民間医局
転職活動で、民間医局に登録してみようか、と考えている先生もいらっしゃるかと思います。口コミを見ると評判も良さそうだし、登録者数も多いので気になっているかもしれませんね。
登録するために、「自分に役に立つのかな?」と情報を探してみても、公式サイトには表向きの情報しかありませんし、口コミ系のサイトでも情報量が膨大で見るのも大変です。結果、本当に登録して大丈夫なのかな?と思ってしまうでしょう。
このページでは、民間医局を使った転職について、どうしたら有益な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう利用すべきか、現役エージェントの知見から、民間医局での転職について触れたいと思います。
このページを読んでいただければ、民間医局を利用した転職についての情報は一通り揃っているかと思います。あなたが民間医局を使って転職すべきかの判断材料になり、さらに転職したいと思った場合、民間医局で理想の転職が実現できる可能性が高まるはずです。
ちゅうちゅう

転職活動で民間医局は使えるのかな?と思っている方向けの記事です。読んで損はないはずですよ。

リアルリアル

(医師の転職に特化したサービスのようだな。)

次章以降で詳細について触れますが、民間医局での転職についての所見をまとめます。

転職を考える際、押さえるべき民間医局の特徴

  • 創業25年以上。医療機関との信頼に基づいて希望の求人を作ってくれる。
  • 全国17拠点による地域密着型の転職支援。
  • 対面面談や面接同行など、丁寧なコンサルティングを行っており、初めての転職にも安心できる。
  • 30代の成約が多数、若手医師の転職支援に強い。
  • 常勤転職の求人数が16,000件以上、毎日1,000件の求人情報が更新されている。

民間医局に登録するうえで、押さえておくべきポイント

  • ご希望条件・ご要望が固まっていない場合、求人とのミスマッチが生まれてしまう可能性がある。
  • 非常勤求人の豊富さは他社より劣る可能性がある。

2.民間医局って、どんな転職エージェント?

民間医局って、どんな転職エージェント?
民間医局の運営をしているのは、設立25年以上、クリーク・アンド・リバーグループのメディカル・プリンシプル社です。特に常勤転職の支援に強く、その土地の生活環境・子供の教育環境の情報まで、専任のエージェントが徹底サポートしてくれます。
項目 内容
対応地域 日本全国
面談形態 オンライン、対面 ※対面の場合、ご希望の場所で実施
取り扱い施設 一般急性期、療養型、リハビリテーション、精神科病院、クリニック、健診、介護老人保健、製薬企業、一般企業施設、産業医、その他
取り扱い診療科目 内科(一般・総合診療・消化器・循環器・呼吸器・腎臓・神経・内分泌・糖尿・代謝・血液・老年・人工透析・リウマチ・腫瘍)、外科(一般・消化器・呼吸器・心臓血管・脳神経・乳腺・泌尿・整形・形成・美容外科・小児・血管)、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科、精神科、心療内科、放射線科、小児科、産婦人科、婦人科、麻酔科、救急救命、ペインクリニック、緩和ケア、美容皮膚科、病理科、在宅診療、健診、人間ドック、リハビリテーション科、集中治療科、AGA、不妊治療、放射線治療科、検査科、産業医、製薬、社医、老健、その他
求人数 3万件以上 ※2023年9月時点
特徴
  • 30代の常勤成約が多数。若手医師の常勤転職支援に強い。
  • 対面面談や面接同行など、丁寧なコンサルティングを行っており、初めての転職にも安心できる。
  • 毎日1,000件の求人情報が更新されている。
ちゅうちゅう

30代常勤の転職支援に強いんですね。

リアルリアル

(いいぞいいぞ。)

3.民間医局のメリットは?

