転職活動で、ビズリーチに登録してみようか、と考えている方もいらっしゃるかと思います。多くのヘッドハンターと繋がれるみたいだけど、実際のところどんな転職エージェントなのだろう?と思っている方は多いかもしれませんね。
登録するために、「自分に役に立つのかな?」と情報を探してみても、公式サイトには表向きの情報しかありませんし、口コミ系のサイトでも情報量が膨大で見るのも大変です。結果、本当に登録して大丈夫なのかな?と思ってしまうでしょう。
このページでは、ビズリーチを使った転職について、どうしたら有益な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう利用すべきか、現役エージェントの知見から、ビズリーチでの転職について触れたいと思います。
このページを読んでいただければ、ビズリーチを利用した転職についての情報は一通り揃っているかと思います。あなたがビズリーチを使って転職すべきかの判断材料になり、さらに転職したいと思った場合、ビズリーチで理想の転職が実現できる可能性が高まるはずです。
余談ですが、Google、Facebookなどは転職エージェントを利用しないようです。ビズリーチではそういった会社からも面談の誘いがあります。※実際私にもありました。
転職活動でビズリーチは使えるのかな?と思っている方向けの記事です。読んで損はないはずですよ。
(あのビズリーチなら高年収の求人が期待できそうだな。)
1.ビズリーチでの転職についての所見まとめ
転職を考える際、押さえるべきビズリーチの特徴
- 高年収に特化しているため、効率よくハイクラス案件に出会える。
- 今すぐ転職する気が無くても、好条件のスカウトを受け身で待つことが可能。
- 一定の水準を保つヘッドハンターを、求職者自ら選べる。
- スキルや経験が乏しい場合、スカウトが来ない。
- すぐにでも転職したい人には向いていない。
- 企業情報などが、ヘッドハンターによって左右される。
ビズリーチに登録するうえで、押さえておくべきポイント
- すぐにでも転職したい人には向いていない。
- まずは履歴書や職務経歴書上だけで市場価値を判断されてしまうため、スキルや業務経験が浅い場合はスカウトが届かないかも。
2.ビズリーチって、どんな転職エージェント?
ビズリーチは、ハイクラス向けとしては国内最大級の転職サイトです。ビズリーチ自体が企業を紹介したり面談を行うことはないので、一般的な転職エージェントとは括りが少し違います。ビズリーチが橋渡しする国内外の優良企業やヘッドハンターが、あなたの職務経歴書を見て直接スカウトします。
ヘッドハンターは普段馴染みのあるものではないですから、個人で繋がるのは難しいと思います。ビズリーチに登録すれば、特定の企業の人事部長や社長とコネクションを持つ様々なヘッドハンターと繋がることができ、転職の成功率が高まります。
余談ですが、フリーのヘッドハンターなどは、年収500万円の求職者の仲介ができれば、手数料30%で150万円の収入になり、年間で3人ぐらい成立させれば全然生活できるらしいです。そのため、強いコネクションを活かした独自の求人を持っていたりします。仮に独自の求人ではなくとも、例えばその求人企業の人事部長がそのヘッドハンターを通じて入社していたりしていて、他の転職エージェントよりも顔が効いたりするようです。そのため、「何この会社?聞いたことないけど?怪しい会社?」といった印象を受けることもあるかもしれませんが、そのような会社ほど対応が丁寧で独自の求人やコネクションを持っていたりするケースがあります。
なお、ビズリーチはリクルートが運営するリクルートダイレクトスカウトとサービスモデルが似ており、よく比較されます。
項目 | 内容 |
---|---|
取り扱い地域 | 日本全国、海外 |
面談場所 | 日本全国、海外 ※ヘッドハンター・転職エージェント等によって異なる。 |
取り扱い業種 |
IT・インターネット、メーカー、商社、流通・小売、コンサルティング、マスコミ・メディア、エンターテインメント、金融、建設、メディカル、エネルギー、保険、不動産、士業、サービス、運輸・交通、物流・倉庫、その他(教育・官公庁) |
取り扱い職種 |
経営、管理、マーケティング、営業、コンサルタント、ITコンサルタント、専門職、IT技術職、ゲーム、電気・電子、半導体、機械、化学、金融、研究・臨床開発・治験、建築・土木、人事、サービス、プロジェクト管理、Webサービス・制作、デジタルマーケティング、広告、新聞・出版、テレビ・放送・映像・音響、デザイン、素材、食品、化粧品、日用品、不動産、施工管理、医療営業、生産管理・品質管理・品質保証、学術・PMS・薬事、医療・看護・薬剤 |
求人数 | 9万件以上 ※2023年8月時点 |
特徴 |
|
<参考>ビズリーチとリクルートダイレクトスカウトの違い
ビズリーチ | リクルートダイレクトスカウト | |
---|---|---|
求人数 | 9万件以上 ※2023年8月時点 | 20万件以上 ※2023年8月時点 |
求人の特徴 | 高収入がメイン | 高収入がメイン |
ヘッドハンター数 | 3,800名以上 | 1,800名以上 |
ヘッドハンターへの連絡 | 有料 | 無料 |
求人情報の閲覧 | 有料 ※無料プランでは企業名が非表示 | 無料 |
求人数、ヘッドハンター数ともに突出しており、多くのスカウトが届きそうですね。
(いいぞいいぞ。)
3.ビズリーチのメリットは?
