中途採用で、デンソーに転職したい、と考えている方はいらっしゃるのではないでしょうか。日本を代表する自動車部品メーカーです。
転職するために、「本当に大丈夫なのか?」と情報を探してみても、転職サイトやその企業のサイトには表向きの情報しか無いのは間違いありません。また、最近口コミ系のサイトが流行っていますが、それを見てみたとしても、そのサイト自体に登録するためのハードルもあり、登録したとしても情報量が膨大で見るのも大変です。結果、本当に転職して大丈夫なのか?と思ってしまうでしょう。
その一方で、この方法なら失敗しないという唯一無二のやり方が、単純ですがあります。
このページでは、デンソーへの転職について、どうしたら正確な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう対処すべきか、現役エージェントの知見から、デンソーへの転職について触れたいと思います。
このページを読んでいただければ、デンソーへの転職についての情報は一通り揃っているかと思います。あなたがデンソーに転職すべきかの判断材料になり、さらに転職したいと思った場合、デンソーに理想の転職が実現できる可能性が高まるはずです。
ちゅうちゅう

デンソーに転職したい方向けの記事です。ちょっと長いですが、読んで損はないはずです。

リアルリアル

(デンソー。うおォンうおォン。)

次章以降で詳細について触れますが、デンソーへの転職についての所見をまとめます。

転職を考える際、押さえるべきデンソーの特徴

  • 世界第二位の売上規模を誇る、グローバルな自動車部品メーカー。
  • 真面目で法令遵守意識が高く、製品の品質と安全管理については徹底的にやる社風。
  • 生産性手当などがあり、メーカーの中でも高い給与水準。
  • 幅広い職種で多数の求人があるが、特にエンジニアを広く募集。
  • 詳細に分かれた募集となっており、応募要件は様々。
  • 残業の量は部署によってバラツキがあるが、有休は取得しやすい。
  • スポーツ活動の支援を行うなどスポーツに関心があり、社内運動会がある。

デンソーへ転職するために、押さえておくべきポイント

  • 残業時間は部署によってかなり異なり、製造現場に近い部署であればあるほど仕事に追われる傾向があるようなので、注意が必要。
  • 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。

2.デンソーってどんな会社?

項目内容
会社名株式会社デンソー
代表者取締役社長 有馬 浩二
本社所在地愛知県刈谷市昭和町1-1
設立1949年12月16日
資本金1,875 億円(2019年3月31日現在)
主な事業内容自動車部品、システム、自動車技術を中心に、生活・産業関連機器なども展開する自動車部品メーカー。
従業員数単体:45,304名 連結:171,992名(2019年3月31日現在)

事業内容

デンソーは、グローバルな自動車部品メーカーとして国内外を問わず事業を展開しており、世界第二位の売上規模を誇っています。自動車関連分野を中心に、生活・産業関連機器など自動車技術を応用した様々な事業を展開しています。

自動車関連分野:パワトレイン事業、電子事業、熱事業など。

生活関連機器分野:給湯機、住宅用全館空調など。

産業機器分野:産業用ロボットなどのFA機器、ICカードなどの自動認識関連機器。

その他新事業分野:エネルギーマネジメント、農業(ハウス環境制御システムなど)、セキュリティなど。

デンソーは、世界の様々なカーメーカーに製品を提供しており、クルマに搭載されているエアコンシステムや、HVEVなどの駆動に必要な電動化システム、クルマの安全性向上に欠かせない画像センサーやミリ波レーダーなど、数多くの製品があります。

今後の事業展開

デンソーは、2030年の目指す姿として「長期方針」を策定しており、「地球に、社会に、すべての人に、笑顔広がる未来を届けたい。」というスローガンを掲げています。このスローガンを達成するために、以下の4つの分野に注力するとしています。

  1. 電動化
  2. 先進安全/自動運転
  3. コネクティッド
  4. 非車載事業(FA/農業)

