中途採用で、三菱UFJ銀行に転職したい、と考えている方は多いかと思います。日本を代表するメガバンクの一角として、知らない人はいませんね。
転職するために、「本当に大丈夫なのか?」と情報を探してみても、転職サイトやその企業のサイトには表向きの情報しか無いのは間違いありません。また、最近口コミ系のサイトが流行っていますが、それを見てみたとしても、そのサイト自体に登録するためのハードルもあり、登録したとしても情報量が膨大で見るのも大変です。結果、本当に転職して大丈夫なのか?と思ってしまうでしょう。
その一方で、この方法なら失敗しないという唯一無二のやり方が、単純ですがあります。
このページでは、三菱UFJ銀行への転職について、どうしたら正確な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう対処すべきか、現役エージェントの知見から、三菱UFJ銀行への転職について触れたいと思います。
このページを読んでいただければ、三菱UFJ銀行への転職についての情報は一通り揃っているかと思います。あなたが三菱UFJ銀行に転職すべきかの判断材料になり、さらに転職したいと思った場合、三菱UFJ銀行に理想の転職が実現できる可能性が高まるはずです。
ちゅうちゅう

三菱UFJ銀行に転職したい方向けの記事です。ちょっと長いですが、読んで損はないはずです。

リアルリアル

(三菱UFJ銀行。うおォンうおォン。)

次章以降で詳細について触れますが、三菱UFJ銀行への転職についての所見をまとめます。

転職を考える際、押さえるべき三菱UFJ銀行の特徴

  • 三菱UFJフィナンシャル・グループの中核会社であり、メガバンクの一つ。
  • メガバンクの安定感があり、保守的で堅実な社風。
  • 管理職試験に受かると、給与が大幅にアップする。
  • 自社HP上では、幅広い職種で求人がある。
  • 転職サイトでは、社内SEの求人が多い。
  • 残業は抑制されているが、職種と役職によってはかなりのハードワーク。
  • 常に公明正大かつ誠実な姿勢で仕事に臨む人材を求めている。

三菱UFJ銀行へ転職するために、押さえておくべきポイント

  • 三菱UFJ銀行のHP上では幅広く募集があるが、転職サイトで公開されている募集は限られた職種となっているようなので、注意が必要。
  • 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。

2.三菱UFJ銀行ってどんな会社?

項目 内容
会社名 株式会社三菱UFJ銀行
代表者 取締役頭取執行役員 三毛 兼承
本店所在地 東京都千代田区丸の内二丁目7番1号
設立 1919年(大正8年) 8月15日
資本金 17,119億円(単体)
主な事業内容 金融業及びその他付帯業務など。
従業員数 34,101人(2018年3月末現在)

事業内容

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は国内有数の金融持株会社であり、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱UFJリース、三菱UFJニコスなどを中心として金融事業を営んでいます。MUFG20187月に、銀行・信託銀行・証券の各グループが一体となって運営を推進する体制を構築しました。主に、以下の6事業本部制となっています。
  1. 法人・リテール事業本部(R&C
  2. コーポレートバンキング事業本部(JCIB
  3. グローバルCIB事業本部(GCIB
  4. グローバルコマーシャルバンキング事業本部(GCB
  5. 受託財産事業本部
  6. 市場事業本部
R&Cでは、個人や中堅・中小企業を対象とし、住宅ローン・貸出・資産運用・決済といったサービスの提供、事業・資産承継といったソリューション提案などを行っています。また、JCIBでは、日系大企業を対象として、貸出や決済、外国為替などのサービス提供や、M&Aや不動産などのソリューション提案を行っています。その他、資産運用、資産管理、年金のコンサルティングや、金利/債券・為替・株式のセールス&トレーディング業務など、幅広く金融業を展開しています。

