中途採用で、サイボウズに転職したい、と考えている方は多いかと思います。グループウェアを開発する会社で、クラウド型の業務アプリ開発基盤「kintone」などが有名ですね。
このページでは、サイボウズへの転職について、どうしたら正確な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう対処すべきか、現役エージェントの知見から、サイボウズへの転職について触れたいと思います。
ちゅうちゅう

新卒向けの内容は省き、完全に転職者・中途入社社員に特化した内容です。読んで損はないはずです。

リアルリアル

(サイボウズ。うおォンうおォン。)

サイボウズの転職難易度は高いと言えます。かつては離職率28%のいわゆるブラック企業であったサイボウズですが(現在の離職率は3~5%程度)、企業理念の見直しや多様な働き方の推進により、新卒・中途問わず人気の会社となりました。少し古いですが2019年の対談の中で、人事本部部長の青野誠氏が「キャリア採用を通るのは1%程度」と語っており、応募倍率がかなり高く転職が難しい企業であることが分かります。
ただ中途採用には積極的なようで、エンジニアを中心に多くの求人があります。現時点ではサイボウズ公式サイトだけでなく、複数の転職エージェントに公開求人があります。転職エージェントはそれぞれ独自の非公開求人を持っているので、転職エージェントを使う際は何社か登録することをおすすめします。

2.サイボウズへの転職についての所見まとめ

次章以降で詳細について触れますが、サイボウズへの転職についての所見をまとめます。

転職を考える際、押さえるべきサイボウズの特徴

  • 情報共有の為のグループウェアを開発・販売する会社で、「kintone」「サイボウズ Office」などの主力製品がある。
  • フラットな会社で情報がオープン、福利厚生は持株会が人気。
  • エンジニア系を中心に、幅広い職種で募集がある。
  • サイボウズの企業理念に共感できることが採用の大前提。
  • 働き方宣言という制度があり、非常にフレキシブルな働き方が可能。
  • 「社外的価値」と「社内的価値」の両軸で給与が決まる。

サイボウズへ転職するために、押さえておくべきポイント

  • 企業理念に如何に共感できるかという点と、給与の決め方が独特なのでそれに納得できるかという点が重要。
  • 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。

3.サイボウズってどんな会社?

項目 内容
会社名 サイボウズ株式会社
代表者 代表取締役社長    青野 慶久
本社所在地 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 27階
設立 1997年8月8日
資本金 613百万円(2023年12月末現在)
主な事業内容 グループウェアの開発、販売、運用。チームワーク強化メソッドの開発、販売、提供。
従業員数 単体:1,003名 連結:1,276名(2023年12月末現在)

事業内容

サイボウズは1997年、情報共有を行うツールであるグループウェアを開発・販売する会社として創業しました。主力製品には「kintone」「サイボウズ Office」「Garoon」「メールワイズ」などがあります。また、長年サイボウズで取り組んでいる制度・風土改革で得たノウハウをチームワークメソッドとして言語化・可視化する研究を行っており、これらは次世代の製品・サービスの基盤となります。

今後の事業展開

サイボウズには、サイボウズ製品を単体で利用するのではなく、プラグインや連携サービス、構築パートナー、人材育成サービスなどを含めて考える「エコシステム」というアプローチがあります。このパートナーとの協業体制はサイボウズの強みでもあり、kintoneを軸としたエコシステムをさらに拡大させるとしています。また、AI機能を備えたkintoneとの連携サービスも強化中です。

海外展開

これまで海外進出している日系企業をターゲットとして、拠点ごとにマーケティングや営業活動を進めてきましたが、現在では、本格的に現地ローカル企業に注力するための戦略にシフトしています。すでに進出しているアメリカ、中国、東南アジア、オセアニアを中心に投資を拡大するとしています。また、日本同様に海外でもパートナービジネスを重視しており、パートナー企業の新規開拓に取り組んでいます。

4.サイボウズの現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)

