

フジテレビに転職したい方向けの記事です。ちょっと長いですが、読んで損はないはずです。

(フジテレビ。うおォンうおォン。)
1.フジテレビへの転職についての所見まとめ
次章以降で詳細について触れますが、フジテレビへの転職についての所見をまとめます。
転職を考える際、押さえるべきフジテレビの特徴
- フジ・メディア・ホールディングスの中核会社で放送事業を担っており、キー局の一つ。
- 体育会系で、何かに飛び抜けた才能や個性を持つ人が集まっている。
- 現場に近い部門ではかなり激務であり、ワークライフバランスは調整しにくい。
- 現時点で公開されている求人はない。
- メディアの持つ社会的影響力の大きさを自覚し、難題に挑戦する気概を持つ人材を求めている。
- 年功序列色が強く、年収におけるボーナスの割合が大きい。
- 給与は業界内で高い水準となっており、残業代がつく職場ではかなりの高収入となる。
フジテレビへ転職するために、押さえておくべきポイント
- 制作部門など、現場近くの部門ではかなり残業が多いようなので、注意が必要。
- 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。
2.フジテレビってどんな会社?
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 株式会社フジテレビジョン |
代表者 | 代表取締役社長 宮内 正喜 |
本社所在地 | 東京都港区台場二丁目4番8号 |
設立 | 平成20年10月1日(新設分割による) |
資本金 | 88億円 |
主な事業内容 | テレビジョン放送、番組制作、映画制作、イベント、通信事業など。 |
従業員数 | 単1,340名(2018年3月31日現在) |
事業内容
2008年10月、「株式会社フジテレビジョン」は認定放送持株会社への移行に伴い、「株式会社フジテレビジョン」から「株式会社フジ・メディア・ホールディングス」に社名を変更し、新設分割により新たな株式会社フジテレビジョンが誕生しました。株式会社フジ・メディア・ホールディングスは、放送事業を中心に、メディア・コンテンツ、都市開発・観光、その他の3つの事業セグメントで構成されています。フジテレビは、このコア事業である放送事業を担っています。
今後の事業展開
フジ・メディア・ホールディングスは、2020年度までの中期経営計画の中で、従来の事業セグメントを整理して成長の二本柱と新規分野の開拓に注力するとしています。その成長の柱の一つとして、フジテレビを核に同一セグメントに集約し収益力強化を進める「メディア・コンテンツ」を挙げています。「メディア・コンテンツ」事業の強化のためにはグループの中核であるフジテレビの業績回復が必須であるとし、経営体質の改革や、メディアとコンテンツをセグメント全体として効率的に運用するなどにより、収益力・経営基盤を強化していきたいとしています。
映画事業
フジテレビは、テレビ番組だけでなく映画の制作も行っています。「踊る大捜査線 THE MOVIE」などの映画シリーズが大ヒットしたフジテレビは、2000年代半ば頃から映画の制作に力をいれてきました。現在主流となっている、テレビ局が映画の「製作委員会」に入り制作や宣伝を担う流れを作ったのもフジテレビです。また、映画の公開前にスペシャルドラマを放映して映画を盛り上げる手法の先駆けともなりました。近年、テレビの視聴率では苦戦を強いられていますが、映画制作においては健闘していると言えます。
3.フジテレビは、転職者に対してどんな人材を求めている?
募集職種
現時点で、中途採用の募集は行っていないようです。採用情報ページを確認したところ、新卒のインターンシップに関する情報のみとなっており、採用に関する情報は公開されていませんでした。会員登録すると、さらに情報が得られるようです。
求める人材
フジテレビの企業理念は以下のようになっています。
『挑戦と創造
<社会的責任>
メディアの持つ社会的影響力の大きさを自覚し、公平公正に信頼できる情報を発信します。
<社会貢献>
「心に響く」コンテンツを創造し、文化・教育・環境など様々な分野に貢献します。
<明るい職場>
働く人たちの個性と能力、多様性を尊重し、自由闊達な職場をつくります。』
引用元: フジテレビ企業情報ページ
このメッセージから
- メディアの持つ重要性、社会的役割を理解し、公正な立場で物事を考えられる人材
- 難題に立ち向かい、先を読む力がある人材
- 熱い想いやアイデアを持ち、他人に負けない個性的な何かを持つ人材
を求めていると考えられます。
フジテレビ採用情報ページのいくつかの項目は、現在のところ準備中となっています。今後、新しい情報が出てくるかもしれませんので、こまめにチェックすることをおすすめします。
給料(年収)
平均年齢:ー
平均勤続年数:ー
労働時間
部署によって、残業時間にかなりの差があるようです。配属が現場の場合、休みはほとんどなくプライベートな時間を確保する余裕はないようです。休日や時間に関係なく番組は放送されるため、一般的な会社のように働くことは難しいようですね。事務や管理部門など現場から遠い部署では、残業は平均的な量で収まっているとのことです。

