中途採用で、カゴメに転職したい、と考えている方は多いかと思います。トマトケチャップと言えばカゴメを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
転職するために、「本当に大丈夫なのか?」と情報を探してみても、転職サイトやその企業のサイトには表向きの情報しか無いのは間違いありません。また、最近口コミ系のサイトが流行っていますが、それを見てみたとしても、そのサイト自体に登録するためのハードルもあり、登録したとしても情報量が膨大で見るのも大変です。結果、本当に転職して大丈夫なのか?と思ってしまうでしょう。
その一方で、この方法なら失敗しないという唯一無二のやり方が、単純ですがあります。
このページでは、カゴメへの転職について、どうしたら正確な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう対処すべきか、現役エージェントの知見から、カゴメへの転職について触れたいと思います。
このページを読んでいただければ、カゴメへの転職についての情報は一通り揃っているかと思います。あなたがカゴメに転職すべきかの判断材料になり、さらに転職したいと思った場合、カゴメに理想の転職が実現できる可能性が高まるはずです。
ちゅう
カゴメに転職したい方向けの記事です。ちょっと長いですが、読んで損はないはずです。
リアル
1.カゴメへの転職についての所見まとめ
次章以降で詳細について触れますが、カゴメへの転職についての所見をまとめます。
転職を考える際、押さえるべきカゴメの特徴
- トマトケチャップ、野菜果実ミックスジュース国内シェアNo.1。
- フラットで風通しの良い組織、福利厚生も各種充実している。
- 現在のところ、転職サイトでの公開求人はない。
- 多様性を重視し、新しい価値観が持ち込まれることを期待している。
- 残業は少なく、フレックスタイム、時差出勤、時短勤務など柔軟な働き方が可能。
- 給与は業界の中で高い水準。
カゴメへ転職するために、押さえておくべきポイント
- 担当する得意先によっては残業が多いこともあるようなので、注意が必要。
- 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。
2.カゴメってどんな会社?
項目 |
内容 |
会社名 |
カゴメ株式会社 |
代表者 |
代表取締役社長 山口 聡 |
本社所在地 |
愛知県名古屋市中区錦3丁目14番15号 |
設立 |
1949年(昭和24年 |
資本金 |
19,985百万円 |
主な事業内容 |
調味食品、保存食品、飲料、その他の食品の製造・販売。種苗、青果物の仕入れ・生産・販売。 |
従業員数 |
連結:2,599名(2019年12月期) |
事業内容
カゴメは、トマトケチャップ、野菜果実ミックスジュースなどの製造販売を行う会社で、これらは国内シェアNo.1を誇っています。みなさんも、普段の買い物の中でカゴメの商品を目にする機会が多いのではないでしょうか。
イノベーション本部では約7,500種のトマトの遺伝資源を保管・データベース化しており、遺伝子組み換え技術なしで加工用と生鮮用トマトの品種開発を行っています。カゴメは世界的にもユニークな「垂直統合型」ビジネスを行っており、種子から土づくり、栽培、収穫、製造、商品の販売まですべてを管理しています。
今後の事業展開
カゴメは、2025年までに「トマトの会社」から「野菜の会社」になることを掲げています。トマトだけでなく多様な野菜を様々な形で供給することにより、野菜の消費量を増やして人々の健康寿命の延伸に貢献したいと考えています。
具体的には、家庭用・業務用、農(生鮮野菜)の垣根を取り払った新体制のもと、新事業として野菜加工事業を拡大し、便利な野菜の素材や調味料を用いて「野菜のおかず」を中食・外食向けに提案するとしています。
海外展開
カゴメは2013年に米国の種苗会社ユナイテッド・ジェネティクス社を子会社化し、種子を起点としたトマト事業を世界中に拡大させました。2017年にはアフリカのセネガル共和国に加工用トマトの栽培・仕入れ・販売を担う営農会社を設立し、西アフリカ地域の加工用トマト市場の振興に貢献しています。
また、アジアで野菜飲料のB to Cビジネスを展開し、現地の嗜好に合う専用商品の開発、導入によって新たな需要を創造していくとしています。
3.カゴメは、転職者に対してどんな人材を求めている?
