中途採用で、サントリーホールディングスに転職したい、と考えている方は多いかと思います。日本を代表する飲料メーカーとして、知らない人はいませんね。
このページでは、サントリーホールディングスへの転職について、どうしたら正確な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう対処すべきか、現役エージェントの知見から、サントリーホールディングスへの転職について触れたいと思います。
ちゅう
新卒向けの内容は省き、完全に転職者・中途入社社員に特化した内容です。読んで損はないはずです。
リアル
サントリーホールディングスの転職難易度はかなり高いと言えます。dodaの転職人気企業ランキングで上位にランクインするほど転職者に人気がある上に、そもそも離職率が低い(2021年度は0.8%)ので中途採用の枠が少なく、競争率が非常に高いと考えられます。
また、求められるレベルも高いです。一般的に営業は、学歴不問・未経験OKであることも多いですが、サントリーホールディングスの営業の応募資格は、大学卒業以上で営業経験が二年以上必要(商材は不問)となっています。
このような高難易度の企業は書類選考で大量に落とされるため、埋もれないように他の志願者との差別化を図ることが重要です。転職が初めての場合、自力ではなかなか難しいかもしれませんね。そんな時は転職のプロである転職エージェントの力を借りた方が、スムーズにいくことが多いです。
2.サントリーホールディングスへの転職についての所見まとめ
次章以降で詳細について触れますが、サントリーホールディングスへの転職についての所見をまとめます。
転職を考える際、押さえるべきサントリーホールディングスの特徴
- 酒類、食品などの事業を手掛けるサントリーグループ全体の経営戦略を担う会社。
- 愛社精神の強い人が多く、新しいことにチャレンジする社風。
- 家賃補助・持ち家制度など住宅手当が充実している。
- 法務、営業、DX人材で募集がある。
- 常に果敢なチャレンジ精神を持つ人材を求めている。
- ここ数年で働き方改革が進み、かなり残業時間が減った。
- 定期昇給があり、業界内でも高い給与水準。
サントリーホールディングスへ転職するために、押さえておくべきポイント
- 営業は残業が多いこともあるようなので、注意が必要。
- 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。
3.サントリーホールディングスってどんな会社?
項目 |
内容 |
会社名 |
サントリーホールディングス株式会社 |
代表者 |
代表取締役会長 佐治 信忠 代表取締役社長 新浪 剛史 |
本社所在地 |
大阪市北区堂島浜2-1-40 |
設立 |
2009年2月16日 |
資本金 |
700億円 |
主な事業内容 |
グループ全体の経営戦略の策定・推進、およびコーポレート機能 |
従業員数 |
40,885人(2022年12月31日現在) |
事業内容
1899年、大阪でぶどう酒の製造販売を始めたところからサントリーの歴史がスタートしました。食品、スピリッツ、ビール、ワイン、健康食品などの事業がありますが、酒類事業と清涼飲料水事業が主力事業となっています。サントリーホールディングスはそのグループ全体の経営戦略を担う会社として機能しています。
今後の事業展開
サントリーはビール事業に注力する方針を打ち出しており、プレミアムビール「ザ・プレミアム・モルツ」の刷新や、ノンアルコールビールテイスト飲料「オールフリー」の商品ラインナップの拡充などを行うとしています。
時代の変化と共に成人一人あたりの酒類消費数量は減少しており、徹底的に消費者の立場に立ったマーケティングが必要だとサントリーは考えています。そこで、特に需要が高まっている「自分好み」と「ノンアル」路線の拡大を見込んでおり、2026年にはノンアル市場の50%シェアを目標に掲げています。
海外展開
2014年、「ジムビーム」などで知られる米蒸溜酒大手ビーム社の大型買収を行ったサントリーは、グローバル市場で戦う決意を表明しています。商品カテゴリーや地域ごとに最適な手法を判断し、子会社設立・上場、大規模M&A、合弁会社設立などを組み合わせてグローバル体制の礎を構築しました。