メディアの持つ社会的影響力の大きさを自覚し、難題に挑戦する気概を持つ人材を求めているようですね。現時点では、中途採用の情報は出ていないようなので注意が必要です。

(いいじゃないか。)
4.フジテレビの求人情報にはどんな傾向がある?
転職サイトを各種調べたところ、フジテレビの求人は見つかりませんでした。フジテレビの採用情報ページも確認したところ、現時点では準備中となっていました。
ただ、これはあくまで一般に公開されている求人であり、非公開の求人というものがある可能性があります。
例えば、転職エージェントのdodaの場合、非公開求人が公開求人の3倍以上の規模に上るため、
dodaの非公開求人の方には他の技術系・事務系職種も含まれている可能性があります。

幅広い職種で募集があるようですが、隠れ求人の存在は気になるところです。

(いわゆる裏メニューってやつか。悪くない。)
5.フジテレビの現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)※コロナ対策も更新中
口コミや内部情報を以下にまとめました。新卒入社と中途入社では当然差があることを踏まえ、中途入社した人のみの内部情報です。
項目 | コメント |
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給与・福利厚生 |
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ワークライフバランス |
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社風 |
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成長機会・キャリア開発 |
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入社後のギャップ |
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退職検討理由 |
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コロナ(感染症)対策 |
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給与・福利厚生
給与は、業界内で高い水準となっているようです。年功序列が色濃くあり、40代、50代の給料はかなり良いという意見がありました。また、年収におけるボーナスの割合が高いため、近年は売り上げ不振により以前ほどボーナスが出ないという声もありましたが、他業界と比較するとまだまだ高いようです。部署により、残業代がつく場合と見込み残業の場合があり、残業代がつく部署は、若いうちはがむしゃらに働けば高い収入を得られる為、やりがいはあるという意見もありました。
福利厚生は、スポーツクラブや保養施設がいくつか利用でき、たまにスポンサーの提供商品を貰えたりサービスを受けられたりするとのことです。フィットネスクラブの会員なども安く入会でき、就業していない家族の分も予約できてお得に利用できるのがありがたいといった声もありました。
ワークライフバランス
部署によって、違う会社のようであるという意見がありました。現場に近い部署では残業が多くて当たり前、特に制作部門は忙しく、ワークライフバランスという考えは基本的にないと感じている方もいらっしゃるようです。報道もその特性上、不規則な勤務時間の上に残業もとても多いといった意見がありました。仕事をプライベートの一部として楽しめないと辛いが、逆に楽しめる人であれば自分の興味と仕事が結びつくチャンスは多くあると思うという意見がありました。一方、現場から遠い部署では、一般的な普通の会社と同じであり、残業も少なく休日出勤もないということです。ワークライフバランスの調整しやすさは、部署による差がかなり激しそうなので、自分がどちらを優先させたいのかはっきりさせる必要がありそうです。
社風
良くも悪くも、体育会系のノリが全面に出ているという意見がありました。和気あいあいとしていて楽しいところが多い反面、会社の組織としてどうなのかと感じている方もいらっしゃいました。他にも、新しいものが好きで何かに飛び抜けた才能や個性を持つ人が集まっている、若手が挑戦できる風土がある、上司も比較的優しく自由闊達な風土などの意見が見られました。前向きでとにかくおもしろくて、優秀な人たちの集団だったという声もありました。一方で、昔ながらの体制であり、特に多様性に対する意識が低く女性や外国人社員の登用は進んでいないという意見もありました。
成長機会・キャリア開発
マスコミの仕事自体が特殊である為、他の業界で通用するようなスキルは身につかないという意見がいくつかありました。中途の場合は研修もあまりなく、完全にOJTベースのようです。長期的な教育という観点での人材育成は、積極的ではないようです。他には、様々な年代の人と関わりながら一緒に仕事をするのでコミュニケーション能力が身についた、作業効率や人間関係、段取りについて学んだなどの意見がありました。若いうちにやりたいことをやらせようとする雰囲気もあるとのことです。会社の研修という形以外でも、現場で成長する機会は色々とありそうですね。
入社後のギャップ
仕事が忙しいことは覚悟して入社したが、想像以上に激務だったという意見がありました。また、テレビが好きであることとテレビを作ることは全く別であり、地味な作業も多く見つからない答えを一日中探している時があり、とても疲れると感じている方もいらっしゃいました。他には、メーカーのようにバックオフィスと製造現場が分離されているわけではない為、いつどこに飛ばされてもいいようにその覚悟は必要だという意見もありました。また、入社後のギャップはあまりないという意見もいくつかありました。
退職検討理由
特に職場環境や業務内容に不満があったわけではなく、他にやりたいことができたから退職を検討したという意見がいくつかありました。また、会社というより放送業界全体の今後に不安を感じたという意見も複数ありました。報道の方では、個人の信念と会社の方向性に違いを感じ、退職したという方もいらっしゃるようです。内部では違う意見もあるが、上層部の影響力が強く皆それに従う傾向があり、反権力的立場をとる人間には居場所がないと感じるという意見がありました。
コロナ(感染症)対策
フジテレビは緊急事態宣言中、報道局や情報制作局などの制作セクションを除いて全社員に在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)を指示しました。解除後は、在宅勤務体制を前提にしながら、日々の出社率を50%に抑えることを目標としています。その後は、感染状況や「第2波」のリスクなどを念頭に、順次、検討していくとしています。
制作セクションは、在宅勤務することが難しいのが現実です。現在は、今後求められる“新しい生活様式”に適応した新たな取材、番組制作の在り方を模索しているとのことです。

