このページでは、P&Gジャパン合同会社への転職について、どうしたら正確な情報を得られるか、そのうえで転職したいと思ったらどう対処すべきか、現役エージェントの知見から、P&Gジャパン合同会社への転職について触れたいと思います。
専門職は経験不問のポジションもあり、総合職と比べると難易度は下がります。ただ社内の公用語は英語なので、Eメール・文書・企画書等が読み書きできるビジネスレベルの英語能力(TOEIC600点以上)が必要な場合が多いです。
また、P&Gジャパンでは外部から管理職・経営陣などを登用するのではなく、自社で幹部を育成する「内部昇進制」を人材戦略の柱としています。経験を十分に積んだ方でも原則として部員クラスでの入社となるので、幹部職としての転職を望む方は注意が必要です。
2.P&Gジャパン合同会社への転職についての所見まとめ
次章以降で詳細について触れますが、P&Gジャパン合同会社への転職についての所見をまとめます。
転職を考える際、押さえるべきP&Gジャパン合同会社の特徴
- 洗剤などの日用品を販売する、世界最大の一般消費財メーカーP&Gの日本支社。
- 外資らしくフラットな社風で、社員持株会等の福利厚生も揃っている。
- セールスグロースアナリスト、ファイナンシャルアナリスト、マーケティング・ブランドマネジャー等の求人がある。
- リーダーシップを持ち、主体的に行動できる人材を求めている。
- リモートワークの環境が整備されており、柔軟な働き方が可能。
- 給与は一般的な大手企業と比較しても高い水準。
P&Gジャパン合同会社へ転職するために、押さえておくべきポイント
- 英語力を求められる職種が多いので、仕事で英語を使うことに抵抗がある場合は注意が必要。
- 一般に公開されていない求人を知るためにも、転職エージェントを使うのがおすすめ。
3.P&Gジャパン合同会社ってどんな会社?
項目 |
内容 |
会社名 |
P&Gジャパン合同会社 |
代表者 |
代表取締役社長 ヴィリアム・トルスカ |
本社所在地 |
神戸市中央区小野柄通7-1-18 |
設立 |
2006年3月3日 |
資本金 |
23,200百万円 |
主な事業内容 |
洗濯洗浄関連製品・紙製品・医薬部外品・化粧品・小型家電製品などの販売、輸出入。 |
従業員数 |
連結:約3,500名 |
事業内容
P&Gジャパン合同会社は、米オハイオ州に本拠を置くプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の日本支社です。P&Gは世界180カ国以上に商品を提供する、世界最大級の消費財メーカーです。日本では1973年に営業を開始して以来、紙おむつの「パンパース」や新しい生活習慣を生んだ「ファブリーズ」など、消費者の暮らしを支える革新的な商品を提供しています。
今後の事業展開
P&Gは、サステナビリティの長期目標「アンビション2030」を掲げており、2030年までに容器包装をすべてリサイクル可能かリユース可能なものに切り替え、消費者向け製品におけるバージンプラスチックの使用量を50%削減することを目指しています。目標達成のために、もともとP&Gが開発しライセンス供与した米PureCycle社の技術(プラスチックごみを化学的処理によって高純度の再生プラに変える)も活用するとしています。
P&G ビジネススクール
P&Gジャパンは、2024年5月に無償の一般向けビジネススクールを開校しました。以前より人材育成において高い評価を受けている同社の「P&G流・戦略的コミュニケーションの手法」を一般に広く共有し、日本の次世代リーダーを育てることを目的としています。P&Gビジネススクールでは、管理職向けの人材育成コース、すべての方向けの自己成長コースが設定されており、それぞれに必要なコミュニケーションの手法が学べます。
4.P&Gジャパン合同会社の現役社員・元社員からの評判は?(口コミ)
項目 |
コメント |
給与・福利厚生 |
- 給与は業界内でダントツに高い。
- 年俸制で、評価制度は360度評価を採用。
- 実力主義で、Bandが上がると給与レンジも大きく上がる。
- 社員持株会がある。
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ワークライフバランス |
- まとまった休暇を取りやすい。
- 業務量が多く、ワークに傾きがち。
- プロジェクト次第で変わる。
- 専門職は残業が少ない。
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社風 |
- リーダーシップが求められる企業文化。
- 個人プレーが多い。
- 外資らしく、向上心や積極性が求められる。
