転職活動で、テックキャンプに登録してみようか、と考えている方もいらっしゃるかと思います。エンジニア養成プログラムは充実しているようだけど、転職エージェントとしてどのようなサービスが受けられるのか知りたいと思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
登録するために、「自分に役に立つのかな?」と情報を探してみても、公式サイトには表向きの情報しかありませんし、口コミ系のサイトでも情報量が膨大で見るのも大変です。結果、本当に登録して大丈夫なのかな?と思ってしまうでしょう。
このページでは、テックキャンプを使った転職について、どうしたら有益な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう利用すべきか、現役エージェントの知見から、テックキャンプでの転職について触れたいと思います。
このページを読んでいただければ、テックキャンプを利用した転職についての情報は一通り揃っているかと思います。あなたがテックキャンプを使って転職すべきかの判断材料になり、さらに転職したいと思った場合、テックキャンプで理想の転職が実現できる可能性が高まるはずです。
転職活動でテックキャンプは使えるのかな?と思っている方向けの記事です。読んで損はないはずですよ。
(エンジニア養成プログラムがかなり充実した転職エージェントのようだな。)
- 1.TECH CAMP(テックキャンプ)での転職についての所見まとめ
- 2.TECH CAMP(テックキャンプ)って、どんな転職エージェント?
- 3.TECH CAMP(テックキャンプ)のメリットは?
- 4.TECH CAMP(テックキャンプ)で失敗しないために知っておくべきデメリット
- 5.TECH CAMP(テックキャンプ)の特徴から、向いているのはどんな人?
- 6.TECH CAMP(テックキャンプ)の流れ(最初の登録のやり方から求人を紹介されるまで)
- 7.TECH CAMP(テックキャンプ)を上手に使いこなすためのコツ・注意すべきポイント
- 8.まとめ:評判の良し悪しは、未経験からエンジニアとしての転職を目指していて、自己投資を厭わないかどうかによる。
1.TECH CAMP(テックキャンプ)での転職についての所見まとめ
転職を考える際、押さえるべきテックキャンプの特徴
- 未経験からエンジニアに転職。オンラインでも学習可能。
- 利用者の99%は未経験、70%以上が文系出身だが、転職成功率は98%と非常に高い実績あり。
- サポートが手厚い。
- いつでもプロの講師にオンラインで質問可能。
- 専属のトレーナーが学習完了までモチベーション管理してくれるためやり切れる。
- 転職が決定するまでマンツーマンで転職サポート。
テックキャンプに登録するうえで、押さえておくべきポイント
- 技術をしっかりと身につけるので、未経験でも転職後は活躍できる。
- サービス開始後14日以内に辞めた場合や、学習を終えた後転職できなかった場合に受講料の全額返金保証がついているのでリスクゼロ。
2.TECH CAMP(テックキャンプ)って、どんな転職エージェント?
テックキャンプは単なる転職エージェントではありません。エンジニア養成プログラムを終了した後に転職支援サービスが受けられるという、スクールと就職支援を一体化したサービスを提供している転職エージェントです。
未経験者専用の教育プログラムにより効率よくエンジニアスキルを身につけ、未経験からでもエンジニアとして転職することを可能にします。
テックキャンプを運営しているのは株式会社divであり、代表取締役の真子就有氏は2015年11月Forbes誌「注目のUnder30起業家10人」に選出されるなど、力のある起業家としても注目されています。
項目 | 内容 | |
---|---|---|
取り扱い地域 |
教室利用:東京、大阪、愛知、福岡 オンライン:全国 転職支援の対象:東京のみ |
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面談場所 | 全国(オンライン) | |
取り扱い業種 |
IT関連がメイン |
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取り扱い職種 |
エンジニア(プログラマー/システムエンジニア/インフラエンジニア等) |
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求人数 | 非公開 | |
特徴 |
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未経験からエンジニアとして転職したい方に、良さそうな転職エージェントですね。
(いいぞいいぞ。)
3.TECH CAMP(テックキャンプ)のメリットは?