高年収に特化しているため、効率よくハイクラス案件に出会える。
ビズリーチの大きな特徴は、求人の3分の1以上が、年収1,000万円を超えるハイクラス案件であることです。経営幹部などのプロフェッショナル人材向け求人や、コンフィデンシャル案件を含む管理職の求人などがあります。求人検索を見てみると、年収800万円を下回るような案件は僅少であるようです。
既に現在の年収が700万円を上回っている方の場合、通常のエージェントだとハイクラス案件が少なく、提案される求人が物足りなく感じるかもしれません。その点、ビズリーチであれば高年収に特化しているため、効率よく転職先を探すことが出来ます。
役職、ポジション、待遇などハイクラス向けをメインとして他には出回っていない求人を多く保有しており、公開求人は109,000件以上、非公開求人は23,000件以上あります。他のエージェントにもハイクラス案件はありますが、メインの扱いではないことが多いです。転職による高年収を望むなら、初めからビズリーチのようなエージェントに登録したほうが無駄を省けますね。
今すぐ転職する気が無くても、好条件のスカウトを受け身で待つことが可能。
急いで転職するつもりはなく、好条件のものがあったら転職したいとお考えの方もいらっしゃると思います。その場合、とりあえず情報収集のつもりで一般的な転職エージェントに登録しても、エージェントとの面談が組まれ、企業との面接を次々と催促されることになります。すぐに転職する気持ちがない場合、これは少し鬱陶しいなと感じる時もあるかもしれませんね。
ビズリーチならば、そういった心配はありません。基本的には企業・ヘッドハンター両者からのスカウトを待って、興味があれば連絡を取ることで初めて動き出します。現状にそこまで不満はないけれど、長いスパンで転職を考えている方にはおすすめです。
また、スカウト型の転職活動を行うと、自分の転職市場での価値が明確に分かるという利点があります。厳しいですが、自分の市場価値が低い場合スカウトが全く届かないこともあり得ますし、飛んでくるスカウトのレベルで自分の価値が大体分かるとも言えます。「プラチナスカウト」と呼ばれる、面談もしくは面接が確約されている特別なスカウトが届く場合は、市場価値が高いと判断されていると考えて良いでしょう。
一定の水準を保つヘッドハンターを、求職者自ら選べる。
転職の方法は、1.求人情報サイトで調べて自分で応募、2.エージェントからの求人紹介、3.スカウトサービスと大きく3つあります。ビズリーチは、スカウトサービスの側面を強く持ちます。他の転職エージェントのように面談や求人紹介があるわけでなく、求職者と、企業やヘッドハンターとが直接やり取りを行います。そのため、ヘッドハンターの質は大いに注目すべき点であり、満足のいく転職となるかのカギを握っているとも言えます。
ビズリーチは多くの優秀なヘッドハンターを抱えており、厳正な審査により一定の水準を保つようにしています。さらにヘッドハンター検索が行えるようになっており、希望する業界に強いヘッドハンターやヘッドハンタースコアの高いハンターなどを探すことが出来ます。ヘッドハンタースコアとは実績などに応じてヘッドハンターの評価を可視化したものであり、成約数や求人数など複数の指標から評価を行いSからDまでランク分けされています。このヘッドハンタースコアや、ヘッドハンターが持つ「ヘッドハンター案件」を参考に、自分に最適なヘッドハンターを探してみましょう。
なお、ヘッドハンターへの相談は会員ステータスがプレミアムステージ(有料)であることが条件となっています。
4.ビズリーチで失敗しないために知っておくべきデメリット
スキルや経験が乏しい場合、スカウトが来ない。
ビズリーチは通常の転職エージェントとは異なり、企業やヘッドハンターからのスカウトを待つのが基本的なスタイルです。まずは、履歴書や職務経歴書上だけで市場価値を判断されてしまいます。実際に対面で話してこそ魅力をアピールできる方もいらっしゃいますし、スキルや経験があっても職務経歴書にうまく活かせていない場合もあります。しかし、このような場合はヘッドハンターの目に留まらず、スカウトが来ない可能性があります。
職務経歴書に書けるようなスキルがあるかどうか不安な方は、一般的な転職エージェントを利用したほうがスムーズに転職活動が進むかもしれません。例えばリクルートエージェントなら、求人数も多く全国に対応しているので、幅広い求職者に対応できます。
すぐにでも転職したい人には向いていない。
よい条件があれば転職しようかなと考えている方には、スカウト型のエージェントは向いています。しかし、すぐにでも転職したい、とにかく今の職場から逃げたい!というような差し迫った状況の場合、スカウトを待つだけのビズリーチは不向きです。実際、口コミにも連絡待ちの時間が長かったという意見がありました。
急いで転職したい場合、ただ待つだけの転職活動は不安になると思います。ビズリーチならではの魅力はもちろんあるので、ビズリーチに登録して好条件のスカウトを待ちつつ、他の転職エージェントにも登録して自分からも動く、というのがおすすめです。
企業情報などが、ヘッドハンターによって左右される。
ビズリーチは他の転職エージェントに比べると、やや企業の情報が少ないように感じる、詳しい情報を提供してくれないなどの口コミがありました。表面的な情報だけでなく、転職エージェントならば知っているかもしれない、企業の内情を教えてほしかったという声もありました。
