転職活動で、レバテックダイレクトに登録してみようか、と考えている方もいらっしゃるかと思います。レバテックと名の付く転職サービスはいくつかあるけれど、どんな違いがあるのかと気になっているかもしれませんね。
登録するために、「自分に役に立つのかな?」と情報を探してみても、公式サイトには表向きの情報しかありませんし、口コミ系のサイトでも情報量が膨大で見るのも大変です。結果、本当に登録して大丈夫なのかな?と思ってしまうでしょう。
このページでは、レバテックダイレクトを使った転職について、どうしたら有益な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう利用すべきか、現役エージェントの知見から、レバテックダイレクトでの転職について触れたいと思います。
このページを読んでいただければ、レバテックダイレクトを利用した転職についての情報は一通り揃っているかと思います。あなたがレバテックダイレクトを使って転職すべきかの判断材料になり、さらに転職したいと思った場合、レバテックダイレクトで理想の転職が実現できる可能性が高まるはずです。
ちゅう
転職活動でレバテックダイレクトは使えるのかな?と思っている方向けの記事です。読んで損はないはずですよ。
リアル
(企業からスカウトが受けられるタイプの転職サービスのようだな。)
1.レバテックダイレクトでの転職についての所見まとめ
次章以降で詳細について触れますが、レバテックダイレクトでの転職についての所見をまとめます。
転職を考える際、押さえるべきレバテックダイレクトの特徴
- 高品質なスカウトメッセージが届く。
- 相性の良い企業をAIがレコメンドしてくれる。
- 求人検索機能が充実している。
- 社会人経験がなければ利用できない。
- キャリアアドバイザーのきめ細かいサポートはない。
- 幅広い職種から求人を選びたい場合は使いにくい。
レバテックダイレクトに登録するうえで、押さえておくべきポイント
- 正社員・契約社員・業務委託などの社会人経験がなければ利用できない。
- キャリアアドバイザーのサポートはないので、自分自身で企業とやり取りする必要がある。
2.レバテックダイレクトって、どんな転職エージェント?
レバテックダイレクトはITエンジニア・デザイナーに特化したスカウトメディアで、面接/面談が確約されたスカウトメールが届くのが特徴です。レバレジーズグループのレバテック株式会社が運営しており、IT人材専門のエージェントとして長年蓄積してきたノウハウを活かした転職支援を行っています。
2024年にはモバイルアプリがリリースされ、より使いやすくなり、多忙な中でも効率よく転職活動することが可能です。求人とのマッチ度がAIにより数値化されているため、客観的に自分に合った企業を探すことができます。
項目 |
内容 |
取り扱い地域 |
関東、中部・東海、関西、九州・沖縄 |
面談場所 |
なし |
取り扱い業種 |
IT・Web・通信・インターネット、ゲーム・エンタメ・メディア、メーカー・製造、物流・商社・小売、金融・保険、建築・不動産、サービス・コンサルティング、その他 |
取り扱い職種 |
エンジニア全般、PM・コンサル・データサイエンティスト、その他 |
求人数 |
6,000件以上 ※2024年10月時点 |
特徴 |
- 高品質なスカウトメッセージが届く。
- 相性の良い企業をAIがレコメンドしてくれる。
- 求人検索機能が充実している。
- 社会人経験がなければ利用できない。
- キャリアアドバイザーのきめ細かいサポートはない。
- 幅広い職種から求人を選びたい場合は使いにくい。
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ちゅう
IT関連職を探していて、企業からのスカウトを受けたいと考えている方に使いやすそうな転職サービスですね。
リアル
3.レバテックダイレクトのメリットは?