未経験からエンジニアに転職でき、オンラインでも学習可能。
エンジニアになれたら転職に有利だろうと、誰もが考えます。実際、ITエンジニアの有効求人倍率は10倍を超えており、高年収も夢ではなく、市場価値の高い職種の一つとなっています。ただ、「未経験からエンジニアになるのは難しいのでは…」と思い、挑戦する前からエンジニアとして転職することを諦めてしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
テックキャンプは最短でスキルが身に着く学習環境を提供できる為、未経験からエンジニアとして転職することを可能にします。学びの場は教室だけではありません。オンライン完結で、自宅でプログラミング学習ができます。
利用者の99%は未経験、70%以上が文系出身だが、転職成功率は98%と非常に高い実績あり。
テックキャンプ利用者のうち、99%が未経験者です。プログラミングに触れたこともなく、パソコンを使うこと自体にも不安があるという方でも、転職に繋げることが出来ます。テックキャンプは、未経験からエンジニアとして転職成功することを目標としている為、未経験専用のカリキュラムやサポート体制が整っているのです。
転職実績も98%と申し分なく、未経験からのエンジニア転職実績としては国内最大級となっています。テックキャンプが紹介する求人の多くは、一般には公開されていないテックキャンプ専用の求人枠となっています。そのため人材のミスマッチが起こりにくく、高い転職成功率を実現することが可能となっています。
企業としてもただの未経験者より、自ら安くない費用を払って600時間の学習を学びきった学習意欲の高い人材に魅力を感じるため、テックキャンプの卒業生は確実に転職できるのです。
サポートが手厚く、いつでもプロの講師にオンラインで質問可能。
教室に通う場合は心配ないですが、オンラインだと自宅で学習できて便利な反面、デメリットもあります。分からないことがすぐに聞けず、それが重なっていくと何となく面倒になり最後までやり切れない、という問題です。
テックキャンプの場合、分からないところはチャットやビデオ通話でプロの講師に質問することができるので安心です。質問回数にも制限はなく、平日10時~22時、土・日11時~22時の間であれば、何度でも質問をすることができます。
専属のトレーナーが学習完了までモチベーション管理してくれるためやり切れる。
初めは学習意欲も高く頑張れますが、段々とその気持ちは薄れていくものです。当然の成り行きで、誰もがそうです。子供の頃にやった通信教育を思い出してみても、最後まで一人でやり切るのは大変だったのではないでしょうか。
独学のプログラミング学習の約9割は挫折すると言われています。既に身に覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんね。
テックキャンプではその心配はありません。ビデオ通話を使用して、トレーナーが進捗管理やコーチング・メンタリングサポートを徹底して行うため、途中で挫折させないのです。
独学でやってみたけどうまくいかなかった方は、プロのサポートを受けながら学習を進めるという体験をしてみるのも良いかもしれません。エンジニアとして転職するために、まずはスキルを身につけましょう。
転職が決定するまでマンツーマンで転職サポート。
これを読んでいらっしゃる方の中で、何となくプログラミング勉強してみようと思ってテックキャンプに興味を持った、という方は少数ではないでしょうか。プログラミング習得の先に、エンジニアとしての転職を見据えている方がほとんどだと思います。
テックキャンプは、ただの学習だけでは終わらせません。未経験者専門のキャリアアドバイザーがマンツーマンで、転職が決定するまでサポートします。
転職が決まった後も、入社後、半年、1年、3年のタイミングでキャリアカウンセリングを無償で受けることができ、入社後の不安や悩みなどを相談できます。
4.TECH CAMP(テックキャンプ)で失敗しないために知っておくべきデメリット
教材が合わない人もいる。
テックキャンプの教材は未経験者が分かりやすいように作られていますが、それでも万人に合うわけではありません。ITエンジニアに興味を持って挑戦してみたけれど、実際にやってみたら面白くなかった、自分に合わないと感じた、という場合もあると思います。
そのような場合でも心配いりません。テックキャンプには、学習を開始して14日以内であれば、どんな理由であっても学習を辞退し返金してもらえるという「14日間無条件保証」があります。これなら安心して挑戦することができますね。
カリキュラムがハードと感じる場合もある。
テックキャンプには、目的に合わせて「エンジニア転職」「プログラミング教養」「デザイナー転職」の3つのサービスがあります。転職に直結する「エンジニア転職」のサービスを選んだ場合、短期集中スタイルだと、10週間で600時間の学習をこなします。
通常、未経験からエンジニアとして仕事をできるようになるまで1,000時間は必要ということですから、テックキャンプの600時間はかなり内容の濃いものであると考えられます。人によってはカリキュラムがハードと感じる場合もあるかもしれませんが、乗り越えればエンジニアとしての転職の道が拓けます。
料金が高い。
テックキャンプの口コミを見ると、料金が高いと感じるという意見がみられました。一括料金で848,000円(税抜)となっています。確かに、一般的な転職エージェントは無料でサービスが受けられることが多いので、かなり高いと感じるかもしれません。ただ、どこかのプログラミングスクールに通って勉強し、自分で転職しようと思っても確実にエンジニアとして転職できる保証はありません。
しかし、テックキャンプには「ITエンジニア転職保証」があります。学習を終えた後、エンジニアとして転職活動をして内定が出なかった場合には、受講料が全額返金されます。(※細かい返金の条件はテックキャンプ公式サイトの利用規約を参照)
目先の出費として考えると高いですが、スキルを身につけエンジニアとして転職し、生涯年収を上げるための出費と考えると、それほど高くないかもしれません。
最後まで学習を終えることが出来たら、ITエンジニアとしての転職を保証してもらえるので、やりがいがありますね。
(考えるな。感じるんだ。)
5.TECH CAMP(テックキャンプ)の特徴から、向いているのはどんな人?
