

三井不動産に転職したい方向けの記事です。ちょっと長いですが、読んで損はないはずです。

(三井不動産。うおォンうおォン。)
1.三井不動産への転職についての所見まとめ
次章以降で詳細について触れますが、三井不動産への転職についての所見をまとめます。
転職を考える際、押さえるべき三井不動産の特徴
- 東京ミッドタウン、ららぽーと、ホテルなどを手掛ける、国内最大手の不動産会社。
- 社員同士の距離が近く、ファミリー感がある社風。
- 三井グループの手厚い福利厚生があり、家賃手当、家族手当、配偶者手当などがある。
- 社内SE、デジタルエンジニアなどの募集がある。
- コミュニケーション力があり、“不動産”という固定概念に捉われずチャレンジできる人材を求めている。
- 部署によってワークライフバランスの調整しやすさは異なるが、残業時間は減少傾向にある。
- 総合職の給与はかなり高水準であり、30歳前後で大台に乗る。
三井不動産へ転職するために、押さえておくべきポイント
- 現時点では、総合職における中途採用の募集は行っていないようなので注意が必要。技術職は、社内SE、デジタルエンジニアなどの募集がある。
- 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。
2.三井不動産ってどんな会社?
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 三井不動産株式会社 |
代表者 | 代表取締役社長 菰田正信 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号 |
設立 | 1941年7月15日 |
資本金 | 339,766百万円(2018年3月31日現在) |
主な事業内容 | ビル賃貸業、分譲マンション、ホテル業など。 |
従業員数 | 1,526名(2018年3月31日現在) |
事業内容
三井不動産は、不動産業界において売上高首位を誇る国内最大手の不動産会社であり、三井住友銀行、三井物産と共に「三井グループ御三家」のうちの一つに数えられます。日本橋三井タワー、東京ミッドタウンのようなオフィスビル、ららぽーと、アウトレットパーク、ECモールなどの商業施設を手掛けています。その他、ホテル、不動産ソリューション、効率の高い物流施設のニーズに応えるロジスティクス事業、柏の葉スマートシティに代表されるような街づくりなど、多彩な不動産業を展開しています。また、投資事業も行っており、2015年末に「31VENTURES Global Innovation Fund1号」を設立し、アーリー期のベンチャー企業を中心に投資を実行しています。これに加え、収益モデルが確立しているベンチャー企業を対象とした総額300億円の投資事業を展開しており、三井不動産グループの人的リソース、事業ノウハウ、商圏、街づくりのフィールドを提供することでベンチャー企業の事業拡大を積極的にサポートしています。
今後の事業展開
2015年度に策定したグループ中期経営計画「イノベーション2017 ステージⅡ」から数年が経過し、今後も持続的に成長していくためには長期的な視点に立った戦略が必要であるとし、長期経営方針「VISION 2025」を策定しています。具体的には、以下の3点が主要取り組み方針となっています。
- 街づくりの一層の進化
- リアルエステートテック活用によるビジネスモデルの革新
- 海外事業の飛躍的な成長
街づくりの進化としては、Society5.0の場となるスマートシティの実現を目指しています。海外事業については、2025年前後に向けて海外事業利益の比率を3割程度に伸ばすとし、全社営業利益の大きな柱を担う事業へと拡大させる考えです。
スマートシティ
スマートシティとは、IoTの先端技術を用いて、基礎インフラと生活インフラ・サービスを効率的に管理・運営し、環境に配慮しながら、人々の生活の質を高め、継続的な経済発展を目的とした新しい都市のことです。三井不動産グループは、2012年をスマートシティ元年とし、これまでも東京都中央区の「大川端リバーシティ21」や、千葉県柏市の「柏の葉スマートシティ」など革新的な街づくりを行ってきました。「柏の葉スマートシティ」は、国土交通省「Society5.0」の実現に向けたスマートシティモデル事業の先行モデルプロジェクトに選定されており、さらなる街の発展に向けて、人・モノ・情報が集まりやすい駅中心の圏域の特性を活かし、AI/IoTなどの新技術の導入によりデータ駆動型の「駅を中心とするスマート・コンパクトシティ」の形成を目指しています。具体的には、柏の葉エリアで得られるデータを、データプラットフォームを通じてサイバー空間で分析活用を行うことで、自動運転、人流解析、環境負荷低減、健康活動促進等のサービス提供や発電効率化、病院診断の効率化などの社会課題の解決を図っていきます。
※「Society5.0」とは、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。
3.三井不動産は、転職者に対してどんな人材を求めている?
募集職種
現在、総合職における中途採用の募集は行っていないようです。HP上でキャリアエントリーすると、2019年度キャリア採用の応募受付が始まる際に、お知らせが届くようです。技術職の採用は外部転職サイトへ誘導する形式となっており、デジタルエンジニア(ITアーキテクト、PM、データ分析業務など)の募集がありました。
求める人材
三井不動産は、キャリア採用に取り組む背景と求める人物像について、以下のように説明しています。
『私たちが手掛ける街づくりは、「働く」「住む」「買い物をする」「旅を楽しむ」「文化に触れる」など、人々の生活シーンと密接に関わる事業です。そのため、あらゆる業界での経験が何らかの形で活かせると思っています。
~中略~
要するに、当社の総合職採用に関しては、特定の経験は関係なく、幅広く多様な業界の出身者を歓迎していると考えていただければ良いと思います。
当社を志望する人材に求める資質は、利害の異なる関係者や場合によっては文化的な背景や言語の異なる関係者とゴールを共有し、プロジェクトを引っ張っていけるコミュニケーション力と、自ら主体的に動いて積極的に新しいことにチャレンジしていく姿勢の主に二つです。これまでの経験を活かしながら、組織に刺激を与えて活性化し、社内外の関係者と関わり合いながら一つの目標に向かってチームをリードしていけるような方を求めています。』
引用元: 三井不動産採用情報ページ
このメッセージから
- 多様な関係者と協働できるコミュニケーション能力を備える人材
- 主体的に動き、組織に刺激を与えて活性化できる人材
- “不動産”という固定概念に捉われず、積極的に新しいことにチャレンジしていく人材
を求めていると考えられます。
また、三井不動産では、社内外のさまざまな関係者と携わりながらプロジェクトを推進するという「チームで仕事に取り組む」ことが基本となっています。このことから、チームワークを大切にし、多くの関係者の意見を調整しながらゴールを共有し、仕事を進めていける人材を求めているとも言えるかもしれません。さまざまなバックグラウンドと実務経験を持つ方に、全く新しい発想で事業に参画してもらいたいという狙いがあるようなので、これまで不動産業界に全く縁のなかった方にとってもチャンスかもしれませんね。
三井不動産の採用情報ページには、「転職者の声」として社員インタビューや仕事内容などが詳しく紹介されています。どこの部署の社員が、日頃何を考え、どのように仕事に取り組んでいるのか、人間性も含め感じることができるでしょう。あなたが興味のある事業に取り組む社員の方の意見は、書類・面接対策においても必ず目を通しておきましょう。また、プロジェクト紹介や人事育成施策、職場環境についての情報もありますので、三井不動産で働く具体的なイメージが掴めるかもしれません。
給料(年収)
平均年齢:40.9歳(2018年現在)
平均勤続年数:12.3年(2017年現在)
労働時間
所属部署により残業時間は大きく異なるようです。用地、開発系は残業が多いという情報がありました。ただ、会社としては残業時間を減らす取り組みに積極的であり、今後ますます改善されていくことが予想されるようです。同様に、経営層がワークライフバランスの改善に取り組んでいるため、急ピッチで残業体質が改善の方向に向かっているという意見もありました。残業の管理は個人に任せられているが、法的に問題のある時間を超えそうになれば指導が入り、コンプライアンス意識は非常に高いとの声もありました。他に、少数精鋭のため一時的に業務量が多くなることはあるが、社会貢献度が高く、残業があまり苦にならない人が多いと感じている方もいらっしゃいました。仕事熱心な方が多いようです。