- 優秀な人が多く、刺激的。
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成長機会・キャリア開発 |
- 20代の成長環境としては、大変よい。
- 社内のビジネススキルトレーニングが充実している。
- 能力の高い人材が多く、彼らから学ぶことが多い。
- 成長機会を定期的にフィードバックする文化がある。
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入社後のギャップ |
- 同僚はライバルであるということ。
- 前職の経歴に関係なく、新入社員と同列の扱いとなる。
- シビアな環境。
- 思った以上に戦いに明け暮れる世界。
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退職検討理由 |
- ドライな社風と合わなかった。
- 仕事と家庭の両立が難しい。
- 常に結果を出すことを求められ、疲れた。
- 残業時間が多く体力的にきつくなった。
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ワークスタイル |
- フレックスタイム制度がある。
- 在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)制度がある。
- 営業は直行直帰が可能。
- 早帰りが認められている。
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給与・福利厚生
給与は一般的な大手企業と比較しても高い水準であるという口コミがありました。競合企業と比較し、毎年給与水準を見直しているようです。実力主義で結果を出せばきちんと評価されるため、給与額に納得できるという声もありました。
福利厚生は、社員持株会が人気のようです。購入額の20%を会社が購入してくれる上、配当も良いという口コミがありました。
ワークライフバランス
業務量が多く労働時間は長くなりがちだが、フレキシブルな働き方が可能な為、それほどストレスを感じないという意見がありました。頑張った分だけ認められるので向上心の高い人が多く、そもそもワークライフバランスを気にせず仕事に打ち込んでいる人が多いようです。プロジェクトや業務内容、個人の考え方によって、それぞれワークライフバランスは異なるようです。
社風
成長意欲があり、仕事で成功したいという意識の強い人が多いという意見が複数ありました。優秀でアグレッシブ、リーダーシップ性を持っている社員が多いようです。基本的には個人プレーが多くドライな部分があるので、しっかりと自己管理できる人間でないとやっていけないという意見もありました。また、仕事で英語を使いたくない人、ぬるい環境で働きたい人には向いていないという声もありました。
成長機会・キャリア開発
仕事の進みが早く、若いうちから裁量のある仕事を任されるので、短期間で大きく成長できるという意見が多かったです。日々の通常業務でも、最新のアイディアやシステムをオペレーションに組み込もうとする姿勢があり、常に学ぶことがあるという声もありました。また、オープンジョブポスティング制度があり、思い切ったキャリアチェンジも可能なようです。
入社後のギャップ
入社してから大きく成長できる分、非常にシビアな環境である、周りも皆ライバルであるという意見がありました。想像以上に優秀な人ばかりなので、昇進するためには相当の努力や巧みな政治力も必要だという声もありました。また、定年まで勤められる会社ではなくなっているという意見もありました。
退職検討理由
チームで助け合って仕事を進める雰囲気ではなく、仕事が属人的なので休みにくいという意見がありました。若いうちから成長できる環境である分、求められることも多くずっと結果を出し続けることに疲れてしまった、ワークライフバランスが悪い等の声もありました。また、社風が合わなかったという理由も多いようです。
ワークスタイル
在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)は自由に行うことができ、フレックスタイム制度もあるので、自分の裁量で好きなように働けるという意見が数多くありました。時間を気にせず働きたいだけ働けてしまう環境なので、自己管理できないタイプだとワークライフバランスを保つのが難しいようです。
ちゅう
給与は同業他社と比較してかなり高水準のようです。実力主義で外資らしいドライな雰囲気があるようなので、上昇志向の方に向いているかもしれません。
リアル
5.P&Gジャパン合同会社は、転職者に対してどんな人材を求めている?