デンソーは、これまで環境にやさしく快適な電動化車両システムの開発に取り組んできました。今後は、幅広い事業領域を活かし、車内のあらゆるシステムや製品をつなぎ、クルマの中のエネルギーを効率よくマネジメントすることで、さらなる燃費性能の向上や省電力化を目指すとしています。また、自動車分野で培ってきたモノづくりの知見やノウハウを活かし、農食産業界の生産性向上に貢献するとしています。

自動運転

自動運転は、どの段階まで自動化されているかによって、5段階にレベル分けされています。

レベル1 運転者支援:車両の加速、前後方向または左右方向のいずれかの操作が自動。

レベル2 部分的自動運転:車両の加速、前後方向と左右方向の両方の操作が自動。

レベル3 条件付き自動運転:レベル2にプラスして、運転環境の監視、安全運行のための適切な対応も、車両側で自動的に行なわれる。車両側で対応できない場合、ドライバーに操作が戻される。

レベル4 高度自動運転:レベル2にプラスして、運転環境の監視、安全運行のための適切な対応も、車両側で自動的に行なわれる。車両側で対応できない場合、リスクが最小となるよう可能な限りの制御が行なわれる。

レベル5 完全自動運転:すべての操作が車両側で行われる。場所や自然環境などによって運用が制限されることはない。

また、クルマの運転という行為を細分化していくと「認知」、「判断」、「操作」の3つの段階に分けることができます。この「認知」を支えるものとして、ミリ波レーダー、レーザーレーダー、画像センサーなどがあり、デンソーはこれらの開発を進めています。

3.デンソーは、転職者に対してどんな人材を求めている?

募集職種

中途採用で募集中の職種は、営業、企画、生産技術、研究開発、回路・機械設計など多岐にわたっています。現時点では幅広い職種で多数の求人があるようです。

特に技術系の職種は多くの募集があり、ソフトウェア開発、各種設計、材料開発、半導体開発、センサー開発などの募集があります。応募資格は職種により様々であり、開発経験5年以上やTOEIC600点以上などの必須要件がありました。

求める人材

デンソーの採用情報ページには、求める人材像として以下のメッセージが寄せられています。

自ら学び、自ら考え、新たな価値の実現に向けて挑戦し続けていく人材

 仕事の中で実現したい夢・志を持ち、高い目標へ挑戦し続けていく

強い好奇心を持って広く物事を学び、前提や常識にとらわれず柔軟に発想する

周囲と一歩踏み込んだコミュニケーションを行い、互いの個性を高め合う』

また、デンソーには、1949年の設立以来培ってきた価値観や信念を明文化し、世界中のデンソー社員と共有したデンソースピリット「先進」、「信頼」「総智・総力」があります。

これらのメッセージから

  • 自ら社会の変化を敏感に察知し、将来求められるニーズを考えられる人材
  • 柔軟な発想と豊かな想像力を持ち、新しい価値を生み出せる人材
  • 正しく現状を把握し、誠実に現状より少しでも上を目指せる人材

を求めていると考えられます。

また、デンソーの採用情報ページには、社員の方のインタビューが紹介されています。どこの部署の社員が、日頃何を考え、どのように仕事に取り組んでいるのか、人間性も含め感じることができるでしょう。あなたが興味のある事業に取り組む社員の方の意見は、書類・面接対策においても必ず目を通しておきましょう。他にも、キャリア入社座談会やキャリア入社アンケートなどがあり、なかなか興味深いものとなっています。キャリア支援制度などについても載っているので、一度じっくり見てみることをおすすめします。

給料(年収)

平均年間給与:812万円(2019年6月現在)
平均年齢:43.4歳(2019年6月現在)
平均勤続年数:22.6年(2017年現在)

労働時間

平均残業時間:28~30時間/月

 

働き方改革により、残業時間は減りつつあるようです。部署によってバラツキがあるようで、月25時間程度の残業でちょうどよいという声や、残業が多く早く帰りにくい雰囲気だなど色々な意見がありました。ただ、残業代はきちんと支払われており、残業時間に上限も定められているようです。製造現場に近い部署であればあるほど、突発業務や短納期の仕事に追われ残業が多くなる傾向があり、それ以外の部署では比較的残業は少ないようです。

ちゅうちゅう

自ら学び、考え、新たな価値の実現に向けて挑戦し続けていく人材を求めているようですね。幅広い職種で多数の募集があり、特に各種エンジニアを広く募集しているようです。

リアルリアル

(いいじゃないか。)

4.デンソーの求人情報にはどんな傾向がある?