サイボウズの口コミや内部情報について、転職口コミサイトのOpenWorkenライトハウス転職会議キャリコネを参考に紹介します。新卒入社と中途入社では当然差があることを踏まえ、中途入社した人のみの内部情報です。
項目 コメント
給与・福利厚生
  • 同業種の中では平均的な給与額。
  • 賞与は全員一律でインセンティブ等はない。
  • 自分で昇給交渉する必要がある。
  • 持株奨励金が100%出る。
ワークライフバランス
  • 様々な面で非常に働きやすい。
  • 有休を取得しやすい。
  • 仕事重視/家庭と両立、どちらも個人で選べる。
  • バランスが取りやすく、副業も可能。
社風
  • フラットな社風で、情報がオープン。
  • コミュニケーションが活発で風通しが良い。
  • 大雑把でベンチャー気質が残っている。
  • チームワークを重視。
成長機会・キャリア開発
  • 多種多様な勉強会が頻繁にある。
  • 資格取得補助制度がある。
  • 学びの意欲があれば、成長の機会は多い。
  • 「大人の体験入部」制度がある。
入社後のギャップ
  • 想像以上に働き方改革が進んでいる。
  • 給与の上げ幅が小さい。
  • サイボウズ独特の文化がある。
  • 思ったより企業理念への共感が重視されている。
退職検討理由
  • 評価基準が曖昧。
  • 思ったより給与が上がらない。
  • 会社に共感できなくなった。
  • さらに成長しようと思ったから。
ワークスタイル
  • 在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)が浸透している。
  • 中抜けが可能。
  • 時短勤務や副業も可能。
  • コアタイムなしのフレックス制度がある。

給与・福利厚生

サイボウズの給与はその人の市場価値で決定されます。市場価値は、「社外的価値」と「社内的価値」の2つで決まります。等級や給与テーブルがない為、どのように評価されているのか分かりにくいという意見が複数ありました。高給とは言えないようですが、給与以外を重視している人が多く、不満の声は少ないようです。
福利厚生は持株会が人気のようです。持株会に入ると月給の1割まで自社株を買うことができ、持株奨励金が100%出る(自分が出した額と同額の補助が出る)とのことです。

ワークライフバランス

ワークライフバランスは大変優れているという意見が多かったです。場所、時間の制限なく柔軟に働くことが可能で、ワーク重視型・ライフ重視型・バランス型とそれぞれ自分に合った働き方を選べるようです。突発的な休みもチームメンバーでサポートする風土があり、休みやすいという意見がありました。

社風

チームワーク溢れる会社を作るという理念のもと、フラットな情報共有が実現しており、階級や年次による情報格差はほぼないという意見がありました。何でもオープンにする文化で、役員会議の議事録や他部署の業務情報など、通常見られないような情報まで公開されているようです。企業理念が形骸化せず、利益第一というより理念第一で行動する文化があるという声もありました。

成長機会・キャリア開発

周囲に気軽に聞ける雰囲気があるので、分からないことはどんどん質問して、他のメンバーのノウハウやスキルを参考にしやすい環境であるようです。また、「大人の体験入部」という制度があり、1日〜3ヶ月の期間で所属部署以外の部署に行き、実際の仕事を経験できるという口コミがありました。その他、研修制度が整っている、勉強することを奨励する雰囲気があるなどの声がありました。

入社後のギャップ

上場企業ではあるものの、給与はそこまで高くなかったという意見がいくつかありました。給与よりも、自分のやりたいことができるか、思い通りの働き方ができるか等を重視して入社したほうが、満足度が高いようです。また、社内フローがそこまで整備されていない面があり、よく言えばフレキシブル、悪くいえば場当たり的な対応を迫られることもそれなりにあったという意見がありました。

退職検討理由

評価基準が曖昧で、他人との給与差の理由に納得できないという意見がありました。営業職は売り上げで評価されず市場での評価と比べるので、不満を感じることがあるようです。その他、刺激が足りないので同業他社へ転職した、もっとチャレンジングな環境で挑戦したくなった等の前向きな理由もありました。そもそも退職を検討していないという声もありました。