募集職種
総合職で募集中のポジションは、セールスグロースアナリスト、ファイナンシャルアナリスト、マーケティング・ブランドマネジャーなどがあります。専門職では、営業、経理オペレーション、生産統括などの募集があります。現時点では幅広い職種で募集しているようです。
専門職は、長期的に同じポジションで専門性を磨き組織に貢献することが期待されるものであり、総合職のように定期的なジョブローテーションはありません。将来組織のマネジメントを行ったり、部下を持ったりすることもない為、応募の際は注意が必要です。
求める人材
- 社内での公用語は英語なので、どの職種も英語力が求められる。Eメール、文書、企画書等が読み書きできるビジネスレベルの英語能力は必須。職種によってはTOEIC700~800点以上が必要。
- リーダーシップを発揮できることや、絶えず革新や改善を提案しながら仕事を進めていく能力が求められる。異業種からの応募も歓迎され、経験を問われないポジションも多い。
私たちは、既卒採用者がビジネスにもたらすエネルギー、スキル、および新しい視点を求めています。私たちは、キャリアバックグラウンドが異なる方々が、入社後に新しい視点で様々なアイディアを提案してくれることを期待しています。
最初の職務またはプロジェクトは入社直後から担当いただきます。責任のある裁量権の大きな役割を担い、やりがいのある仕事を通じて、社会や組織に影響を与えることができます。
チャレンジングで刺激に満ちた様々な可能性にあふれるキャリアを築いていただくことを期待しています。
引用元: P&Gジャパン合同会社採用情報ページ
P&Gジャパン合同会社の採用情報ページには、社員の方のインタビューや職種紹介が載っています。どこの部署の社員が、日頃何を考え、どのように仕事に取り組んでいるのか、人間性も含め感じることができるでしょう。あなたが興味のある事業に取り組む社員の方の意見は、書類・面接対策においても必ず目を通しておきましょう。
給料(年収)
平均年間給与:ー(非上場)
平均年齢:ー(非上場)
平均勤続年数:ー(非上場)
P&Gジャパン合同会社の平均年収は、非上場につき公開されていません。
労働時間
平均残業時間:38~41時間/月
自由な働き方が可能ですが、労働時間は長めとなっているようです。職種によっては、慢性的に忙しいわけではなく集中して忙しい時期があるので、メリハリつけて働くことができるという声がありました。業務量が多くても自分でタイムマネジメントを行えるので、満足して働いている方が多いようです。
ちゅう
総合職・専門職に分けて募集を行っています。社内の公用語が英語なので、英語力を求められる求人が多くなっています。
リアル
6.P&Gジャパン合同会社の求人情報にはどんな傾向がある?
転職サイトを各種調べたところ、セールスグロースアナリスト、品質管理、製品輸送企画担当、電気制御系エンジニア等の求人がありました。その求人を調べると、以下の傾向があります。
- どの職種も英語力が求められる。
- 企画・管理系職種の求人が多い。
- 専門職では未経験OKの求人もある。
ただ、これはあくまで一般に公開されている求人であり、非公開の求人というものがある可能性があります。
例えば、転職エージェントの
dodaの場合、
非公開求人が公開求人の3倍以上の規模に上るため、
dodaの
非公開求人の方には他の技術系・事務系職種も含まれている可能性があります。
ちゅう
現時点でいくつかの求人があるようですが、隠れ求人の存在は気になるところです。
リアル
7.P&Gジャパン合同会社の選考対策
P&Gジャパン合同会社の面接では、リーダーシップ経験や問題解決能力があるか、主体的に行動してきたかを重視しているようです。業務経験に関してはかなり深掘りされるようなので、リーダーシップを発揮し、周りを巻き込んで問題解決したエピソードを用意しておきましょう。
また、職種によっては英語面接があります。英語での質問は、事前に回答を考えておけるようなありきたりの質問ではなく、とっさの英語力を測っているように感じたという口コミがありました。どのような質問がされるのか予想は難しいですが、現職の業務内容を英語で説明できるようにしておくなど、一通り英語面接の練習をしておいた方が安心です。
選考ステップ
P&Gジャパン合同会社の選考ステップは、以下のように進みます。詳細に見ていきましょう。
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応募・書類選考
P&Gジャパンの応募方法は大まかに言って、公式サイトから直接自分で応募するか、転職サイト・転職エージェント経由で応募するか二通りの方法があります。
口コミサイトを見ると企業からのスカウトで選考を受けた方もいるようなので、
ビズリーチや
doda Xのような