今後の事業展開

MUFGは、持続的な成長のための具体的戦略として「11の構造改革の柱」を設定しています。これらの戦略をMUFGグループ各社、事業本部、コーポレートセンターが一体で推進し、営業純益で2,500億円程度の効果発現を目指すとしています。特に、複数の構造改革の柱を横断的に推進する重要な柱として、デジタライゼーション戦略があります。背景として、スマートフォンなどのデジタルデバイスの普及に伴い、来店による取引が減り、ネット決済が増加するなどといった「取引スタイルの変化」があります。こうした変化に対応して、利便性の高い多様な取引チャネルを提供し、オンライン取引の拡大や新規ビジネスを創出することによって、収益力の強化を目指すとしています。
また、20191月には非対面で各種手続きが行える、新たな機能特化型店舗「MUFG NEXT」をオープンしました。今後は、対面での相談に特化した「コンサルティング・オフィス」や、銀行・信託銀行・証券の共同店舗である「MUFG PLAZA(グループ共同店舗)」等も展開するとしています。

ペイメントネットワーク事業

MUFGと米国Akamai社が共同設立した「Global Open Network株式会社」は、201941日に国内の幅広い事業者にペイメントネットワークを提供する事業会社として「Global Open Network Japan株式会社」(GO-NET Japan)を設立しました。GO-NET Japan2020年上期の事業開始に向けて、準備を進めています。
ペイメントネットワークとは、クレジットカード会社などの事業者と店舗やECサイトを結ぶ決済ネットワークのことです。GO-NET Japanが提供するペイメントネットワークは、Akamaiと共同で開発した新型ブロックチェーン技術を採用しており、高水準のセキュリティ対策に加え、既存の技術では対応が難しい高速・大量決済が実現できます。GO-NET Japan2020年上期以降、クレジットカード・電子マネー・デジタル通貨・ポイント・プリペイドカードなどを対象に、サービスを提供していく予定です。

3.三菱UFJ銀行は、転職者に対してどんな人材を求めている?

募集職種

中途採用で募集中の職種は、ファイナンシャル・プランナー、審査業務、フロー・トレーダー、システム企画、海外進出アドバイザリーなど多岐にわたっています。現時点では幅広い職種で多数の求人があるようです。
募集は詳細に分かれており、応募要件も様々です。TOEIC860点以上など、英語力を必要とする求人もありました。専門的な業務が多く、金融機関での業務経験が応募資格となっているものも多くありました。

求める人材

三菱UFJ銀行の採用情報ページには、求める人材像として以下のようなメッセージが紹介されています。

『「高い人間力とスキル・専門性を有するプロフェッショナルとして、変化を先取りし、変革に挑戦することを通じ、中長期的に高い成果・貢献を実現できる人材」それが当行において求められる人材像です。私たちは、「真のプロフェッショナル」として、常に世界から信頼される存在であり続けるべく、時代の先を見据え、変化を自らの成長の機会と捉え、日々、『成長と挑戦』を実践し続けます。』

また、三菱UFJ銀行には、「信頼・信用」、「プロフェッショナリズムとチームワーク」、「成長と挑戦」という三つの共有すべき価値観があります。これらのメッセージから
  • 社会的責任の重さを十分認識し、常に公明正大かつ誠実な姿勢で仕事に臨む人材
  • プロとしての自覚と責任を持ち、互いに尊重・切磋琢磨しながらチームワークを大切にできる人材
  • 変化を自らの成長の機会ととらえ、現場を重視しながら新たな領域へ挑戦できる人材
を求めていると考えられます。
そして、メガバンクの中でも特に堅実な社風であるようなので、規律を守ることに抵抗がなく、コツコツと正確な仕事ができる真面目な人材を求めているとも言えるかもしれません。
三菱UFJ銀行の採用情報ページには、様々な職種の社員の方のインタビューが紹介されています。どこの部署の社員が、日頃何を考え、どのように仕事に取り組んでいるのか、人間性も含め感じることができるでしょう。あなたが興味のある事業に取り組む社員の方の意見は、書類・面接対策においても必ず目を通しておきましょう。他にも、人材育成やキャリア&ライフデザインなどがあり、転職へのヒントを与えてくれると思います。一度じっくり見てみることをおすすめします。

