中途採用で、星野リゾートに転職したい、と考えている方は多いかと思います。旅行好きの方にとっては、お馴染みのリゾートホテルかもしれませんね。
転職するために、「本当に大丈夫なのか?」と情報を探してみても、転職サイトやその企業のサイトには表向きの情報しか無いのは間違いありません。また、最近口コミ系のサイトが流行っていますが、それを見てみたとしても、そのサイト自体に登録するためのハードルもあり、登録したとしても情報量が膨大で見るのも大変です。結果、本当に転職して大丈夫なのか?と思ってしまうでしょう。
その一方で、この方法なら失敗しないという唯一無二のやり方が、単純ですがあります。
このページでは、星野リゾートへの転職について、どうしたら正確な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう対処すべきか、現役エージェントの知見から、星野リゾートへの転職について触れたいと思います。
このページを読んでいただければ、星野リゾートへの転職についての情報は一通り揃っているかと思います。あなたが星野リゾートに転職すべきかの判断材料になり、さらに転職したいと思った場合、星野リゾートに理想の転職が実現できる可能性が高まるはずです。
ちゅうちゅう

星野リゾートに転職したい方向けの記事です。ちょっと長いですが、読んで損はないはずです。

リアルリアル

(星野リゾート。うおォンうおォン。)

1.星野リゾートへの転職についての所見まとめ

次章以降で詳細について触れますが、星野リゾートへの転職についての所見をまとめます。

転職を考える際、押さえるべき星野リゾートの特徴

  • 星のや、リゾナーレなどのリゾート施設を運営。
  • 若い社員が多くフラットな社風で、連続10日程のリフレッシュ休暇もある。
  • 施設運営業務、ブライダル事業運営スタッフ、ホテル開発等の求人がある。
  • 施設運営スタッフは、第二新卒や業界未経験者も積極的に採用。
  • 労働時間は繁忙期と閑散期で大きく異なる。
  • 給与は年功序列の要素がなく評価型で、残業代は分単位で出る。

星野リゾートへ転職するために、押さえておくべきポイント

  • 繁忙期と閑散期でワークライフバランスが大きく異なるようなので、安定したワークライフバランスを求める場合は注意が必要。
  • 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。

2.星野リゾートってどんな会社?

項目 内容
会社名 株式会社星野リゾート
代表者 星野 佳路
本社所在地 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2148
設立 1951年
資本金 10百万円
主な事業内容 リゾート施設の運営、ブライダル事業、別荘管理・販売事業等。
従業員数 3,202名

事業内容

星野リゾートの前身は1914年、長野県の軽井沢に開業した星野温泉旅館です。同族経営企業で、現社長の4代目・星野佳路氏が家業を継いでから現在の星野リゾートが誕生しました。2009年からブランド戦略を展開し、「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO」「BEB」の5つのサブブランドを展開しています。
星野リゾートは企業ビジョンを「リゾート運営の達人」としており、ホテルを所有するのではなく、運営に特化したビジネススタイルをとっています。

今後の事業展開

リゾートの運営において、星野リゾートは業界標準の専門化ではなく、マルチタスク制を採用しています。マルチタスク制とは、一人一人の従業員が、調理、客室清掃、フロント、レストランサービスの機能全てにわたって仕事をするものです。今後もこの独自戦略を堅持しながら、日本国内外で運営施設数を増やしていくとしています。その為に、旅のカテゴリーごとに以下の4つのサブブランドを展開しています。
  1. 温泉旅館の界(インバウンド市場からも高い支持)
  2. リゾナーレ(子供連れ家族旅行でNo.1のブランド)
  3. 都市観光ホテルのOMO(都市観光ホテルのブランドとして、幅広い価格帯で展開)
  4. 星のや(海外に向けてブランドを展開)

海外展開

星野リゾートは2017年に「星のやバリ」を開業して以来、積極的に海外展開を行ってきました。現時点では海外4施設(バリ、台湾、ハワイ、中国)を運営しており、今後も機会あればどんどん展開するとしています。
海外進出にあたって、星野リゾートは日本旅館で事業展開していくことを重要としており、「星のや東京」はそのモデルとして造られました。「星のや東京」は海外進出の為のベースキャンプであり、外資系高級ホテルと東京で並びながら、日本旅館が都市で通用することを証明するものでもあります。

3.星野リゾートは、転職者に対してどんな人材を求めている?