コミュニケーション力があり、“不動産”という固定概念に捉われず積極的にチャレンジしていける人材を求めているようですね。現時点では、社内SE、デジタルエンジニアなど限られた職種での募集となっているようです。

(いいじゃないか。)
4.三井不動産の求人情報にはどんな傾向がある?
転職サイトを各種調べたところ、社内SE、デジタルエンジニア、総務などの求人がありました。その求人を調べると、以下の傾向があります。
- 総務(BCP関係業務)は契約社員の募集となっている。
- 大学院、大卒以上が募集対象。
- 社内SE は、IT実務経験5年以上が必須要件。
総務は、1年更新の「部限契約社員」というスペシャリスト職制での採用(5年有期)となっています。社内SEは、デジタルマーケティング・IoT/ビックデータ業務、自社開発案件のPM、インフラ(セキュリティ・ネットワーク・OS等)業務などの求人がありました。三井不動産では現在、「不動産×デジタル」を掲げ、不動産業そのものの変革を目指しています。デジタルによる顧客満足度の向上、新たなマーケット・価値の創造、街・オフィス・住宅といった空間でのデータ蓄積と活用のために、社内SEを募集しているようです。
ただ、これはあくまで一般に公開されている求人であり、非公開の求人というものがある可能性があります。
例えば、転職エージェントのdodaの場合、非公開求人が公開求人の3倍以上の規模に上るため、
dodaの非公開求人の方には他の技術系・事務系職種も含まれている可能性があります。