給料(年収)

平均年間給与:773万円 (2018年3月現在)
平均年齢:37.5歳(2018年3月現在)
平均勤続年数:14.1年(2018年3月現在)

労働時間

平均残業時間:26~28時間/月
働き方改革の影響もあり、残業はかなり抑制されているとのことです。部署による差はありますが、営業店では20時、本部でも22時が基本的な上限となっているようです。年間でも、残業を360時間〜480時間内に抑えるよう言われているという情報がありました。基本的に残業してはいけない雰囲気があり、セキュリティ上、仕事の持ち帰りもできないため、オンとオフがはっきり分けられるという意見もありました。ただ、職種と役職によってはかなりのハードワークとなるようで、早い時間に家に帰ることは難しいという意見もありました。
ちゅうちゅう

社会的責任の重さを認識しつつ、チームワークを大切にしながら誠実な姿勢で仕事に臨む人材を求めているようですね。幅広い職種での募集があり、詳細に分かれた募集となっているようです。

リアルリアル

(いいじゃないか。)

4.三菱UFJ銀行の求人情報にはどんな傾向がある?

転職サイトを各種調べたところ、社内SEなどの求人がありました。その求人を調べると、以下の傾向があります。
  • 募集中の職種は少ない。
  • 社内SEの場合、金融業界の経験は不問。
  • 学歴や、システム開発などの経験年数を問われない募集もある。
社内SEは、システム企画・開発(Web・オープン系、汎用系、基盤系など)、運用など様々な求人があるようです。プロジェクトは小規模なものから大規模なものまで色々とあり、国内システムから海外拠点のシステムまで業務エリアも幅広く、多彩な業務経験を積める環境があるとのことです。歓迎条件として語学力(英語・中国語・その他外国語)が挙げられていますが、必須ではないようです。
ただ、これはあくまで一般に公開されている求人であり、非公開の求人というものがある可能性があります。
例えば、転職エージェントのdodaの場合、非公開求人が公開求人の3倍以上の規模に上るため、doda非公開求人の方には他の技術系・事務系職種も含まれている可能性があります。
ちゅうちゅう

限られた職種での求人となっているようですが、隠れ求人の存在は気になるところです。

リアルリアル

(いわゆる裏メニューってやつか。悪くない。)

5.三菱UFJ銀行の現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)

口コミや内部情報を以下にまとめました。新卒入社と中途入社では当然差があることを踏まえ、中途入社した人のみの内部情報です。
※参照元:OpenWork、enライトハウス、転職会議、キャリコネ他

項目 コメント
給与・福利厚生
  • 年功序列の給与体系。
  • 残業代はきちんと出る。
  • 役職がつけば、30歳過ぎで1,000万を超える人もいる。
  • ワーキングマザー向けの制度が充実している。
ワークライフバランス
  • 支店は残業規制(強制退社時刻)がある。
  • 有休は取りやすく、年に一度は連続休暇を取得できる。
  • 部署やチームにより大きく異なる。
  • 出世を望む場合は、バランスを取りづらい。
社風
  • 体育会系。
  • メガバンクであるため、安定感がある。
  • 昔ながらの体質で、本部の言うことは絶対。
  • 飲み会が多い。
成長機会・キャリア開発
  • 業界トップクラスの研修が受けられる。
  • 金融業界のシステムを理解することができた。
  • ストレス耐性が身につく。
  • 大きなお金が動くような案件に携われる。
入社後のギャップ
  • 想像以上に個人の裁量は少ない。
  • 安定性は高いが、今後も維持されるかは不明。
  • 内部の結束意識が強い。
  • 配属された支店や部署によって、待遇が違う。
退職検討理由
  • スピード感がなく意志決定が遅い。
  • 人事評価が不透明で不可解だと感じたため。
  • 仕事内容が面白くなかった。
  • 他に興味のあることができた。
ワークスタイル
  • 在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)を推進している。
  • 時差勤務が可能。
  • 顧客との会議をオンラインで実施。

