中途採用で、ZOZOに転職したい、と考えている方は多いかと思います。ファッション業界で、独走している企業ですからね。
転職するために、「本当に大丈夫なのか?」と情報を探してみても、転職サイトやその企業のサイトには表向きの情報しか無いのは間違いありません。また、最近口コミ系のサイトが流行っていますが、それを見てみたとしても、そのサイト自体に登録するためのハードルもあり、登録したとしても情報量が膨大で見るのも大変です。結果、本当に転職して大丈夫なのか?と思ってしまうでしょう。
その一方で、この方法なら失敗しないという唯一無二のやり方があります。
このページでは、ZOZOへの転職について、どうしたら正確な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう対処すべきか、現役エージェントの知見から、ZOZOへの転職について触れたいと思います。
このページを読んでいただければ、ZOZOへの転職についての情報は一通り揃っているかと思います。あなたがZOZOに転職すべきかの判断材料になり、さらに転職したいと思った場合、ZOZOに理想の転職が実現できる可能性が高まるはずです。
ちゅう
ZOZOに転職したい方向けの記事です。ちょっと長いですが、読んで損はないはずです。
リアル
次章以降で詳細について触れますが、ZOZOへの転職についての所見をまとめます。
転職を考える際、押さえるべきZOZOの特徴
- アパレルのオンラインショッピングサイト、ZOZOTOWN(ゾゾタウン)を運営。
- 自由な社風で、社員同士の仲が良い。
- 中途採用で募集中の職種は、公開されているものは多くない。
- 9時~15時の6時間勤務という独特な制度あり。
- 残業時間は短め~平均的。
- 平均年収は592万円と、アパレル業界ではTOPクラス。中途採用では月給20万円以上とあるが、前職の年収が考慮される。
ZOZOへ転職するために、押さえておくべきポイント
- 配属先の部署により、激務かそうでないかにかなり違いがあるため注意が必要。
- 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。
2.ZOZOってどんな会社?
項目 |
内容 |
会社名 |
株式会社ZOZO |
代表取締役社長 |
前澤 友作 |
本社所在地 |
千葉県千葉市美浜区中瀬2-6-1WBGマリブウエスト |
創立 |
1998年5月21日 |
資本金 |
1,359,903千円(2017年6月末日時点) |
主な事業内容 |
モール事業、自社EC支援事業、メディア事業 |
従業員数(連結) |
832名※グループ全体(2017年6月末日時点) |
事業内容
アパレルのオンラインショッピングサイト、ZOZOTOWN(ゾゾタウン)を運営する日本企業です。もともとは輸入レコード・CDのカタログ販売をきっかけに事業が始まりましたが、2000年にインターネット通販に切り替え、アパレル販売を中心に会社は成長しました。
今後の事業展開
同社として、今後は以下「3つの事業領域」を柱とし、進化させていくようです。
1、ZOZOTOWN(BtoC) 2、ZOZOUSED(CtoBtoC) 3、WEAR
消費者・ブランド双方にとって、より利便性の高いファッションECのインフラや、ファッションに特化したインターネット・メディアを構築し、衣料品・アクセサリー市場におけるEC化率の上昇を促進することを目指しているようです。
ファッション市場全体の成長率は低い状態にある中、他の先進国に比べて日本のEC化率は低いため、EC市場において事業拡大を図るようです。
海外展開
海外に支社は無いようですが、米ニューヨーク発の二次流通ファッションECプラットフォーム「マテリアルワールドドットコム(Materialwrld.com)」や、マレーシアでファッションECプラットフォーム「ファッションヴァレットドットコム(FashionValet.com)」を手がけるFashion Valet Sdn. Bhd.に対する出資を行っています。また、その前にタイでファッションECプラットフォーム「ウェアユーウォントドットコム(WearYouWant.com)」を運営するシンガポールの企業に対しても出資しています。
既存事業とのノウハウの共有やマーケティング支援などを通じて、互いのサービス価値向上を図るようです。
~ZOZOについては、ココが魅力~
- リピーター率が高い。
- 人気ブランドと強固な関係を築いている。
- 時価総額が高く、経営の拡張性がある。
~ZOZOについては、ココを許容すべき~
- ファストファッションの人気も高いため、出店ブランドの今後の売上上昇は不透明。
- ファッションということで、若者がターゲットになるため、少子化問題が影響する可能性あり。
完璧な会社なんてありません。ただ、どこが完璧じゃないか知っておくだけで、転職してご自身が活躍する余地もありますし、万が一業績が落ち込んだ際、事前に知っていた分モチベーションダウンを避けられます。
3.ZOZOは、転職者に対してどんな人材を求めている?