募集職種
カゴメの中途採用は、職種単位での募集ではなく総合職コースでの募集となっています。
転職者が自身の職務経歴を登録しておき、スキルや経験にマッチした職種がある場合に連絡が来る形式になっています。キャリア登録の条件は「社会人経験3年以上」のみです。登録情報の有効期限は約1年となっており、1年の間は選考連絡の可能性があります。
求める人材
- 異なる価値観から生まれるアイデアやイノベーティブな考え方を重視しているため、前職の業種や職種にこだわらない。新しい価値観を持ち込んでもらうことを期待している。
- 他社での経験をカゴメで活かしたいと強く考え、それを実行するバイタリティのある人の採用を目指している。
『さまざまな価値観や考え方をもった方に来ていただきたいので、業種や職種にもこだわりません。もちろん、食品や飲料の仕事の経験がある方もウェルカムですが、前社でのキャリアをカゴメでさらにキャリアアップしてほしいと考えています。前社でやりたいと思っていたこと、できなかったことに、ぜひチャレンジしてください。カゴメはそれを実現させる環境を用意しています。今までやりたいことができなかった方や、キャリアアップをしていきたいと考えている方がカゴメに来られたことで、その可能性を広げることができるのです。』
引用元: カゴメ採用情報ページ
カゴメの採用情報ページには、社員インタビューやキャリア採用者の声が載っています。どこの部署の社員が、日頃何を考え、どのように仕事に取り組んでいるのか、人間性も含め感じることができるでしょう。あなたが興味のある事業に取り組む社員の方の意見は、書類・面接対策においても必ず目を通しておきましょう。
給料(年収)
平均年間給与:767万円(2021年現在)
平均年齢:41.2歳(2021年現在)
平均勤続年数:16.9年(2021年現在)
労働時間
平均残業時間:21~25時間/月
20時以降の残業は原則禁止で、年間総労働時間1,800時間以内を目指しており、社員の方も残業しないよう心掛けているようです。ただ部署によっては、担当する得意先によって残業が多く発生しているという情報もありました。
全体としては、完全フレックスタイム、在宅勤務、時差出勤制度などを使って自由に働いている方が多く、労働時間を自分でコントロールできているという印象でした。
ちゅう
カゴメは多様性を重んじており、様々な業界・業種から新しい価値観が持ち込まれることを期待しています。異業種から転職しようかと考えている方にとって、大きなチャンスと言えますね。各種制度が整っており、柔軟な働き方も可能なようです。
リアル
4.カゴメの求人情報にはどんな傾向がある?
転職サイトを各種調べたところ、カゴメの求人は見つかりませんでした。そこで、カゴメの採用情報ページも確認してみたところ、総合職の募集がありました。
ただ、これはあくまで一般に公開されている求人であり、非公開の求人というものがある可能性があります。
例えば、転職エージェントの
dodaの場合、
非公開求人が公開求人の3倍以上の規模に上るため、
dodaの
非公開求人の方には他の技術系・事務系職種も含まれている可能性があります。
ちゅう
現時点で公開されている求人はありませんが、隠れ求人の存在は気になるところです。
リアル
5.カゴメの現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)
口コミや内部情報を以下にまとめました。新卒入社と中途入社では当然差があることを踏まえ、中途入社した人のみの内部情報です。
※参照元:OpenWork、enライトハウス、転職会議、キャリコネ他
項目 |
コメント |
給与・福利厚生 |
- 食品メーカーの中では高い給与水準。
- 徐々に実力重視の評価制度へ変わってきている。
- 賞与は年2回、高水準。
- 福利厚生は、住宅手当、カフェテリアポイントなど充実している。
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ワークライフバランス |
- 完全フレックスタイム制度がある。
- 有休取得率がここ数年で劇的に向上。
- 残業を良しとする文化はない。
- 時差出勤、時短勤務など柔軟な働き方が可能。
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社風 |
- 堅実で真面目な社風。
- 大企業の割に家庭的な雰囲気がある。
- 自社を好きな人が多い。
- フラットで風通しが良い組織。
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成長機会・キャリア開発 |
- 社内研修が充実している。
- やりたいことをやらせてもらえる。
- 食品業界で役立つスキルを学べた。
- 副業OKなので社外でもキャリア形成可能。
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入社後のギャップ |
- ワークライフバランスが良い。
- 大企業らしくない雰囲気がある。
- のんびりしている。
- 思った以上に保守的だった。
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退職検討理由 |
- カゴメでの経験を活かして、能力の幅を広げたかったから。
- より厳しい環境下で仕事をしたかった。
- 自分の専門性をより高めたかったから。
- キャリアをどんどん開発したかった。
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ワークスタイル |