給与・福利厚生

役付きまでは年功序列で、給与は右肩上がりとなっているようです。正社員には管理職になるための試験があり、それに受かると給与は大幅にアップするという情報がありました。全体的には、同世代と比べると給料はもらえている方であり、残業代もきちんと出ていると感じている方が多いようでした。評価基準に関しては、若干不透明であるという意見がいくつかありました。
福利厚生は、各種手当が充実しているようです。特に、総合職で結婚している場合にはメリットが沢山あるとのことです。配偶者の年収が300万円以下であることを条件として、関東では家賃補助が7万円、関西では5万円が支給されるという情報がありました。また、産休育休制度が充実しており、多くの方が利用しているようです。

ワークライフバランス

大体の方が、ワークライフバランスは取りやすいと考えているようです。有休は取りやすく、支給される20日中、14日取得を目標とする部署が多いとのことです。年に一度、9~11日の長期連続休暇がとれるという情報もありました。一方で、出世したいのなら、ワークライフバランスは期待しない方がよいという厳しい意見もありました。職種による差もあるようで、エンジニアだと、業務上トラブルがあった場合は深夜でも対応しなければならないという意見がありました。

社風

古風で堅い社風であるという意見が多かったです。メガバンクということもあり、不正もなくセキュリティもしっかりしていて安定感があるという意見も複数ありました。社員同士の仲は悪くないが、上下関係が厳しく意見が言えないと感じている方もいらっしゃるようです。今までの慣例に重きを置いており、なかなか新しいことを受け入れない気質があるようです。未だに行内間の連絡ツールに電話が使われており、ペーパーレス化も進んでおらず、行員のITリテラシーも高くないという不満の声もありました。

成長機会・キャリア開発

人によって、様々な成長機会があるようです。ミスの無いように仕事をすることで、自信と自己成長に繋げられる環境があると感じる方、煩雑な作業をコツコツ黙々と正確に行うことができるようになったと感じる方、銀行特有の根回しや細かさが身についたと思う方など、様々な声がありました。エンジニアの方では、プロジェクト管理以外しないため、ITスキルはほぼ身につかないという意見もありました。他に、地方では携わることのできないような大きな事業にも携わることができ、これによってつけた自信は今後のキャリアにも活かせると感じている方もいらっしゃいました。

入社後のギャップ

仕事内容は十分大きく、社会的な影響も強いものに従事できたが、その代わり関与する人数も多いため、自らの裁量で進めることができる範囲は限定されており、交渉や調整は想像以上に煩雑であったという意見がありました。また、グループの行員だらけなので上下関係立場が厳しいようです。仕事柄かルールが非常に多く、ベンチャー等で自由にやってきた人には辛いかもしれないと感じている方もいらっしゃいました。

退職検討理由

新しいことに挑戦したくなった、ルーチンワークより個人に裁量を任せてもらえる仕事に就きたくなったなどの理由が多いようです。他にも、銀行特有の厳しさや、新しいことを取り入れるのに極めて慎重な姿勢であることが嫌になったという理由もいくつかありました。また、50歳代前半で関連会社や取引先に出向する仕組みがあり、役員になる人以外は定年まで会社に残れないようです。30歳代は業務も幅広く任せてもらえてやりがいもあるが、4050歳代のキャリアパスを考えると、外に出た方がよいと考えたという意見もありました。

ワークスタイル

在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)の制度はもともとあり、新型コロナの流行で一気に進んだという意見がありました。ただ業務の特性上、在宅勤務が難しい部署もあるということです。時差出勤に関しても、本部は制度をうまく活用できているが、拠点によっては活用しきれていないという意見もありました。
銀行は機密情報が多く、なかなか自宅で仕事をするのが難しい状況ではありますが、出来る部署から少しずつ在宅勤務を推し進めているようです。
ちゅうちゅう

ワークライフバランスは比較的取りやすく、年に一度、911日の長期連続休暇がとれるとのことです。メガバンクということもあり、安定性の高い会社のようですね。

リアルリアル

(考えるな。感じるんだ。)

6.三菱UFJ銀行への転職を成功させるには?