転職サイトを各種調べたところ、経理、企画、モビリティシステムの設計・開発、各種エンジニアなどの求人がありました。その求人を調べると、以下の傾向があります。

  • 求人数が大変多い。
  • 開発、設計、SEなどエンジニアを幅広く募集。
  • 学歴、英語力を問われる募集も多数ある。

デンソーは、電動化領域のリーディングカンパニーを目指して採用を強化しているとのことで、とにかく求人が沢山あるようです。「自動車用コンビネーションメータの製品ソフト開発設計」や「自動車用半導体のパッケージ実装技術開発」などのように、具体的かつ詳細に分かれた募集が多いです。求められる必要業務経験なども様々ですので、自身のスキルを活かせる求人が見つかるかもしれません。

 

ただ、これはあくまで一般に公開されている求人であり、非公開の求人というものがある可能性があります。

例えば、転職エージェントのdodaの場合、非公開求人が公開求人の3倍以上の規模に上るため、doda非公開求人の方には他の技術系・事務系職種も含まれている可能性があります。

ちゅうちゅう

幅広い職種で募集があるようですが、隠れ求人の存在は気になるところです。

リアルリアル

(いわゆる裏メニューってやつか。悪くない。)

5.デンソーの現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)

口コミや内部情報を以下にまとめました。新卒入社と中途入社では当然差があることを踏まえ、中途入社した人のみの内部情報です。

項目コメント
給与・福利厚生
  • 基本的に年功序列。
  • 役職が同じ場合、評価による給与の差は少ない。
  • メーカーの中では高い給与水準。
  • 直営の保養所がある。
ワークライフバランス
  • 残業規制が厳しく、バランスを調整しやすい。
  • 有休は全て消化することを強く奨励される。
  • 部署による差が大きい。
  • 定時で帰りにくい雰囲気がある。
社風
  • 仲間意識が強く、チームワークで仕事をする文化。
  • 昔ながらの日本の大企業。
  • 真面目で愛社精神の高い人が多い。
  • 保守的で安定感のある社風。
成長機会・キャリア開発
  • 大企業ならではの調整力が身につく。
  • 若いうちから大きな仕事を任される。
  • 海外で活躍するチャンスが比較的多い。
  • 社名が通っているので、社外での人脈形成がしやすい。
入社後のギャップ
  • 製造業独特の工場文化のようなものが根付いている。
  • 部署によってはグローバルな仕事に携われない。
  • 開発スピードが非常に遅い。
  • 大企業過ぎて、一種の歯車的存在でしかなかった。
退職検討理由
  • スピード感を持って業務を進められない。
  • 社内調整や顧客折衝ではなく、技術の仕事をしたかったから。
  • 愛知県という閉鎖的な文化に馴染めなかった。
  • 上が詰まっていて昇進が遅れたため。

給与・福利厚生

他のメーカーよりも給与水準が高く、満足している方が多いようです。生産性手当という特徴的な手当があり、3万円から4万円程度が基本給に毎月プラスされるようです。この手当ては、会社の利益を従業員に還元しているものであり、かなり大きい手当て額だと感じるという意見がありました。

福利厚生も充実しているという意見が複数ありました。トヨタグループのスケールメリットを利用した福利厚生・保険制度等が手厚く、資格取得・余暇活動なども割引価格で利用できるとのことです。年間70,000円程度のカフェテリアプランがあり、旅行や社食の利用費として使用することができ、これで海外旅行へ行く方も多いそうです。テーマパークや映画館の割引券も多く、自社保有の保養所やトヨタ系列の保養所が全国のリゾート地にあるため、満足しているという声が多くありました。