募集職種

中途採用で募集中の職種は、施設運営業務(接客、清掃、調理等)、労務、ブライダル事業運営スタッフ、各種エンジニアなど多岐にわたっています。現時点では幅広い職種で募集しているようです。
星野リゾートは2021年から2022年にかけて西日本エリアを中心に新規開業を複数予定しており、様々な職務経歴の方が活躍できるとしています。第二新卒も積極的に採用中のようです。

求める人材

  • 施設の運営スタッフ(接客、客室清掃、調理など施設運営に携わる全ての業務をこなす)を広く求めている。勤務地がリゾート地で交通の便が良くない場合もあるので、普通自動車免許が必須の求人も多い。
  • 英語・中国語・韓国語など、語学スキルがある人材を歓迎している。第二新卒や業種職種未経験も歓迎しており、採用に積極的。

『日本が観光立国になるために最も重要な要素は観光マネジメント人材の育成です。星野リゾートにおいて新しい価値を創造するのは、最前線でお客様に接するスタッフたちです。星野リゾートの力の源は、社員一人ひとりの実力であり、その総和こそが私たちの競争力なのです。一人ひとりが世界に通用する観光マネジメント人材になり、その結果として星野リゾートが世界に通用するホテル運営会社に成長していくと言えます。』

星野リゾートの採用情報ページには、社員の方のインタビューが載っています。どのような職種の社員が、日頃何を考え、どのように仕事に取り組んでいるのか、人間性も含め感じることができるでしょう。あなたが興味のある職種の社員の方の意見は、書類・面接対策においても必ず目を通しておきましょう。

給料(年収)

平均年間給与:ー(非上場)
平均年齢:ー(非上場)
平均勤続年数:ー(非上場)
星野リゾートの平均年収は、非上場につき公開されていません。

労働時間

平均残業時間:35~44時間/月
繁忙期と閑散期で労働時間に大きな差があるようです。閑散期には定時での退勤が可能という口コミがありました。また、どの施設で働くかによっても労働時間が異なるようです。繁忙期はそれなりの残業時間になるようですが、1分単位で残業代が出るので頑張れるという意見もありました。
普段は忙しく働き、取れるときに大型の連休を取って海外旅行などを楽しむという働き方が合う会社のようです。
ちゅうちゅう

業界未経験者や第二新卒を歓迎しており、キャリア採用に積極的なようです。英語や中国語などの語学が出来ることも歓迎しています。労働時間は繁忙期と閑散期で大きく異なるようなので要注意です。

リアルリアル

(いいじゃないか。)

4.星野リゾートの求人情報にはどんな傾向がある?

転職サイトを各種調べたところ、ホテル開発の求人がありました。その求人を調べると、以下の傾向があります。
  • 転職サイトでは限られた職種での募集となっている。
  • 建築士の資格が歓迎条件となっている。
  • 「星野リゾート・トマム」や「星野リゾート・マネジメント」などグループ会社の求人が多い。
ただ、これはあくまで一般に公開されている求人であり、非公開の求人というものがある可能性があります。
例えば、転職エージェントのdodaの場合、非公開求人が公開求人の3倍以上の規模に上るため、doda非公開求人の方には他の技術系・事務系職種も含まれている可能性があります。
ちゅうちゅう

現在公開されている求人は少ないようですが、隠れ求人の存在は気になるところです。

リアルリアル

(いわゆる裏メニューってやつか。悪くない。)