ワークスタイル

多様な働き方に関して、ほかの会社と比較しても一歩抜きんでている、世界の企業と比べてもトップクラスという意見がありました。できるだけ仕事を属人化させないような仕組みがあったり、何かあったときは周囲が助けてくれたりと、非常に柔軟な働き方ができる環境が整っているようです。
ちゅうちゅう

ワークライフバランスがとても優れている会社のようです。自分の希望に沿った働き方ができるようなので、ライフを充実させたい方に向いているかもしれません。

リアルリアル

(考えるな。感じるんだ。)

5.サイボウズは、転職者に対してどんな人材を求めている?

募集職種

中途採用で募集中の職種は、エンジニア職、営業、経理、法務など多岐にわたっています。現時点では幅広い職種で募集しているようです。サイボウズにはIT業界・職種未経験でもチャレンジできるポテンシャル採用がありますが、現時点では募集していないようです。また、サイボウズで働くことを複(副)業と位置づけ、柔軟な契約形態で仕事をするという複業採用も行っています。

求める人材

  • サイボウズで活躍するための第一条件は、存在意義(Purpose)と文化(Culture)で構成される企業理念(理想)への共感。
  • 問題を深く探求して課題を設定し、問題から逃げずに立ち向かう姿勢を持つ人材を求めている。
  • 周囲の協力を得るためにコミュニケーションを行い、相手の行動を引き起こすスキルが必要。

サイボウズは採用において、カルチャーフィットを大切にしています。「サイボウズでその人らしく働けるか」「役割を果たすことに楽しさを感じられるか」などについて、面接の場では正直な姿勢で対話を重ねていきたいと考えています。その上で、マッチングをはかる指標として設定しているのが、「共感」と「スキル」です。

サイボウズの採用情報ページには、社員の方のインタビューやユニークな制度の紹介が載っています。どこの部署の社員が、日頃何を考え、どのように仕事に取り組んでいるのか、人間性も含め感じることができるでしょう。あなたが興味のある事業に取り組む社員の方の意見は、書類・面接対策においても必ず目を通しておきましょう。

給料(年収)

平均年間給与:664万円(2023年12月31日現在)
平均年齢:35.3歳(2023年12月31日現在)
平均勤続年数:5.7年(2023年12月31日現在)

労働時間

平均残業時間:14~21時間/月
ワークライフバランスを重視している社員が多く、残業時間は少ないようです。サイボウズには「働き方宣言制度」があり、勤務時間や場所などを自由に選択することができ、残業時間を気にせずしっかり働くことももちろん可能です。働き方宣言は1ヶ月ごとに変更できるようなので、ライフステージの変化に合わせて労働時間をコントロールできます。
ちゅうちゅう

エンジニアを中心に、幅広い職種で多くの募集があります。採用にあたって最重視していることは企業理念への共感なので、まずは企業理念をしっかりと理解しましょう。

リアルリアル

(いいじゃないか。)

6.サイボウズの求人情報にはどんな傾向がある?

転職サイトを各種調べたところ、各種エンジニア、営業、企画、Webディレクター、プロダクトデザイナー等の求人がありました。その求人を調べると、以下の傾向があります。
  • Webエンジニア、ソリューションエンジニア、データエンジニアなどエンジニアの求人が多い。
  • 経理、法務などの管理系職種は求人が少ない。
  • 学歴不問の求人が多い。
ただ、これはあくまで一般に公開されている求人であり、非公開の求人というものがある可能性があります。
例えば、転職エージェントのdodaの場合、非公開求人が公開求人の3倍以上の規模に上るため、doda非公開求人の方には他の技術系・事務系職種も含まれている可能性があります。
ちゅうちゅう

幅広い職種で募集があるようですが、隠れ求人の存在は気になるところです。

リアルリアル

(いわゆる裏メニューってやつか。悪くない。)