単一カテゴリー・少品種に特化して売上を伸ばしてきた世界のトップ企業に対し、サントリーはビジネスモデルの異なる多様な事業を傘下に置くという特長を活かして戦うとしています。特にRTD(※)カテゴリーは海外販売が好調で、60カ国以上に展開しています。
※RTD:「Ready to Drink」の略語。そのまますぐ飲める缶チューハイや缶カクテル、ハイボール缶などのアルコール飲料。
4.サントリーホールディングスの現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)
家庭の事情や個人的な理由で仕方なく退職したという意見がいくつかありました。そもそも途中で退職する人が少ないようです。ブランドが強すぎて自分に力があると錯覚してしまうことがあり、別の場所でサントリーの名前を借りずに挑戦したくなったという意見もありました。営業では、業務量が多くワークライフバランスが取りにくくなったからという声もありました。
中途採用で募集中の職種は、法務、酒類営業、外食コンサルタントなどがあります。また、デジタル部門としてソフトウェアエンジニア、データエンジニア・マネジメントの募集がありました。希望する職種がない場合は、キャリア登録しておくことも可能です。
ここ数年で働き方改革が進み、残業時間は厳しく管理されている為、40時間以上の残業は原則認められないようです。また、定時退社日を設定するなど、会社全体で残業を減らす方向に働きかけているようです。ただ、営業など部署によっては残業が多く、繁忙期はかなりの残業をしているという口コミが複数ありました。
各種転職サイトを調べたところ、法務、営業、ソフトウェアエンジニア、データエンジニア/マネジメント、社内エンジニアなどの求人がありました。その求人を調べると、以下の傾向があります。
7.サントリーホールディングスの選考対策
サントリーホールディングスの面接では、職務経歴、志望動機、転職理由など中途採用の面接でよく聞かれるような質問をされることが多いようです。また、スキルや経歴だけでなく一緒に働きたいと思える人材かどうかを重視しているようです。
営業では特に、明るさや元気さを求められていると感じた、オンライン面接では自分が思っている以上に明るくハキハキと答えるほうが受けが良いなどの口コミがありました。サントリーは愛社精神の強い人が多いようなので、なぜサントリーホールディングスで働きたいのかを突き詰め、熱く語れるようにするといいかもしれません。
選考ステップ
サントリーホールディングスの選考ステップは、以下のように進みます。詳細に見ていきましょう。
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応募・書類選考
サントリーホールディングスの応募方法は大まかに言って、公式サイトから直接自分で応募するか、転職サイト・転職エージェント経由で応募するか二通りの方法があります。口コミを見ると企業からのスカウトで選考を受けている方もいるようです。
サントリーホールディングスだけに絞っている方は公式サイトからの応募も良いですが、同じような大手企業で迷っている、特に入りたい企業は決めていないが今のスキルを活かした転職がしたいと考えている方もいると思います。そのような方には、
ビズリーチや
doda Xのような
スカウト型サービスを持つハイクラス向けの転職サービスがおすすめです。
現在募集がある職種のうち、法務、酒類営業は採用スケジュールが決まっているようです。デジタル部門(ソフトウェアエンジニア、データエンジニア・マネジメント)、外食コンサルタントは通年採用となっています。
適性検査(Web受検)
一般的に採用選考時の適性検査には、SPI(総合的適性検査)、CAB(コンピューター職適性検査)、GAB(新卒の総合職適性検査)、玉手箱(総合職適性検査)などがあり、SPIが最もよく使われます。また、会場受検型の玉手箱「C-GAB」というものがあり、サントリーホールディングスの新卒採用では「C-GAB」を実施しているようです。