ヘッドハンター自身が求人を持っており、複数の求職者とやり取りを行っています。業績がそのままヘッドハンターとしての評価につながるため、すべての情報を開示するのは難しいのかもしれませんね。
このように与えられる情報が少ない場合、紹介された企業がどんな会社なのか、実際のところはどうなのか口コミを調べてみたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時、企業の内情を知るために以下のようなサービスがあります。現役社員、元社員の口コミであるため、信用できる情報なのかどうかの問題はありますが、もし共通する内容が多いなら、その求人を担当するヘッドハンターの方に事実確認してみるのが良いでしょう。
- OpenWork(旧Vorkers):https://www.vorkers.com/
⇒文字数も比較的長く、しっかりとした口コミが多い印象。
- 転職会議:https://jobtalk.jp
⇒掲載企業数が圧倒的に多い。
- カイシャの評判:https://en-hyouban.com/
⇒無料で手軽。
- キャリコネ:https://careerconnection.jp/
⇒特に「給与」関連の情報が詳しい。
なるべく「新卒社員」は除外し「中途入社社員」の口コミに絞って参考にするのがコツです。また、最低2サイトは利用し、意見の偏りを防ぐことをおすすめします。
転職口コミサイトを4件紹介しましたが、まずは自分の会社の口コミを見てみるのがおもしろいと思います。
(考えるな。感じるんだ。)
5.ビズリーチの特徴から、向いているのはどんな人?
これまでのメリットやデメリットを踏まえ、ビズリーチの利用をおすすめしたいのは、以下の方です。
長いスパンで転職を考えており、スキルに自信がある人
ビズリーチ最大の特徴は、スカウト型のエージェントであることです。従って、履歴書や職務経歴書でアピールできる点が多いほど、好条件のスカウトが届きます。転職活動自体はスカウト「待ち」となるので、中長期的に転職を考えている人に向いています。また、ビズリーチはハイクラス向け案件がメインなので、現在の年収が高い方にもおすすめです。
6.ビズリーチの流れ(最初の登録のやり方から求人を紹介されるまで)
転職支援サービスを受けるには、まず「会員登録」を行います。
流れは以下のとおりです。
会員登録:メールアドレス、パスワード、現在の年収
↓
会員登録完了
基本情報入力:住所、氏名、学歴、直近の在籍企業情報など
↓
詳細情報入力:希望する職種や勤務地、経験した職務内容、保有スキルなど
↓
完了
ビズリーチでは、会員登録の段階で履歴書や職務経歴書などは必要ありません。まずは会員登録を終わらせましょう。その後、基本情報や職務経歴などを入力していきます。分かりやすく具体的な職務経歴書を作成し、できるだけ沢山のスカウトが届くようにしましょう。
ビズリーチのサイトには、「注目を集める職務経歴書の書き方」や、「スカウト数を増やすための3つの工夫」などが紹介されています。こちらも参考にしてみると良いでしょう。
具体的に画面で見てみましょう。
会員登録
公式サイトにアクセスし、「会員登録(無料)」リンクより、メールアドレスなどを入力します。ここでの入力はすぐに終わります。
入力内容は以下のとおりです。
- メールアドレス
- パスワード
- 現在の年収
現在の年収は、500未満、500-600万円、600-750万円・・・のようにレンジが設定されているので、そこから選択するようになっています。上限は5,000万円以上となっており、さすが「ハイクラス向けの転職サービス」といった感があります。
基本情報入力
会員登録が終わると、基本情報を入力できるようになります。
入力内容は以下のとおりです。
- 性別
- 住所(都道府県のみ)
- 生年月日
- 語学
- 最終学歴
- 氏名
- 連絡先(携帯番号)
- 転職経験
- 転職希望時期
- 直近の在籍企業名、役職、在籍期間
- 直近の在籍企業の業種
- 直近の在籍企業の職種
- 直近の在籍企業の業務内容
語学力は、英語や他の言語についても登録可能です。レベルは、ネイティブ/ビジネス会話日常会話/基本会話/なしから選択する形となっています。TOEICのスコアもここで登録します。
詳細情報入力
基本情報を入力した後、詳細情報を入力できるようになっています。
入力内容は以下のとおりです。
- 直近の年収
- マネジメント経験
- 経験した業種、経験年数
- 経験した職種、経験年数
- 希望する年収
- 希望する業種
- 希望する職種
- 希望する勤務地
- 興味のある働き方(事業内容、待遇、職場環境など)
- 保有している資格・免許
- 特筆すべき表彰事項(社内外問わず)
- 保有スキル
- これまでのキャリアの職務要約
- 特記事項
ここでの詳細情報を充実させると、スカウトが届きやすくなります。ボリュームが結構あり、登録するのはなかなか大変だと思いますが頑張りましょう。
入力に関して、一つ注意点があります。「うっかり入力間違えた!」という場合でも、「戻る」ボタンがないので戻れません。すべての項目を入力し終えると、内容の編集が可能になります。少しくらい間違えても気にせずどんどん進み、まずは入力完了を目指してください。後でいくらでも編集できます。
登録完了
以上で登録は完了です。ヘッドハンターや企業から直接スカウトが届くのを待ちましょう。