5.星野リゾートの現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)

口コミや内部情報を以下にまとめました。新卒入社と中途入社では当然差があることを踏まえ、中途入社した人のみの内部情報です。
※参照元:OpenWork、enライトハウス、転職会議、キャリコネ他

項目 コメント
給与・福利厚生
  • 評価によって賞与や給与が決まる。
  • 残業代が1分単位できっちりつく。
  • 繁忙期と閑散期で、給与にバラツキが出る。
  • 住宅手当や通勤手当(ガソリン代も)が出る。
ワークライフバランス
  • 土日は休みにくい。
  • 年に一度のリフレッシュ休暇(9日間)がある。
  • 繁忙期・閑散期で全く異なる。
  • 月に8日間の公休がある。
社風
  • フラットな組織。
  • ユニットディレクターは非喫煙者であることが条件。
  • 若い社員が多く活気がある。
  • 社長のリーダーシップが際立っている。
成長機会・キャリア開発
  • 成長のチャンスが多くある。
  • 接客だけでなく多方面の配属先がある。
  • 手を挙げれば多くの機会を与えられる。
  • サービス関連の資格取得支援制度がある。
入社後のギャップ
  • 思ったより体力的・精神的にきつい。
  • 一人で何役もこなす必要がある。
  • 転勤や異動が多い。
  • 離職率が高め。
退職検討理由
  • 体力の限界を感じた。
  • 地方の暮らしに慣れなかった。
  • 労働時間が不規則。
  • 役職が少なく、目指す方向が限られる。

給与・福利厚生

年功序列な要素がなく、評価面談の結果によって賞与の額や翌年の給料が決まるという口コミがありました。残業代は分単位できっちり支払われるため、繁忙期はそれなりに貰えるという情報もありました。また、全社員が年収500万円に近づけるようにベースアップがあるようです。
また福利厚生として、一年に一度、連続10日程のリフレッシュ休暇が取れるようです。社割で利用できる提携施設がたくさんあるという口コミもありました。

ワークライフバランス

サービス業なので基本的に土日は忙しく、平日休みとなることが多いようです。公休は月に8日間あり、宿泊業としては多い方だという意見がありました。繁忙期と閑散期で残業時間に大きな差があり、閑散期には長期休暇を取って海外旅行へ行く方が多いようです。

社風

誰でも意見が言いやすい雰囲気があるようです。社歴や経験に左右されないフラットな組織文化であり、総支配人やリーダーに意見やアイデアを伝える機会があるという口コミがありました。その他、会社としての明確な方針があり、中途入社者でも若手でも平等にチャンスがあるという声もありました。

成長機会・キャリア開発

ホテル、旅館の仕事(調理、レストランサービス、フロント、清掃など)を一通り経験でき、様々な業務を学べるという口コミがありました。また、若くても色々なことを任せてもらえる為、やる気があれば早く成長できるという声もありました。サービスチームから数年で、支配人に立候補できる仕組みがあるようです。
フラットな組織である分、現状に甘んじているとキャリアアップは難しいという意見もありました。

入社後のギャップ

キラキラした職業に見えるが、実際には体力的にも精神的にも大変なことが多いという口コミがありました。また想像以上に色々な業務が多く、マルチタスクをこなせる能力が必要だという意見もありました。
リゾートホテルが多いので交通の便が良くない施設もあり、寮に入るか自家用車が必要という声もありました。

退職検討理由

サービスチームでは、これ以上のキャリアアップは難しいと思ったという意見がありました。体力的に厳しいという声も多かったです。マルチタスクが徹底されており、30代・40代になると体力的・精神的に楽なところへ転職したいと考える方が多いようです。
役職が少なく、キャリアパスを描きにくいという声もありました。
ちゅうちゅう

フラットな社風で、誰でも平等に昇進するチャンスがある会社のようです。サービス業なので普段は連休を取りにくいようですが、閑散期には連続10日程の休暇がもらえるとのことです。

リアルリアル

(考えるな。感じるんだ。)

6.星野リゾートへの転職を成功させるには?