7.サイボウズの選考対策

サイボウズの選考ステップや経験者の口コミについて、転職口コミサイトのワンキャリアプラスOpenWorkを参考に紹介します。
サイボウズの面接では、企業理念に共感しているかどうか、カルチャーにフィットするか等を主に見ているようです。特に企業理念への共感は重視しており、その共感理由が上辺だけのものでなく過去の出来事に基づいて述べられているのか、という点を見られているような気がしたという口コミがありました。
また、これまでのキャリアよりもサイボウズに対する印象や知識を問う質問が多かったという声がありました。企業分析に時間をかけ、サイボウズのカルチャーや製品に対する理解を深めておくと良いと思います。志望動機はかなり深掘りされるようなので、自己分析もしっかり行いましょう。

選考ステップ

サイボウズの選考ステップは、以下のように進みます。詳細に見ていきましょう。
  1. 応募・書類選考

  2. 面接(3回前後)

応募・書類選考

サイボウズの応募方法は大まかに言って、公式サイトから直接自分で応募するか、転職サイト・転職エージェント経由で応募するか二通りの方法があります。エンジニアの採用ではリファラル採用も増えているようです。
サイボウズは適性検査を実施していないようなので、書類選考が非常に重要となってきます。職種によっては履歴書・職務経歴書だけでなく、「何故サイボウズを志望するのか、サイボウズで何がしたいのか」を400字程度でまとめて提出する必要があります。
志望動機を深掘りする為に自己分析を行う際、一人だと煮詰まる時があるかもしれませんね。そんな時こそ、転職のプロである転職エージェントの力を借りてみてはどうでしょうか。客観的な視点から意見をもらい、一気に自己分析が進んだという口コミもありました。

面接(3回前後)

1次面接が現場社員、2次面接が部長クラス、最終面接が役員との面接となることが多いようです。面接官が応募資料をよく読み込んでおり、深掘りされる質問が多いという口コミがありました。また、一般的な質問が多かったという声と、テンプレ的な質問は少なく、その場で考える頭の回転を問われるような質問が多かったという声の両方がありました。職種によって異なるのかもしれません。
実際に以下のような質問がされたようです。
  • サイボウズで何がしたいか、5年後どんな人材になっていたいか。
  • 希望職種を選んだ理由、その職種で活躍できると思った理由。
  • サイボウズを知ったのはいつか、サイボウズの印象はどうか。
  • サイボウズの一番の魅力は何か。
  • サイボウズ製品の印象、売るとしたらどの製品がよいか。
  • サイボウズのサービスがどういうものか知っているか。
  • 他のSaaS企業ではなくサイボウズを選んだ理由。
  • これまでの経歴で苦労した点は。
  • 自分にマッチしている働き方はどんなものか。
  • チームワークとは。
  • 現在のチームでのあなたの役割、周りからどう思われているか。
  • 過去にした一番大きな失敗は何か。
自己分析も重要ですが、企業分析は更に念入りにやった方が良さそうです。サイボウズに関する質問が多く、どれくらい会社のことを知っているのかを鋭く問われるようです。サイボウズの公式サイトに記載されている社員の話などを、どこまで確認しているか質問されたという口コミもありました。
社長である青野慶久氏の著書を読んだり、サイボウズのオウンドメディア「サイボウズ式」を読んだりするなど、できる限り会社の情報を集めておきましょう。企業理解を深めた上で、なぜサイボウズを志望するのか、相手を納得させられるような理由を考えると良いと思います。
また、「チームワークあふれる社会を創る」という企業理念を非常に大切にしています。自分の考えるチームワークとは何か、チームで働く場合にどのような立ち位置でやってきたのか等を答えられるようにしておきましょう。

選考の口コミ

法人営業

カルチャーフィットするかどうかを強く見られている。MVVC(ミッション・ビジョン・バリュー・カルチャー)を調べておくことが大事。 

インサイドセールス

青野社長の著書を読むなど、サイボウズのことを深く知ってから受けるべきだと思う。

プログラマ

用意された絵を見てどのように感じたか、作品に込められたメッセージは何だと思うかなどの質問を受けた。

法人営業

転職理由や今後どうしたいかなどを重点的に聞かれた。

サイボウズの面接は終始和やかに進行した、面接というよりディスカッションに近く、フレンドリーな雰囲気だったなどの口コミが多くありました。能力を見るというよりも、候補者の考えや思いを理解しようとしてくれる面接のようです。一部、最終面接の雰囲気が和やかとは言えないという口コミがありました。1次、2次の面接が和やかなだけに、緊張感が浮き彫りになってしまったのかもしれません。

8.サイボウズへの転職を成功させるには?