給与は、他業界と比較しても高い水準にあるようです。風通しが良く、楽しいことを一生懸命やる社風ということなので、新しいものが好きな方や個性的な方に向いている会社かもしれません。

(考えるな。感じるんだ。)
6.フジテレビへの転職を成功させるには?
フジテレビに転職する方法で一番おすすめしたいのは、転職エージェントの活用です。
- 一般には公開されていない、フジテレビの求人情報について入手できる可能性がある。
- 書類選考・面接について、フジテレビに特化した対策を行ってもらえる。
- 年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
- 転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。
一般には公開されていない、フジテレビの求人情報について入手できる可能性がある。
例えばdodaの場合、サイト上で公開されている求人の3倍以上もの非公開求人を取り扱っています。
書類選考・面接について、フジテレビに特化した対策を行ってもらえる。
転職エージェントは、過去に多くの転職希望者の転職を実現させているため、転職人気企業であればあるほど、その機会に多く携わっています。そのため、選考スタイルや選考プロセスについて熟知しており、ノウハウが豊富です。
年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
転職するうえで、重要なものの1つは年収でないでしょうか。 年収については、残業の有無と同様に面接で質問することは難しいと思います。
転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。
これまで見ていただいたとおり、会社自体の情報は事前に仕入れることができても、実際に配属される部署についての情報を仕入れることは不可能に近い、というか不可能でしょう。

そもそも自分に合った会社なのか、合う場合、受かるためにどうしたら良いか、転職エージェントを味方につけるのが効率的ですね。

(う~ん、そうきたか。)
7.フジテレビへの転職で、おすすめの転職エージェントは?
- フジテレビの求人について、取り扱い実績がある。
- フジテレビへの転職をサポートできるノウハウを持っている。
- フジテレビ以外の求人情報についても豊富に保有しており、そのような求人についても成功までサポートするノウハウを保有している。
登録すべきか | 特徴 | |
---|---|---|
リクルートエージェント | ◎ | 業界最大手。フジテレビへの転職サポート実績多数。 |
doda | ◎ | 業界2番手。フジテレビへの転職サポート実績多数。提案力に強み。 |
パソナキャリア | 〇 | もともとパソナとして派遣の方で取引実績があり、独特な非公開求人を持っていたりする。 |

リクルートエージェント|業界最大手・求人企業からの圧倒的な信頼度
- フジテレビへの転職実績が多数あり、転職希望者へのサポートノウハウが豊富
- フジテレビ側からの信頼も厚く、非公開求人の充実につながっている。
doda|業界No.2・転職希望者に対する高い提案力
パソナキャリア|ここでしか取り扱っていないのでは、という独自の求人に強み


『リクルートエージェント』『
doda』は大手だからまずオススメってことですね。転職エージェントは何社登録してもタダですしね。そのうえで、いろんな担当者と意見交換できるわけですし。

(どーだ、どーなんだ。)
8.転職エージェントを上手に使いこなすには?

仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。
転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。- 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
- その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
- 理由を伝えることなく断りを入れる。
- 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。- なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
- いつ頃から募集しているのか。
- 現時点で決まっていない理由は何なのか。
- 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。
転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。- うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
- 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
- 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
- メール返信等、対応がとても遅い。
- (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
- 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。
これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。

(お頼み申します!)

フジテレビの攻略がんばりましょう!

(ごちそうさまでした!)