ここまで読んで、星野リゾートへの転職意欲は高まりましたか?

星野リゾートに転職する方法で一番おすすめしたいのは、転職エージェントの活用です。

※転職エージェントとは?
「エージェント」というのは、いわゆる「代理人」です。転職エージェントは、転職希望者と中途採用の求人を出している企業とをつなげるのが役割です。転職エージェントは、採用が成功した場合に企業から手数料がもらえるので、転職希望者からはお金をもらいません。そのため無料で利用できるサービスです。これらのサービスは、サイト上で登録をすると転職エージェントの方から面談の誘いがメールで来ます。そのうえで日程を調整してその転職エージェントの企業に訪問し、面談を行います。面談では、「具体的に転職を考えているのか」「なぜ今の会社を辞めようと思っているのか」「どういった会社に移りたいと思っているのか」というような質問があり、それに答えていくかたちになります。転職エージェントに登録する転職希望者は、「一刻も早く転職したい」という人もいれば、「特にまだ転職は考えていないが、良い求人があれば転職したい」など様々な思いを抱いています。そのため、面談で「具体的に転職を考えているのか」という質問に対して、「今は情報収集している段階です。」と答えても、まずイヤな顔はされないと思って大丈夫です。
では、星野リゾートに転職する場合に転職エージェントを活用すべき理由ですが、以下4点です。
  • 一般には公開されていない、星野リゾートの求人情報について入手できる可能性がある。
  • 書類選考・面接について、星野リゾートに特化した対策を行ってもらえる。
  • 年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
  • 転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。

一般には公開されていない、星野リゾートの求人情報について入手できる可能性がある。

例えばdodaの場合、サイト上で公開されている求人の3倍以上もの非公開求人を取り扱っています。

※転職エージェントはなぜ全ての求人を公開しないのか?
転職エージェントは全ての求人を公開しない、というよりは公開できないのです。これはなぜかと言うと、企業は人ありきとよく言われますが、あくまでビジネスあってこその人と言うこともできます。要するに、既存ビジネスの強化・新規ビジネスの創出を行うために人が必要なのです。そのため、特に新規ビジネスについては、開始する前、もしくは開始して間もなくは他社にそのことを知られたくありません。中途採用の募集を行ううえでも、自社のサイトはもちろん、転職サイトにもその情報を載せたくないのです。そうすると、転職エージェントにそのような中途採用求人が集まることになります。なぜ転職エージェントなのかと言うと、転職希望者個人と対面する必要があり、情報をオープンにする必要が無いからです。ちなみに、公開されている求人と比べて、戦略的な採用という色が濃いため年収やポジションも好条件のものが多いのが一般的です。
転職エージェントの大手であればあるほど、星野リゾートの非公開求人も取り扱っています。
あなたのような転職希望者の適性に応じて提示してくれますし、適性に合う求人が無い場合でも、星野リゾートに対して適性に合う求人が無いか、あなたを売り込みに行ってくれることもあります。
そのため、星野リゾートのサイトや転職サイト・転職エージェントのサイト上の求人を見て、自分に合う求人が無い場合には、非公開で取り扱いが無いか、転職エージェントに尋ねてみることをおすすめします。

書類選考・面接について、星野リゾートに特化した対策を行ってもらえる。

転職エージェントは、過去に多くの転職希望者の転職を実現させているため、転職人気企業であればあるほど、その機会に多く携わっています。そのため、選考スタイルや選考プロセスについて熟知しており、ノウハウが豊富です。