現在、正社員の求人は社内SEのみとなっているようですが、隠れ求人の存在は気になるところです。

(いわゆる裏メニューってやつか。悪くない。)
5.三井不動産の現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)※コロナ対策も更新中
口コミや内部情報を以下にまとめました。新卒入社と中途入社では当然差があることを踏まえ、中途入社した人のみの内部情報です。
項目 | コメント |
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給与・福利厚生 |
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ワークライフバランス |
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社風 |
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成長機会・キャリア開発 |
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入社後のギャップ |
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退職検討理由 |
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コロナ(感染症)対策 |
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給与・福利厚生
給与に関しては、満足している方が多いようです。総合職では、30歳前後で大台に乗り、30代後半で1,600万〜1,800万程度だということです。部下ありの管理職は2,000万を超えるという情報もありましたので、多くの方が満足いく給与をもらっていると言えそうですね。また、年によっても変わりますが、賞与は夏冬で8.5ヶ月分、支給されるということです。
福利厚生についても、満足しているという意見が多くありました。家賃手当、家族手当、残業手当等、全て完備されており充足された制度だと思う、人間ドッグが手厚い、格安で宿が取れる、ジムやテナントの割引サービスが受けられるのでとても良い、といった意見がありました。また、配偶者手当は法令上の扶養家族でなくても、配偶者より給与が高ければもらえるという情報がありましたので、かなり充実しているようですね。
ワークライフバランス
働き方改革が進んでおり、全体としてはワークライフバランスを取りやすいようです。原則として20時(ノー残業デーの水曜日は19時)にはPCの電源が落ちるため、長時間残業になりにくいという意見がありました。全社的に、ゴールデンウィークの中日も休むように推奨され、連続した休暇も取りやすいとのことです。また、オンオフのメリハリをつけて働く雰囲気があり、仕事もプライベートも充実させることは十分可能だという意見もありました。一方、開発系は忙しいという情報もありました。平日はノー残業デー以外、ワークライフバランスを保つことは難しい、会社への忠誠心が強く時間を気にせず仕事最優先で進める社員も多くいると感じている方もいらっしゃるようです。他にも、残業が多いわけではないが、プライベートでも濃密な付き合いが多い社風なので、特に若手は休日に自分の時間を確保するのが難しいのではないかという意見もありました。部署による差はありますが、会社を挙げて働き方改革に積極的に取り組んでおり、残業時間が減りつつあるのは確かなようです。
社風
会社愛が強い人が多い、社員同士仲が良くファミリー感があるという意見が多かったです。三井不動産は、同じ財閥系の総合商社や銀行などと比べると社員数が非常に少なく、総合職は極めて離職率が低い上に、ローテーションによって数年単位で部署を動くため、殆どの社員が知り合いで家族的な雰囲気があるとのことです。全ての社員が社会人年次で管理され、中途入社でも新卒年次の同期会などに入れてもらえるそうです。会社からの費用サポートを受けて、部署内外の食事会や飲み会も多く、中途入社でも馴染みやすいという意見もありました。基本的には有名大学卒(旧帝大、早慶クラス)の方が多く、生粋のお坊ちゃん・お嬢さんが多いという声もありました。また、社員の風通しがとても良く、システムも整っているため、古き良き文化は残しつつ、新しいものにも挑戦する雰囲気があったという意見がありました。とにかく社員同士の距離が近いようですね。人によっては、親密な付き合いが煩わしいと感じる場合もあるようです。
成長機会・キャリア開発
プロジェクトがどれも大きく、企画開発の段階からの着手になるので、不動産という仕事のありとあらゆる経験を積むことが出来たと感じている方がいらっしゃいました。大企業であり不動産業界のトップで働くことは、非常に良い経験となったという意見も多くありました。大手だけあり、本当に色々な企業から声をかけてもらえる、ネットワークを格段に広げることが可能だし情報も沢山入ってくるという声もありました。有名企業を相手に仕事をすることが多いので、人脈もおのずと広がるようです。様々な機会を与えてくれるし、それに対する人材への投資も惜しみなく出してくれるので、個人の意思次第で様々なスキルやスケールの大きな経験を積めるという意見もありました。また、裁量が与えられ、自分で意思決定する経験が積めるので、非常に力がつく環境だという意見もありましたので、成長機会は多くありそうです。
入社後のギャップ
入社後のギャップはあまりないという方が多いようです。イメージ通り、安定性ややりがいがある、大きなプロジェクトに参画できる、少数精鋭でフラットな組織である、などの意見が多くありました。他に、それなりにハードワークだったという意見がありました。三井不動産はいわゆる不動産業ではなく、まちづくり、暮らしづくりの企業であり、非常に面白いビジネスであるが、業務量も多かったと感じている方もいらっしゃいました。
退職検討理由
退職を検討していない、もしくは会社に不満はないが挑戦の意味で転職を検討中、という方が多いようです。不動産業界である程度の経験を積んで、他業種への挑戦をしてみたいと思うようになり、転職を検討したという方もいらっしゃいました。独立を志して退職したという声もありました。社風の口コミでも離職率が低いという情報があったように、三井不動産は長く勤める方が多い会社のようです。他には、ベンチャー気質のとにかくチャレンジしたい人には向いていないと思う、という意見がありました。
コロナ(感染症)対策
三井不動産では、以前から基幹システムのフルクラウド化によって印鑑レスを推進しており、在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)を行える環境が数年前から整備されていました。その為、新型コロナの流行後もスムーズに在宅勤務に移行できたようです。
また、法人向け多拠点型シェアオフィス「WORK STYLING」を展開しており、これらのオフィスを自ら活用することで、柔軟な働き方を可能にしています。三井不動産は、withコロナとも呼ばれる新しい時代に合った働き方を十分見据えていると言えます。