募集職種

中途採用で募集中の職種は、現時点では
経理という一部職種に偏っているようです。
以前はプライベートブランド立ち上げスタッフについて、かなり積極的に採用しようと考えていたようです。
求める人材
- 応募は1職種のみで、複数職種への併願はできないようです。
- 応募から内定までは最短で1ヶ月半時間を要するようですが、応募者側の状況(面接日の調整がつきにくい等)により期間は変動する場合があるようです。
給料(年収)
平均年間給与:
約592万円 平均年齢:
30.1歳 平均勤続年数:
5.8年 ※
有価証券報告書より引用
ZOZOの平均年収は、アパレル業界では上位クラスと言えます。
ただし、平均年収については注意が必要です。ZOZOが該当するかは抜きに、以下の要素が影響します。
- 役職者が含まれていない場合がある。→株主からの見られ方として、人件費を低く見せるため。
- 残業代が含まれていることが基本。
- 現業(工場作業員など)が含まれていることが基本。
労働時間
平均残業時間:20~30時間/月
ZOZOの残業時間は月20~30時間程度でとなっており、労働時間管理は平均的には行われているようです。
ただし、残業時間については、所属部署や時期によって全く異なる可能性もありますので、注意が必要です。
ちゅう
公開されている求人は少ないですね。給料はアパレル業界では高く、残業も少なめですが、部署によって違うのは要注意ですね。
リアル
4.ZOZOの求人情報にはどんな傾向がある?
転職サイト『エン転職』を使って求人を調べると、以下の傾向があります。
- 月給20万円以上で、前職給与や能力・経験を考慮の上決定される。
- 商品撮影スタッフなど、本社以外の拠点での勤務もあり。
ただ、これはあくまで公開求人であり、非公開求人は含まれません。
また、月給20万円以上とありますが、前職の給与がそれ以上である場合など、入社時に交渉することも可能です。その際、入社時だけではなく、入社後のアップダウンの幅と、その要因が何かについても、併せて確認しておくことをお勧めします。 なお、『
リクルートエージェント
』には同社100%子会社の求人があり、最大で600万円提示しているようです。子会社よりも親会社の方が給与面は良いケースが多いため、月給表記は気にしなくても問題無いかもしれません。

ちゅう
成長途上なのに求人があまり見当たらないようです。隠れ事務系求人の存在は気になるところです。
リアル
5.ZOZOの現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)
口コミや内部情報を以下にまとめました。新卒入社と中途入社では当然差があることを踏まえ、中途入社した人のみの内部情報です。
※参照元:OpenWork、enライトハウス、転職会議、キャリコネ他
※参照元:OpenWork、enライトハウス、転職会議、キャリコネ他
項目 |
コメント |
給与・福利厚生 |
- アパレル業界の中では少ない給料ではない。
- 賞与の額は、社員全員同一。
- 280万円(22歳)、400万円(27歳/役職無)450~500万円(30歳/役職無)
- 会社付近に住む場合、住宅手当あり。
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ワークライフバランス |
- 有給休暇は取得しやすい。
- 9時~15時の6時間勤務の制度あり。
- 残業はほぼ無いが、忙しい時期は残業もする。
- 生活拠点が都内の場合、移動時間がかかり拘束時間が長い。
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社風 |
- 社員同士の仲が良い。
- 会社から強制されたり、ルールはあまりなく、自由な社風。
- 自己主張が求められる。
- 体制が頻繁に変わるため、柔軟性が必要。
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成長機会・キャリア開発 |
- 中途社員で目的意識のしっかりした人材は、役職についている。
- 大きな案件を任される環境がある。
- 新規事業に関わるチャンスが多く、順応性が求められる。
- 任される業務が幅広く、応用する力が自然と磨かれる。
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入社後のギャップ |
- 給与水準はあまり高いとは言えない。
- 平均年齢が若いため、年上だと輪に入りにくい。
- 地味、細かい仕事が多い。
- 社長の権限が大きい。
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退職検討理由 |
- 給与面で不安があるため。
- 成長につながりそうな仕事に関われなかったため。
- 新しい技術を求めるといった考え方があまりないと感じたため。