創業25年以上。医療機関との信頼に基づいて希望の求人を作ってくれる。

民間医局のメリット
民間医局の運営会社は、東証一部上場クリーク・アンド・リバーグループのメディカル・プリンシプル社。創業は25年以上と、医師キャリアコンサルティングのパイオニアとして、医療機関からの信頼が厚いです。

全国17拠点による地域密着型の転職支援。

民間医局のメリット
民間医局は北海道から沖縄まで全国17拠点を展開し、地域密着のエージェントが生活環境・子供の境域環境に至るまで、様々な視点からベストな求人を紹介してくれます。

対面面談や面接同行など、丁寧なコンサルティングを行っており、初めての転職にも安心できる。

民間医局のメリット
民間医局は、ご希望の場所でエージェント面談を行ってくれるため、日々多忙な先生も転職活動を続けやすいです。また、面接同行も行ってくれるため、給与面での交渉なども安心して進めることが出来ます。

30代の成約が多数、若手医師の転職支援に強い。

民間医局のメリット
民間医局は、30代を中心に若手の先生のキャリア支援に大きな強みを持っています。診療科目・職場環境・給与面等、自身の描くキャリアを歩めるよう、徹底的に向き合ってくれます。

常勤転職の求人数が16,000件以上、毎日1,000件の求人情報が更新されている。

民間医局のメリット
民間医局は、常勤求人の数が業界トップクラスです。また、毎日1,000件の求人情報が更新されており、常に最新の求人情報に触れることが出来ます。転職活動を進めていく上で希望条件が変わることもあるかもしれませんが、そんなときも民間医局ならスピーディーかつ丁寧に支援してもらえる環境が整っています。

4.民間医局で失敗しないために知っておくべきデメリット

ご希望条件・ご要望が固まっていない場合、求人とのミスマッチが生まれてしまう可能性がある。

民間医局のエージェントは、先生が希望の転職を実現する為に日々情報収集を行っています。その為、あらゆる要素の要望にも親身に対応してくれます。一方で、先生自身の希望・要望が固まっていない場合は、民間医局の強み・メリットを生かしきれないでしょう。

非常勤求人の豊富さは他社より劣る可能性がある。

民間医局は常勤求人の豊富さ・成約に強みを持っていますが、非常勤の求人では他社と比べ少々見劣りしてしまうこともあるでしょう。非常勤求人をご希望の場合は、他社のエージェントも検討しつつ、よりご希望条件を固めた上で民間医局のエージェントに相談しましょう。

5.民間医局の特徴から、向いているドクターは?

これまでのメリットやデメリットを踏まえ、民間医局の利用をおすすめしたいのは、以下のドクターです。
常勤求人で納得の転職を実現したいドクター
民間医局では、業界トップクラスの常勤求人数に加え親身な転職支援が行われます。自身のキャリアプラン・希望条件・不安要素等を正直に伝えエージェントからあらゆる情報を引き出すことで希望に合った求人に出会うことが出来るでしょう。

6.民間医局の登録~求人紹介の流れ

基本的な個人情報を入力し、エージェントからの連絡を待つという、オーソドックスな流れとなっており、会員登録の時点で詳細な要望を記入することもできます。流れは以下のとおりです。
会員登録(1分程度)
 ↓
ヒアリング
 ↓
転職先の提案
詳しく見ていきましょう。

会員登録

民間医局の登録画面
基本的には会員登録画面より会員登録を行っていくことになりますが、公開求人から登録を行うこともできます。求人を見て、気になる求人があれば会員登録をしてみましょう。入力する基本情報は以下の通りです。
  • ご相談内容
  • 希望就業時期
  • 希望勤務地
  • 専門科目
  • 医師免許取得年
  • 氏名
  • お住まいの都道府県
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • ご希望・ご相談事項(任意)

ヒアリング

会員登録が終わったら、担当エージェントから連絡が来ます。そこでヒアリングの日時・場所を決めましょう。多忙な先生の為に、オンライン・先生ご希望の場所での対面形式で対応してくれます。また、この時点で希望条件を詳細に伝えておくと、後のヒアリングがより有意義なものになるでしょう。

転職先の提案

ヒアリングの情報を元におすすめの求人を提案してくれます。ここで先生・担当エージェントの認識をどんどん擦り合わせていきましょう。

7.民間医局を使うときのコツ・注意点

ここからは、実際に民間医局に登録完了した後の話にフォーカスを当てます。民間医局の担当者から、ヒアリングの誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。

仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。

ドクターにとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
求人施設との面接とは違い、転職エージェントは橋渡し役の立場になるため、「どんな病院を受けたいのか、どんな病院は受けたくないのか」「どんな仕事がしたいのか、どんな仕事はやりたくないのか」この辺は遠慮なく伝えてください。
言ってしまえば、転職エージェントにとって、ドクターは「商品」という位置付けです。そのため、ドクターがどんな人間なのか?もちろん初対面ですから知らないわけで、それを知ることによって、提示される求人の精度が高まります。ドクターにとっても、求める求人情報以外は提示されたくないと思いますので、遠慮なく最初に本音を伝えておきましょう。
また、複数の転職エージェントを利用する場合、その旨も先に伝えておきましょう。そうすることで、他の転職エージェントに勝つために、あなたへの対応優先度が上がる可能性があります。

転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この病院か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この病院にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
  • 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
  • その病院で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
※「ネット上での口コミを見て興味が持てない」というのは、現実性に乏しく、あまりおすすめできません。ただ、その際はその口コミ内容を伝えたうえで、実際はどうなのか聞いてみると良いでしょう。また、転職エージェントの担当者によっては、「口コミサイトは当てにならないし、見ない方がいいですよ。」とあなたに言ってくる場合もあります。そういった担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうことも視野に入れたうえで興味が湧かず断りたい、と意思を表示しましょう。
逆に、以下のような断り方はやめましょう
  • 理由を伝えることなく断りを入れる。
  • 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
このような対応を行うと、その後紹介される求人がガクっと減ってしまうなど、担当者にとってのあなたの対応優先度が低くなってしまい損につながります。

転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
  • なぜ新たにドクターが必要なのか(例、新しいポジションか、既存ドクターが辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)。
  • いつ頃から募集しているのか。
  • 現時点で決まっていない理由は何なのか。
  • 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
このような確認を行い、得られた情報を書類選考・面接対策に反映することで、あなたの転職成功確率が高まることでしょう。

転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。

転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。

  • うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
  • 見当違いの病院ばかり紹介してくる。
  • 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
  • メール返信等、対応がとても遅い。
転職エージェントにとっても、避けたいのはあなたが他の転職エージェントに逃げてしまうことです。そのため、その担当者に対して、思い切って担当者変更を依頼しましょう。
その際、注意点は以下のとおりです。
  • (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
  • 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
このように依頼すれば、悪い印象を与えることなく、スムーズな担当者変更につながるはずです。

主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。

これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントは転職のプロとして、あなたと対等の立場で接してくることが多いです。ただ、中には「どんどん応募しないといつまでも決まりませんよ。多少希望と違ったとしても、まずは受けてみましょう」など、とにかく数をこなすよう促される場合もあります。
その際、転職エージェントに振り回されることなど決して無いよう「主導権は自分にある」ということを肝に銘じましょう「転職エージェントと上手に付き合う」というのは、「転職エージェントを上手に使いこなす」ということです。
決して高慢な態度を出してはいけませんが、「このドクターにはぜひ成功して欲しい!しっかり協力しよう!」と、気持ち良く仕事をしてもらうようにしましょう。担当者もあなたと同じ人間です。「最低限のビジネスマナーを守る」「約束は守る、できない約束はしない」「なるべく早めの対応を心がける」など、普段の仕事と同様の感覚で接しておけば間違いないと言えるでしょう。
ちゅうちゅう

転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。

リアルリアル

(お頼み申します!)

8.まとめ:膨大な求人数から、希望の求人へスピード感を持って転職したいなら登録すべき

民間医局について、必要な情報は全て提示しました。
膨大な求人数と丁寧なサポートが強みとなっていますので、納得の転職をしたいドクターにはお勧めです。仮に明確でなかったとしても、面談を通してエージェントと共に希望を「見つけていく」という姿勢を持っているドクターにもおすすめです。
エムスリーキャリアエージェント医師転職ドットコムとよく比較されますが、登録するための入力内容はほぼ同じですし、どちらも無料です。両方利用して、転職市場価値を知るための情報収集として使ってみても良いのではないでしょうか。
理想の転職が実現できるよう、少しでも参考にしていただければ光栄です。
ちゅうちゅう

民間医局、転職に使えそうでしたか?引き続き活動がんばりましょう!

リアルリアル

(ごちそうさまでした!)