- 在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)を推奨。
- 時差出勤を心がける。
- 出張は原則として行わない。
- 就業中は原則マスク着用。
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給与・福利厚生
賞与の割合が大きいという声が複数ありました。業績変動なので多少の差はありますが、6~7カ月前後は貰えるという口コミがありました。給与に関して、大きな不満はない方が多いようです。評価は、これまで年功序列色が強かったが、少しずつ実力重視の制度へ変わってきているとのことです。
福利厚生は大手らしく、大変充実しているようです。ウォーキングキャンペーンや、健康器具・医薬品の補助が好評だという口コミがありました。カフェテリアポイント、勤続10年ごとに貰える旅行券も人気のようです。
ワークライフバランス
ワークライフバランスは非常に取りやすいという口コミが多くありました。有休消化8割という目標が掲げられており、以前より休みやすくなったという声もあります。2時間から有休取得可能なので、子供の送迎に使えるなど子育て世代に優しいという情報もありました。
また、全社的にお盆休みは取りにくい(トマトの旬であり、会社的に繁忙期)というカゴメらしい情報もありました。
社風
組織の風通しは非常に良いという意見が複数ありました。上司部下が「さん」付けで呼び合う、フリーアドレスを実施するなど社員同士のコミュニケーションが取りやすい環境だということです。明るく賑やかにプロジェクトを進めるような、大企業の割に家庭的な雰囲気があるという口コミもありました。
成長機会・キャリア開発
同業他社で即戦力として働けるだけのスキルを身につけられたという意見がありました。また、仕事の捉え方、課題設定と解決法のような仕事のベースとなるスキルが身に付いたという声もありました。他にも、手を挙げれば新しいことをさせてもらえる環境があるようです。
入社後のギャップ
入社後のギャップは少なく、想像通りのホワイト企業だったという意見が多くありました。仕事内容に関わらず、カゴメで働きたいと考える方も多いようです。
職種によっては、商品と直接関わっているという実感が得られないという意見もありました。
退職検討理由
日々の仕事に変化がなく安定しすぎている、厳しい環境でもっと挑戦したいと考える方は退職を検討したようです。落ち着いた社風で働きやすい環境だけど、ぬるま湯に漬かっている感じがしたという意見もありました。会社が嫌で転職したいというよりは、もっと成長したい、他の会社も経験してみたいというポジティブな理由が多かったです。
ワークスタイル
カゴメでは2014年度より働き方改革を実施しており、時差出勤やフレックスタイム、在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)などの各種制度を導入してきました。同時にこれらを支えるインフラ環境も整備してきたため、コロナの感染拡大に伴う全社的な在宅勤務にも、大きな混乱なく対応できているとのことです。
ちゅう
フレキシブルな働き方が可能で、明るく落ち着いた雰囲気があるようです。大企業の割に家庭的な面もあるようなので、安定した企業でしっかり腰を落ち着けて働きたい方に向いている会社かもしれません。
リアル
6.カゴメへの転職を成功させるには?
ここまで読んで、カゴメへの転職意欲は高まりましたか?
カゴメに転職する方法で一番おすすめしたいのは、転職エージェントの活用です。
※転職エージェントとは?
「エージェント」というのは、いわゆる「代理人」です。転職エージェントは、転職希望者と中途採用の求人を出している企業とをつなげるのが役割です。転職エージェントは、採用が成功した場合に企業から手数料がもらえるので、転職希望者からはお金をもらいません。そのため無料で利用できるサービスです。これらのサービスは、サイト上で登録をすると転職エージェントの方から面談の誘いがメールで来ます。そのうえで日程を調整してその転職エージェントの企業に訪問し、面談を行います。面談では、「具体的に転職を考えているのか」「なぜ今の会社を辞めようと思っているのか」「どういった会社に移りたいと思っているのか」というような質問があり、それに答えていくかたちになります。転職エージェントに登録する転職希望者は、「一刻も早く転職したい」という人もいれば、「特にまだ転職は考えていないが、良い求人があれば転職したい」など様々な思いを抱いています。そのため、面談で「具体的に転職を考えているのか」という質問に対して、「今は情報収集している段階です。」と答えても、まずイヤな顔はされないと思って大丈夫です。
では、カゴメに転職する場合に転職エージェントを活用すべき理由ですが、以下4点です。
- 一般には公開されていない、カゴメの求人情報について入手できる可能性がある。
- 書類選考・面接について、カゴメに特化した対策を行ってもらえる。
- 年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
- 転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。
一般には公開されていない、カゴメの求人情報について入手できる可能性がある。
例えばdodaの場合、サイト上で公開されている求人の3倍以上もの非公開求人を取り扱っています。
※転職エージェントはなぜ全ての求人を公開しないのか?