- 居心地が良いが、逆に切磋琢磨して成長していく環境ではないため。
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ワークスタイル |
- 6時間労働勤務制度がある。
- 部署ごとのフレックスタイム制度がある。
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給与・福利厚生
賞与が全員同額で、それを前向きに捉える意見が多数です。給与については、管理職になるとアップするようです。
福利厚生については、会社付近に住むことで住宅手当が出る程度という意見が多いです。
ワークライフバランス
基本的に残業は少なく、有給休暇も取得しやすいという意見が多いです。なお、9時~15時の6時間勤務という制度があります。人間の集中力を考えれば、一般的な8時間勤務というのは長過ぎるのではないか、という社長の考えのようです。かなりユニークですね。
社風
社員同士、仲が良いという意見が多数です。ZOZOTOWNが好き、ファッションが好き、という社員が大半のようです。風通しも良く、社内恋愛が推奨されているようです。
成長機会・キャリア開発
未経験で入社しても、周囲から教わって成長できる環境という意見が多いです。また、成長途上の会社なので、新規事業に関わる機会が充実しており、応用力も磨かれるという意見も多数あります。
なお、知名度がとても高い会社のため、特にファッション業界のECサイトを展開する会社には移りやすいようです。
入社後のギャップ
若い人の比率が非常に高いという意見が多数です。
また、ZOZOTOWNや洋服が好きで、特に多くを望まなければ働きやすい、という意見も多いです。
退職検討理由
人間関係も良く、働きやすい環境ではあるものの、成長を実感できる仕事に関われないという意見が多いです。キャリアビジョンが描けず、将来に不安を感じてしまうようです。
また、給与面での不安というのはごく一部で、それほど退職を考えるきっかけにはなっていないようです。
ワークスタイル
ZOZOには以前より6時間労働の制度があるため、15時に退社することが可能です。この時間なら帰りの通勤ラッシュを避けることが出来ますね。
また、部署ごとにコアタイムが決められているフレックスタイム制度があります。在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)制度は現在のところないようですが、フレックスを使えば密を避けて通勤が可能です。
ちゅう
平均年齢は若く、特に洋服好きにとっては働きやすい会社と言えそうです。ただ、部署や時期によっては激務だったりするようなので、そこは事前に確認しておきたいところです。
リアル
6.ZOZOへの転職を成功させるには?
ここまで読んで、ZOZOへの転職意欲は高まりましたか?
ZOZOに転職する方法で一番おすすめしたいのは、転職エージェントの活用です。
※転職エージェントとは?
「エージェント」というのは、いわゆる「代理人」です。転職エージェントは、転職希望者と中途採用の求人を出している企業とをつなげるのが役割です。転職エージェントは、採用が成功した場合に企業から手数料がもらえるので、転職希望者からはお金をもらいません。そのため無料で利用できるサービスです。これらのサービスは、サイト上で登録をすると転職エージェントの方から面談の誘いがメールで来ます。そのうえで日程を調整してその転職エージェントの企業に訪問し、面談を行います。面談では、「具体的に転職を考えているのか」「なぜ今の会社を辞めようと思っているのか」「どういった会社に移りたいと思っているのか」というような質問があり、それに答えていくかたちになります。転職エージェントに登録する転職希望者は、「一刻も早く転職したい」という人もいれば、「特にまだ転職は考えていないが、良い求人があれば転職したい」など様々な思いを抱いています。そのため、面談で「具体的に転職を考えているのか」という質問に対して、「今は情報収集している段階です。」と答えても、まずイヤな顔はされないと思って大丈夫です。
では、ZOZOに転職する場合に転職エージェントを活用すべき理由ですが、以下4点です。
- 一般には公開されていない、ZOZOの求人情報について入手できる可能性がある。
- 書類選考・面接について、ZOZOに特化した対策を行ってもらえる。
- 年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
- 転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。
一般には公開されていない、ZOZOの求人情報について入手できる可能性がある。
例えば
dodaの場合、サイト上で公開されている求人の3倍以上もの非公開求人を取り扱っています。
※転職エージェントはなぜ全ての求人を公開しないのか?