中途採用の選考に関する口コミサイトには、「見かけたことのない適性検査だった」という口コミがあったので、SPIではなく「玉手箱」だった可能性があります。心配な方は、事前にどんなものか調べておくと安心かもしれません。またデジタル部門の場合は、適性検査に加えてオンライン技術試験があります。
面接複数回
通常、2~3回の面接が行われます。1次面接、部門面接、最終面接となることが多いようです。1次面接、部門面接はオンライン、最終面接は対面での実施となるようです。
面接では突飛な質問などはなく、志望動機、周りからどのような人だと言われるか、自分の長所・短所などが聞かれるようです。サントリーの製品について聞かれることもあるようなので、企業研究はしっかりと行った方が良さそうですね。
また、最終面接では志望理由や職務経歴書の内容をかなり深掘りされたという口コミがありました。自分で作成した応募書類を客観的に見直すのはなかなか難しいものです。転職エージェントを使えば職務経歴書などの添削も行ってくれるので、ぜひとも活用して深掘りされても困らない書類を作成しましょう。
選考の口コミ
CRM
最終面接はキャリアよりも人柄に関する質問が多かったので、人柄重視なのだと感じた。
個人営業
今後のキャリアプランについて深く聞かれた。入社した場合、いつまでサントリーで働き続ける予定かなど細かく聞かれた。
商品企画
ストレス環境への耐性があるかを聞かれた。眠れなくなることはあるか、それはどんな時かなど聞かれた。
コーポレート部門
サントリー製品のことを聞かれた。面接前に、サントリーの製品知識や社史について勉強しておくと良いと思う。
サントリーホールディングスの面接の雰囲気は和やかで、応募者の人柄を見ているという口コミが多かったです。終始穏やかで、回答に困るような質問はなかった、面接官の物腰が柔らかで全く緊張しなかったなどの声もありました。面接が進むにつれて志望度が上がるという意見も多かったです。
8.サントリーホールディングスへの転職を成功させるには?
ここまで読んで、サントリーホールディングスへの転職意欲は高まりましたか?
サントリーホールディングスに転職する方法で一番おすすめしたいのは、転職エージェントの活用です。
※転職エージェントとは?
「エージェント」というのは、いわゆる「代理人」です。転職エージェントは、転職希望者と中途採用の求人を出している企業とをつなげるのが役割です。転職エージェントは、採用が成功した場合に企業から手数料がもらえるので、転職希望者からはお金をもらいません。そのため無料で利用できるサービスです。これらのサービスは、サイト上で登録をすると転職エージェントの方から面談の誘いがメールで来ます。そのうえで日程を調整してその転職エージェントの企業に訪問し、面談を行います。面談では、「具体的に転職を考えているのか」「なぜ今の会社を辞めようと思っているのか」「どういった会社に移りたいと思っているのか」というような質問があり、それに答えていくかたちになります。転職エージェントに登録する転職希望者は、「一刻も早く転職したい」という人もいれば、「特にまだ転職は考えていないが、良い求人があれば転職したい」など様々な思いを抱いています。そのため、面談で「具体的に転職を考えているのか」という質問に対して、「今は情報収集している段階です。」と答えても、まずイヤな顔はされないと思って大丈夫です。
では、サントリーホールディングスに転職する場合に転職エージェントを活用すべき理由ですが、以下4点です。
- 一般には公開されていない、サントリーホールディングスの求人情報について入手できる可能性がある。
- 書類選考・面接について、サントリーホールディングスに特化した対策を行ってもらえる。
- 年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
- 転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。
一般には公開されていない、サントリーホールディングスの求人情報について入手できる可能性がある。
例えばdodaの場合、サイト上で公開されている求人の3倍以上もの非公開求人を取り扱っています。
※転職エージェントはなぜ全ての求人を公開しないのか?