ヘッドハンターが在籍するハイクラス向けの転職サービスに登録してオファーを待つという方法もおすすめです。ビズリーチにはP&Gジャパンの公開求人もあります。
応募の際、総合職と専門職のどちらにするかよく考える必要があります。専門職は総合職へキャリアチェンジするためのステップではなく、将来的に総合職へのキャリアチェンジを想定して専門職へ応募するのは適切ではないとしています。総合職と専門職の違いについては、P&Gジャパンの公式サイトに詳細が載っているのでご確認ください。
オンラインテスト(2回)
P&Gジャパン独自のオンラインテストになるため、対策が難しいです。セールスシニアポジション以外に応募した場合は、2種類のテスト「ピークパフォーマンスアセスメント(PPA)」と「インタラクティブアセスメント(IA)」を連続で受検します。セールスシニアポジションに応募した場合は、セールスバーチャルジョブプレビュー(VJP)を受検します。
- ピークパフォーマンスアセスメント(PPA):経歴、経験、興味、仕事に関連する態度、職務遂行能力を評価。
- インタラクティブアセスメント(IA):面接だけでは評価が難しい情報など、認知能力の多くの要素を測定。
- セールスバーチャルジョブプレビュー (VJP):営業経験、問題解決力、認知能力など様々な能力を確認。所要時間60分。
IAを受けた方の口コミによると、問題数に決まりはなく、制限時間いっぱいまで問題を解いていくタイプのテストのようです。一種のパズルのような問題で慣れていないとすぐに時間切れとなる、チュートリアルがあるので必ず実行し、慣れてから本番に臨んだ方がよいというアドバイスがありました。
記憶力や地頭の良さを測るような問題が多く、事前の対策は難しいようです。P&Gジャパンはこのオンラインテストの結果を重視しているようなので、集中して受けられるような環境を用意し、落ち着いて臨みましょう。
個人面接(2~3回)
オンラインテストに合格したのち、面接が2~3回行われます。基本的に1対1の面接、または2~3人の面接官によるパネル面接となります。これまでの職務経歴や強み・弱みなどを中心に質問され、業務に対しどのような問題があり、その問題に対してどう取り組み、どんなアウトプットが得られたかなどを深掘りされたという口コミがありました。
実際に面接では、以下のような質問がされたようです。
- 最もリーダーシップを発揮した経験について。
- チームを巻き込んで何かを達成した経験について
- メンバーと対立した経験と、それをどのように乗り越えたかについて。
- 今までで辛かった経験と、それをどう乗り越えたか。
- 社内で悩んでいる後輩がいるとき、どうするか。
- 長所と短所について。
- どのようなときに、自分の強みを最大限生かせたと考えているか。
- 5年後10年後、どういうビジネスパーソンになりたいか。
志望動機についてはあまり聞かれなかった、重視しているように感じなかったという意見と、なぜP&Gなのかを重視しているようだったという意見の両方がありました。職種により異なるのかもしれませんが、それなりの回答ができるように準備しておいた方が安心ですね。
また、リーダーシップや問題解決能力を発揮したエピソードについては深掘りされるようです。P&Gはリーダーシップを持った人材を求めているので、リーダーシップ経験に関する質問は頻出と考えておいた方が良さそうです。
職種によっては面接の後半、ケース面接となるようです。ある状況(例:生産ラインの上流と下流の担当者間でトラブルが起きている)が設定され、あなたならどうするかを問われたという口コミがありました。ケース面接が初めての方は、転職エージェントで面接の練習をしておくと良いかもしれません。一度経験しておけば、本番で落ち着いて対応できます。
選考の口コミ
法人営業
今まで経験したことのないレベルの深掘り質問が来るため、アドリブ力を最大限発揮できるよう体調を整えておくとよい。
リサーチ・データ分析
マーケティング
日本語だけでなく英語での面接もあった。志望理由はあまり聞かれなかった。
法人営業
リーダーシップ、オーナーシップ、成長意欲の有無を選考で重視された。
P&Gジャパンの面接は、終始和やかでしっかりと人物を見てくれているという口コミがありました。面接時間も長いようです。その他、カジュアルである、大手企業としてはフラットな雰囲気などの声もありました。最終面接では少しピリピリとした雰囲気があったという声もありましたが、過度に緊張することはなさそうです。
8.P&Gジャパン合同会社への転職を成功させるには?
ここまで読んで、P&Gジャパン合同会社への転職意欲は高まりましたか?
P&Gジャパン合同会社に転職する方法で一番おすすめしたいのは、転職エージェントの活用です。
※転職エージェントとは?