転職エージェントは全ての求人を公開しない、というよりは公開できないのです。これはなぜかと言うと、企業は人ありきとよく言われますが、あくまでビジネスあってこその人と言うこともできます。要するに、既存ビジネスの強化・新規ビジネスの創出を行うために人が必要なのです。そのため、特に新規ビジネスについては、開始する前、もしくは開始して間もなくは他社にそのことを知られたくありません。中途採用の募集を行ううえでも、自社のサイトはもちろん、転職サイトにもその情報を載せたくないのです。そうすると、転職エージェントにそのような中途採用求人が集まることになります。なぜ転職エージェントなのかと言うと、転職希望者個人と対面する必要があり、情報をオープンにする必要が無いからです。ちなみに、公開されている求人と比べて、戦略的な採用という色が濃いため年収やポジションも好条件のものが多いのが一般的です。
転職エージェントの大手であればあるほど、ZOZOの非公開求人も取り扱っています。
あなたのような転職希望者の適性に応じて提示してくれますし、適性に合う求人が無い場合でも、ZOZOに対して適性に合う求人が無いか、あなたを売り込みに行ってくれることもあります。
そのため、ZOZOのサイトや転職サイト・転職エージェントのサイト上の求人を見て、自分に合う求人が無い場合には、非公開で取り扱いが無いか、転職エージェントに尋ねてみることをおすすめします。
書類選考・面接について、ZOZOに特化した対策を行ってもらえる。
転職エージェントは、過去に多くの転職希望者の転職を実現させているため、転職人気企業であればあるほど、その機会に多く携わっています。そのため、選考スタイルや選考プロセスについて熟知しており、ノウハウが豊富です。
どんな人なら受かって、どんな人なら落ちてしまうのか。面接でどういう質問がされ、それにどう答えれば受かり、落ちる場合は答え方がまずかったのか、答える内容自体が間違っていたのか。そのような過去実績に基づく膨大なデータを保有しています。
その根拠データやノウハウを用いて、ZOZOの書類選考を突破するために、職務経歴書上でどんな内容をどんな風にアピールした方が良いのか、面接の段階では想定される複数の質問に対して、どう答えた方が良いのか、サポートしてもらえます。
さらに、面接担当者にはどんな傾向があるのか(結論から論理立てて話すようにしないと、60分の面接でも30分で終わってしまうなど。。)、求人情報ではまず触れられるはずのない情報も持っているため、転職サイトや企業サイトから応募するよりも圧倒的に有利に進められます。
なお、これは意外だと思いますが、このように転職エージェントは転職人気企業ほどパイプが太いため、仮に採用企業側が面接であなたを落とすと判断した場合でも、掛け合ってくれて通過させてくれることもあったりします。
基本的に、面接については終了後に転職エージェントに「面接終了しました。」と電話連絡を入れるステップがあります。その際、「おつかれさまでした。面接はいかがでした?」と面接の苦労を労ってもらえるとともに、「うまく答えられなかった質問はありましたか?」など丁寧にフォローを入れてくれます。その内容をもって、転職エージェントはあなたの代理となり、その後採用企業側にフォローを入れてくれるのです。
ただ、全ての転職エージェントがそういった対応を行ってくれるわけではありません。転職エージェントは良いところだけを選ぶようにしましょう。
年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
転職するうえで、重要なものの1つは年収でないでしょうか。 年収については、残業の有無と同様に面接で質問することは難しいと思います。
「年収〇万円以上」「年収〇万円~〇万円」という求人情報がほとんどですが、転職エージェントは、転職希望者の適性と過去の転職成功者の適正をマッチングして、「この人なら年収〇万円だろう」などとあたりをつけます。そのうえで、最終面接、もしくはその後に企業から実際の金額について転職エージェントに連絡が入ります。
その段階で、前もってあなたが事前に伝えていた金額よりも低ければ企業側と交渉してくれます。さらに、もしあなたが事前に伝えていた額と同等であった場合でも、それより高くならないか、掛け合ってくれるのです。
これは直接応募ではまず不可能なことだと思うので、転職エージェントに頼りましょう。
転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。
これまで見ていただいたとおり、会社自体の情報は事前に仕入れることができても、実際に配属される部署についての情報を仕入れることは不可能に近い、というか不可能でしょう。
一緒に働くうえで、その部署の上司・同僚のタイプや新卒中途・男女の比率、他の関連部署との力関係、会社の中での位置づけなど、事前に知っておくことに越したことはありません。転職エージェントはそういった情報も保有していますので、気になることはどんどん聞いてみましょう。
併せて、気になった会社については、いろいろ悪い口コミ情報などもネットなどで見かけることがあるでしょう。そういった口コミ情報が正しいのか、間違っているのかについても、聞いてみるのが良いでしょう。
ちゅう
そもそも自分に合った会社なのか、合う場合、受かるためにどうしたら良いか、転職エージェントを味方につけるのが効率的ですね。
リアル
7.ZOZOへの転職で、おすすめの転職エージェントは?
