

転職活動で就職カレッジは使えるのかな?と思っている方向けの記事です。読んで損はないはずですよ。

(フリーターや既卒、大学中退者向けの転職サービスのようだな。)
- 1.就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)での転職についての所見まとめ
- 2.就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)って、どんな転職エージェント?
- 3.就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)のメリットは?
- 4.就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)で失敗しないために知っておくべきデメリット
- 5.就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)の特徴から、向いているのはどんな人?
- 6.就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)の流れ(最初の登録のやり方から求人を紹介されるまで)
- 7.就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)を上手に使いこなすためのコツ・注意すべきポイント
- 8.まとめ:評判の良し悪しは、就職カレッジの研修に興味があり、営業職に就きたいかどうかによる。
1.就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)での転職についての所見まとめ
転職を考える際、押さえるべき就職カレッジの特徴
- 研修プログラムが充実している。
- フリーター・未経験・既卒向けの求人が多く揃っている。
- 就職した後も丁寧な個別サポートが受けられる。※現役高校生はサポート対象外です。
- 求人の質は様々である。
就職カレッジに登録するうえで、押さえておくべきポイント
- 営業の求人が多めである。
- 就職カレッジの研修は、向き不向きがあるかも。
2.就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)って、どんな転職エージェント?

項目 | 内容 |
---|---|
取り扱い地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・愛知・広島・福岡(期間限定で札幌) |
面談場所 | オンラインのみの開催 |
取り扱い業種 | メーカー、商社・卸、広告・マスコミ、IT・通信、不動産・建設、人材ビジネス、その他サービス、その他
※就職カレッジ事業の契約書締結企業の産業分類区分 2022/2/1~2023/1/31の数字 |
取り扱い職種 | 非公開 |
求人数 | 非公開 |
特徴 |
|

職歴に不安があり、研修を受けてから転職活動したい方には心強い転職エージェントですね。

(いいぞいいぞ。)
3.就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)のメリットは?
研修プログラムが充実している。

就職カレッジの一番の特徴は、何といっても内容の濃い研修が受けられることです。「就職カレッジ」と呼ばれる研修を完全無料で受けられます。「就職カレッジ」は全国開催ですが、関東系の大学・大学院中退者に特化した「中退就職カレッジ」もあります。
就職カレッジはもともと中小企業の幹部やリーダー向けの教育支援サービスを行っており、教育には定評があります。この講座はスティーブン・R・コヴィー博士の「7つの習慣」や「原田メソッド」といった実績のあるコンテンツをベースにしており、この4日間の研修で大きく成長する方も沢山いらっしゃるようです。他社ではスキル中心の研修が多い中、就職カレッジでは人格や人間性を磨くことに重きを置き、差別化を図っています。
転職活動の場合、周囲が一斉に活動する新卒の就職活動と違って孤独な面もあるかと思います。そんな中、研修で同じような境遇の仲間と出会って研修に打ち込んだからこそ、一緒に転職活動を頑張れたという口コミもありました。学校のような雰囲気があるらしく、ここで一緒に頑張る仲間に出会えるかもしれませんね。
これまではこの研修が必須だったようですが、2018年からは研修なしでも求人紹介を行ったり、2日に短縮した研修を受けられたりと自分の状況に合わせて選択可能です。また以前は研修で「飛び込み営業」(飛び込みで本を売る!)をやっていましたが、さすがに賛否両論あったらしく、現在は「飛び込み実習」に変わっています。この実習で問題提起、課題解決能力など、まさに企業に求められている力を養うことが出来ます。
フリーター・未経験・既卒向けの求人が多く揃っている。

就職カレッジは、フリーター、第二新卒、未経験などの社会人経験が無い方や少ない方向けの求人を多く取り扱っています。フリーターの就職支援歴は19年以上の歴史があり、豊富な知識と確かなノウハウを持っています。また書類選考なしで、未経験者を採用したい優良企業約20社と面接することができます。これらの企業は就職カレッジが直接訪問して取材しており、安心して働ける企業ばかりです。
就職カレッジ利用者の約84.60%は、未経験者となっています。これまで転職エージェントに登録するのを躊躇していた方も安心して登録できます。
就職した後も丁寧な個別サポートが受けられる。※現役高校生はサポート対象外です。