「エージェント」というのは、いわゆる「代理人」です。転職エージェントは、転職希望者と中途採用の求人を出している企業とをつなげるのが役割です。転職エージェントは、採用が成功した場合に企業から手数料がもらえるので、転職希望者からはお金をもらいません。そのため無料で利用できるサービスです。これらのサービスは、サイト上で登録をすると転職エージェントの方から面談の誘いがメールで来ます。そのうえで日程を調整してその転職エージェントの企業に訪問し、面談を行います。面談では、「具体的に転職を考えているのか」「なぜ今の会社を辞めようと思っているのか」「どういった会社に移りたいと思っているのか」というような質問があり、それに答えていくかたちになります。転職エージェントに登録する転職希望者は、「一刻も早く転職したい」という人もいれば、「特にまだ転職は考えていないが、良い求人があれば転職したい」など様々な思いを抱いています。そのため、面談で「具体的に転職を考えているのか」という質問に対して、「今は情報収集している段階です。」と答えても、まずイヤな顔はされないと思って大丈夫です。
では、P&Gジャパン合同会社に転職する場合に転職エージェントを活用すべき理由ですが、以下4点です。
- 一般には公開されていない、P&Gジャパン合同会社の求人情報について入手できる可能性がある。
- 書類選考・面接について、P&Gジャパン合同会社に特化した対策を行ってもらえる。
- 年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
- 転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。
一般には公開されていない、P&Gジャパン合同会社の求人情報について入手できる可能性がある。
例えばdodaの場合、サイト上で公開されている求人の3倍以上もの非公開求人を取り扱っています。
※転職エージェントはなぜ全ての求人を公開しないのか?
転職エージェントは全ての求人を公開しない、というよりは公開できないのです。これはなぜかと言うと、企業は人ありきとよく言われますが、あくまでビジネスあってこその人と言うこともできます。要するに、既存ビジネスの強化・新規ビジネスの創出を行うために人が必要なのです。そのため、特に新規ビジネスについては、開始する前、もしくは開始して間もなくは他社にそのことを知られたくありません。中途採用の募集を行ううえでも、自社のサイトはもちろん、転職サイトにもその情報を載せたくないのです。そうすると、転職エージェントにそのような中途採用求人が集まることになります。なぜ転職エージェントなのかと言うと、転職希望者個人と対面する必要があり、情報をオープンにする必要が無いからです。ちなみに、公開されている求人と比べて、戦略的な採用という色が濃いため年収やポジションも好条件のものが多いのが一般的です。
転職エージェントの大手であればあるほど、P&Gジャパン合同会社の非公開求人も取り扱っています。
あなたのような転職希望者の適性に応じて提示してくれますし、適性に合う求人が無い場合でも、P&Gジャパン合同会社に対して適性に合う求人が無いか、あなたを売り込みに行ってくれることもあります。
そのため、P&Gジャパン合同会社のサイトや転職サイト・転職エージェントのサイト上の求人を見て、自分に合う求人が無い場合には、非公開で取り扱いが無いか、転職エージェントに尋ねてみることをおすすめします。
書類選考・面接について、P&Gジャパン合同会社に特化した対策を行ってもらえる。
転職エージェントは、過去に多くの転職希望者の転職を実現させているため、転職人気企業であればあるほど、その機会に多く携わっています。そのため、選考スタイルや選考プロセスについて熟知しており、ノウハウが豊富です。
どんな人なら受かって、どんな人なら落ちてしまうのか。面接でどういう質問がされ、それにどう答えれば受かり、落ちる場合は答え方がまずかったのか、答える内容自体が間違っていたのか。そのような過去実績に基づく膨大なデータを保有しています。
その根拠データやノウハウを用いて、P&Gジャパン合同会社の書類選考を突破するために、職務経歴書上でどんな内容をどんな風にアピールした方が良いのか、面接の段階では想定される複数の質問に対して、どう答えた方が良いのか、サポートしてもらえます。
さらに、面接担当者にはどんな傾向があるのか(結論から論理立てて話すようにしないと、60分の面接でも30分で終わってしまうなど。。)、求人情報ではまず触れられるはずのない情報も持っているため、転職サイトや企業サイトから応募するよりも圧倒的に有利に進められます。
なお、これは意外だと思いますが、このように転職エージェントは転職人気企業ほどパイプが太いため、仮に採用企業側が面接であなたを落とすと判断した場合でも、掛け合ってくれて通過させてくれることもあったりします。