転職エージェントは有名な会社だけでも10社近くあります。
実際相手にする担当者との相性含め、当たり外れが多いのが実際のところです。登録や面談の手間、日ごろの電話・メール対応も考えると、どの転職エージェントと付き合うかについては、失敗は許されないと言っても過言ではありません。
ZOZOに転職するために登録すべき転職エージェントを、以下の観点で選びました。
- ZOZOの求人について、取り扱い実績がある。
- ZOZOへの転職をサポートできるノウハウを持っている。
- ZOZO以外の求人情報についても豊富に保有しており、そのような求人についても成功までサポートするノウハウを保有している。
これらの要素が全て当てはまる、具体的におすすめしたい転職エージェントは以下4社です。 登録自体は2~3分で済みます。無料なので費用面のリスクもありません。
|
登録すべきか |
特徴 |
リクルートエージェント |
◎ |
業界最大手。ZOZOへの転職サポート実績多数。 |
doda |
◎ |
業界2番手。ZOZOへの転職サポート実績多数。提案力に強み。 |
ビズリーチ |
〇 |
ダイレクトリクルーティングが活発で、職務経歴書が目につけば人事担当者が連絡してくる可能性あり。 |
クリーデンス |
〇 |
ファッション・アパレル業界に特化している。 |
ただ、この2社については最大手でもあり、他の転職希望者も多数抱えるため、対応スピードなどサポートに満足が行かない場合もあるかもしれません。それも踏まえ、『
ビズリーチ』『
クリーデンス』も登録しておく方が良いでしょう。
ちなみに、登録完了後、転職エージェントから連絡が来るタイミングはマチマチです。早いところもあれば遅いところもあります。一方で、登録する内容については転職エージェントによる違いはほとんど無く、同じ作業の繰り返しです。
そのため、登録するエージェントが決まったら、一気にまとめて登録してしまう方が効率的です。
各社の特徴は、以下のとおりです。
リクルートエージェント|業界最大手・求人企業からの圧倒的な信頼度

若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。
業界最大手のため、ZOZOへの転職実績は多数あり、以下のメリットがあります。
- ZOZOへの転職実績が多数あり、転職希望者へのサポートノウハウが豊富
- ZOZO側からの信頼も厚く、非公開求人の充実につながっている。
ZOZOへの転職に一番直結する転職エージェントと言えるでしょう。
doda|業界No.2・転職希望者に対する高い提案力

『
doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。 非公開求人は8万件、登録者数は370万人の規模に上ります。 拠点は全国に10カ所(※)あります。 ※東京、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、京都、兵庫、広島、福岡
おすすめの求人を紹介してくれる段階になると、結構絞って紹介してくれます。 また、求人企業とのやりとりは担当が別なので、求人について細かい質問をした時など、その場で回答をもらえないこともあります。当然後からきちんと回答はもらえますので、聞きたいことは遠慮せずに聞いておくべきです。
転職希望者のニーズを掘り下げてくれるため、面談時間も2時間ぐらい見ておいた方が良いでしょう。
ビズリーチ|企業の採用担当者からダイレクトリクルーティングに強み
『
ビズリーチ』は、人材系ベンチャーのビズリーチが運営する転職支援サービスです。
特徴的なのは、ダイレクトリクルーティングという概念を日本にもたらした第一人者的な存在というところです。数多くの転職希望者のデータを求人企業に公開、転職エージェントなどを通さずに企業側が直接転職希望者にアプローチできる、画期的な取り組みです。この方法を取り入れる企業は拡大する一方のようです。なお、ダイレクトリクルーティングだけではなく、多数のヘッドハンターも利用するサービスのため、転職エージェントとは違う角度で求人を入手できる機会も望めるサービスです。
クリーデンス|ファッション・アパレル業界に特化していることが強み
『
クリーデンス』は、『
doda』と同じパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営するファッション・アパレル業界に特化した転職エージェントです。
扱っている業界が狭いため、求人企業との深い関係性から独自の求人に強みがあります。また、担当者もファッション・アパレル業界出身者が多く、サポート力は高いです。公開求人は2,800社の規模です。 拠点は全国に3カ所(※)あります。 ※関東・関西・中部
リアル
8.転職エージェントを上手に使いこなすには?
