

デンソーに転職したい方向けの記事です。ちょっと長いですが、読んで損はないはずです。

(デンソー。うおォンうおォン。)
1.デンソーへの転職についての所見まとめ
次章以降で詳細について触れますが、デンソーへの転職についての所見をまとめます。
転職を考える際、押さえるべきデンソーの特徴
- 世界第二位の売上規模を誇る、グローバルな自動車部品メーカー。
- 真面目で法令遵守意識が高く、製品の品質と安全管理については徹底的にやる社風。
- 生産性手当などがあり、メーカーの中でも高い給与水準。
- 幅広い職種で多数の求人があるが、特にエンジニアを広く募集。
- 詳細に分かれた募集となっており、応募要件は様々。
- 残業の量は部署によってバラツキがあるが、有休は取得しやすい。
- スポーツ活動の支援を行うなどスポーツに関心があり、社内運動会がある。
デンソーへ転職するために、押さえておくべきポイント
- 残業時間は部署によってかなり異なり、製造現場に近い部署であればあるほど仕事に追われる傾向があるようなので、注意が必要。
- 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。
2.デンソーってどんな会社?
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 株式会社デンソー |
代表者 | 取締役社長 有馬 浩二 |
本社所在地 | 愛知県刈谷市昭和町1-1 |
設立 | 1949年12月16日 |
資本金 | 1,875 億円(2019年3月31日現在) |
主な事業内容 | 自動車部品、システム、自動車技術を中心に、生活・産業関連機器なども展開する自動車部品メーカー。 |
従業員数 | 単体:45,304名 連結:171,992名(2019年3月31日現在) |
事業内容
デンソーは、グローバルな自動車部品メーカーとして国内外を問わず事業を展開しており、世界第二位の売上規模を誇っています。自動車関連分野を中心に、生活・産業関連機器など自動車技術を応用した様々な事業を展開しています。
自動車関連分野:パワトレイン事業、電子事業、熱事業など。
生活関連機器分野:給湯機、住宅用全館空調など。
産業機器分野:産業用ロボットなどのFA機器、ICカードなどの自動認識関連機器。
その他新事業分野:エネルギーマネジメント、農業(ハウス環境制御システムなど)、セキュリティなど。
デンソーは、世界の様々なカーメーカーに製品を提供しており、クルマに搭載されているエアコンシステムや、HV・EVなどの駆動に必要な電動化システム、クルマの安全性向上に欠かせない画像センサーやミリ波レーダーなど、数多くの製品があります。
今後の事業展開
デンソーは、2030年の目指す姿として「長期方針」を策定しており、「地球に、社会に、すべての人に、笑顔広がる未来を届けたい。」というスローガンを掲げています。このスローガンを達成するために、以下の4つの分野に注力するとしています。
- 電動化
- 先進安全/自動運転
- コネクティッド
- 非車載事業(FA/農業)
デンソーは、これまで環境にやさしく快適な電動化車両システムの開発に取り組んできました。今後は、幅広い事業領域を活かし、車内のあらゆるシステムや製品をつなぎ、クルマの中のエネルギーを効率よくマネジメントすることで、さらなる燃費性能の向上や省電力化を目指すとしています。また、自動車分野で培ってきたモノづくりの知見やノウハウを活かし、農食産業界の生産性向上に貢献するとしています。
自動運転
自動運転は、どの段階まで自動化されているかによって、5段階にレベル分けされています。
レベル1 運転者支援:車両の加速、前後方向または左右方向のいずれかの操作が自動。
レベル2 部分的自動運転:車両の加速、前後方向と左右方向の両方の操作が自動。
レベル3 条件付き自動運転:レベル2にプラスして、運転環境の監視、安全運行のための適切な対応も、車両側で自動的に行なわれる。車両側で対応できない場合、ドライバーに操作が戻される。
レベル4 高度自動運転:レベル2にプラスして、運転環境の監視、安全運行のための適切な対応も、車両側で自動的に行なわれる。車両側で対応できない場合、リスクが最小となるよう可能な限りの制御が行なわれる。
レベル5 完全自動運転:すべての操作が車両側で行われる。場所や自然環境などによって運用が制限されることはない。
また、クルマの運転という行為を細分化していくと「認知」、「判断」、「操作」の3つの段階に分けることができます。この「認知」を支えるものとして、ミリ波レーダー、レーザーレーダー、画像センサーなどがあり、デンソーはこれらの開発を進めています。
3.デンソーは、転職者に対してどんな人材を求めている?
募集職種
中途採用で募集中の職種は、営業、企画、生産技術、研究開発、回路・機械設計など多岐にわたっています。現時点では幅広い職種で多数の求人があるようです。
特に技術系の職種は多くの募集があり、ソフトウェア開発、各種設計、材料開発、半導体開発、センサー開発などの募集があります。応募資格は職種により様々であり、開発経験5年以上やTOEIC600点以上などの必須要件がありました。
求める人材
デンソーの採用情報ページには、求める人材像として以下のメッセージが寄せられています。
『自ら学び、自ら考え、新たな価値の実現に向けて挑戦し続けていく人材
仕事の中で実現したい夢・志を持ち、高い目標へ挑戦し続けていく
強い好奇心を持って広く物事を学び、前提や常識にとらわれず柔軟に発想する
周囲と一歩踏み込んだコミュニケーションを行い、互いの個性を高め合う』
引用元: デンソー採用情報ページ
また、デンソーには、1949年の設立以来培ってきた価値観や信念を明文化し、世界中のデンソー社員と共有したデンソースピリット「先進」、「信頼」「総智・総力」があります。
これらのメッセージから
- 自ら社会の変化を敏感に察知し、将来求められるニーズを考えられる人材
- 柔軟な発想と豊かな想像力を持ち、新しい価値を生み出せる人材
- 正しく現状を把握し、誠実に現状より少しでも上を目指せる人材
を求めていると考えられます。
また、デンソーの採用情報ページには、社員の方のインタビューが紹介されています。どこの部署の社員が、日頃何を考え、どのように仕事に取り組んでいるのか、人間性も含め感じることができるでしょう。あなたが興味のある事業に取り組む社員の方の意見は、書類・面接対策においても必ず目を通しておきましょう。他にも、キャリア入社座談会やキャリア入社アンケートなどがあり、なかなか興味深いものとなっています。キャリア支援制度などについても載っているので、一度じっくり見てみることをおすすめします。
給料(年収)
平均年齢:43.4歳(2019年6月現在)
平均勤続年数:22.6年(2017年現在)
労働時間
働き方改革により、残業時間は減りつつあるようです。部署によってバラツキがあるようで、月25時間程度の残業でちょうどよいという声や、残業が多く早く帰りにくい雰囲気だなど色々な意見がありました。ただ、残業代はきちんと支払われており、残業時間に上限も定められているようです。製造現場に近い部署であればあるほど、突発業務や短納期の仕事に追われ残業が多くなる傾向があり、それ以外の部署では比較的残業は少ないようです。

