアルリアル

(お頼み申します!)

ここまで読んでいただいた、あなたに
みずほ銀行への転職について、必要な情報は全て提示しました。
転職人気企業ですが、部署によっては激務だったりと、部署単位で満足度が異なる企業という側面もあります。会社としてだけで判断するのではなく、実際どんな環境で働くのか、部署レベルまで落とし込んだ情報収集を行い、そのうえでチャレンジしてみることを強くおすすめします。
みずほ銀行への転職に成功するために抽出した転職エージェント
転職が実現した後、どんな人生を描けるかが本当の勝負です。
「この会社に転職してみて、確かに大変なところもあるけど、それはある程度事前に知っていたことだ。決めたのは自分なんだから頑張って続けよう。」
そういった転職が実現できるよう、少しでも力になれましたら光栄です。
ちゅうちゅう

みずほ銀行の攻略がんばりましょう!

リアルリアル

(ごちそうさまでした!)