高品質なスカウトメッセージが届く。
一般的に、企業からのスカウトメールは大きく分けて二種類あります。一つは、面接/面談確約タイプのスカウトです。求職者の経歴やスキルを確認した上で、書類選考は免除するからぜひ会って話したいという、熱意のあるスカウトです。もう一つは応募を歓迎するという意味でのスカウトメールで、企業はキャリアシートの内容から求職者の採用を前向きに考えている為、書類選考の通過率は高くなります。
レバテックダイレクトでは、面接/面談確約タイプの情熱スカウトが全スカウトメールのうち93%
(※2023年7月1日~9月30日実績)と高い割合を占めており、厳選されたスカウトメッセージを受け取ることができます。
スカウトメールの中には、ターゲティングが緩くタイトルに「スカウト」と入れただけの、不特定多数に向けた一斉送信のものもよくあります。これらのメールは単にダイレクトメールであり、自分の希望に沿わない求人であったり、そもそも企業側に熱意がなかったりすることもあります。
その点、レバテックダイレクトのスカウトメールは面接を確約しているものが大多数なので、こちらも本気になって考えることができます。別の転職エージェントを利用しているけれど、名ばかりのスカウトメールに飽き飽きしているという方は、レバテックダイレクトを利用してみてはいかがでしょうか。
相性の良い企業をAIがレコメンドしてくれる。
転職活動を行う際、似たような待遇の求人が複数あり、どれも決め手に欠けるのでどうしたらよいか分からないという経験や、何となく転職したいけれど理想とする具体的な企業像が思い浮かばず悩んでしまうという経験をされた方もいるのではないでしょうか。このような場合に、自分と企業の相性が数値化され、企業を選ぶ際の参考にできたら便利ですよね。
レバテックダイレクトには、希望条件などで絞り込んだ上で、求職者に相性のよい企業を紹介してくれるシステムがあります。運営会社のレバテックは、IT人材専門のエージェントとして蓄積してきた19年にわたるデータを持っており、これらを活用して一般的に考慮されるスキル等だけでなく、「入社後の活躍」にフォーカスしたレコメンドをAIで実現しています。
どんな会社が自分に合うのか客観的に知りたい方や、転職後の会社では長く働きたいと考えている方にはおすすめの転職サービスです。
求人検索機能が充実している。
レバテックダイレクトの一番のメリットは、スカウトサービスを受けられることですが、自分で求人を探したいという方もいると思います。検索する際に細かな条件が設定できないと、なかなか自分の希望通りの求人が絞り込めず、イライラしてしまうこともありますね。
その点、レバテックダイレクトなら安心です。約60の職種、90のスキルで検索可能であり、IT特化ならではの専門的な検索ができます。プログラミング言語をはじめ、データベース、ミドルウェア・ツール、デザインツールなどから検索できるので、より具体的に求人を探すことができます。そのほか、フルリモート可、オンライン選考可、面接1回などこだわりの条件で求人検索することも可能です。
4.レバテックダイレクトで失敗しないために知っておくべきデメリット
社会人経験がなければ利用できない。
レバテックダイレクトは、正社員・契約社員・業務委託など社会人経験のある方向けのサービスとなっています。新卒の方は
レバテックルーキーがおすすめです。ITエンジニア専門の就活サービスで、企業からのスカウトも受けられます。
キャリアアドバイザーのきめ細かいサポートはない。
レバレジーズグループの転職支援サービスは数多くあります。その一つであるレバテックダイレクトは、ITエキスパート職を目指す求職者と企業が直接やり取りを行い、スムーズに転職活動を行うことを支援するサービスです。
転職が初めてなのでキャリアアドバイザーにきめ細かいサポートをしてほしい、企業と直接やり取りするのに不安がある、という方には利用しにくいサービスかもしれません。逆に、自立した転職活動を望む方や転職軸がしっかりと決まっている方、自分で企業と直接交渉したい方には向いている転職サービスです。
キャリアアドバイザーに相談しながら転職したい方は
レバテックキャリア
の利用がおすすめです。転職サービスと一口に言っても様々な特徴があります。しっかり特徴を押さえて、自分の考えに合うサービスを利用することで転職成功につなげましょう。
幅広い職種から求人を選びたい場合は使いにくい。
デメリットというより注意点になりますが、レバテックダイレクトはITエンジニア専門のスカウトサービスです。ITエンジニアやITデザイナーの方向けのサービスなので、当然IT専門職の紹介しかありません。
IT関連職に転職しようと決めている方には問題ありませんが、他の職種にも興味がある方は、
リクルートエージェント(IT)
などの幅広い職種を取り扱う総合型転職エージェントと併用することをおすすめします。
5.レバテックダイレクトの特徴から、向いているのはどんな人?
