転職活動でDYM就職は使えるのかな?と思っている方向けの記事です。読んで損はないはずですよ。
(第二新卒・既卒・フリーター向けの転職サービスのようだな。)
1.DYM就職での転職についての所見まとめ
転職を考える際、押さえるべきDYM就職の特徴
- 第二新卒・既卒・フリーター向けの正社員の求人が多くある。
- 面接に至るまでが早い。
- 内定が出るまで、エージェントが寄り添ったサポートをしてくれる。
- 職種が限られる。
- 既卒でもそれなりの社会人経験を求められる求人もある。
- エージェントが少々強引である。
DYM就職に登録するうえで、押さえておくべきポイント
- 既卒でもそれなりの社会人経験を求められる求人もある。
- 希望する職種の求人が少ないことがあるかも。
2.DYM就職って、どんな転職エージェント?
DYM就職は、職歴が浅い方や社会人経験がない方向けの就職支援サービスを行っており、第二新卒・既卒・フリーターに特化した転職エージェントです。満足度は高く、特に第二新卒向けの求人が充実しています。
また、DYM就職は企業の採用担当者や社長と直接交渉できる為、面接に至るまでが早いです。上場企業等DYM就職が厳選した優良企業の中から求職者にマッチした求人を紹介してくれます。
項目 | 内容 |
---|---|
取り扱い地域 | 日本全国 |
面談場所 | オンライン、東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡 |
取り扱い業種 | メーカー、商社、百貨店・小売、IT・情報通信、マスコミ・広告・出版、金融、医薬・製薬・福祉、運輸・交通・物流・倉庫、建設・不動産・住宅、コンサルティング、インフラ・エネルギー、サービス |
取り扱い職種 | 商品企画・プランニング、人事・労務・総務・法務、貿易事務・国際事務、営業(企業向け)、スーパーバイザー、プログラマー、機械・電機・電子機器設計、建築・土木技術者、講師・インストラクター、介護・ 社会福祉士、調査・マーケティング、財務・会計・経理、経営企画、販売・サービススタッフ、バイヤー、Webプロデューサー・ディレクター、生産管理・品質管理・メンテナンス、施工管理、教師・保育士・栄養士・管理栄養士、デザイナー、一般事務・営業事務、宣伝・広報、営業(個人向け)、店長(店舗経営など)、システムエンジニア(SE)、応用研究・技術開発、物流・在庫管理・トレーダー・ディーラー・融資・資産運用・証券アナリスト、ゲームクリエイター |
求人数 | 非公開 |
特徴 |
|
第二新卒・既卒・フリーターの方に良さそうな転職エージェントですね。
(いいぞいいぞ。)
3.DYM就職のメリットは?
第二新卒・既卒・フリーター向けの正社員の求人が多くある。
転職活動をしている方の中には、「今までフリーターとしてやってきて、いまさら正社員になれるのか?」とか「学歴もスキルもなく、これまでニートだったのに就職できるのか?」など、様々な悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。大手転職エージェントの場合は登録するのにも、職歴やらスキルやら入力しなければならないので、何だか気が進まないということもあるかもしれませんね。DYM就職であれば第二新卒・既卒・フリーター向けの正社員の求人が多数あるため、気を張らず安心して登録できます。
またDYM就職が紹介する企業の中には、上場企業などが含まれており、個人で転職活動をしていても出会えないような案件があります。DYM就職の満足度は高く、職歴・学歴に不安があっても正社員として就職できることを示しています。
DYM就職が紹介する企業は、業界未経験者を歓迎する企業や、社会人経験がないことを必ずしもマイナスに捉えない企業などが多くあります。加えて、DYM就職自体が経験の浅い求職者ならではの選考対策を知り尽くしている為、これまでの職歴に自信がない方でも十分に内定を取るチャンスがあります。
面接に至るまでが早い。
これまでの転職活動で、なかなか書類選考に通らなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。書類選考に通らないと面接までたどり着けません。履歴書の内容には自信がないけれど面接で自分をアピールしたい、人柄とかヤル気を評価してもらいたいと考えているのに、その機会が与えられないのは悔しいですよね。
DYM就職の場合、採用担当の方や企業の社長と直接交渉ができる為、面接に至るまでが早いです。これは職務経歴に自信がない方、書類に自信の無い方には魅力的な特典ですね。