ここからは、実際に『
リクルートエージェント
』『
doda』『
ビズリーチ』『
クリーデンス』のいずれか、もしくは全て登録完了した後の話になります。
転職エージェントの担当者から、面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。
仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。
転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
求人企業との面接とは違い、転職エージェントは橋渡し役の立場になるため、「どんな会社を受けたいのか、どんな会社は受けたくないのか」「どんな仕事がしたいのか、どんな仕事はやりたくないのか」この辺は遠慮なく伝えてください。
言ってしまえば、転職エージェントにとって、転職希望者は「商品」という位置付けです。そのため、転職希望者がどんな人間なのか?もちろん初対面ですから知らないわけで、それを知ることによって、提示される求人の精度が高まります。あなたにとっても、求める求人情報以外は提示されたくないと思いますので、遠慮なく最初に本音を伝えておきましょう。
また、複数の転職エージェントを利用する場合、その旨も先に伝えておきましょう。そうすることで、他の転職エージェントに勝つために、あなたへの対応優先度が上がる可能性があります。
転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
- 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
- その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
※「ネット上での口コミを見て興味が持てない」というのは、現実性に乏しく、あまりおすすめできません。ただ、その際はその口コミ内容を伝えたうえで、実際はどうなのか聞いてみると良いでしょう。また、転職エージェントの担当者によっては、「口コミサイトは当てにならないし、見ない方がいいですよ。」とあなたに言ってくる場合もあります。そういった担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうことも視野に入れたうえで興味が湧かず断りたい、と意思を表示しましょう。
逆に、以下のような断り方はやめましょう。
- 理由を伝えることなく断りを入れる。
- 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
このような対応を行うと、その後紹介される求人がガクっと減ってしまうなど、担当者にとってのあなたの対応優先度が低くなってしまい損につながります。
転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
- なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
- いつ頃から募集しているのか。
- 現時点で決まっていない理由は何なのか。
- 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
このような確認を行い、得られた情報を書類選考・面接対策に反映することで、あなたの転職成功確率が高まることでしょう。
転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。
転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。
- うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
- 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
- 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
- メール返信等、対応がとても遅い。
転職エージェントにとっても、避けたいのはあなたが他の転職エージェントに逃げてしまうことです。そのため、その担当者に対して、思い切って担当者変更を依頼しましょう。
その際、注意点は以下のとおりです。
- (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
- 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
このように依頼すれば、悪い印象を与えることなく、スムーズな担当者変更につながるはずです。
主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。
これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、
「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントは転職のプロとして、あなたと対等の立場で接してくることが多いです。ただ、中には「どんどん応募しないといつまでも決まりませんよ。多少希望と違ったとしても、まずは受けてみましょう」など、とにかく数をこなすよう促される場合もあります。
その際、転職エージェントに振り回されることなど決して無いよう「主導権は自分にある」ということを肝に銘じましょう。「転職エージェントと上手に付き合う」というのは、「転職エージェントを上手に使いこなす」ということです。
決して高慢な態度を出してはいけませんが、「この転職希望者にはぜひ成功して欲しい!しっかり協力しよう!」と、気持ち良く仕事をしてもらうようにしましょう。担当者もあなたと同じ人間です。「最低限のビジネスマナーを守る」「約束は守る、できない約束はしない」「なるべく早めの対応を心がける」など、普段の仕事と同様の感覚で接しておけば間違いないと言えるでしょう。
ちゅう
転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。
リアル
ここまで読んでいただいた、あなたに
ZOZOへの転職について、必要な情報は全て提示しました。
転職人気企業ですが、部署によっては激務だったりと、部署単位で満足度が異なる企業という側面もあります。会社としてだけで判断するのではなく、実際どんな環境で働くのか、部署レベルまで落とし込んだ情報収集を行い、そのうえでチャレンジしてみることを強くおすすめします。
ZOZOへの転職に成功するために抽出した転職エージェント
転職が実現した後、どんな人生を描けるかが本当の勝負です。
「この会社に転職してみて、確かに大変なところもあるけど、それはある程度事前に知っていたことだ。決めたのは自分なんだから頑張って続けよう。」
そういった転職が実現できるよう、少しでも力になれましたら光栄です。
ちゅう
リアル