ここまで読んで、サイボウズへの転職意欲は高まりましたか?

サイボウズに転職する方法で一番おすすめしたいのは、転職エージェントの活用です。

※転職エージェントとは?
「エージェント」というのは、いわゆる「代理人」です。転職エージェントは、転職希望者と中途採用の求人を出している企業とをつなげるのが役割です。転職エージェントは、採用が成功した場合に企業から手数料がもらえるので、転職希望者からはお金をもらいません。そのため無料で利用できるサービスです。これらのサービスは、サイト上で登録をすると転職エージェントの方から面談の誘いがメールで来ます。そのうえで日程を調整してその転職エージェントの企業に訪問し、面談を行います。面談では、「具体的に転職を考えているのか」「なぜ今の会社を辞めようと思っているのか」「どういった会社に移りたいと思っているのか」というような質問があり、それに答えていくかたちになります。転職エージェントに登録する転職希望者は、「一刻も早く転職したい」という人もいれば、「特にまだ転職は考えていないが、良い求人があれば転職したい」など様々な思いを抱いています。そのため、面談で「具体的に転職を考えているのか」という質問に対して、「今は情報収集している段階です。」と答えても、まずイヤな顔はされないと思って大丈夫です。
では、サイボウズに転職する場合に転職エージェントを活用すべき理由ですが、以下4点です。
  • 一般には公開されていない、サイボウズの求人情報について入手できる可能性がある。
  • 書類選考・面接について、サイボウズに特化した対策を行ってもらえる。
  • 年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
  • 転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。

一般には公開されていない、サイボウズの求人情報について入手できる可能性がある。

例えばdodaの場合、サイト上で公開されている求人の3倍以上もの非公開求人を取り扱っています。

※転職エージェントはなぜ全ての求人を公開しないのか?
転職エージェントは全ての求人を公開しない、というよりは公開できないのです。これはなぜかと言うと、企業は人ありきとよく言われますが、あくまでビジネスあってこその人と言うこともできます。要するに、既存ビジネスの強化・新規ビジネスの創出を行うために人が必要なのです。そのため、特に新規ビジネスについては、開始する前、もしくは開始して間もなくは他社にそのことを知られたくありません。中途採用の募集を行ううえでも、自社のサイトはもちろん、転職サイトにもその情報を載せたくないのです。そうすると、転職エージェントにそのような中途採用求人が集まることになります。なぜ転職エージェントなのかと言うと、転職希望者個人と対面する必要があり、情報をオープンにする必要が無いからです。ちなみに、公開されている求人と比べて、戦略的な採用という色が濃いため年収やポジションも好条件のものが多いのが一般的です。
転職エージェントの大手であればあるほど、サイボウズの非公開求人も取り扱っています。
あなたのような転職希望者の適性に応じて提示してくれますし、適性に合う求人が無い場合でも、サイボウズに対して適性に合う求人が無いか、あなたを売り込みに行ってくれることもあります。
そのため、サイボウズのサイトや転職サイト・転職エージェントのサイト上の求人を見て、自分に合う求人が無い場合には、非公開で取り扱いが無いか、転職エージェントに尋ねてみることをおすすめします。

書類選考・面接について、サイボウズに特化した対策を行ってもらえる。

転職エージェントは、過去に多くの転職希望者の転職を実現させているため、転職人気企業であればあるほど、その機会に多く携わっています。そのため、選考スタイルや選考プロセスについて熟知しており、ノウハウが豊富です。