これまでのメリットやデメリットを踏まえ、テックキャンプの利用をおすすめしたいのは、以下の方です。
業界未経験で、プログラミングスキルを身につけてからITエンジニアを目指したい人
テックキャンプ一番の特徴は、未経験からでもITエンジニアとして確実に転職できることなので、IT業界はまったくの未経験だけどエンジニアとして転職したいという方にぴったりの転職エージェントです。その為には600時間の学習をこなす必要がありますが、設計・開発・インフラ構築・運用まで一気通貫で学べるので様々なスキルが身に着きます。
6.TECH CAMP(テックキャンプ)の流れ(最初の登録のやり方から求人を紹介されるまで)
テックキャンプを利用するには、まず無料カウンセリング予約を行います(※2020年8月現在は、オンラインのみの実施)
流れは以下のとおりです。
カウンセリング予約:氏名、メールアドレス
↓
予約完了
カウンセリング予約はとても簡単にできます。テックキャンプに登録してみようと考えている方は業界未経験の方が多く、何を相談すればよいか分からないという方もいらっしゃると思いますが、心配いりません。「漠然とエンジニアに興味がある」というレベルで大丈夫です。
カウンセリングに参加する方の多くが業界未経験者なので、IT業界やエンジニアという仕事について理解を深めてもらうということも、カウンセリングの重要な目的なのです。
カウンセリング予約
公式サイトの「まずは無料カウンセリングを予約する」リンクより、カウンセリングの予約を行います。
入力内容は以下のとおりです。
- 予約日時
- 氏名
- メールアドレス
- 紹介者
- 希望のクラス
まず希望する日時を選択し、その後、基本情報を入力してカウンセリング予約します。「希望クラス」では、エンジニア/デザイナー/その他/まだ決まっていない から選択します。テックキャンプのカウンセリングは現在オンラインのみとなっているので、対面でカウンセリングするのはちょっと苦手だと感じる方でも安心して利用できます。
予約自体はとても手軽にできますね。カウンセリングを受けたからといって、すぐにプログラミング学習受講の契約を結ぶわけではないので安心してください。
予約完了
以上でテックキャンプのカウンセリング予約は完了です。カウンセリング後に受講することを決めた場合は、本申し込み→受講開始→学習後に転職活動開始という流れになります。
学習中から専属のキャリアアドバイザーがつき、キャリアパスの作り方や履歴書作成、業界についての説明などを受けられるので、転職自体が初めての場合でも安心です。また、企業が直接教室に来て行う説明会が定期開催されている為、学習と並行しながら情報を集めることも可能です。
7.TECH CAMP(テックキャンプ)を上手に使いこなすためのコツ・注意すべきポイント
ここからは、実際にテックキャンプに登録完了した後の話になります。
テックキャンプの担当者から、面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。
仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。
転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
- 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
- その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
- 理由を伝えることなく断りを入れる。
- 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
- なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
- いつ頃から募集しているのか。
- 現時点で決まっていない理由は何なのか。
- 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。
転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。
- うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
- 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
- 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
- メール返信等、対応がとても遅い。
- (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
- 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。
これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。
(お頼み申します!)
8.まとめ:評判の良し悪しは、未経験からエンジニアとしての転職を目指していて、自己投資を厭わないかどうかによる。
テックキャンプについて、必要な情報は全て提示しました。
IT業界は未経験だけど、これから勉強してスキルを身につけ、エンジニアとして転職したいと考えている学習意欲のある方には間違いなくおすすめです。テックキャンプでの学習を終えれば確実にエンジニアとして転職できるため、それなりの費用と時間をかける覚悟がある方には、利用価値のある転職エージェントだと言えるでしょう。
テックキャンプには返金制度もありますので、まずは自分に適性があるかどうかを調べるために登録するのも良いのではないでしょうか。
理想の転職が実現できるよう、少しでも参考にしていただければ光栄です。
テックキャンプ、転職に使えそうでしたか?引き続き活動がんばりましょう!
(ごちそうさまでした!)