自ら学び、考え、新たな価値の実現に向けて挑戦し続けていく人材を求めているようですね。幅広い職種で多数の募集があり、特に各種エンジニアを広く募集しているようです。

(いいじゃないか。)
4.デンソーの求人情報にはどんな傾向がある?
転職サイトを各種調べたところ、経理、企画、モビリティシステムの設計・開発、各種エンジニアなどの求人がありました。その求人を調べると、以下の傾向があります。
- 求人数が大変多い。
- 開発、設計、SEなどエンジニアを幅広く募集。
- 学歴、英語力を問われる募集も多数ある。
デンソーは、電動化領域のリーディングカンパニーを目指して採用を強化しているとのことで、とにかく求人が沢山あるようです。「自動車用コンビネーションメータの製品ソフト開発設計」や「自動車用半導体のパッケージ実装技術開発」などのように、具体的かつ詳細に分かれた募集が多いです。求められる必要業務経験なども様々ですので、自身のスキルを活かせる求人が見つかるかもしれません。
ただ、これはあくまで一般に公開されている求人であり、非公開の求人というものがある可能性があります。
例えば、転職エージェントのdodaの場合、非公開求人が公開求人の3倍以上の規模に上るため、
dodaの非公開求人の方には他の技術系・事務系職種も含まれている可能性があります。