ここまで読んで、三菱UFJ銀行への転職意欲は高まりましたか?

三菱UFJ銀行に転職する方法で一番おすすめしたいのは、転職エージェントの活用です。

※転職エージェントとは?
「エージェント」というのは、いわゆる「代理人」です。転職エージェントは、転職希望者と中途採用の求人を出している企業とをつなげるのが役割です。転職エージェントは、採用が成功した場合に企業から手数料がもらえるので、転職希望者からはお金をもらいません。そのため無料で利用できるサービスです。これらのサービスは、サイト上で登録をすると転職エージェントの方から面談の誘いがメールで来ます。そのうえで日程を調整してその転職エージェントの企業に訪問し、面談を行います。面談では、「具体的に転職を考えているのか」「なぜ今の会社を辞めようと思っているのか」「どういった会社に移りたいと思っているのか」というような質問があり、それに答えていくかたちになります。転職エージェントに登録する転職希望者は、「一刻も早く転職したい」という人もいれば、「特にまだ転職は考えていないが、良い求人があれば転職したい」など様々な思いを抱いています。そのため、面談で「具体的に転職を考えているのか」という質問に対して、「今は情報収集している段階です。」と答えても、まずイヤな顔はされないと思って大丈夫です。
では、三菱UFJ銀行に転職する場合に転職エージェントを活用すべき理由ですが、以下4点です。
  • 一般には公開されていない、三菱UFJ銀行の求人情報について入手できる可能性がある。
  • 書類選考・面接について、三菱UFJ銀行に特化した対策を行ってもらえる。
  • 年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
  • 転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。

一般には公開されていない、三菱UFJ銀行の求人情報について入手できる可能性がある。

例えばdodaの場合、サイト上で公開されている求人の3倍以上もの非公開求人を取り扱っています。

※転職エージェントはなぜ全ての求人を公開しないのか?
転職エージェントは全ての求人を公開しない、というよりは公開できないのです。これはなぜかと言うと、企業は人ありきとよく言われますが、あくまでビジネスあってこその人と言うこともできます。要するに、既存ビジネスの強化・新規ビジネスの創出を行うために人が必要なのです。そのため、特に新規ビジネスについては、開始する前、もしくは開始して間もなくは他社にそのことを知られたくありません。中途採用の募集を行ううえでも、自社のサイトはもちろん、転職サイトにもその情報を載せたくないのです。そうすると、転職エージェントにそのような中途採用求人が集まることになります。なぜ転職エージェントなのかと言うと、転職希望者個人と対面する必要があり、情報をオープンにする必要が無いからです。ちなみに、公開されている求人と比べて、戦略的な採用という色が濃いため年収やポジションも好条件のものが多いのが一般的です。
転職エージェントの大手であればあるほど、三菱UFJ銀行の非公開求人も取り扱っています。
あなたのような転職希望者の適性に応じて提示してくれますし、適性に合う求人が無い場合でも、三菱UFJ銀行に対して適性に合う求人が無いか、あなたを売り込みに行ってくれることもあります。
そのため、三菱UFJ銀行のサイトや転職サイト・転職エージェントのサイト上の求人を見て、自分に合う求人が無い場合には、非公開で取り扱いが無いか、転職エージェントに尋ねてみることをおすすめします。

書類選考・面接について、三菱UFJ銀行に特化した対策を行ってもらえる。

転職エージェントは、過去に多くの転職希望者の転職を実現させているため、転職人気企業であればあるほど、その機会に多く携わっています。そのため、選考スタイルや選考プロセスについて熟知しており、ノウハウが豊富です。