総合職の給与はかなりの高水準であり、福利厚生も充実しているようですね。社員同士の距離が近く、会社愛の強い人が多い社風のようです。2017年度の離職率は0.79%であり、長く勤める方が多いのも、この会社の特徴です。

(考えるな。感じるんだ。)
6.三井不動産への転職を成功させるには?
三井不動産に転職する方法で一番おすすめしたいのは、転職エージェントの活用です。
- 一般には公開されていない、三井不動産の求人情報について入手できる可能性がある。
- 書類選考・面接について、三井不動産に特化した対策を行ってもらえる。
- 年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
- 転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。
一般には公開されていない、三井不動産の求人情報について入手できる可能性がある。
例えばdodaの場合、サイト上で公開されている求人の3倍以上もの非公開求人を取り扱っています。
書類選考・面接について、三井不動産に特化した対策を行ってもらえる。
転職エージェントは、過去に多くの転職希望者の転職を実現させているため、転職人気企業であればあるほど、その機会に多く携わっています。そのため、選考スタイルや選考プロセスについて熟知しており、ノウハウが豊富です。
年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
転職するうえで、重要なものの1つは年収でないでしょうか。 年収については、残業の有無と同様に面接で質問することは難しいと思います。
転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。
これまで見ていただいたとおり、会社自体の情報は事前に仕入れることができても、実際に配属される部署についての情報を仕入れることは不可能に近い、というか不可能でしょう。

そもそも自分に合った会社なのか、合う場合、受かるためにどうしたら良いか、転職エージェントを味方につけるのが効率的ですね。

(う~ん、そうきたか。)
7.三井不動産への転職で、おすすめの転職エージェントは?
- 三井不動産の求人について、取り扱い実績がある。
- 三井不動産への転職をサポートできるノウハウを持っている。
- 三井不動産以外の求人情報についても豊富に保有しており、そのような求人についても成功までサポートするノウハウを保有している。
登録すべきか | 特徴 | |
---|---|---|
リクルートエージェント | ◎ | 業界最大手。三井不動産への転職サポート実績多数。 |
doda | ◎ | 業界2番手。三井不動産への転職サポート実績多数。提案力に強み。 |
パソナキャリア | 〇 | もともとパソナとして派遣の方で取引実績があり、独特な非公開求人を持っていたりする。 |

リクルートエージェント|業界最大手・求人企業からの圧倒的な信頼度
- 三井不動産への転職実績が多数あり、転職希望者へのサポートノウハウが豊富
- 三井不動産側からの信頼も厚く、非公開求人の充実につながっている。
doda|業界No.2・転職希望者に対する高い提案力
パソナキャリア|ここでしか取り扱っていないのでは、という独自の求人に強み


『リクルートエージェント』『
doda』は大手だからまずオススメってことですね。転職エージェントは何社登録してもタダですしね。そのうえで、いろんな担当者と意見交換できるわけですし。

(どーだ、どーなんだ。)
8.転職エージェントを上手に使いこなすには?

仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。
転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。- 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
- その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
- 理由を伝えることなく断りを入れる。
- 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。- なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
- いつ頃から募集しているのか。
- 現時点で決まっていない理由は何なのか。
- 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。
転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。- うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
- 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
- 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
- メール返信等、対応がとても遅い。
- (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
- 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。
これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。

(お頼み申します!)

三井不動産の攻略がんばりましょう!

(ごちそうさまでした!)