基本的に、面接については終了後に転職エージェントに「面接終了しました。」と電話連絡を入れるステップがあります。その際、「おつかれさまでした。面接はいかがでした?」と面接の苦労を労ってもらえるとともに、「うまく答えられなかった質問はありましたか?」など丁寧にフォローを入れてくれます。その内容をもって、転職エージェントはあなたの代理となり、その後採用企業側にフォローを入れてくれるのです。
ただ、全ての転職エージェントがそういった対応を行ってくれるわけではありません。転職エージェントは良いところだけを選ぶようにしましょう。
年収など、求人企業との待遇面の交渉について代行してもらえる。
転職するうえで、重要なものの1つは年収でないでしょうか。 年収については、残業の有無と同様に面接で質問することは難しいと思います。
「年収〇万円以上」「年収〇万円~〇万円」という求人情報がほとんどですが、転職エージェントは、転職希望者の適性と過去の転職成功者の適正をマッチングして、「この人なら年収〇万円だろう」などとあたりをつけます。そのうえで、最終面接、もしくはその後に企業から実際の金額について転職エージェントに連絡が入ります。
その段階で、前もってあなたが事前に伝えていた金額よりも低ければ企業側と交渉してくれます。さらに、もしあなたが事前に伝えていた額と同等であった場合でも、それより高くならないか、掛け合ってくれるのです。
これは直接応募ではまず不可能なことだと思うので、転職エージェントに頼りましょう。
転職後に実際に配属される部署の実態について、詳しい情報を教えてもらえる。
これまで見ていただいたとおり、会社自体の情報は事前に仕入れることができても、実際に配属される部署についての情報を仕入れることは不可能に近い、というか不可能でしょう。
一緒に働くうえで、その部署の上司・同僚のタイプや新卒中途・男女の比率、他の関連部署との力関係、会社の中での位置づけなど、事前に知っておくことに越したことはありません。転職エージェントはそういった情報も保有していますので、気になることはどんどん聞いてみましょう。
併せて、気になった会社については、いろいろ悪い口コミ情報などもネットなどで見かけることがあるでしょう。そういった口コミ情報が正しいのか、間違っているのかについても、聞いてみるのが良いでしょう。
ちゅう
そもそも自分に合った会社なのか、合う場合、受かるためにどうしたら良いか、転職エージェントを味方につけるのが効率的ですね。
リアル
9.P&Gジャパン合同会社への転職で、おすすめの転職エージェントは?
転職エージェントは有名な会社だけでも10社近くあります。
実際相手にする担当者との相性含め、当たり外れが多いのが実際のところです。登録や面談の手間、日ごろの電話・メール対応も考えると、どの転職エージェントと付き合うかについては、失敗は許されないと言っても過言ではありません。
P&Gジャパン合同会社に転職するために登録すべき転職エージェントを、以下の観点で選びました。
- P&Gジャパン合同会社の求人について、取り扱い実績がある。
- P&Gジャパン合同会社への転職をサポートできるノウハウを持っている。
- P&Gジャパン合同会社以外の求人情報についても豊富に保有しており、そのような求人についても成功までサポートするノウハウを保有している。
これらの要素が全て当てはまる、具体的におすすめしたい転職エージェントは以下4社です。 登録自体は2~3分で済みます。無料なので費用面のリスクもありません。
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登録すべきか |
特徴 |
リクルートエージェント |
◎ |
業界最大手。P&Gジャパン合同会社への転職サポート実績多数。 |
doda |
◎ |
業界2番手。P&Gジャパン合同会社への転職サポート実績多数。提案力に強み。 |
ビズリーチ |
〇 |
ダイレクトリクルーティングが活発で、職務経歴書が目につけば人事担当者が連絡してくる可能性あり。 |
ただ、この2社については最大手でもあり、他の転職希望者も多数抱えるため、対応スピードなどサポートに満足が行かない場合もあるかもしれません。それも踏まえ、『
ビズリーチ』も登録しておく方が良いでしょう。
ちなみに、登録完了後、転職エージェントから連絡が来るタイミングはマチマチです。早いところもあれば遅いところもあります。一方で、登録する内容については転職エージェントによる違いはほとんど無く、同じ作業の繰り返しです。
そのため、登録するエージェントが決まったら、一気にまとめて登録してしまう方が効率的です。
各社の特徴は、以下のとおりです。
リクルートエージェント|業界最大手・求人企業からの圧倒的な信頼度
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。