どんな人なら受かって、どんな人なら落ちてしまうのか。面接でどういう質問がされ、それにどう答えれば受かり、落ちる場合は答え方がまずかったのか、答える内容自体が間違っていたのか。そのような過去実績に基づく膨大なデータを保有しています。
その根拠データやノウハウを用いて、三菱UFJ銀行の書類選考を突破するために、職務経歴書上でどんな内容をどんな風にアピールした方が良いのか、面接の段階では想定される複数の質問に対して、どう答えた方が良いのか、サポートしてもらえます
さらに、面接担当者にはどんな傾向があるのか(結論から論理立てて話すようにしないと、60分の面接でも30分で終わってしまうなど。。)、求人情報ではまず触れられるはずのない情報も持っているため、転職サイトや企業サイトから応募するよりも圧倒的に有利に進められます。
なお、これは意外だと思いますが、このように転職エージェントは転職人気企業ほどパイプが太いため、仮に採用企業側が面接であなたを落とすと判断した場合でも、掛け合ってくれて通過させてくれることもあったりします
基本的に、面接については終了後に転職エージェントに「面接終了しました。」と電話連絡を入れるステップがあります。その際、「おつかれさまでした。面接はいかがでした?」と面接の苦労を労ってもらえるとともに、「うまく答えられなかった質問はありましたか?」など丁寧にフォローを入れてくれます。その内容をもって、転職エージェントはあなたの代理となり、その後採用企業側にフォローを入れてくれるのです。
ただ、全ての転職エージェントがそういった対応を行ってくれるわけではありません。転職エージェントは良いところだけを選ぶようにしましょう

年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。

転職するうえで、重要なものの1つは年収でないでしょうか。 年収については、残業の有無と同様に面接で質問することは難しいと思います。

「年収〇万円以上」「年収〇万円~〇万円」という求人情報がほとんどですが、転職エージェントは、転職希望者の適性と過去の転職成功者の適正をマッチングして、「この人なら年収〇万円だろう」などとあたりをつけます。そのうえで、最終面接、もしくはその後に企業から実際の金額について転職エージェントに連絡が入ります。
その段階で、前もってあなたが事前に伝えていた金額よりも低ければ企業側と交渉してくれます。さらに、もしあなたが事前に伝えていた額と同等であった場合でも、それより高くならないか、掛け合ってくれるのです。
これは直接応募ではまず不可能なことだと思うので、転職エージェントに頼りましょう。

転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。

これまで見ていただいたとおり、会社自体の情報は事前に仕入れることができても、実際に配属される部署についての情報を仕入れることは不可能に近い、というか不可能でしょう。

一緒に働くうえで、その部署の上司・同僚のタイプや新卒中途・男女の比率、他の関連部署との力関係、会社の中での位置づけなど、事前に知っておくことに越したことはありません。転職エージェントはそういった情報も保有していますので、気になることはどんどん聞いてみましょう。
併せて、気になった会社については、いろいろ悪い口コミ情報などもネットなどで見かけることがあるでしょう。そういった口コミ情報が正しいのか、間違っているのかについても、聞いてみるのが良いでしょう。
ちゅうちゅう

そもそも自分に合った会社なのか、合う場合、受かるためにどうしたら良いか、転職エージェントを味方につけるのが効率的ですね。

リアルリアル

(う~ん、そうきたか。)

7.三菱UFJ銀行への転職で、おすすめの転職エージェントは?