転職エージェントは全ての求人を公開しない、というよりは公開できないのです。これはなぜかと言うと、企業は人ありきとよく言われますが、あくまでビジネスあってこその人と言うこともできます。要するに、既存ビジネスの強化・新規ビジネスの創出を行うために人が必要なのです。そのため、特に新規ビジネスについては、開始する前、もしくは開始して間もなくは他社にそのことを知られたくありません。中途採用の募集を行ううえでも、自社のサイトはもちろん、転職サイトにもその情報を載せたくないのです。そうすると、転職エージェントにそのような中途採用求人が集まることになります。なぜ転職エージェントなのかと言うと、転職希望者個人と対面する必要があり、情報をオープンにする必要が無いからです。ちなみに、公開されている求人と比べて、戦略的な採用という色が濃いため年収やポジションも好条件のものが多いのが一般的です。
転職エージェントの大手であればあるほど、カゴメの非公開求人も取り扱っています。
あなたのような転職希望者の適性に応じて提示してくれますし、適性に合う求人が無い場合でも、カゴメに対して適性に合う求人が無いか、あなたを売り込みに行ってくれることもあります。
そのため、カゴメのサイトや転職サイト・転職エージェントのサイト上の求人を見て、自分に合う求人が無い場合には、非公開で取り扱いが無いか、転職エージェントに尋ねてみることをおすすめします。
書類選考・面接について、カゴメに特化した対策を行ってもらえる。
転職エージェントは、過去に多くの転職希望者の転職を実現させているため、転職人気企業であればあるほど、その機会に多く携わっています。そのため、選考スタイルや選考プロセスについて熟知しており、ノウハウが豊富です。
どんな人なら受かって、どんな人なら落ちてしまうのか。面接でどういう質問がされ、それにどう答えれば受かり、落ちる場合は答え方がまずかったのか、答える内容自体が間違っていたのか。そのような過去実績に基づく膨大なデータを保有しています。
その根拠データやノウハウを用いて、カゴメの書類選考を突破するために、職務経歴書上でどんな内容をどんな風にアピールした方が良いのか、面接の段階では想定される複数の質問に対して、どう答えた方が良いのか、サポートしてもらえます。
さらに、面接担当者にはどんな傾向があるのか(結論から論理立てて話すようにしないと、60分の面接でも30分で終わってしまうなど。。)、求人情報ではまず触れられるはずのない情報も持っているため、転職サイトや企業サイトから応募するよりも圧倒的に有利に進められます。
なお、これは意外だと思いますが、このように転職エージェントは転職人気企業ほどパイプが太いため、仮に採用企業側が面接であなたを落とすと判断した場合でも、掛け合ってくれて通過させてくれることもあったりします。
基本的に、面接については終了後に転職エージェントに「面接終了しました。」と電話連絡を入れるステップがあります。その際、「おつかれさまでした。面接はいかがでした?」と面接の苦労を労ってもらえるとともに、「うまく答えられなかった質問はありましたか?」など丁寧にフォローを入れてくれます。その内容をもって、転職エージェントはあなたの代理となり、その後採用企業側にフォローを入れてくれるのです。
ただ、全ての転職エージェントがそういった対応を行ってくれるわけではありません。転職エージェントは良いところだけを選ぶようにしましょう。
年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
転職するうえで、重要なものの1つは年収でないでしょうか。 年収については、残業の有無と同様に面接で質問することは難しいと思います。
「年収〇万円以上」「年収〇万円~〇万円」という求人情報がほとんどですが、転職エージェントは、転職希望者の適性と過去の転職成功者の適正をマッチングして、「この人なら年収〇万円だろう」などとあたりをつけます。そのうえで、最終面接、もしくはその後に企業から実際の金額について転職エージェントに連絡が入ります。
その段階で、前もってあなたが事前に伝えていた金額よりも低ければ企業側と交渉してくれます。さらに、もしあなたが事前に伝えていた額と同等であった場合でも、それより高くならないか、掛け合ってくれるのです。
これは直接応募ではまず不可能なことだと思うので、転職エージェントに頼りましょう。
転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。
これまで見ていただいたとおり、会社自体の情報は事前に仕入れることができても、実際に配属される部署についての情報を仕入れることは不可能に近い、というか不可能でしょう。
一緒に働くうえで、その部署の上司・同僚のタイプや新卒中途・男女の比率、他の関連部署との力関係、会社の中での位置づけなど、事前に知っておくことに越したことはありません。転職エージェントはそういった情報も保有していますので、気になることはどんどん聞いてみましょう。
併せて、気になった会社については、いろいろ悪い口コミ情報などもネットなどで見かけることがあるでしょう。そういった口コミ情報が正しいのか、間違っているのかについても、聞いてみるのが良いでしょう。
ちゅう
そもそも自分に合った会社なのか、合う場合、受かるためにどうしたら良いか、転職エージェントを味方につけるのが効率的ですね。
リアル
7.カゴメへの転職で、おすすめの転職エージェントは?