ワークライフバランス

部署による差が大きく、比較的バランスが取りやすい部署もあれば残業が日常化している部署もあるようです。ワークライフバランスが取れている部門では、残業規制があり有休取得目標もあるなど、従業員に対するケアがあるとのことです。一方、企画系の部門に配属されると、場合によっては年間500600時間程度の残業が発生する部署もあるなど、社内で差が大きいという意見がありました。とは言っても、世間一般でいうブラック企業とは程遠く、前職から比べれば相当ワークライフバランスは良くなったと感じている方もいらっしゃいました。他にも、量産に近い部署、ソフトウェア系は頻繁な仕様変更に起因するソフトウェア納入が求められるのでプライベートとのバランスはかなり難しい印象という意見がありました。設計系も、顧客対応や社内対応などそもそも業務負荷が多いのと、緊急対応が日常的にあり休みなどの調整は難しい場合が多いようです。研究開発系は、自分のペースで仕事ができるという意見がありました。

社風

真面目でコツコツと仕事をこなす方が多いようです。製品の品質と安全管理については本当に徹底的にやる社風であり、それが社員一人一人に根付いているという意見がありました。反面、ITや技術革新の導入に関しては守りの文化が強く、どうしても新しい開発には攻めの姿勢に入れず開発スピードが遅いと感じている方もいらっしゃいました。同様に、ベンチャーのような新しい意見や発想を具現化する環境はあまりなく、現状からのわずかな改善の方が受け入れられやすいという意見がありました。若い活気と行動力のある人にとってはもどかしい時があるが、よく言えばブレにくい安定感があるという声もありました。他には、トヨタの系列という独特の体質があるため、調整力が長けた人材が向いているという意見もありました。また、運動会などのイベントが多い会社のようです。部署対抗の試合にはかなり熱が入り、盛り上がるそうです。デンソーは、デンソーカップサッカーを通して大学サッカーをサポートしたり、全日本バレーボールチームとスポンサー契約を結んだりと、スポーツに大きな関心のある会社のようですね。

成長機会・キャリア開発

海外勤務者の数が日本でも有数の企業であるため、海外に活躍の場を広げるチャンスが比較的多いという意見がいくつかありました。同様に、海外への出向や海外とのやりとりが頻繁にあるため、異文化を尊重しグローバルに仕事をするという観点で成長できた、その過程で身に付けた英語能力や異文化を理解するという能力は今後どこにいっても活かせると感じている方もいらっしゃいました。研究職の方で、国内、海外の研究機関と連携する機会が増えているので、経験を積む機会は多いという意見もありました。技術者の方の中には、電気系ではどちらかというと上流の設計にフォーカスしているため、コーディングや回路など自分でガリガリやる機会は少なく、そういった能力を伸ばすためには個人的に努力をする必要があるという意見がありました。他に、事務系は定期的にジョブローテーションがあるため、自分自身の適性を見極めながらキャリアを築くことができるという声がありました。

入社後のギャップ

特にギャップはなく、入社前の印象通り、自分の会社に誇りを持っている社員が多いという意見がありました。他には、安定している分、新しいことにチャレンジする機会は少ないという声がいくつかありました。また、大企業であるが、良くも悪くも愛知県という地方の企業であり、定年まで刈谷で働くことをしっかりとイメージした方がよいという意見がありました。会社の周りにはこれといった施設がなく、平日は家と会社の行き来のみになり、都会の外資などでバリバリ働いていた方は、相当ギャップを感じると思うという声もありました。

退職検討理由

仕事にスピード感がないという意見がいくつか見られました。自分のスキル開発のためにスピード感を持って業務を進めるのが困難な環境であり、その改善の目処も立たないため退職を検討したという方がいらっしゃいました。また、時間がとてもスローに感じる、行っている業務内容も地味なことが多くスピード感はあまり感じられないという意見がありました。自動運転や自動車の電気化・情報化に伴いIT人材を積極的に採用しようとしているが、受け入れる体制は全く整っていない、社内のシステムやネットワーク環境に阻まれ、仕事が全く進まないことがかなりのストレスになるといった不満の声もありました。また、年功序列のなか管理職になっている人も多く、なかには給料に見合う働きをしていないぶら下がり社員もいるため、若い世代のモチベーションを下げているという意見がありました。他には、高収入で待遇も良いので悩んだが、前向きにワクワクする環境においてものづくりに励みたいため、転職を決断したという方もいらっしゃいました。

ちゅうちゅう

生産性手当が基本給に毎月プラスされるなど、メーカーの中では給与水準が高いようです。また、トヨタ系列の保養所が使えるなど、福利厚生は問題なく充実しているようです。真面目でコツコツ、安定志向の方に向いている会社かもしれません。

リアルリアル

(考えるな。感じるんだ。)

6.デンソーへの転職を成功させるには?