転職エージェントは有名な会社だけでも10社近くあります。
実際相手にする担当者との相性含め、当たり外れが多いのが実際のところです。登録や面談の手間、日ごろの電話・メール対応も考えると、どの転職エージェントと付き合うかについては、失敗は許されないと言っても過言ではありません。
三菱UFJ銀行に転職するために登録すべき転職エージェントを、以下の観点で選びました。
  • 三菱UFJ銀行の求人について、取り扱い実績がある。
  • 三菱UFJ銀行への転職をサポートできるノウハウを持っている。
  • 三菱UFJ銀行以外の求人情報についても豊富に保有しており、そのような求人についても成功までサポートするノウハウを保有している。
これらの要素が全て当てはまる、具体的におすすめしたい転職エージェントは以下3社です。 登録自体は2~3分で済みます。無料なので費用面のリスクもありません。
  登録すべきか 特徴
リクルートエージェント 業界最大手。三菱UFJ銀行への転職サポート実績多数。
doda 業界2番手。三菱UFJ銀行への転職サポート実績多数。提案力に強み。
ビズリーチ ダイレクトリクルーティングが活発で、職務経歴書が目につけば人事担当者が連絡してくる可能性あり。
特に『リクルートエージェント』『doda』の2社は登録を強くお勧めします。
ただ、この2社については最大手でもあり、他の転職希望者も多数抱えるため、対応スピードなどサポートに満足が行かない場合もあるかもしれません。それも踏まえ、『ビズリーチ』も登録しておく方が良いでしょう。
ちなみに、登録完了後、転職エージェントから連絡が来るタイミングはマチマチです。早いところもあれば遅いところもあります。一方で、登録する内容については転職エージェントによる違いはほとんど無く、同じ作業の繰り返しです。
そのため、登録するエージェントが決まったら、一気にまとめて登録してしまう方が効率的です。
各社の特徴は、以下のとおりです。

リクルートエージェント|業界最大手・求人企業からの圧倒的な信頼度

リクルートエージェント』は、リクルートが運営する業界No.1の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。
業界最大手のため、三菱UFJ銀行への転職実績は多数あり、以下のメリットがあります。
  • 三菱UFJ銀行への転職実績が多数あり、転職希望者へのサポートノウハウが豊富
  • 三菱UFJ銀行側からの信頼も厚く、非公開求人の充実につながっている。
三菱UFJ銀行への転職に一番直結する転職エージェントと言えるでしょう。
リクルートエージェント公式サイトhttps://www.r-agent.com/

doda|業界No.2・転職希望者に対する高い提案力

doda

doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。 非公開求人は8万件、登録者数は370万人の規模に上ります。 拠点は全国に10カ所(※)あります。 ※東京、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、京都、兵庫、広島、福岡
おすすめの求人を紹介してくれる段階になると、結構絞って紹介してくれます。 また、求人企業とのやりとりは担当が別なので、求人について細かい質問をした時など、その場で回答をもらえないこともあります。当然後からきちんと回答はもらえますので、聞きたいことは遠慮せずに聞いておくべきです。
転職希望者のニーズを掘り下げてくれるため、面談時間も2時間ぐらい見ておいた方が良いでしょう。
doda公式サイトhttp://doda.jp/

ビズリーチ|企業の採用担当者からダイレクトリクルーティングに強み

ビズリーチ』は、人材系ベンチャーのビズリーチが運営する転職支援サービスです。
特徴的なのは、ダイレクトリクルーティングという概念を日本にもたらした第一人者的な存在というところです。数多くの転職希望者のデータを求人企業に公開、転職エージェントなどを通さずに企業側が直接転職希望者にアプローチできる、画期的な取り組みです。この方法を取り入れる企業は拡大する一方のようです。なお、ダイレクトリクルーティングだけではなく、多数のヘッドハンターも利用するサービスのため、転職エージェントとは違う角度で求人を入手できる機会も望めるサービスです。
ビズリーチ公式サイト https://www.bizreach.jp/
ちゅうちゅう

リクルートエージェント』『doda』は大手だからまずオススメってことですね。転職エージェントは何社登録してもタダですしね。そのうえで、いろんな担当者と意見交換できるわけですし。

リアルリアル

どーだ、どーなんだ。)

8.転職エージェントを上手に使いこなすには?