どんな人なら受かって、どんな人なら落ちてしまうのか。面接でどういう質問がされ、それにどう答えれば受かり、落ちる場合は答え方がまずかったのか、答える内容自体が間違っていたのか。そのような過去実績に基づく膨大なデータを保有しています。
その根拠データやノウハウを用いて、サイボウズの書類選考を突破するために、職務経歴書上でどんな内容をどんな風にアピールした方が良いのか、面接の段階では想定される複数の質問に対して、どう答えた方が良いのか、サポートしてもらえます
さらに、面接担当者にはどんな傾向があるのか(結論から論理立てて話すようにしないと、60分の面接でも30分で終わってしまうなど。。)、求人情報ではまず触れられるはずのない情報も持っているため、転職サイトや企業サイトから応募するよりも圧倒的に有利に進められます。
なお、これは意外だと思いますが、このように転職エージェントは転職人気企業ほどパイプが太いため、仮に採用企業側が面接であなたを落とすと判断した場合でも、掛け合ってくれて通過させてくれることもあったりします
基本的に、面接については終了後に転職エージェントに「面接終了しました。」と電話連絡を入れるステップがあります。その際、「おつかれさまでした。面接はいかがでした?」と面接の苦労を労ってもらえるとともに、「うまく答えられなかった質問はありましたか?」など丁寧にフォローを入れてくれます。その内容をもって、転職エージェントはあなたの代理となり、その後採用企業側にフォローを入れてくれるのです。
ただ、全ての転職エージェントがそういった対応を行ってくれるわけではありません。転職エージェントは良いところだけを選ぶようにしましょう

年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。

転職するうえで、重要なものの1つは年収でないでしょうか。 年収については、残業の有無と同様に面接で質問することは難しいと思います。

「年収〇万円以上」「年収〇万円~〇万円」という求人情報がほとんどですが、転職エージェントは、転職希望者の適性と過去の転職成功者の適正をマッチングして、「この人なら年収〇万円だろう」などとあたりをつけます。そのうえで、最終面接、もしくはその後に企業から実際の金額について転職エージェントに連絡が入ります。
その段階で、前もってあなたが事前に伝えていた金額よりも低ければ企業側と交渉してくれます。さらに、もしあなたが事前に伝えていた額と同等であった場合でも、それより高くならないか、掛け合ってくれるのです。
これは直接応募ではまず不可能なことだと思うので、転職エージェントに頼りましょう。

転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。

これまで見ていただいたとおり、会社自体の情報は事前に仕入れることができても、実際に配属される部署についての情報を仕入れることは不可能に近い、というか不可能でしょう。

一緒に働くうえで、その部署の上司・同僚のタイプや新卒中途・男女の比率、他の関連部署との力関係、会社の中での位置づけなど、事前に知っておくことに越したことはありません。転職エージェントはそういった情報も保有していますので、気になることはどんどん聞いてみましょう。
併せて、気になった会社については、いろいろ悪い口コミ情報などもネットなどで見かけることがあるでしょう。そういった口コミ情報が正しいのか、間違っているのかについても、聞いてみるのが良いでしょう。
ちゅうちゅう

そもそも自分に合った会社なのか、合う場合、受かるためにどうしたら良いか、転職エージェントを味方につけるのが効率的ですね。

リアルリアル

(う~ん、そうきたか。)

9.サイボウズへの転職で、おすすめの転職エージェントは?