実際口コミにも、早く面接に進めるのは精神的にかなり楽であったという意見がありました。学歴や職歴ではなく人柄重視で選考が行われるのは、フリーターや既卒の方にとっては大きな意味があります。
内定が出るまで、エージェントが寄り添ったサポートをしてくれる。
DYM就職は「寄り添う就活」をモットーとしており、専属エージェントが内定獲得までサポートしてくれます。これまで働いたことがなく初めて就職活動する方や、正社員としての転職活動は未経験という方は、勝手が分からず些細な事に不安を覚えることもあるかもしれません。DYM就職では、面接の練習や書類作成指導のお手伝い、面接や面談時の服装の指導などもサポートしてくれます。
自分が何をやりたいのか、自己分析の段階からして悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。こんな時はプロに相談するのが近道です。面談でじっくりと話を聞いてもらい、転職活動の方向性を早く決めましょう。
4.DYM就職で失敗しないために知っておくべきデメリット
職種が限られる。
DYM就職は、職務経歴や社会人経験を重視しない企業を紹介することに重きを置いている為、どうしても職種が限られてしまいます。紹介求人のうち一番多いのが営業職で、その次にエンジニア、販売・サービスが続きます。企画系、事務、クリエイティブは少なく感じられるため、これらの職種を希望する方は別のエージェントも併せて利用したほうが良いでしょう。例えばハタラクティブは、DYM就職と同様に職歴が浅い方向けの転職エージェントであり、求人数も同じくらいの規模となっています。
DYM就職の一番の利点は、前述したとおり未経験でも正社員として就職できることです。今持っているスキルを活かしたい、これまでの職務経歴を前面に出して転職活動したいという方は、敢えてDYM就職に登録するメリットは少ないかもしれません。
また、初めは転職先として考えていなかった業界でも、転職エージェントですすめられるうちに興味が湧き、面接を受けてみようかなと思うこともありますね。まずは自分でその企業の口コミを調べてから、面接を受けるかどうか決めたいと考える方もいらっしゃると思います。
そんな時、企業の内情を知るために以下のようなサービスがあります。現役社員、元社員の口コミであるため、信用できる情報なのかどうかの問題はありますが、もし共通する内容が多いなら、その求人を担当するエージェントの方に事実確認してみるのが良いでしょう。
- OpenWork(旧Vorkers):https://www.vorkers.com/
⇒文字数も比較的長く、しっかりとした口コミが多い印象。
- 転職会議:https://jobtalk.jp
⇒掲載企業数が圧倒的に多い。
- カイシャの評判:https://en-hyouban.com/
⇒無料で手軽。
- キャリコネ:https://careerconnection.jp/
⇒特に「給与」関連の情報が詳しい。
なるべく「新卒社員」は除外し「中途入社社員」の口コミに絞って参考にするのがコツです。また、最低2サイトは利用し、意見の偏りを防ぐことをおすすめします。
既卒でもそれなりの社会人経験を求められる求人もある。
既卒の方で、DYM就職に登録してみようかなと考えている方は多いと思いますが、DYM就職は既卒・フリーターだけでなく、第二新卒向けの求人を取り扱っています。第二新卒の求人は仕事上での即戦力は求められませんが、一般的なビジネスマナーや社会人としての基本は身についていると期待されることが多いです。既卒の方も第二新卒向けの求人に応募できますが、社会人経験のある第二新卒と競い合うことになるので注意が必要です。
ビジネスマナーなどを学んでから就職活動をしたい方は、研修制度が充実している転職エージェントを選ぶのも良いかもしれません。例えば就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)は、フリーター・未経験・既卒向けの求人が多くあり、独自の充実した研修プログラムがあります。
エージェントが少々強引である。
担当にもよると思いますが、エージェントが若干体育会系で強引な所もあったという口コミがありました。ホームページの紹介を見ても若い方が大変多いようなので、元気で熱意が有り余っているエージェントの方が多いのかもしれませんね。どの転職エージェントでもそうですが、合わない担当者は居るものです。割り切って変更を申し出るか、他の転職エージェントを使うのも一つの手です。
転職口コミサイトを4件紹介しましたが、まずは自分の会社の口コミを見てみるのがおもしろいと思います。
(考えるな。感じるんだ。)
5.DYM就職の特徴から、向いているのはどんな人?