転職エージェントは有名な会社だけでも10社近くあります。
実際相手にする担当者との相性含め、当たり外れが多いのが実際のところです。登録や面談の手間、日ごろの電話・メール対応も考えると、どの転職エージェントと付き合うかについては、失敗は許されないと言っても過言ではありません。
カゴメに転職するために登録すべき転職エージェントを、以下の観点で選びました。
- カゴメの求人について、取り扱い実績がある。
- カゴメへの転職をサポートできるノウハウを持っている。
- カゴメ以外の求人情報についても豊富に保有しており、そのような求人についても成功までサポートするノウハウを保有している。
これらの要素が全て当てはまる、具体的におすすめしたい転職エージェントは以下4社です。 登録自体は2~3分で済みます。無料なので費用面のリスクもありません。
|
登録すべきか |
特徴 |
リクルートエージェント |
◎ |
業界最大手。カゴメへの転職サポート実績多数。 |
doda |
◎ |
業界2番手。カゴメへの転職サポート実績多数。提案力に強み。 |
ビズリーチ |
〇 |
ダイレクトリクルーティングが活発で、職務経歴書が目につけば人事担当者が連絡してくる可能性あり。 |
ただ、この2社については最大手でもあり、他の転職希望者も多数抱えるため、対応スピードなどサポートに満足が行かない場合もあるかもしれません。それも踏まえ、『
ビズリーチ』も登録しておく方が良いでしょう。
ちなみに、登録完了後、転職エージェントから連絡が来るタイミングはマチマチです。早いところもあれば遅いところもあります。一方で、登録する内容については転職エージェントによる違いはほとんど無く、同じ作業の繰り返しです。
そのため、登録するエージェントが決まったら、一気にまとめて登録してしまう方が効率的です。
各社の特徴は、以下のとおりです。
リクルートエージェント|業界最大手・求人企業からの圧倒的な信頼度
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。
業界最大手のため、カゴメへの転職実績は多数あり、以下のメリットがあります。
- カゴメへの転職実績が多数あり、転職希望者へのサポートノウハウが豊富
- カゴメ側からの信頼も厚く、非公開求人の充実につながっている。
カゴメへの転職に一番直結する転職エージェントと言えるでしょう。
doda|業界No.2・転職希望者に対する高い提案力
『
doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。 非公開求人は8万件、登録者数は370万人の規模に上ります。 拠点は全国に10カ所(※)あります。 ※東京、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、京都、兵庫、広島、福岡
おすすめの求人を紹介してくれる段階になると、結構絞って紹介してくれます。 また、求人企業とのやりとりは担当が別なので、求人について細かい質問をした時など、その場で回答をもらえないこともあります。当然後からきちんと回答はもらえますので、聞きたいことは遠慮せずに聞いておくべきです。
転職希望者のニーズを掘り下げてくれるため、面談時間も2時間ぐらい見ておいた方が良いでしょう。
ビズリーチ|企業の採用担当者からダイレクトリクルーティングに強み
『
ビズリーチ』は、人材系ベンチャーのビズリーチが運営する転職支援サービスです。
特徴的なのは、ダイレクトリクルーティングという概念を日本にもたらした第一人者的な存在というところです。数多くの転職希望者のデータを求人企業に公開、転職エージェントなどを通さずに企業側が直接転職希望者にアプローチできる、画期的な取り組みです。この方法を取り入れる企業は拡大する一方のようです。なお、ダイレクトリクルーティングだけではなく、多数のヘッドハンターも利用するサービスのため、転職エージェントとは違う角度で求人を入手できる機会も望めるサービスです。
リアル
8.転職エージェントを上手に使いこなすには?