業界最大手のため、P&Gジャパン合同会社への転職実績は多数あり、以下のメリットがあります。
- P&Gジャパン合同会社への転職実績が多数あり、転職希望者へのサポートノウハウが豊富
- P&Gジャパン合同会社側からの信頼も厚く、非公開求人の充実につながっている。
P&Gジャパン合同会社への転職に一番直結する転職エージェントと言えるでしょう。
doda|業界No.2・転職希望者に対する高い提案力
『
doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する業界No.2の転職エージェントです。
若手からベテランまで、幅広いユーザーの転職サポート実績があります。 非公開求人は8万件、登録者数は370万人の規模に上ります。 拠点は全国に10カ所(※)あります。 ※東京、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、京都、兵庫、広島、福岡
おすすめの求人を紹介してくれる段階になると、結構絞って紹介してくれます。 また、求人企業とのやりとりは担当が別なので、求人について細かい質問をした時など、その場で回答をもらえないこともあります。当然後からきちんと回答はもらえますので、聞きたいことは遠慮せずに聞いておくべきです。
転職希望者のニーズを掘り下げてくれるため、面談時間も2時間ぐらい見ておいた方が良いでしょう。
ビズリーチ|企業の採用担当者からダイレクトリクルーティングに強み
『
ビズリーチ』は、人材系ベンチャーのビズリーチが運営する転職支援サービスです。
特徴的なのは、ダイレクトリクルーティングという概念を日本にもたらした第一人者的な存在というところです。数多くの転職希望者のデータを求人企業に公開、転職エージェントなどを通さずに企業側が直接転職希望者にアプローチできる、画期的な取り組みです。この方法を取り入れる企業は拡大する一方のようです。なお、ダイレクトリクルーティングだけではなく、多数のヘッドハンターも利用するサービスのため、転職エージェントとは違う角度で求人を入手できる機会も望めるサービスです。
リアル
10.転職エージェントを上手に使いこなすには?
ここからは、実際に『
リクルートエージェント』『
doda』『
ビズリーチ』のいずれか、もしくは全て登録完了した後の話になります。
転職エージェントの担当者から、面談の誘いについての連絡が入ります。その後面談を行うわけですが、そこからの注意点をお伝えします。
仕事観や人生設計含め、転職エージェントに対しては、本音トークを心がけましょう。
転職希望者にとって、転職は人生を賭けた勝負です。そのため、転職エージェントとは最初から本音トークを行いましょう。隠し事はもちろん遠慮して本音を伝えないと、後から「お互い時間の無駄」になってしまいます。
求人企業との面接とは違い、転職エージェントは橋渡し役の立場になるため、「どんな会社を受けたいのか、どんな会社は受けたくないのか」「どんな仕事がしたいのか、どんな仕事はやりたくないのか」この辺は遠慮なく伝えてください。
言ってしまえば、転職エージェントにとって、転職希望者は「商品」という位置付けです。そのため、転職希望者がどんな人間なのか?もちろん初対面ですから知らないわけで、それを知ることによって、提示される求人の精度が高まります。あなたにとっても、求める求人情報以外は提示されたくないと思いますので、遠慮なく最初に本音を伝えておきましょう。
また、複数の転職エージェントを利用する場合、その旨も先に伝えておきましょう。そうすることで、他の転職エージェントに勝つために、あなたへの対応優先度が上がる可能性があります。
転職エージェントから紹介された求人情報に断りを入れる際は、次につながる断り方をしましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「うーん、この会社か、あんまりいい話聞かないな。。」とか「うーん、この会社にはすごく入りたいんだけど、この仕事はちょっとな。。」と思う時が必ず訪れるでしょう。その際は、転職エージェント側の気持ちを踏まえ、以下のように次につながる断り方をしましょう。
- 断りを入れる前に、その求人情報が自分に合うと、どの点で判断したのか聞いてみる。そのうえで、自分の希望に合わない点を伝えたうえで断りを入れる。
- その会社で働いている(働いていた)知人や友人がいて、内情を聞いている限りどうしても興味が湧かない、と伝えたうえで断りを入れる。
※「ネット上での口コミを見て興味が持てない」というのは、現実性に乏しく、あまりおすすめできません。ただ、その際はその口コミ内容を伝えたうえで、実際はどうなのか聞いてみると良いでしょう。また、転職エージェントの担当者によっては、「口コミサイトは当てにならないし、見ない方がいいですよ。」とあなたに言ってくる場合もあります。そういった担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうことも視野に入れたうえで興味が湧かず断りたい、と意思を表示しましょう。
