中途採用で、サントリーホールディングスに転職したい、と考えている方は多いかと思います。日本を代表する飲料メーカーとして、知らない人はいませんね。
このページでは、サントリーホールディングスへの転職について、どうしたら正確な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう対処すべきか、現役エージェントの知見から、サントリーホールディングスへの転職について触れたいと思います。
ちゅうちゅう

新卒向けの内容は省き、完全に転職者・中途入社社員に特化した内容です。読んで損はないはずです。

リアルリアル

(サントリー。うおォンうおォン。)

サントリーホールディングスの転職難易度はかなり高いと言えます。dodaの転職人気企業ランキングで上位にランクインするほど転職者に人気がある上に、そもそも離職率が低い(2021年度は0.8%)ので中途採用の枠が少なく、競争率が非常に高いと考えられます。
また、求められるレベルも高いです。一般的に営業は、学歴不問・未経験OKであることも多いですが、サントリーホールディングスの営業の応募資格は、大学卒業以上で営業経験が二年以上必要(商材は不問)となっています。
このような高難易度の企業は書類選考で大量に落とされるため、埋もれないように他の志願者との差別化を図ることが重要です。転職が初めての場合、自力ではなかなか難しいかもしれませんね。そんな時は転職のプロである転職エージェントの力を借りた方が、スムーズにいくことが多いです。

2.サントリーホールディングスへの転職についての所見まとめ

次章以降で詳細について触れますが、サントリーホールディングスへの転職についての所見をまとめます。

転職を考える際、押さえるべきサントリーホールディングスの特徴

  • 酒類、食品などの事業を手掛けるサントリーグループ全体の経営戦略を担う会社。
  • 愛社精神の強い人が多く、新しいことにチャレンジする社風。
  • 家賃補助・持ち家制度など住宅手当が充実している。
  • 法務、営業、DX人材で募集がある。
  • 常に果敢なチャレンジ精神を持つ人材を求めている。
  • ここ数年で働き方改革が進み、かなり残業時間が減った。
  • 定期昇給があり、業界内でも高い給与水準。

サントリーホールディングスへ転職するために、押さえておくべきポイント

  • 営業は残業が多いこともあるようなので、注意が必要。
  • 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。

3.サントリーホールディングスってどんな会社?

項目 内容
会社名 サントリーホールディングス株式会社
代表者 代表取締役会長 佐治 信忠 代表取締役社長 新浪 剛史
本社所在地 大阪市北区堂島浜2-1-40
設立 2009年2月16日
資本金 700億円
主な事業内容 グループ全体の経営戦略の策定・推進、およびコーポレート機能
従業員数 40,885人(2022年12月31日現在)

事業内容

1899年、大阪でぶどう酒の製造販売を始めたところからサントリーの歴史がスタートしました。食品、スピリッツ、ビール、ワイン、健康食品などの事業がありますが、酒類事業と清涼飲料水事業が主力事業となっています。サントリーホールディングスはそのグループ全体の経営戦略を担う会社として機能しています。

今後の事業展開

サントリーはビール事業に注力する方針を打ち出しており、プレミアムビール「ザ・プレミアム・モルツ」の刷新や、ノンアルコールビールテイスト飲料「オールフリー」の商品ラインナップの拡充などを行うとしています。
時代の変化と共に成人一人あたりの酒類消費数量は減少しており、徹底的に消費者の立場に立ったマーケティングが必要だとサントリーは考えています。そこで、特に需要が高まっている「自分好み」と「ノンアル」路線の拡大を見込んでおり、2026年にはノンアル市場の50%シェアを目標に掲げています。

海外展開

2014年、「ジムビーム」などで知られる米蒸溜酒大手ビーム社の大型買収を行ったサントリーは、グローバル市場で戦う決意を表明しています。商品カテゴリーや地域ごとに最適な手法を判断し、子会社設立・上場、大規模M&A、合弁会社設立などを組み合わせてグローバル体制の礎を構築しました。
単一カテゴリー・少品種に特化して売上を伸ばしてきた世界のトップ企業に対し、サントリーはビジネスモデルの異なる多様な事業を傘下に置くという特長を活かして戦うとしています。特にRTD(※)カテゴリーは海外販売が好調で、60カ国以上に展開しています。
※RTD:「Ready to Drink」の略語。そのまますぐ飲める缶チューハイや缶カクテル、ハイボール缶などのアルコール飲料。

4.サントリーホールディングスの現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)