ここまで読んで、デンソーへの転職意欲は高まりましたか?

デンソーに転職する方法で一番おすすめしたいのは、転職エージェントの活用です。

※転職エージェントとは?
「エージェント」というのは、いわゆる「代理人」です。転職エージェントは、転職希望者と中途採用の求人を出している企業とをつなげるのが役割です。転職エージェントは、採用が成功した場合に企業から手数料がもらえるので、転職希望者からはお金をもらいません。そのため無料で利用できるサービスです。これらのサービスは、サイト上で登録をすると転職エージェントの方から面談の誘いがメールで来ます。そのうえで日程を調整してその転職エージェントの企業に訪問し、面談を行います。面談では、「具体的に転職を考えているのか」「なぜ今の会社を辞めようと思っているのか」「どういった会社に移りたいと思っているのか」というような質問があり、それに答えていくかたちになります。転職エージェントに登録する転職希望者は、「一刻も早く転職したい」という人もいれば、「特にまだ転職は考えていないが、良い求人があれば転職したい」など様々な思いを抱いています。そのため、面談で「具体的に転職を考えているのか」という質問に対して、「今は情報収集している段階です。」と答えても、まずイヤな顔はされないと思って大丈夫です。
では、デンソーに転職する場合に転職エージェントを活用すべき理由ですが、以下4点です。
  • 一般には公開されていない、デンソーの求人情報について入手できる可能性がある。
  • 書類選考・面接について、デンソーに特化した対策を行ってもらえる。
  • 年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
  • 転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。

一般には公開されていない、デンソーの求人情報について入手できる可能性がある。

例えばdodaの場合、サイト上で公開されている求人の3倍以上もの非公開求人を取り扱っています。

※転職エージェントはなぜ全ての求人を公開しないのか?
転職エージェントは全ての求人を公開しない、というよりは公開できないのです。これはなぜかと言うと、企業は人ありきとよく言われますが、あくまでビジネスあってこその人と言うこともできます。要するに、既存ビジネスの強化・新規ビジネスの創出を行うために人が必要なのです。そのため、特に新規ビジネスについては、開始する前、もしくは開始して間もなくは他社にそのことを知られたくありません。中途採用の募集を行ううえでも、自社のサイトはもちろん、転職サイトにもその情報を載せたくないのです。そうすると、転職エージェントにそのような中途採用求人が集まることになります。なぜ転職エージェントなのかと言うと、転職希望者個人と対面する必要があり、情報をオープンにする必要が無いからです。ちなみに、公開されている求人と比べて、戦略的な採用という色が濃いため年収やポジションも好条件のものが多いのが一般的です。
転職エージェントの大手であればあるほど、デンソーの非公開求人も取り扱っています。
あなたのような転職希望者の適性に応じて提示してくれますし、適性に合う求人が無い場合でも、デンソーに対して適性に合う求人が無いか、あなたを売り込みに行ってくれることもあります。
そのため、デンソーのサイトや転職サイト・転職エージェントのサイト上の求人を見て、自分に合う求人が無い場合には、非公開で取り扱いが無いか、転職エージェントに尋ねてみることをおすすめします。

書類選考・面接について、デンソーに特化した対策を行ってもらえる。

転職エージェントは、過去に多くの転職希望者の転職を実現させているため、転職人気企業であればあるほど、その機会に多く携わっています。そのため、選考スタイルや選考プロセスについて熟知しており、ノウハウが豊富です。