ここからは、実際に『リクルートエージェント』『doda』『ビズリーチ』のいずれか、もしくは全て登録完了した後の話になります。
転職エージェントの担当者から、面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。

仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。

転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
求人企業との面接とは違い、転職エージェントは橋渡し役の立場になるため、「どんな会社を受けたいのか、どんな会社は受けたくないのか」「どんな仕事がしたいのか、どんな仕事はやりたくないのか」この辺は遠慮なく伝えてください。
言ってしまえば、転職エージェントにとって、転職希望者は「商品」という位置付けです。そのため、転職希望者がどんな人間なのか?もちろん初対面ですから知らないわけで、それを知ることによって、提示される求人の精度が高まります。あなたにとっても、求める求人情報以外は提示されたくないと思いますので、遠慮なく最初に本音を伝えておきましょう。
また、複数の転職エージェントを利用する場合、その旨も先に伝えておきましょう。そうすることで、他の転職エージェントに勝つために、あなたへの対応優先度が上がる可能性があります。

転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
  • 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
  • その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
※「ネット上での口コミを見て興味が持てない」というのは、現実性に乏しく、あまりおすすめできません。ただ、その際はその口コミ内容を伝えたうえで、実際はどうなのか聞いてみると良いでしょう。また、転職エージェントの担当者によっては、「口コミサイトは当てにならないし、見ない方がいいですよ。」とあなたに言ってくる場合もあります。そういった担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうことも視野に入れたうえで興味が湧かず断りたい、と意思を表示しましょう。
逆に、以下のような断り方はやめましょう
  • 理由を伝えることなく断りを入れる。
  • 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
このような対応を行うと、その後紹介される求人がガクっと減ってしまうなど、担当者にとってのあなたの対応優先度が低くなってしまい損につながります。

転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。

転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
  • なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
  • いつ頃から募集しているのか。
  • 現時点で決まっていない理由は何なのか。
  • 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
このような確認を行い、得られた情報を書類選考・面接対策に反映することで、あなたの転職成功確率が高まることでしょう。

転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。

転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。
  • うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
  • 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
  • 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
  • メール返信等、対応がとても遅い。
転職エージェントにとっても、避けたいのはあなたが他の転職エージェントに逃げてしまうことです。そのため、その担当者に対して、思い切って担当者変更を依頼しましょう。
その際、注意点は以下のとおりです。
  • (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
  • 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
このように依頼すれば、悪い印象を与えることなく、スムーズな担当者変更につながるはずです。

主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。

これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントは転職のプロとして、あなたと対等の立場で接してくることが多いです。ただ、中には「どんどん応募しないといつまでも決まりませんよ。多少希望と違ったとしても、まずは受けてみましょう」など、とにかく数をこなすよう促される場合もあります。
その際、転職エージェントに振り回されることなど決して無いよう「主導権は自分にある」ということを肝に銘じましょう「転職エージェントと上手に付き合う」というのは、「転職エージェントを上手に使いこなす」ということです。
決して高慢な態度を出してはいけませんが、「この転職希望者にはぜひ成功して欲しい!しっかり協力しよう!」と、気持ち良く仕事をしてもらうようにしましょう。担当者もあなたと同じ人間です。「最低限のビジネスマナーを守る」「約束は守る、できない約束はしない」「なるべく早めの対応を心がける」など、普段の仕事と同様の感覚で接しておけば間違いないと言えるでしょう。
ちゅうちゅう

転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。

リアルリアル

(お頼み申します!)

ここまで読んでいただいた、あなたに
三菱UFJ銀行への転職について、必要な情報は全て提示しました。
転職人気企業ですが、部署によっては激務だったりと、部署単位で満足度が異なる企業という側面もあります。会社としてだけで判断するのではなく、実際どんな環境で働くのか、部署レベルまで落とし込んだ情報収集を行い、そのうえでチャレンジしてみることを強くおすすめします。
三菱UFJ銀行への転職に成功するために抽出した転職エージェント
転職が実現した後、どんな人生を描けるかが本当の勝負です。
「この会社に転職してみて、確かに大変なところもあるけど、それはある程度事前に知っていたことだ。決めたのは自分なんだから頑張って続けよう。」
そういった転職が実現できるよう、少しでも力になれましたら光栄です。
ちゅうちゅう

三菱UFJ銀行の攻略がんばりましょう!

リアルリアル

(ごちそうさまでした!)