幅広い職種で募集があるようですが、隠れ求人の存在は気になるところです。

(いわゆる裏メニューってやつか。悪くない。)
5.デンソーの現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)※コロナ対策も更新中
口コミや内部情報を以下にまとめました。新卒入社と中途入社では当然差があることを踏まえ、中途入社した人のみの内部情報です。
項目 | コメント |
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給与・福利厚生 |
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ワークライフバランス |
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社風 |
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成長機会・キャリア開発 |
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入社後のギャップ |
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退職検討理由 |
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コロナ(感染症)対策 |
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給与・福利厚生
他のメーカーよりも給与水準が高く、満足している方が多いようです。生産性手当という特徴的な手当があり、3万円から4万円程度が基本給に毎月プラスされるようです。この手当ては、会社の利益を従業員に還元しているものであり、かなり大きい手当て額だと感じるという意見がありました。
福利厚生も充実しているという意見が複数ありました。トヨタグループのスケールメリットを利用した福利厚生・保険制度等が手厚く、資格取得・余暇活動なども割引価格で利用できるとのことです。年間70,000円程度のカフェテリアプランがあり、旅行や社食の利用費として使用することができ、これで海外旅行へ行く方も多いそうです。テーマパークや映画館の割引券も多く、自社保有の保養所やトヨタ系列の保養所が全国のリゾート地にあるため、満足しているという声が多くありました。
ワークライフバランス
部署による差が大きく、比較的バランスが取りやすい部署もあれば残業が日常化している部署もあるようです。ワークライフバランスが取れている部門では、残業規制があり有休取得目標もあるなど、従業員に対するケアがあるとのことです。一方、企画系の部門に配属されると、場合によっては年間500~600時間程度の残業が発生する部署もあるなど、社内で差が大きいという意見がありました。とは言っても、世間一般でいうブラック企業とは程遠く、前職から比べれば相当ワークライフバランスは良くなったと感じている方もいらっしゃいました。他にも、量産に近い部署、ソフトウェア系は頻繁な仕様変更に起因するソフトウェア納入が求められるのでプライベートとのバランスはかなり難しい印象という意見がありました。設計系も、顧客対応や社内対応などそもそも業務負荷が多いのと、緊急対応が日常的にあり休みなどの調整は難しい場合が多いようです。研究開発系は、自分のペースで仕事ができるという意見がありました。
社風
真面目でコツコツと仕事をこなす方が多いようです。製品の品質と安全管理については本当に徹底的にやる社風であり、それが社員一人一人に根付いているという意見がありました。反面、ITや技術革新の導入に関しては守りの文化が強く、どうしても新しい開発には攻めの姿勢に入れず開発スピードが遅いと感じている方もいらっしゃいました。同様に、ベンチャーのような新しい意見や発想を具現化する環境はあまりなく、現状からのわずかな改善の方が受け入れられやすいという意見がありました。若い活気と行動力のある人にとってはもどかしい時があるが、よく言えばブレにくい安定感があるという声もありました。他には、トヨタの系列という独特の体質があるため、調整力が長けた人材が向いているという意見もありました。また、運動会などのイベントが多い会社のようです。部署対抗の試合にはかなり熱が入り、盛り上がるそうです。デンソーは、デンソーカップサッカーを通して大学サッカーをサポートしたり、全日本バレーボールチームとスポンサー契約を結んだりと、スポーツに大きな関心のある会社のようですね。
成長機会・キャリア開発
海外勤務者の数が日本でも有数の企業であるため、海外に活躍の場を広げるチャンスが比較的多いという意見がいくつかありました。同様に、海外への出向や海外とのやりとりが頻繁にあるため、異文化を尊重しグローバルに仕事をするという観点で成長できた、その過程で身に付けた英語能力や異文化を理解するという能力は今後どこにいっても活かせると感じている方もいらっしゃいました。研究職の方で、国内、海外の研究機関と連携する機会が増えているので、経験を積む機会は多いという意見もありました。技術者の方の中には、電気系ではどちらかというと上流の設計にフォーカスしているため、コーディングや回路など自分でガリガリやる機会は少なく、そういった能力を伸ばすためには個人的に努力をする必要があるという意見がありました。他に、事務系は定期的にジョブローテーションがあるため、自分自身の適性を見極めながらキャリアを築くことができるという声がありました。
入社後のギャップ
特にギャップはなく、入社前の印象通り、自分の会社に誇りを持っている社員が多いという意見がありました。他には、安定している分、新しいことにチャレンジする機会は少ないという声がいくつかありました。また、大企業であるが、良くも悪くも愛知県という地方の企業であり、定年まで刈谷で働くことをしっかりとイメージした方がよいという意見がありました。会社の周りにはこれといった施設がなく、平日は家と会社の行き来のみになり、都会の外資などでバリバリ働いていた方は、相当ギャップを感じると思うという声もありました。
退職検討理由
仕事にスピード感がないという意見がいくつか見られました。自分のスキル開発のためにスピード感を持って業務を進めるのが困難な環境であり、その改善の目処も立たないため退職を検討したという方がいらっしゃいました。また、時間がとてもスローに感じる、行っている業務内容も地味なことが多くスピード感はあまり感じられないという意見がありました。自動運転や自動車の電気化・情報化に伴いIT人材を積極的に採用しようとしているが、受け入れる体制は全く整っていない、社内のシステムやネットワーク環境に阻まれ、仕事が全く進まないことがかなりのストレスになるといった不満の声もありました。また、年功序列のなか管理職になっている人も多く、なかには給料に見合う働きをしていないぶら下がり社員もいるため、若い世代のモチベーションを下げているという意見がありました。他には、高収入で待遇も良いので悩んだが、前向きにワクワクする環境においてものづくりに励みたいため、転職を決断したという方もいらっしゃいました。
コロナ(感染症)対策
以前は、在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)を行っているのは育児中の女性が多かったようですが、新型コロナの感染拡大以降はテレワーク制度が充実し、実際に導入する部署が多いという意見がありました。
他にも、在宅勤務が徐々に浸透してきている、会社は在宅勤務に寛容だ、等の意見が複数ありました。新型コロナの影響で残業規制もあるようなので、これをきっかけとしてより柔軟な働き方が出来るようになるかもしれませんね。