転職エージェントは有名な会社だけでも10社近くあります。
実際相手にする担当者との相性含め、当たり外れが多いのが実際のところです。登録や面談の手間、日ごろの電話・メール対応も考えると、どの転職エージェントと付き合うかについては、失敗は許されないと言っても過言ではありません。
サイボウズに転職するために登録すべき転職エージェントを、以下の観点で選びました。
  • サイボウズの求人について、取り扱い実績がある。
  • サイボウズへの転職をサポートできるノウハウを持っている。
  • サイボウズ以外の求人情報についても豊富に保有しており、そのような求人についても成功までサポートするノウハウを保有している。
これらの要素が全て当てはまる、具体的におすすめしたい転職エージェントは以下4社です。 登録自体は2~3分で済みます。無料なので費用面のリスクもありません。
登録すべきか 特徴
リクルートエージェント 業界最大手。サイボウズへの転職サポート実績多数。
doda 業界2番手。サイボウズへの転職サポート実績多数。提案力に強み。
ビズリーチ ダイレクトリクルーティングが活発で、職務経歴書が目につけば人事担当者が連絡してくる可能性あり。
特に『リクルートエージェント』『doda』の2社は登録を強くお勧めします。
ただ、この2社については最大手でもあり、他の転職希望者も多数抱えるため、対応スピードなどサポートに満足が行かない場合もあるかもしれません。それも踏まえ、『ビズリーチ』も登録しておく方が良いでしょう。
ちなみに、登録完了後、転職エージェントから連絡が来るタイミングはマチマチです。早いところもあれば遅いところもあります。一方で、登録する内容については転職エージェントによる違いはほとんど無く、同じ作業の繰り返しです。
そのため、登録するエージェントが決まったら、一気にまとめて登録してしまう方が効率的です。
各社の特徴は、以下のとおりです。

リクルートエージェント|業界最大手・求人企業からの圧倒的な信頼度

リクルートエージェント』は、リクルートが運営する業界No.1の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。
業界最大手のため、サイボウズへの転職実績は多数あり、以下のメリットがあります。
  • サイボウズへの転職実績が多数あり、転職希望者へのサポートノウハウが豊富
  • サイボウズ側からの信頼も厚く、非公開求人の充実につながっている。
サイボウズへの転職に一番直結する転職エージェントと言えるでしょう。
リクルートエージェント公式サイトhttps://www.r-agent.com/

doda|業界No.2・転職希望者に対する高い提案力

doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。 非公開求人は8万件、登録者数は370万人の規模に上ります。 拠点は全国に10カ所(※)あります。 ※東京、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、京都、兵庫、広島、福岡
おすすめの求人を紹介してくれる段階になると、結構絞って紹介してくれます。 また、求人企業とのやりとりは担当が別なので、求人について細かい質問をした時など、その場で回答をもらえないこともあります。当然後からきちんと回答はもらえますので、聞きたいことは遠慮せずに聞いておくべきです。
転職希望者のニーズを掘り下げてくれるため、面談時間も2時間ぐらい見ておいた方が良いでしょう。
doda公式サイトhttp://doda.jp/

ビズリーチ|企業の採用担当者からダイレクトリクルーティングに強み

ビズリーチ』は、人材系ベンチャーのビズリーチが運営する転職支援サービスです。
特徴的なのは、ダイレクトリクルーティングという概念を日本にもたらした第一人者的な存在というところです。数多くの転職希望者のデータを求人企業に公開、転職エージェントなどを通さずに企業側が直接転職希望者にアプローチできる、画期的な取り組みです。この方法を取り入れる企業は拡大する一方のようです。なお、ダイレクトリクルーティングだけではなく、多数のヘッドハンターも利用するサービスのため、転職エージェントとは違う角度で求人を入手できる機会も望めるサービスです。
ビズリーチ公式サイト https://www.bizreach.jp/
ちゅうちゅう

リクルートエージェント』『doda』は大手だからまずオススメってことですね。転職エージェントは何社登録してもタダですしね。そのうえで、いろんな担当者と意見交換できるわけですし。

リアルリアル

どーだ、どーなんだ。)

10.転職エージェントを上手に使いこなすには?