ここからは、実際に『
リクルートエージェント』『
doda』『
ビズリーチ』のいずれか、もしくは全て登録完了した後の話になります。
転職エージェントの担当者から、面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。
仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。
転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
求人企業との面接とは違い、転職エージェントは橋渡し役の立場になるため、「どんな会社を受けたいのか、どんな会社は受けたくないのか」「どんな仕事がしたいのか、どんな仕事はやりたくないのか」この辺は遠慮なく伝えてください。
言ってしまえば、転職エージェントにとって、転職希望者は「商品」という位置付けです。そのため、転職希望者がどんな人間なのか?もちろん初対面ですから知らないわけで、それを知ることによって、提示される求人の精度が高まります。あなたにとっても、求める求人情報以外は提示されたくないと思いますので、遠慮なく最初に本音を伝えておきましょう。
また、複数の転職エージェントを利用する場合、その旨も先に伝えておきましょう。そうすることで、他の転職エージェントに勝つために、あなたへの対応優先度が上がる可能性があります。
転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
- 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
- その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
※「ネット上での口コミを見て興味が持てない」というのは、現実性に乏しく、あまりおすすめできません。ただ、その際はその口コミ内容を伝えたうえで、実際はどうなのか聞いてみると良いでしょう。また、転職エージェントの担当者によっては、「口コミサイトは当てにならないし、見ない方がいいですよ。」とあなたに言ってくる場合もあります。そういった担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうことも視野に入れたうえで興味が湧かず断りたい、と意思を表示しましょう。
逆に、以下のような断り方はやめましょう。
- 理由を伝えることなく断りを入れる。
- 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
このような対応を行うと、その後紹介される求人がガクっと減ってしまうなど、担当者にとってのあなたの対応優先度が低くなってしまい損につながります。
転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
- なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
- いつ頃から募集しているのか。
- 現時点で決まっていない理由は何なのか。
- 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
このような確認を行い、得られた情報を書類選考・面接対策に反映することで、あなたの転職成功確率が高まることでしょう。
転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。
転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。
- うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
- 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
- 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
- メール返信等、対応がとても遅い。
転職エージェントにとっても、避けたいのはあなたが他の転職エージェントに逃げてしまうことです。そのため、その担当者に対して、思い切って担当者変更を依頼しましょう。
その際、注意点は以下のとおりです。
- (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
- 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
このように依頼すれば、悪い印象を与えることなく、スムーズな担当者変更につながるはずです。
主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。
これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、
「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントは転職のプロとして、あなたと対等の立場で接してくることが多いです。ただ、中には「どんどん応募しないといつまでも決まりませんよ。多少希望と違ったとしても、まずは受けてみましょう」など、とにかく数をこなすよう促される場合もあります。
その際、転職エージェントに振り回されることなど決して無いよう「主導権は自分にある」ということを肝に銘じましょう。「転職エージェントと上手に付き合う」というのは、「転職エージェントを上手に使いこなす」ということです。
決して高慢な態度を出してはいけませんが、「この転職希望者にはぜひ成功して欲しい!しっかり協力しよう!」と、気持ち良く仕事をしてもらうようにしましょう。担当者もあなたと同じ人間です。「最低限のビジネスマナーを守る」「約束は守る、できない約束はしない」「なるべく早めの対応を心がける」など、普段の仕事と同様の感覚で接しておけば間違いないと言えるでしょう。
ちゅう
転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。
リアル
ここまで読んでいただいた、あなたに
カゴメへの転職について、必要な情報は全て提示しました。
転職人気企業ですが、部署によっては激務だったりと、部署単位で満足度が異なる企業という側面もあります。会社としてだけで判断するのではなく、実際どんな環境で働くのか、部署レベルまで落とし込んだ情報収集を行い、そのうえでチャレンジしてみることを強くおすすめします。
カゴメへの転職に成功するために抽出した転職エージェント
転職が実現した後、どんな人生を描けるかが本当の勝負です。
「この会社に転職してみて、確かに大変なところもあるけど、それはある程度事前に知っていたことだ。決めたのは自分なんだから頑張って続けよう。」
そういった転職が実現できるよう、少しでも力になれましたら光栄です。
ちゅう
リアル