生産性手当が基本給に毎月プラスされるなど、メーカーの中では給与水準が高いようです。また、トヨタ系列の保養所が使えるなど、福利厚生は問題なく充実しているようです。真面目でコツコツ、安定志向の方に向いている会社かもしれません。

(考えるな。感じるんだ。)
6.デンソーへの転職を成功させるには?
デンソーに転職する方法で一番おすすめしたいのは、転職エージェントの活用です。
- 一般には公開されていない、デンソーの求人情報について入手できる可能性がある。
- 書類選考・面接について、デンソーに特化した対策を行ってもらえる。
- 年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
- 転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。
一般には公開されていない、デンソーの求人情報について入手できる可能性がある。
例えばdodaの場合、サイト上で公開されている求人の3倍以上もの非公開求人を取り扱っています。
書類選考・面接について、デンソーに特化した対策を行ってもらえる。
転職エージェントは、過去に多くの転職希望者の転職を実現させているため、転職人気企業であればあるほど、その機会に多く携わっています。そのため、選考スタイルや選考プロセスについて熟知しており、ノウハウが豊富です。
年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
転職するうえで、重要なものの1つは年収でないでしょうか。 年収については、残業の有無と同様に面接で質問することは難しいと思います。
転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。
これまで見ていただいたとおり、会社自体の情報は事前に仕入れることができても、実際に配属される部署についての情報を仕入れることは不可能に近い、というか不可能でしょう。

そもそも自分に合った会社なのか、合う場合、受かるためにどうしたら良いか、転職エージェントを味方につけるのが効率的ですね。

(う~ん、そうきたか。)
7.デンソーへの転職で、おすすめの転職エージェントは?
- デンソーの求人について、取り扱い実績がある。
- デンソーへの転職をサポートできるノウハウを持っている。
- デンソー以外の求人情報についても豊富に保有しており、そのような求人についても成功までサポートするノウハウを保有している。
登録すべきか | 特徴 | |
---|---|---|
リクルートエージェント | ◎ | 業界最大手。デンソーへの転職サポート実績多数。 |
doda | ◎ | 業界2番手。デンソーへの転職サポート実績多数。提案力に強み。 |
パソナキャリア | 〇 | もともとパソナとして派遣の方で取引実績があり、独特な非公開求人を持っていたりする。 |

リクルートエージェント|業界最大手・求人企業からの圧倒的な信頼度
- デンソーへの転職実績が多数あり、転職希望者へのサポートノウハウが豊富
- デンソー側からの信頼も厚く、非公開求人の充実につながっている。
doda|業界No.2・転職希望者に対する高い提案力
パソナキャリア|ここでしか取り扱っていないのでは、という独自の求人に強み


『リクルートエージェント』『
doda』は大手だからまずオススメってことですね。転職エージェントは何社登録してもタダですしね。そのうえで、いろんな担当者と意見交換できるわけですし。

(どーだ、どーなんだ。)
8.転職エージェントを上手に使いこなすには?

仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。
転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。- 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
- その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
- 理由を伝えることなく断りを入れる。
- 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。- なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
- いつ頃から募集しているのか。
- 現時点で決まっていない理由は何なのか。
- 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。
転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。- うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
- 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
- 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
- メール返信等、対応がとても遅い。
- (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
- 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。
これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。

(お頼み申します!)

デンソーの攻略がんばりましょう!

(ごちそうさまでした!)