ここからは、実際に『リクルートエージェント』『doda』『ビズリーチ』のいずれか、もしくは全て登録完了した後の話になります。
転職エージェントの担当者から、面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。

仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。

転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
求人企業との面接とは違い、転職エージェントは橋渡し役の立場になるため、「どんな会社を受けたいのか、どんな会社は受けたくないのか」「どんな仕事がしたいのか、どんな仕事はやりたくないのか」この辺は遠慮なく伝えてください。
言ってしまえば、転職エージェントにとって、転職希望者は「商品」という位置付けです。そのため、転職希望者がどんな人間なのか?もちろん初対面ですから知らないわけで、それを知ることによって、提示される求人の精度が高まります。あなたにとっても、求める求人情報以外は提示されたくないと思いますので、遠慮なく最初に本音を伝えておきましょう。
また、複数の転職エージェントを利用する場合、その旨も先に伝えておきましょう。そうすることで、他の転職エージェントに勝つために、あなたへの対応優先度が上がる可能性があります。

転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
  • 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
  • その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
※「ネット上での口コミを見て興味が持てない」というのは、現実性に乏しく、あまりおすすめできません。ただ、その際はその口コミ内容を伝えたうえで、実際はどうなのか聞いてみると良いでしょう。また、転職エージェントの担当者によっては、「口コミサイトは当てにならないし、見ない方がいいですよ。」とあなたに言ってくる場合もあります。そういった担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうことも視野に入れたうえで興味が湧かず断りたい、と意思を表示しましょう。
逆に、以下のような断り方はやめましょう
  • 理由を伝えることなく断りを入れる。
  • 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
このような対応を行うと、その後紹介される求人がガクっと減ってしまうなど、担当者にとってのあなたの対応優先度が低くなってしまい損につながります。

転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
  • なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
  • いつ頃から募集しているのか。
  • 現時点で決まっていない理由は何なのか。
  • 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
このような確認を行い、得られた情報を書類選考・面接対策に反映することで、あなたの転職成功確率が高まることでしょう。

転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。

転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。
  • うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
  • 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
  • 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
  • メール返信等、対応がとても遅い。
転職エージェントにとっても、避けたいのはあなたが他の転職エージェントに逃げてしまうことです。そのため、その担当者に対して、思い切って担当者変更を依頼しましょう。
その際、注意点は以下のとおりです。
  • (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
  • 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
このように依頼すれば、悪い印象を与えることなく、スムーズな担当者変更につながるはずです。

主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。

これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントは転職のプロとして、あなたと対等の立場で接してくることが多いです。ただ、中には「どんどん応募しないといつまでも決まりませんよ。多少希望と違ったとしても、まずは受けてみましょう」など、とにかく数をこなすよう促される場合もあります。
その際、転職エージェントに振り回されることなど決して無いよう「主導権は自分にある」ということを肝に銘じましょう「転職エージェントと上手に付き合う」というのは、「転職エージェントを上手に使いこなす」ということです。
決して高慢な態度を出してはいけませんが、「この転職希望者にはぜひ成功して欲しい!しっかり協力しよう!」と、気持ち良く仕事をしてもらうようにしましょう。担当者もあなたと同じ人間です。「最低限のビジネスマナーを守る」「約束は守る、できない約束はしない」「なるべく早めの対応を心がける」など、普段の仕事と同様の感覚で接しておけば間違いないと言えるでしょう。
ちゅうちゅう

転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。

リアルリアル

(お頼み申します!)

ここまで読んでいただいた、あなたに
サイボウズへの転職について、必要な情報は全て提示しました。
転職人気企業ですが、部署によっては激務だったりと、部署単位で満足度が異なる企業という側面もあります。会社としてだけで判断するのではなく、実際どんな環境で働くのか、部署レベルまで落とし込んだ情報収集を行い、そのうえでチャレンジしてみることを強くおすすめします。
サイボウズへの転職に成功するために抽出した転職エージェント
転職が実現した後、どんな人生を描けるかが本当の勝負です。
「この会社に転職してみて、確かに大変なところもあるけど、それはある程度事前に知っていたことだ。決めたのは自分なんだから頑張って続けよう。」
そういった転職が実現できるよう、少しでも力になれましたら光栄です。
ちゅうちゅう

サイボウズの攻略がんばりましょう!

リアルリアル

(ごちそうさまでした!)