どんな人なら受かって、どんな人なら落ちてしまうのか。面接でどういう質問がされ、それにどう答えれば受かり、落ちる場合は答え方がまずかったのか、答える内容自体が間違っていたのか。そのような過去実績に基づく膨大なデータを保有しています。
その根拠データやノウハウを用いて、デンソーの書類選考を突破するために、職務経歴書上でどんな内容をどんな風にアピールした方が良いのか、面接の段階では想定される複数の質問に対して、どう答えた方が良いのか、サポートしてもらえます
さらに、面接担当者にはどんな傾向があるのか(結論から論理立てて話すようにしないと、60分の面接でも30分で終わってしまうなど。。)、求人情報ではまず触れられるはずのない情報も持っているため、転職サイトや企業サイトから応募するよりも圧倒的に有利に進められます。
なお、これは意外だと思いますが、このように転職エージェントは転職人気企業ほどパイプが太いため、仮に採用企業側が面接であなたを落とすと判断した場合でも、掛け合ってくれて通過させてくれることもあったりします
基本的に、面接については終了後に転職エージェントに「面接終了しました。」と電話連絡を入れるステップがあります。その際、「おつかれさまでした。面接はいかがでした?」と面接の苦労を労ってもらえるとともに、「うまく答えられなかった質問はありましたか?」など丁寧にフォローを入れてくれます。その内容をもって、転職エージェントはあなたの代理となり、その後採用企業側にフォローを入れてくれるのです。
ただ、全ての転職エージェントがそういった対応を行ってくれるわけではありません。転職エージェントは良いところだけを選ぶようにしましょう

年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。

転職するうえで、重要なものの1つは年収でないでしょうか。 年収については、残業の有無と同様に面接で質問することは難しいと思います。

「年収〇万円以上」「年収〇万円~〇万円」という求人情報がほとんどですが、転職エージェントは、転職希望者の適性と過去の転職成功者の適正をマッチングして、「この人なら年収〇万円だろう」などとあたりをつけます。そのうえで、最終面接、もしくはその後に企業から実際の金額について転職エージェントに連絡が入ります。
その段階で、前もってあなたが事前に伝えていた金額よりも低ければ企業側と交渉してくれます。さらに、もしあなたが事前に伝えていた額と同等であった場合でも、それより高くならないか、掛け合ってくれるのです。
これは直接応募ではまず不可能なことだと思うので、転職エージェントに頼りましょう。

転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。

これまで見ていただいたとおり、会社自体の情報は事前に仕入れることができても、実際に配属される部署についての情報を仕入れることは不可能に近い、というか不可能でしょう。

一緒に働くうえで、その部署の上司・同僚のタイプや新卒中途・男女の比率、他の関連部署との力関係、会社の中での位置づけなど、事前に知っておくことに越したことはありません。転職エージェントはそういった情報も保有していますので、気になることはどんどん聞いてみましょう。
併せて、気になった会社については、いろいろ悪い口コミ情報などもネットなどで見かけることがあるでしょう。そういった口コミ情報が正しいのか、間違っているのかについても、聞いてみるのが良いでしょう。
ちゅうちゅう

そもそも自分に合った会社なのか、合う場合、受かるためにどうしたら良いか、転職エージェントを味方につけるのが効率的ですね。

リアルリアル

(う~ん、そうきたか。)

7.デンソーへの転職で、おすすめの転職エージェントは?