これまでのメリットやデメリットを踏まえ、DYM就職の利用をおすすめしたいのは、以下の方です。
第二新卒・既卒・フリーターから優良企業の正社員を目指す人
DYM就職は第二新卒・既卒・フリーター向けのサービスですが、特に第二新卒の求人数が多く紹介できる幅が広いので、異業種へ挑戦したい第二新卒の方にはおすすめの転職エージェントです。面接に至るまでが早いので、職歴・学歴に自信がない方にもおすすめです。
6.DYM就職の流れ(最初の登録のやり方から求人を紹介されるまで)
DYM就職を利用するには、まず会員登録します。
流れは以下のとおりです。
会員登録:氏名、メールアドレス、現在の就業状況など
↓
完了
転職サービス申し込みのための入力内容はとても簡単なものになっています。「カンタン60秒!」と書いてある通り、基本情報を登録するだけとなっています。登録の段階で履歴書などは必要ないので、書類作成が面倒で転職エージェントへの登録を見送っていた方も無理なく登録できます。
転職活動は履歴書を作って応募するだけではありません。面接の日程調整や内定が決まった際の条件交渉など、面倒な手続きも多いものです。転職エージェントに登録すれば細かいことを丸投げできるので、面接に集中できます。
登録方法を具体的に画面で見てみましょう。
会員登録
公式サイトの「今すぐ無料登録する」リンクより、会員登録を行います。登録は無料です。
入力内容は以下のとおりです。
- 氏名
- メールアドレス
- 電話番号
- 最終学歴
- 現在の状況
- 希望面談場所
「現在の状況」は、現在学生で就職活動中/卒業後就職せず、就職活動中/転職活動中の中から選択します。「希望面談場所」は、東京本社(品川)/池袋/秋葉原/立川/横浜/千葉/大宮/仙台/静岡/名古屋/大阪/神戸/岡山/広島/福岡/熊本から選択します。この中に行ける場所がない場合は、別の転職エージェントを利用したほうがいいでしょう。
登録完了
以上でDYM就職の登録は完了です。会員登録後にエージェントから連絡が来て、面談がセッティングされます。キャリアカウンセリングでは、就職先の希望だけでなく就職活動中の不安事なども遠慮なく相談しましょう。一人で考えていると、自分が何をやりたいのか、何に向いているのか分からなくなることもあると思います。そんな時、多くの就職支援を行ってきたエージェントの方と面談することで、気づけることがあるかもしれませんね。
7.DYM就職を上手に使いこなすためのコツ・注意すべきポイント
仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。
転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。- 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
- その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
- 理由を伝えることなく断りを入れる。
- 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。- なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
- いつ頃から募集しているのか。
- 現時点で決まっていない理由は何なのか。
- 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。
転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。- うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
- 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
- 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
- メール返信等、対応がとても遅い。
- (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
- 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。
これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。
(お頼み申します!)
8.まとめ:評判の良し悪しは、職種を選り好みせず、優良企業の正社員を目指しているかどうかによる。
DYM就職について、必要な情報は全て提示しました。
第二新卒・既卒・フリーターなど職歴が浅く、職種を限定せずとにかく優良企業の正社員として働きたいと考えている方には間違いなくおすすめです。これまで面接に進めなかった方にもおすすめです。ハタラクティブとよく比較されますが、登録するための入力内容は同じですし、どちらも無料です。両方利用して、転職市場価値を知るための情報収集として使ってみても良いのではないでしょうか。
理想の転職が実現できるよう、少しでも参考にしていただければ光栄です。
DYM就職、転職に使えそうでしたか?引き続き活動がんばりましょう!
(ごちそうさまでした!)