逆に、以下のような断り方はやめましょう。
- 理由を伝えることなく断りを入れる。
- 最初の対面時ではなく、後日メールでの紹介があった場合、そのメールを無視して返信しない。
このような対応を行うと、その後紹介される求人がガクっと減ってしまうなど、担当者にとってのあなたの対応優先度が低くなってしまい損につながります。
転職エージェントから紹介された求人情報に興味を持った場合、その求人情報の背景を把握しましょう。
転職エージェントとの面談時、もしくはその後日、転職エージェントからあなたの希望に合うと思われる求人情報の紹介を受けます。その際、「お!これはぜひ受けてみたい!」という瞬間が訪れることがあるでしょう。その際は、転職エージェントに対して、あなたがその求人に興味を持っていることを伝えるとともに、併せて以下のように質問してみましょう。
- なぜ中途社員が必要なのか(例、新しいポジションか、既存社員が辞めた埋め合わせか、業績向上による人員増強か、など)
- いつ頃から募集しているのか。
- 現時点で決まっていない理由は何なのか。
- 面接に受かる人にはどんな傾向があるのか。逆に落ちる場合はどんな傾向があるのか。
このような確認を行い、得られた情報を書類選考・面接対策に反映することで、あなたの転職成功確率が高まることでしょう。
転職エージェントの担当者と合わない場合は、担当者変更を要求しましょう。
転職エージェントから求人情報の紹介が始まった後が一般的ですが、次のような場合は担当者に直接、担当者変更を依頼しましょう。
- うまく付き合おうと努力を重ねたが、人間としての相性も含め自分とは合わない。
- 見当違いの企業ばかり紹介してくる。
- 求人情報について、担当者自身が詳細把握できていない。
- メール返信等、対応がとても遅い。
転職エージェントにとっても、避けたいのはあなたが他の転職エージェントに逃げてしまうことです。そのため、その担当者に対して、思い切って担当者変更を依頼しましょう。
その際、注意点は以下のとおりです。
- (これは必須です!)これまでサポートしてもらった感謝の気持ちを伝える。
- 転職活動に慣れていないため不安が大きく、「他の担当者の意見も聞きたい」と伝える。要するに、その担当者に外れて欲しいのではなく、別の担当者の意見も聞きたいと伝える。
このように依頼すれば、悪い印象を与えることなく、スムーズな担当者変更につながるはずです。
主導権は転職エージェントではなく、あなたにあることをしっかり肝に銘じましょう。
これが一番重要なのですが、転職エージェントと面談を行い、その後コミュニケーションを続けていく中で、あなた自身の気持ちや担当者との相性によって、
「何のために転職活動をしているのか」よく分からなくなってしまう場合があります。
転職エージェントは転職のプロとして、あなたと対等の立場で接してくることが多いです。ただ、中には「どんどん応募しないといつまでも決まりませんよ。多少希望と違ったとしても、まずは受けてみましょう」など、とにかく数をこなすよう促される場合もあります。
その際、転職エージェントに振り回されることなど決して無いよう「主導権は自分にある」ということを肝に銘じましょう。「転職エージェントと上手に付き合う」というのは、「転職エージェントを上手に使いこなす」ということです。
決して高慢な態度を出してはいけませんが、「この転職希望者にはぜひ成功して欲しい!しっかり協力しよう!」と、気持ち良く仕事をしてもらうようにしましょう。担当者もあなたと同じ人間です。「最低限のビジネスマナーを守る」「約束は守る、できない約束はしない」「なるべく早めの対応を心がける」など、普段の仕事と同様の感覚で接しておけば間違いないと言えるでしょう。
ちゅう
転職エージェントはあなたの味方なので、本音で接しつつ協力してもらうためにきちんとビジネスライクに付き合えば何の問題もないってことですね。
リアル
ここまで読んでいただいた、あなたに
P&Gジャパン合同会社への転職について、必要な情報は全て提示しました。
転職人気企業ですが、部署によっては激務だったりと、部署単位で満足度が異なる企業という側面もあります。会社としてだけで判断するのではなく、実際どんな環境で働くのか、部署レベルまで落とし込んだ情報収集を行い、そのうえでチャレンジしてみることを強くおすすめします。
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転職が実現した後、どんな人生を描けるかが本当の勝負です。
「この会社に転職してみて、確かに大変なところもあるけど、それはある程度事前に知っていたことだ。決めたのは自分なんだから頑張って続けよう。」
そういった転職が実現できるよう、少しでも力になれましたら光栄です。
ちゅう
リアル