転職エージェントは有名な会社だけでも10社近くあります。
実際相手にする担当者との相性含め、当たり外れが多いのが実際のところです。登録や面談の手間、日ごろの電話・メール対応も考えると、どの転職エージェントと付き合うかについては、失敗は許されないと言っても過言ではありません。
デンソーに転職するために登録すべき転職エージェントを、以下の観点で選びました。
  • デンソーの求人について、取り扱い実績がある。
  • デンソーへの転職をサポートできるノウハウを持っている。
  • デンソー以外の求人情報についても豊富に保有しており、そのような求人についても成功までサポートするノウハウを保有している。
これらの要素が全て当てはまる、具体的におすすめしたい転職エージェントは以下4社です。 登録自体は2~3分で済みます。無料なので費用面のリスクもありません。
 登録すべきか特徴
リクルートエージェント業界最大手。デンソーへの転職サポート実績多数。
doda業界2番手。デンソーへの転職サポート実績多数。提案力に強み。
パソナキャリアもともとパソナとして派遣の方で取引実績があり、独特な非公開求人を持っていたりする。
特に『リクルートエージェント』『doda』の2社は登録を強くお勧めします。
ただ、この2社については最大手でもあり、他の転職希望者も多数抱えるため、対応スピードなどサポートに満足が行かない場合もあるかもしれません。それも踏まえ、『パソナキャリア』も登録しておく方が良いでしょう。
ちなみに、登録完了後、転職エージェントから連絡が来るタイミングはマチマチです。早いところもあれば遅いところもあります。一方で、登録する内容については転職エージェントによる違いはほとんど無く、同じ作業の繰り返しです。
そのため、登録するエージェントが決まったら、一気にまとめて登録してしまう方が効率的です。
各社の特徴は、以下のとおりです。

リクルートエージェント|業界最大手・求人企業からの圧倒的な信頼度

リクルートエージェント』は、リクルートキャリアが運営する業界No.1の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。 非公開求人は10万件、登録者数は40万人の規模に上ります。 拠点は全国に16カ所(※)あります。 ※東京、札幌、仙台、宇都宮、さいたま、千葉、西東京、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡
業界最大手のため、デンソーへの転職実績は多数あり、以下のメリットがあります。
  • デンソーへの転職実績が多数あり、転職希望者へのサポートノウハウが豊富
  • デンソー側からの信頼も厚く、非公開求人の充実につながっている。
デンソーへの転職に一番直結する転職エージェントと言えるでしょう。
リクルートエージェント公式サイトhttps://www.r-agent.com/

doda|業界No.2・転職希望者に対する高い提案力

doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。 非公開求人は8万件、登録者数は370万人の規模に上ります。 拠点は全国に10カ所(※)あります。 ※東京、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、京都、兵庫、広島、福岡
おすすめの求人を紹介してくれる段階になると、結構絞って紹介してくれます。 また、求人企業とのやりとりは担当が別なので、求人について細かい質問をした時など、その場で回答をもらえないこともあります。当然後からきちんと回答はもらえますので、聞きたいことは遠慮せずに聞いておくべきです。
転職希望者のニーズを掘り下げてくれるため、面談時間も2時間ぐらい見ておいた方が良いでしょう。
doda公式サイトhttp://doda.jp/

パソナキャリア|ここでしか取り扱っていないのでは、という独自の求人に強み

パソナキャリア』は、人材派遣大手のパソナが運営する転職エージェントです。
人材派遣で培った長い歴史があり、求人企業との深い関係性から独自の求人に強みがあります。 非公開求人は2,7万件の規模です。 拠点は全国に3カ所(※)あります。 ※東京、名古屋、大阪
リクルートエージェント』や『doda』には規模は劣りますが、もし両社の担当者との相性が良くないなど感じた場合や、独自求人狙いで登録することをおすすめします。
パソナキャリア公式サイトhttp://www.pasonacareer.jp/
ちゅうちゅう

リクルートエージェント』『doda』は大手だからまずオススメってことですね。転職エージェントは何社登録してもタダですしね。そのうえで、いろんな担当者と意見交換できるわけですし。

リアルリアル

どーだ、どーなんだ。)

8.転職エージェントを上手に使いこなすには?

ここからは、実際に『リクルートエージェント』『doda』『パソナキャリア』のいずれか、もしくは全て登録完了した後の話になります。
転職エージェントの担当者から、面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。

仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。

転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
求人企業との面接とは違い、転職エージェントは橋渡し役の立場になるため、「どんな会社を受けたいのか、どんな会社は受けたくないのか」「どんな仕事がしたいのか、どんな仕事はやりたくないのか」この辺は遠慮なく伝えてください。
言ってしまえば、転職エージェントにとって、転職希望者は「商品」という位置付けです。そのため、転職希望者がどんな人間なのか?もちろん初対面ですから知らないわけで、それを知ることによって、提示される求人の精度が高まります。あなたにとっても、求める求人情報以外は提示されたくないと思いますので、遠慮なく最初に本音を伝えておきましょう。
また、複数の転職エージェントを利用する場合、その旨も先に伝えておきましょう。そうすることで、他の転職エージェントに勝つために、あなたへの対応優先度が上がる可能性があります。