転職エージェントは全ての求人を公開しない、というよりは公開できないのです。これはなぜかと言うと、企業は人ありきとよく言われますが、あくまでビジネスあってこその人と言うこともできます。要するに、既存ビジネスの強化・新規ビジネスの創出を行うために人が必要なのです。そのため、特に新規ビジネスについては、開始する前、もしくは開始して間もなくは他社にそのことを知られたくありません。中途採用の募集を行ううえでも、自社のサイトはもちろん、転職サイトにもその情報を載せたくないのです。そうすると、転職エージェントにそのような中途採用求人が集まることになります。なぜ転職エージェントなのかと言うと、転職希望者個人と対面する必要があり、情報をオープンにする必要が無いからです。ちなみに、公開されている求人と比べて、戦略的な採用という色が濃いため年収やポジションも好条件のものが多いのが一般的です。
転職エージェントの大手であればあるほど、サントリーホールディングスの非公開求人も取り扱っています。
あなたのような転職希望者の適性に応じて提示してくれますし、適性に合う求人が無い場合でも、サントリーホールディングスに対して適性に合う求人が無いか、あなたを売り込みに行ってくれることもあります。
そのため、サントリーホールディングスのサイトや転職サイト・転職エージェントのサイト上の求人を見て、自分に合う求人が無い場合には、非公開で取り扱いが無いか、転職エージェントに尋ねてみることをおすすめします。
書類選考・面接について、サントリーホールディングスに特化した対策を行ってもらえる。
転職エージェントは、過去に多くの転職希望者の転職を実現させているため、転職人気企業であればあるほど、その機会に多く携わっています。そのため、選考スタイルや選考プロセスについて熟知しており、ノウハウが豊富です。
どんな人なら受かって、どんな人なら落ちてしまうのか。面接でどういう質問がされ、それにどう答えれば受かり、落ちる場合は答え方がまずかったのか、答える内容自体が間違っていたのか。そのような過去実績に基づく膨大なデータを保有しています。
その根拠データやノウハウを用いて、サントリーホールディングスの書類選考を突破するために、職務経歴書上でどんな内容をどんな風にアピールした方が良いのか、面接の段階では想定される複数の質問に対して、どう答えた方が良いのか、サポートしてもらえます。
さらに、面接担当者にはどんな傾向があるのか(結論から論理立てて話すようにしないと、60分の面接でも30分で終わってしまうなど。。)、求人情報ではまず触れられるはずのない情報も持っているため、転職サイトや企業サイトから応募するよりも圧倒的に有利に進められます。
なお、これは意外だと思いますが、このように転職エージェントは転職人気企業ほどパイプが太いため、仮に採用企業側が面接であなたを落とすと判断した場合でも、掛け合ってくれて通過させてくれることもあったりします。
基本的に、面接については終了後に転職エージェントに「面接終了しました。」と電話連絡を入れるステップがあります。その際、「おつかれさまでした。面接はいかがでした?」と面接の苦労を労ってもらえるとともに、「うまく答えられなかった質問はありましたか?」など丁寧にフォローを入れてくれます。その内容をもって、転職エージェントはあなたの代理となり、その後採用企業側にフォローを入れてくれるのです。
ただ、全ての転職エージェントがそういった対応を行ってくれるわけではありません。転職エージェントは良いところだけを選ぶようにしましょう。
年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
転職するうえで、重要なものの1つは年収でないでしょうか。 年収については、残業の有無と同様に面接で質問することは難しいと思います。
「年収〇万円以上」「年収〇万円~〇万円」という求人情報がほとんどですが、転職エージェントは、転職希望者の適性と過去の転職成功者の適正をマッチングして、「この人なら年収〇万円だろう」などとあたりをつけます。そのうえで、最終面接、もしくはその後に企業から実際の金額について転職エージェントに連絡が入ります。
その段階で、前もってあなたが事前に伝えていた金額よりも低ければ企業側と交渉してくれます。さらに、もしあなたが事前に伝えていた額と同等であった場合でも、それより高くならないか、掛け合ってくれるのです。
これは直接応募ではまず不可能なことだと思うので、転職エージェントに頼りましょう。
転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。
これまで見ていただいたとおり、会社自体の情報は事前に仕入れることができても、実際に配属される部署についての情報を仕入れることは不可能に近い、というか不可能でしょう。
一緒に働くうえで、その部署の上司・同僚のタイプや新卒中途・男女の比率、他の関連部署との力関係、会社の中での位置づけなど、事前に知っておくことに越したことはありません。転職エージェントはそういった情報も保有していますので、気になることはどんどん聞いてみましょう。
併せて、気になった会社については、いろいろ悪い口コミ情報などもネットなどで見かけることがあるでしょう。そういった口コミ情報が正しいのか、間違っているのかについても、聞いてみるのが良いでしょう。
ちゅう
そもそも自分に合った会社なのか、合う場合、受かるためにどうしたら良いか、転職エージェントを味方につけるのが効率的ですね。
リアル
9.サントリーホールディングスへの転職で、おすすめの転職エージェントは?