どんな人なら受かって、どんな人なら落ちてしまうのか。面接でどういう質問がされ、それにどう答えれば受かり、落ちる場合は答え方がまずかったのか、答える内容自体が間違っていたのか。そのような過去実績に基づく膨大なデータを保有しています。
その根拠データやノウハウを用いて、星野リゾートの書類選考を突破するために、職務経歴書上でどんな内容をどんな風にアピールした方が良いのか、面接の段階では想定される複数の質問に対して、どう答えた方が良いのか、サポートしてもらえます
さらに、面接担当者にはどんな傾向があるのか(結論から論理立てて話すようにしないと、60分の面接でも30分で終わってしまうなど。。)、求人情報ではまず触れられるはずのない情報も持っているため、転職サイトや企業サイトから応募するよりも圧倒的に有利に進められます。
なお、これは意外だと思いますが、このように転職エージェントは転職人気企業ほどパイプが太いため、仮に採用企業側が面接であなたを落とすと判断した場合でも、掛け合ってくれて通過させてくれることもあったりします
基本的に、面接については終了後に転職エージェントに「面接終了しました。」と電話連絡を入れるステップがあります。その際、「おつかれさまでした。面接はいかがでした?」と面接の苦労を労ってもらえるとともに、「うまく答えられなかった質問はありましたか?」など丁寧にフォローを入れてくれます。その内容をもって、転職エージェントはあなたの代理となり、その後採用企業側にフォローを入れてくれるのです。
ただ、全ての転職エージェントがそういった対応を行ってくれるわけではありません。転職エージェントは良いところだけを選ぶようにしましょう

年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。

転職するうえで、重要なものの1つは年収でないでしょうか。 年収については、残業の有無と同様に面接で質問することは難しいと思います。

「年収〇万円以上」「年収〇万円~〇万円」という求人情報がほとんどですが、転職エージェントは、転職希望者の適性と過去の転職成功者の適正をマッチングして、「この人なら年収〇万円だろう」などとあたりをつけます。そのうえで、最終面接、もしくはその後に企業から実際の金額について転職エージェントに連絡が入ります。
その段階で、前もってあなたが事前に伝えていた金額よりも低ければ企業側と交渉してくれます。さらに、もしあなたが事前に伝えていた額と同等であった場合でも、それより高くならないか、掛け合ってくれるのです。
これは直接応募ではまず不可能なことだと思うので、転職エージェントに頼りましょう。

転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。

これまで見ていただいたとおり、会社自体の情報は事前に仕入れることができても、実際に配属される部署についての情報を仕入れることは不可能に近い、というか不可能でしょう。

一緒に働くうえで、その部署の上司・同僚のタイプや新卒中途・男女の比率、他の関連部署との力関係、会社の中での位置づけなど、事前に知っておくことに越したことはありません。転職エージェントはそういった情報も保有していますので、気になることはどんどん聞いてみましょう。
併せて、気になった会社については、いろいろ悪い口コミ情報などもネットなどで見かけることがあるでしょう。そういった口コミ情報が正しいのか、間違っているのかについても、聞いてみるのが良いでしょう。
ちゅうちゅう

そもそも自分に合った会社なのか、合う場合、受かるためにどうしたら良いか、転職エージェントを味方につけるのが効率的ですね。

リアルリアル

(う~ん、そうきたか。)

7.星野リゾートへの転職で、おすすめの転職エージェントは?