これまでのメリットやデメリットを踏まえ、レバテックダイレクトの利用をおすすめしたいのは、以下の方です。
ITエキスパート職を探していて、自分で直接企業とやり取りしたい方
レバテックダイレクトの一番の魅力は、企業から面接/面談確約タイプの高品質スカウトが届くことなので、企業からスカウトを受けて、自分でやり取りしながら転職活動を進めたいと思っている方にぴったりです。また、AIにより求人マッチ率が数値化されるため、合理的に求人選びをしたい方におすすめです。
6.レバテックダイレクトの流れ(最初の登録のやり方から求人を紹介されるまで)
転職支援サービスを受けるには、プロフィールや職務経験などを登録します。 流れは以下のとおりです。
会員登録:ITスキルの経験年数、氏名、連絡先など
↓
完了
具体的に画面で見てみましょう。
会員登録
公式サイトの「無料登録(転職したい/情報収集したい)」リンクより登録します。 入力内容は以下のとおりです。
- 経験のある仕事(エンジニア/デザイナー/その他IT職種/未経験)※複数選択可
- 性別
- 母国語 ※日本語、英語、中国語などから選択。日本語以外の場合、JLPT(日本語能力試験)のレベルを入力。
- 最終学歴(大学/大学院/短大/専門学校/その他)
- 生年月日
- 経験社数
- 現在の就業状況(正社員/フリーランス/正社員でフリーランスに参画中/離職中)
- 直近の年収
- 希望の年収
- 希望の雇用形態(正社員/フリーランス/派遣/契約社員)
- 希望勤務地
- 希望の転職時期(3ヶ月以内/半年以内/1年以内/良い仕事があれば/今は転職を考えていない)
- 経験職種、経験年数 ※複数選択可
- 現在/直近の主な担当職種、スキルと経験年数
- 経験したプロジェクトでの担当工程、経験年数
- アドバイザーによる限定求人案内の受け取り可否
- 現在の転職活動の状況(選考前/選考中/内定あり)
- 氏名
Googleアカウント、Appleアカウント、メールアドレスのいずれかで会員登録できます。一見、入力内容が多く感じるかもしれませんが、全て選択式なのでそれほど手間はかかりません。IT関連職しか取り扱っていないため、ITスキルのみに焦点を当てており、シンプルで入力しやすいと思います。
登録完了
以上で登録は完了です。登録後、企業からのスカウトが受取可能になり、求人とのマッチ率を確認できるようになります。より詳細なプロフィール情報はマイページから編集でき、履歴書や職務経歴書のPDFも登録できます。
求人検索を行い、興味のある求人には「気になる」ボタンを押すことで、企業に関心をアピールしましょう。また、求人ページ内のフォームから直接企業に応募したり、企業からのスカウトを受けたりすることもできます。面接・面談の日程調整なども、自分でマイページから企業と直接やり取りします。
また、勤務中の企業や特定の企業に職務経歴を見られたくないという場合も安心して利用できます。プロフィール公開設定ページより「ブロック企業」を設定することで、設定された企業は、あなたを検索したり登録情報を閲覧したりできなくなります。
7.レバテックダイレクトを上手に使いこなすためのコツ・注意すべきポイント
ここからは、実際にレバテックダイレクトに登録完了した後の話になります。 ヘッドハンターから面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。
仕事観や人生設計含め、ヘッドハンターに対しては、本音トークを心がけましょう。
転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、ヘッドハンターとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
求人企業との面接とは違い、ヘッドハンターは橋渡し役の立場になるため、「どんな会社を受けたいのか、どんな会社は受けたくないのか」「どんな仕事がしたいのか、どんな仕事はやりたくないのか」この辺は遠慮なく伝えてください。
言ってしまえば、ヘッドハンターにとって、転職希望者は「商品」という位置付けです。そのため、転職希望者がどんな人間なのか?もちろん初対面ですから知らないわけで、それを知ることによって、提示される求人の精度が高まります。あなたにとっても、求める求人情報以外は提示されたくないと思いますので、遠慮なく最初に本音を伝えておきましょう。
また、複数のヘッドハンターを利用する場合、その旨も先に伝えておきましょう。そうすることで、他のヘッドハンターに勝つために、あなたへの対応優先度が上がる可能性があります。
ヘッドハンターから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。