転職エージェントは有名な会社だけでも10社近くあります。
実際相手にする担当者との相性含め、当たり外れが多いのが実際のところです。登録や面談の手間、日ごろの電話・メール対応も考えると、どの転職エージェントと付き合うかについては、失敗は許されないと言っても過言ではありません。
サントリーホールディングスに転職するために登録すべき転職エージェントを、以下の観点で選びました。
- サントリーホールディングスの求人について、取り扱い実績がある。
- サントリーホールディングスへの転職をサポートできるノウハウを持っている。
- サントリーホールディングス以外の求人情報についても豊富に保有しており、そのような求人についても成功までサポートするノウハウを保有している。
これらの要素が全て当てはまる、具体的におすすめしたい転職エージェントは以下4社です。 登録自体は2~3分で済みます。無料なので費用面のリスクもありません。
|
登録すべきか |
特徴 |
リクルートエージェント |
◎ |
業界最大手。サントリーホールディングスへの転職サポート実績多数。 |
doda |
◎ |
業界2番手。サントリーホールディングスへの転職サポート実績多数。提案力に強み。 |
ビズリーチ |
〇 |
ダイレクトリクルーティングが活発で、職務経歴書が目につけば人事担当者が連絡してくる可能性あり。 |
ただ、この2社については最大手でもあり、他の転職希望者も多数抱えるため、対応スピードなどサポートに満足が行かない場合もあるかもしれません。それも踏まえ、『
ビズリーチ』も登録しておく方が良いでしょう。
ちなみに、登録完了後、転職エージェントから連絡が来るタイミングはマチマチです。早いところもあれば遅いところもあります。一方で、登録する内容については転職エージェントによる違いはほとんど無く、同じ作業の繰り返しです。
そのため、登録するエージェントが決まったら、一気にまとめて登録してしまう方が効率的です。
各社の特徴は、以下のとおりです。
リクルートエージェント|業界最大手・求人企業からの圧倒的な信頼度
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。
業界最大手のため、サントリーホールディングスへの転職実績は多数あり、以下のメリットがあります。
- サントリーホールディングスへの転職実績が多数あり、転職希望者へのサポートノウハウが豊富
- サントリーホールディングス側からの信頼も厚く、非公開求人の充実につながっている。
サントリーホールディングスへの転職に一番直結する転職エージェントと言えるでしょう。
doda|顧客満足度No.1(2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位)・転職希望者に対する高い提案力
『
doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する顧客満足度No.1(2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位)の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。 非公開求人は8万件、登録者数は370万人の規模に上ります。 拠点は全国に10カ所(※)あります。 ※東京、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、京都、兵庫、広島、福岡
おすすめの求人を紹介してくれる段階になると、結構絞って紹介してくれます。 また、求人企業とのやりとりは担当が別なので、求人について細かい質問をした時など、その場で回答をもらえないこともあります。当然後からきちんと回答はもらえますので、聞きたいことは遠慮せずに聞いておくべきです。
転職希望者のニーズを掘り下げてくれるため、面談時間も2時間ぐらい見ておいた方が良いでしょう。
ビズリーチ|企業の採用担当者からダイレクトリクルーティングに強み
『
ビズリーチ』は、人材系ベンチャーのビズリーチが運営する転職支援サービスです。
特徴的なのは、ダイレクトリクルーティングという概念を日本にもたらした第一人者的な存在というところです。数多くの転職希望者のデータを求人企業に公開、転職エージェントなどを通さずに企業側が直接転職希望者にアプローチできる、画期的な取り組みです。この方法を取り入れる企業は拡大する一方のようです。なお、ダイレクトリクルーティングだけではなく、多数のヘッドハンターも利用するサービスのため、転職エージェントとは違う角度で求人を入手できる機会も望めるサービスです。
リアル
10.転職エージェントを上手に使いこなすには?