転職エージェントは有名な会社だけでも10社近くあります。
実際相手にする担当者との相性含め、当たり外れが多いのが実際のところです。登録や面談の手間、日ごろの電話・メール対応も考えると、どの転職エージェントと付き合うかについては、失敗は許されないと言っても過言ではありません。
星野リゾートに転職するために登録すべき転職エージェントを、以下の観点で選びました。
  • 星野リゾートの求人について、取り扱い実績がある。
  • 星野リゾートへの転職をサポートできるノウハウを持っている。
  • 星野リゾート以外の求人情報についても豊富に保有しており、そのような求人についても成功までサポートするノウハウを保有している。
これらの要素が全て当てはまる、具体的におすすめしたい転職エージェントは以下4社です。 登録自体は2~3分で済みます。無料なので費用面のリスクもありません。
登録すべきか 特徴
リクルートエージェント 業界最大手。星野リゾートへの転職サポート実績多数。
doda 業界2番手。星野リゾートへの転職サポート実績多数。提案力に強み。
ビズリーチ ダイレクトリクルーティングが活発で、職務経歴書が目につけば人事担当者が連絡してくる可能性あり。
特に『リクルートエージェント』『doda』の2社は登録を強くお勧めします。
ただ、この2社については最大手でもあり、他の転職希望者も多数抱えるため、対応スピードなどサポートに満足が行かない場合もあるかもしれません。それも踏まえ、『ビズリーチ』も登録しておく方が良いでしょう。
ちなみに、登録完了後、転職エージェントから連絡が来るタイミングはマチマチです。早いところもあれば遅いところもあります。一方で、登録する内容については転職エージェントによる違いはほとんど無く、同じ作業の繰り返しです。
そのため、登録するエージェントが決まったら、一気にまとめて登録してしまう方が効率的です。
各社の特徴は、以下のとおりです。

リクルートエージェント|業界最大手・求人企業からの圧倒的な信頼度

リクルートエージェント』は、リクルートが運営する業界No.1の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。
業界最大手のため、星野リゾートへの転職実績は多数あり、以下のメリットがあります。
  • 星野リゾートへの転職実績が多数あり、転職希望者へのサポートノウハウが豊富
  • 星野リゾート側からの信頼も厚く、非公開求人の充実につながっている。
星野リゾートへの転職に一番直結する転職エージェントと言えるでしょう。
リクルートエージェント公式サイトhttps://www.r-agent.com/

doda|業界No.2・転職希望者に対する高い提案力

doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。 非公開求人は8万件、登録者数は370万人の規模に上ります。 拠点は全国に10カ所(※)あります。 ※東京、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、京都、兵庫、広島、福岡
おすすめの求人を紹介してくれる段階になると、結構絞って紹介してくれます。 また、求人企業とのやりとりは担当が別なので、求人について細かい質問をした時など、その場で回答をもらえないこともあります。当然後からきちんと回答はもらえますので、聞きたいことは遠慮せずに聞いておくべきです。
転職希望者のニーズを掘り下げてくれるため、面談時間も2時間ぐらい見ておいた方が良いでしょう。
doda公式サイトhttp://doda.jp/

ビズリーチ|企業の採用担当者からダイレクトリクルーティングに強み

ビズリーチ』は、人材系ベンチャーのビズリーチが運営する転職支援サービスです。
特徴的なのは、ダイレクトリクルーティングという概念を日本にもたらした第一人者的な存在というところです。数多くの転職希望者のデータを求人企業に公開、転職エージェントなどを通さずに企業側が直接転職希望者にアプローチできる、画期的な取り組みです。この方法を取り入れる企業は拡大する一方のようです。なお、ダイレクトリクルーティングだけではなく、多数のヘッドハンターも利用するサービスのため、転職エージェントとは違う角度で求人を入手できる機会も望めるサービスです。
ビズリーチ公式サイト https://www.bizreach.jp/
ちゅうちゅう

リクルートエージェント』『doda』は大手だからまずオススメってことですね。転職エージェントは何社登録してもタダですしね。そのうえで、いろんな担当者と意見交換できるわけですし。

リアルリアル

どーだ、どーなんだ。)

8.転職エージェントを上手に使いこなすには?