ヘッドハンターとの面談時、もしくはその後日、ヘッドハンターからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、ヘッドハンター側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
- 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
- その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
※「ネット上での口コミを見て興味が持てない」というのは、現実性に乏しく、あまりおすすめできません。ただ、その際はその口コミ内容を伝えたうえで、実際はどうなのか聞いてみると良いでしょう。また、ヘッドハンターの担当者によっては、「口コミサイトは当てにならないし、見ない方がいいですよ。」とあなたに言ってくる場合もあります。そういった担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうことも視野に入れたうえで興味が湧かず断りたい、と意思を表示しましょう。
逆に、以下のような断り方はやめましょう。
- 理由を伝えることなく断りを入れる。
- 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
このような対応を行うと、その後紹介される求人がガクっと減ってしまうなど、担当者にとってのあなたの対応優先度が低くなってしまい損につながります。
ヘッドハンターから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。
ヘッドハンターとの面談時、もしくはその後日、ヘッドハンターからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、ヘッドハンターに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
- なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
- いつ頃から募集しているのか。
- 現時点で決まっていない理由は何なのか。
- 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
このような確認を行い、得られた情報を書類選考・面接対策に反映することで、あなたの転職成功確率が高まることでしょう。
主導権はヘッドハンターではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。
これが一番重要なのですが、ヘッドハンターと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
ヘッドハンターは転職のプロとして、あなたと対等の立場で接してくることが多いです。ただ、中には「どんどん応募しないといつまでも決まりませんよ。多少希望と違ったとしても、まずは受けてみましょう」など、とにかく数をこなすよう促される場合もあります。
その際、ヘッドハンターに振り回されることなど決して無いよう「主導権は自分にある」ということを肝に銘じましょう。「ヘッドハンターと上手に付き合う」というのは、「ヘッドハンターを上手に使いこなす」ということです。
決して高慢な態度を出してはいけませんが、「この転職希望者にはぜひ成功して欲しい!しっかり協力しよう!」と、気持ち良く仕事をしてもらうようにしましょう。担当者もあなたと同じ人間です。「最低限のビジネスマナーを守る」「約束は守る、できない約束はしない」「なるべく早めの対応を心がける」など、普段の仕事と同様の感覚で接しておけば間違いないと言えるでしょう。
ちゅう
ヘッドハンターはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。
リアル
8.まとめ:評判の良し悪しは、スカウトでITエンジニア職に転職したいかどうかによる。
レバテックダイレクトについて、必要な情報は全て提示しました。
ITエンジニア職に転職すると決めていて、自分でコントロールしながら転職活動を行いたい方には間違いなくおすすめです。高品質なスカウトメールが届くので、興味のある企業と直接やり取りして、自分のやり方で進めることができます。
初めての転職活動で色々と不安がある方、キャリアアドバイザーと相談しながら応募企業を決め、日程調整や企業との条件交渉などを代行してほしい方は
レバテックキャリア
がおすすめです。自分の目的に合った転職サービスを選び、ストレスなく転職活動を進めていきましょう。
理想の転職が実現できるよう、少しでも参考にしていただければ光栄です。
ちゅう
レバテックダイレクト、転職に使えそうでしたか?引き続き活動がんばりましょう!
リアル