ここからは、実際に『
リクルートエージェント』『
doda』『
ビズリーチ』のいずれか、もしくは全て登録完了した後の話になります。
転職エージェントの担当者から、面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。
仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。
転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
求人企業との面接とは違い、転職エージェントは橋渡し役の立場になるため、「どんな会社を受けたいのか、どんな会社は受けたくないのか」「どんな仕事がしたいのか、どんな仕事はやりたくないのか」この辺は遠慮なく伝えてください。
言ってしまえば、転職エージェントにとって、転職希望者は「商品」という位置付けです。そのため、転職希望者がどんな人間なのか?もちろん初対面ですから知らないわけで、それを知ることによって、提示される求人の精度が高まります。あなたにとっても、求める求人情報以外は提示されたくないと思いますので、遠慮なく最初に本音を伝えておきましょう。
また、複数の転職エージェントを利用する場合、その旨も先に伝えておきましょう。そうすることで、他の転職エージェントに勝つために、あなたへの対応優先度が上がる可能性があります。
転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
- 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
- その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
※「ネット上での口コミを見て興味が持てない」というのは、現実性に乏しく、あまりおすすめできません。ただ、その際はその口コミ内容を伝えたうえで、実際はどうなのか聞いてみると良いでしょう。また、転職エージェントの担当者によっては、「口コミサイトは当てにならないし、見ない方がいいですよ。」とあなたに言ってくる場合もあります。そういった担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうことも視野に入れたうえで興味が湧かず断りたい、と意思を表示しましょう。
逆に、以下のような断り方はやめましょう。
- 理由を伝えることなく断りを入れる。
- 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
このような対応を行うと、その後紹介される求人がガクっと減ってしまうなど、担当者にとってのあなたの対応優先度が低くなってしまい損につながります。
転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
- なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
- いつ頃から募集しているのか。
- 現時点で決まっていない理由は何なのか。
- 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
このような確認を行い、得られた情報を書類選考・面接対策に反映することで、あなたの転職成功確率が高まることでしょう。
転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。
転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。
- うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
- 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
- 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
- メール返信等、対応がとても遅い。
転職エージェントにとっても、避けたいのはあなたが他の転職エージェントに逃げてしまうことです。そのため、その担当者に対して、思い切って担当者変更を依頼しましょう。
その際、注意点は以下のとおりです。
- (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
- 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
このように依頼すれば、悪い印象を与えることなく、スムーズな担当者変更につながるはずです。
主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。
これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、
「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントは転職のプロとして、あなたと対等の立場で接してくることが多いです。ただ、中には「どんどん応募しないといつまでも決まりませんよ。多少希望と違ったとしても、まずは受けてみましょう」など、とにかく数をこなすよう促される場合もあります。
その際、転職エージェントに振り回されることなど決して無いよう「主導権は自分にある」ということを肝に銘じましょう。「転職エージェントと上手に付き合う」というのは、「転職エージェントを上手に使いこなす」ということです。
決して高慢な態度を出してはいけませんが、「この転職希望者にはぜひ成功して欲しい!しっかり協力しよう!」と、気持ち良く仕事をしてもらうようにしましょう。担当者もあなたと同じ人間です。「最低限のビジネスマナーを守る」「約束は守る、できない約束はしない」「なるべく早めの対応を心がける」など、普段の仕事と同様の感覚で接しておけば間違いないと言えるでしょう。
ちゅう
転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。
リアル
ここまで読んでいただいた、あなたに
サントリーホールディングスへの転職について、必要な情報は全て提示しました。
転職人気企業ですが、部署によっては激務だったりと、部署単位で満足度が異なる企業という側面もあります。会社としてだけで判断するのではなく、実際どんな環境で働くのか、部署レベルまで落とし込んだ情報収集を行い、そのうえでチャレンジしてみることを強くおすすめします。
サントリーホールディングスへの転職に成功するために抽出した転職エージェント
転職が実現した後、どんな人生を描けるかが本当の勝負です。
「この会社に転職してみて、確かに大変なところもあるけど、それはある程度事前に知っていたことだ。決めたのは自分なんだから頑張って続けよう。」
そういった転職が実現できるよう、少しでも力になれましたら光栄です。
ちゅう
サントリーホールディングスの攻略がんばりましょう!
リアル