ここからは、実際に『リクルートエージェント』『doda』『ビズリーチ』のいずれか、もしくは全て登録完了した後の話になります。
転職エージェントの担当者から、面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。

仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。

転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
求人企業との面接とは違い、転職エージェントは橋渡し役の立場になるため、「どんな会社を受けたいのか、どんな会社は受けたくないのか」「どんな仕事がしたいのか、どんな仕事はやりたくないのか」この辺は遠慮なく伝えてください。
言ってしまえば、転職エージェントにとって、転職希望者は「商品」という位置付けです。そのため、転職希望者がどんな人間なのか?もちろん初対面ですから知らないわけで、それを知ることによって、提示される求人の精度が高まります。あなたにとっても、求める求人情報以外は提示されたくないと思いますので、遠慮なく最初に本音を伝えておきましょう。
また、複数の転職エージェントを利用する場合、その旨も先に伝えておきましょう。そうすることで、他の転職エージェントに勝つために、あなたへの対応優先度が上がる可能性があります。

転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
  • 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
  • その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
※「ネット上での口コミを見て興味が持てない」というのは、現実性に乏しく、あまりおすすめできません。ただ、その際はその口コミ内容を伝えたうえで、実際はどうなのか聞いてみると良いでしょう。また、転職エージェントの担当者によっては、「口コミサイトは当てにならないし、見ない方がいいですよ。」とあなたに言ってくる場合もあります。そういった担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうことも視野に入れたうえで興味が湧かず断りたい、と意思を表示しましょう。
逆に、以下のような断り方はやめましょう
  • 理由を伝えることなく断りを入れる。
  • 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
このような対応を行うと、その後紹介される求人がガクっと減ってしまうなど、担当者にとってのあなたの対応優先度が低くなってしまい損につながります。

転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
  • なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
  • いつ頃から募集しているのか。
  • 現時点で決まっていない理由は何なのか。
  • 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
このような確認を行い、得られた情報を書類選考・面接対策に反映することで、あなたの転職成功確率が高まることでしょう。

転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。

転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。
  • うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
  • 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
  • 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
  • メール返信等、対応がとても遅い。
転職エージェントにとっても、避けたいのはあなたが他の転職エージェントに逃げてしまうことです。そのため、その担当者に対して、思い切って担当者変更を依頼しましょう。
その際、注意点は以下のとおりです。
  • (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
  • 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
このように依頼すれば、悪い印象を与えることなく、スムーズな担当者変更につながるはずです。

主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。

これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントは転職のプロとして、あなたと対等の立場で接してくることが多いです。ただ、中には「どんどん応募しないといつまでも決まりませんよ。多少希望と違ったとしても、まずは受けてみましょう」など、とにかく数をこなすよう促される場合もあります。
その際、転職エージェントに振り回されることなど決して無いよう「主導権は自分にある」ということを肝に銘じましょう「転職エージェントと上手に付き合う」というのは、「転職エージェントを上手に使いこなす」ということです。
決して高慢な態度を出してはいけませんが、「この転職希望者にはぜひ成功して欲しい!しっかり協力しよう!」と、気持ち良く仕事をしてもらうようにしましょう。担当者もあなたと同じ人間です。「最低限のビジネスマナーを守る」「約束は守る、できない約束はしない」「なるべく早めの対応を心がける」など、普段の仕事と同様の感覚で接しておけば間違いないと言えるでしょう。
ちゅうちゅう

転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。

リアルリアル

(お頼み申します!)

ここまで読んでいただいた、あなたに
星野リゾートへの転職について、必要な情報は全て提示しました。
転職人気企業ですが、部署によっては激務だったりと、部署単位で満足度が異なる企業という側面もあります。会社としてだけで判断するのではなく、実際どんな環境で働くのか、部署レベルまで落とし込んだ情報収集を行い、そのうえでチャレンジしてみることを強くおすすめします。
星野リゾートへの転職に成功するために抽出した転職エージェント
転職が実現した後、どんな人生を描けるかが本当の勝負です。
「この会社に転職してみて、確かに大変なところもあるけど、それはある程度事前に知っていたことだ。決めたのは自分なんだから頑張って続けよう。」
そういった転職が実現できるよう、少しでも力になれましたら光栄です。
ちゅうちゅう

星野リゾートの攻略がんばりましょう!

リアルリアル

(ごちそうさまでした!)