ビズリーチには、審査により決定される「会員属性」というものがあります。現在の年収などを元にビズリーチが独自に決めるもので、こちらからは変えられません。現在の年収を変更した場合、会員属性も変わる可能性があります。会員属性は、ハイクラス/タレントの二種類があり、有料プラン(プレミアムステージ)を申し込んだときの料金が属性によって異なります。
無料プラン(スタンダードステージ)では、求人検索が出来ても企業名が表示されない、ヘッドハンターへの相談が出来ないなどサービスに制限があります。こちらから申し込まない限り有料プランには移行しないのでご安心ください。まずは登録して様子を見ながら、有料プランへアップグレードするのも良いと思います。
7.ビズリーチを上手に使いこなすためのコツ・注意すべきポイント
ここからは、実際にビズリーチに登録完了した後の話になります。
ヘッドハンターや企業の担当者(以下、まとめて「ヘッドハンター」と表記)から、面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。
仕事観や人生設計含め、ヘッドハンターに対しては、本音トークを心がけましょう。
転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、ヘッドハンターとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
ヘッドハンターから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。
ヘッドハンターとの面談時、もしくはその後日、ヘッドハンターからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、ヘッドハンター側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
- 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
- その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
- 理由を伝えることなく断りを入れる。
- 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
ヘッドハンターから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。
ヘッドハンターとの面談時、もしくはその後日、ヘッドハンターからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、ヘッドハンターに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
- なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
- いつ頃から募集しているのか。
- 現時点で決まっていない理由は何なのか。
- 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
ヘッドハンターの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。
ヘッドハンターから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。
- うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
- 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
- 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
- メール返信等、対応がとても遅い。
- (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
- 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
主導権はヘッドハンターではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。
これが一番重要なのですが、ヘッドハンターと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
ヘッドハンターはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。
(お頼み申します!)
8.まとめ:評判の良し悪しは、高いスキルを持ち、中長期的に転職を考えているかどうかによる。
ビズリーチについて、必要な情報は全て提示しました。
ビズリーチはスカウト型の転職エージェントであるため、ヘッドハンターの目に留まるようなスキルがない場合は、たとえ有料会員になったとしてもスカウトが来ない可能性があります。逆に市場価値が高い方の場合は、登録しておくだけで自分から働きかけなくても、好条件のスカウトが届くので大変便利です。
リクルートダイレクトスカウトとよく比較されますが、登録するための入力内容は大して変わりありません。両方利用して、転職市場価値を知るための情報収集として使ってみても良いのではないでしょうか。
理想の転職が実現できるよう、少しでも参考にしていただければ光栄です。
ビズリーチ、転職に使えそうでしたか?引き続き活動がんばりましょう!
(ごちそうさまでした!)