一般的な転職エージェントでは、求人を紹介して内定が決まればそれで終わり、ということがほとんどです。就職カレッジでは、カレッジを終えて集団面接会を行った後、内定前研修を行います。再度、入社前に学んでおきたい素養やマナーなどを1日かけて学びます。入社後さらに、1カ月、3カ月、6カ月研修を無料で行います。就職カレッジには活躍支援チームという入社後のフォローをするためだけの専属チームがあり、徹底したアフターフォローを行っています。
入社後しばらく経つと、同じような時期に同じような悩みを持つ方が多いそうです。活躍支援研修ではこれらの悩みに耳を傾け企業にフィードバックし、転職した方が円滑に働けるようサポートしてくれます。この手厚いアフターフォローの結果は数字としても表れており、入社後の定着率は92.10%となっています。
4.就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)で失敗しないために知っておくべきデメリット
求人の質は様々である。
あまり評判の良くない企業を紹介された、という口コミは確かにあります。就職カレッジとしては長く働ける会社を紹介することに重点を置き、離職率の高い業界への紹介はしないとのことです。また、紹介企業の多くは、もともと研修事業で付き合いのあった企業が多いということなので、あまりにも怪しい会社は無いと考えられます。
ただ、人によってブラック企業だと感じるポイントは違いますし、紹介された企業は全て大丈夫と思い込むのではなく、自分で見極める必要があると思います。
その際、企業の内情を知るために以下のようなサービスがあります。現役社員、元社員の口コミであるため、信用できる情報なのかどうかの問題はありますが、もし共通する内容が多いなら、その求人を担当するアドバイザーの方に事実確認してみるのが良いでしょう。
- OpenWork(旧Vorkers):https://www.vorkers.com/
⇒文字数も比較的長く、しっかりとした口コミが多い印象。
- 転職会議:
https://jobtalk.jp
⇒掲載企業数が圧倒的に多い。
- カイシャの評判:https://en-hyouban.com/
⇒無料で手軽。
- キャリコネ:https://careerconnection.jp/
⇒特に「給与」関連の情報が詳しい。
なるべく「新卒社員」は除外し「中途入社社員」の口コミに絞って参考にするのがコツです。また、最低2サイトは利用し、意見の偏りを防ぐことをおすすめします。

転職口コミサイトを4件紹介しましたが、まずは自分の会社の口コミを見てみるのがおもしろいと思います。

(考えるな。感じるんだ。)
5.就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)の特徴から、向いているのはどんな人?
これまでのメリットやデメリットを踏まえ、就職カレッジの利用をおすすめしたいのは、以下の方です。
職歴に不安があり、営業職に興味のある若手の人
就職カレッジには、フリーター、第二新卒、未経験などの職歴に不安がある方向けの求人が多くあります。また少々ハードではありますが、内容の濃い研修が受けられることが一番の特徴なので、この研修を経験して営業をやってみたい方にはおすすめの転職エージェントです。内定後の手厚いアフターフォローが欲しい方にもおすすめです。
6.就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)の流れ(最初の登録のやり方から求人を紹介されるまで)
就職カレッジを利用するには、まず基本情報を登録します。
流れは以下のとおりです。
基本情報登録:現在の就業状況、氏名、メールアドレスなど
↓
完了
転職サービス申し込みのための入力内容はとてもシンプルなものになっています。現在の就業状況や住まいのエリア、連絡先などの入力だけで済むので、すぐに登録できます。大手の転職エージェントのように、履歴書や職務経歴書、スキルなどを登録する必要はありません。思い立ったらすぐ登録できます。
具体的に画面で見ていきましょう。
基本情報登録

公式サイトより、基本情報の登録を行います。登録は無料です。
入力内容は以下のとおりです。
- 住まいのエリア
- 生年月日
- 就業状況
- 氏名
- 携帯番号
- メールアドレス
「就業状況」はアルバイト・未経験、派遣・契約社員、正社員、学生から選択します。ここで「アルバイト・未経験」を選択した場合、学校卒業か学校中退か訊かれるので選びます。「学生」を選択した場合は、中退検討・予定、高卒予定、大卒予定から選べます。『卒業ありき』でないところが就職カレッジならではの細やかさを感じます。あとは氏名や連絡先などの基本情報を入力するだけなので、とても簡単にできますね。スマホからすぐに登録できます。
登録完了
以上で就職カレッジの登録は完了です。登録後、担当アドバイザーより今後のスケジュールに関する説明の電話があります。登録完了後は、説明会に参加→個別相談→就職講座(研修)を受講→書類選考なしで20社と会える集団面接会に参加、という流れになります。
職歴に不安があり何となく転職活動が行き詰っている方、就職カレッジなら未経験者の採用に意欲的な企業の求人が多くあります。流れを変えるために登録してみるのも良いかもしれませんね。
7.就職カレッジ(旧:ジェイック(JAIC)就職カレッジ)を上手に使いこなすためのコツ・注意すべきポイント
仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。
転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。- 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
- その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
- 理由を伝えることなく断りを入れる。
- 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。- なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
- いつ頃から募集しているのか。
- 現時点で決まっていない理由は何なのか。
- 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。
転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。- うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
- 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
- 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
- メール返信等、対応がとても遅い。
- (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
- 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。
これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。

(お頼み申します!)
8.まとめ:評判の良し悪しは、就職カレッジの研修に興味があり、営業職に就きたいかどうかによる。
就職カレッジについて、必要な情報は全て提示しました。
これまで正社員としての経験がなく、いずれは正社員として営業職に就きたいと考えている方には間違いなくおすすめです。転職活動が停滞しており、就職カレッジの研修を体験して一皮むけたいと考えている方にもおすすめです。ハタラクティブとよく比較されますが、登録するための入力内容は同じですし、どちらも無料です。両方利用して、転職市場価値を知るための情報収集として使ってみても良いのではないでしょうか。
理想の転職が実現できるよう、少しでも参考にしていただければ光栄です。

就職カレッジ、転職に使えそうでしたか?引き続き活動がんばりましょう!

(ごちそうさまでした!)