転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
  • 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
  • その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
※「ネット上での口コミを見て興味が持てない」というのは、現実性に乏しく、あまりおすすめできません。ただ、その際はその口コミ内容を伝えたうえで、実際はどうなのか聞いてみると良いでしょう。また、転職エージェントの担当者によっては、「口コミサイトは当てにならないし、見ない方がいいですよ。」とあなたに言ってくる場合もあります。そういった担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうことも視野に入れたうえで興味が湧かず断りたい、と意思を表示しましょう。
逆に、以下のような断り方はやめましょう
  • 理由を伝えることなく断りを入れる。
  • 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
このような対応を行うと、その後紹介される求人がガクっと減ってしまうなど、担当者にとってのあなたの対応優先度が低くなってしまい損につながります。

転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
  • なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
  • いつ頃から募集しているのか。
  • 現時点で決まっていない理由は何なのか。
  • 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
このような確認を行い、得られた情報を書類選考・面接対策に反映することで、あなたの転職成功確率が高まることでしょう。

転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。

転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。
  • うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
  • 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
  • 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
  • メール返信等、対応がとても遅い。
転職エージェントにとっても、避けたいのはあなたが他の転職エージェントに逃げてしまうことです。そのため、その担当者に対して、思い切って担当者変更を依頼しましょう。
その際、注意点は以下のとおりです。
  • (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
  • 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
このように依頼すれば、悪い印象を与えることなく、スムーズな担当者変更につながるはずです。

主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。

これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントは転職のプロとして、あなたと対等の立場で接してくることが多いです。ただ、中には「どんどん応募しないといつまでも決まりませんよ。多少希望と違ったとしても、まずは受けてみましょう」など、とにかく数をこなすよう促される場合もあります。
その際、転職エージェントに振り回されることなど決して無いよう「主導権は自分にある」ということを肝に銘じましょう「転職エージェントと上手に付き合う」というのは、「転職エージェントを上手に使いこなす」ということです。
決して高慢な態度を出してはいけませんが、「この転職希望者にはぜひ成功して欲しい!しっかり協力しよう!」と、気持ち良く仕事をしてもらうようにしましょう。担当者もあなたと同じ人間です。「最低限のビジネスマナーを守る」「約束は守る、できない約束はしない」「なるべく早めの対応を心がける」など、普段の仕事と同様の感覚で接しておけば間違いないと言えるでしょう。
ちゅうちゅう

転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。

リアルリアル

(お頼み申します!)

ここまで読んでいただいた、あなたに
デンソーへの転職について、必要な情報は全て提示しました。
転職人気企業ですが、部署によっては激務だったりと、部署単位で満足度が異なる企業という側面もあります。会社としてだけで判断するのではなく、実際どんな環境で働くのか、部署レベルまで落とし込んだ情報収集を行い、そのうえでチャレンジしてみることを強くおすすめします。
デンソーへの転職に成功するために抽出した転職エージェント
転職が実現した後、どんな人生を描けるかが本当の勝負です。
「この会社に転職してみて、確かに大変なところもあるけど、それはある程度事前に知っていたことだ。決めたのは自分なんだから頑張って続けよう。」
そういった転職が実現できるよう、少しでも力になれましたら光栄です。
ちゅうちゅう

デンソーの攻略がんばりましょう!

リアルリアル

(ごちそうさまでした!)

 

※大学生/大学院生の方へ

転職希望者向けのサイトなのに、ここまで読んだ大学生/大学院生のあなたは十分意識が高いです。新卒者向けには就活エージェントというサービスが使えます。担当者が付くので、友達よりも有利に就活を進められますよ。
就活エージェント3選
  • キャリアチケット:有名企業よりも、やりたい仕事重視。面談場所は東京・仙台・大阪・名古屋・広島・福岡。地方学生も電話面談が可能。
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